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悪魔のような公爵一家
悪魔のような公爵一家
逆又練物、魔界の住民/TOブックス
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総合評価

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    ・表紙カバー見ても、題名聞いても、絶対読まへんような本やったけど読んでみたらけっこうおもろかった。毒にも薬にもならへんけど。でも続編あるなら読もう。 ・世間から恐れられているラクトス一家の各人物の視点と、周辺にいる様々な人物の視点が次々に移りながら物事の真相を描き出す。ヴァージニア・ウルフの「燈台へ」のように。って・・・言うに事欠いて。 ▼ラクトス一家についての簡単なメモ。 【悪魔の贄】人身売買組織。実在するかどうかは不明。 【アゾリアス王国】武力により周辺に圧力を与え平和を維持している脳筋国家。引き換えに政治と財務管理が極端に下手なので大臣が政治を、財務をグリードが一手に引き受けている。 【アネッサ】ラル=ニゼット伯爵の娘。ジェイクのお見合い相手。他者から恐怖される魔導特性を持っており友だちができない。 【アルト=アゾリアス】王国の第一王子。ジェイクが何か企んでいると思い込み一人で右往左往しているが誰も気にとめていない。 【ウェルト】ラクトス家の筆頭執事。ディーボルトが現役の頃から仕えている。 【エルザ=ラクトス】グリードとリリアナの長女。紅く長い髪がうねる。アゾリアス王国騎士団重装騎士隊の副隊長。つねにフルプレートの鎧を身にまとっているというより鎧大好き人間で鎧を着るために騎士団に入った。他の者なら身動きひとつ取れないほど重い特注の鎧を着て軽装の兵並みの速度で動きさらに重い両手剣を軽々と振り回す。通り名は地獄の漆黒魔騎士。父はすでに結婚を諦めている。「うる星やつら」の鎧娘をイメージすればええやろか。あれよりは図々しいが。 【王様】→レオン 【オリヴィア=コールフィールド】公爵夫人。リリアナにビビってる。 【騎士団長】最強と噂される男。 【グリード=ラクトス】ラクトス家の当主。巨漢で肥えており悪徳執政として恐れられている。何よりも顔が恐ろしい。実際は財務管理の書類仕事が好きなただのおっさんなのだが彼がいないとあっという間に国の財政破綻が起こりそうなので執政という重要な地位をあてがわれている。かなり繊細で、自覚している怖い顔を恐れられるとすぐに落ち込んでしまう。刺身と吟醸酒が好き。 【腰抜かし】重装騎兵の新人。エルザの咆哮に腰を抜かしてしまったせいでつけられたあだ名。 【強欲な幽霊】窃盗集団。実在するかどうかは不明。 【ジェイク=ラクトス】グリードとリリアナの長男。長身細身。つり目。祖父のディーボルトと同じく影魔法を自在に操る。その影が蛇にも見えることから魔蛇の化身とも呼ばれる。にやにやしながら何かを企んでいるような不敵な面構え。実際は人付き合いが下手な好青年。 【新月亭】異国料理(和食に近いようだ)を出してくれる店。大将はグリードといい勝負の怖い顔。 【ゼン=ヘリックス】軽装騎兵の若きエース。アルト王子の信頼も厚い。 【隊長】王国騎士団重装騎士隊隊長。エルザの上司。プレートアーマー越しのエルザの言葉を聞き取ることができる数少ない人物の一人。エルザの婿候補かもしんない? 【大臣】アゾリアス王国の政治を担っている気苦労の多い人。グリードがその顔のせいで危機に陥ったとき風のように現れて事態を収束してくれる。そのために老骨に鞭うって走り回っているので子どもたちからは「疾風爺さん」と呼ばれている。政治は国王もある程度はできるのだが財務に関してはグリードの双肩にすべてかかっている。 【ディーボルト=ラクトス】グリードの父、戦争を幾度も勝利に導いた英雄。宵闇の魔導王とも呼ばれる。魔導王と呼ばれる他の誰よりもはるかに抜きん出ているため、ディーボルトを別格として他の魔導王は四天王と呼ばれたりするらしい。本当は戦争なんて好きじゃなく、人も殺したくないお爺ちゃん。 【テレシア】ラクトス家の筆頭メイド。 【ナコ】ジェイクの使い魔である黒蛇。女性。ジェイクのお見合い話が進んでいまひとつ浮かない顔。 【ニヴ】白蜥蜴、アンバーリザード。アネッサの使い魔。紳士っぽい。 【ニコル=ドラーク】アゾリアス魔導組合組合長。ディーボルトを尊敬している。 【バローデル】チェスっぽいボードゲームだが二十一かける二十一の四百四十一マスの盤。魔導師の思考訓練に使われる。 【ハンス】王子。武術の才がなく王位を諦め政治を学んでいる。第一巻では名前だけは出たが未登場。 【メリーちゃん】リリアナのペットの大蜘蛛。体長六十センチくらい。雑食性だが主に害虫を食べてくれている。毒を持たないクリムゾンアイという種類でその名のとおり目が紅い。ナコは「姉御」と呼んで慕っている。 【ユウガ】新月亭の大将の息子。ジェイクの数少ない友人。とてもシャイでいつも口元を隠すような布を巻いている。 【ラクトス公爵一家】最大大陸ヴラニスカ大陸の最大国家にして武力国家アゾリアス王国の中でも恐れられている一家。 【ラル=ニゼット伯爵】執政補佐。財務管理の心得がある。魔導一家にうまれた魔導エリート。ラクトス一家に関する恐ろしい噂が事実無根だと知っている人物の一人。常に優しそうな微笑みを携えた整った顔。スキップで手足がいっしょに出る癖を克服した。 【リノア=ヴェール】ディーボルトの弟子的存在にして難解なディーボルトの言葉の通訳。魔導に生きる者。リリアナの姉。実はディーボルトを尻に敷いている。ある意味この話の中で最も怖いお人。《幸せな奴はみんなくたばれ!!!》p.224 【リリアナ=ラクトス】グリードの妻。黒髪ロングの妖艶な美女でいつも大型の蜘蛛を連れていることからアラクネ公爵夫人と呼ばれている。彼女の機嫌を損ねたものは蜘蛛の餌にされてしまうともづぱらのウワサ。タレ目。グリードに一目惚れしたらしい。彼女にとってはかっこいい顔なのだ。性格はかなりおっとりしている。 【レオン=アゾリアス】国王。武力が必要ないときは手持ち無沙汰。思ったことが口に出るタイプだったがそのせいでいろいろ痛い目に合ってる間にいくらか学習はしたらしい。

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    投稿日: 2020.12.07
  • 勘違い系ファンタジー(^-^)/

    見た目と中身のギャップが激しい一家を題材にしたファンタジー作品です。 その容貌から身近な人間以外からは裏で悪事を企てようとしていると思われていますが、実際はごく普通の善良な公爵一家として暮らしているという作品。 長男の見合い話を中心にしてストーリーが進んでいくようです。2巻まで続きます。 ちょっとしたことでも悪事を企んでいると思われてしまったり、一人称の語りと実際の会話のギャップの差が面白いですね。

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    投稿日: 2017.08.03