
総合評価
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powered by ブクログ日本百名山を1つ5ページで紹介した本。登山経験のない私には、同じような説明に感じられ、さすがに飽きがきてしまった。ただ、山の名前の由来に関する解釈は、現地の言葉や歴史が聞き間違いや商業的な理由で変わったものなどあり、非常に面白かった。
0投稿日: 2025.06.06
powered by ブクログ日本百名山を50座登ったので、改めてその由来となる本を読んでみた。読んでいると、北海道とか結構くもり率高くて残念だったけれど、それでも深田さんは百名山に選んだということはいい山なんだろうな。行ってみたい! 山の名前がついた理由もよく調べられていて勉強になった。
0投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログただのガイド本ではない。自ら登った山のみを対象とし、雨天の状況も赤裸々に明かしている。歴史について言及し、和歌を交えて趣がある。登山をしない人にもこれらの山の頂上を体験してみたくなる。2024.11.13
0投稿日: 2024.11.13
powered by ブクログ長く積読になっていたこの名著をようやく手に取った。高校生の頃から山登りに親しみ、百名山も4分の1ほど登ったことがある。子供ができたりランニングという趣味に出会ってからは山登りから離れているが、間違いなくいつかまた再開するだろう。いつも気になっているのはこの本である。 百名山だけが山でないことはもちろんだが、著者のように山に対する深い愛情を持って山を歩いてみたい。ランニングが趣味であるけれど、山歩きの楽しみからは少し外れるような気持ちがするので、トレイルランニングは今のところやるつもりはない。
0投稿日: 2024.04.20
powered by ブクログ登山をするようになって数年経つが、今更になって初読了。百名山選定基準として山の品格、歴史、個性(加えておおよそ標高1500m以上)を挙げており、納得しやすいのも万人に受け入れられた所以と思う。特に山の歴史や呼称の由来などはなるほど興味深いものが多く、当時これほど調べられたのは深田氏の山に対する深い愛情があってこそと感じた。この一冊の本が日本の登山界隈を一変させ、良くも悪くも深田氏の愛した静かな山は少なくなってしまったが、それにより現代登山家は利便性を享受しているわけで、ますます日本百名山の偉大さを思い知った。
2投稿日: 2023.09.23
powered by ブクログ持っている本の中にあるはずなのに見つからないため購入。 本棚を2本以上設置してはいけないと妻に決められているため、余剰本は段ボール箱に詰めてあるが実はこちらのほうが多いという事実。在庫本を確認するのに大変な手間がかかり、つい持っているはずの本を購入してしまう問題です。
0投稿日: 2023.04.02
powered by ブクログ登山を趣味とするものなら持っていたい本かな。 この人の独断と偏見によって日本100名山が制定された罪作りな本ではある。表現力豊かにつづられた格式高い文体にまだ見ぬ山への憧れと冒険心が煽られる。 全部読んでないけど・・・ この本を聖典に100名山を全山登頂することが山登りするものにとって憧れなのだが、達成するには時間とお金と体力の3つが高い水準で備わってないと難しく年月もかかるためモチベーションを維持し続けることも重要な問題でもある。特に体力の衰えを感じてくると遠い存在の山に思えてくるので。日々精進し体力を維持することが求められる。 参考までに起点にもよるが費用は250万~300万、日数は日帰りできない山もあるので170~180日は必要とされる。体力的にはハーフマラソン完走できるくらいか10時間は歩き続けることのできる持久力があるといいとか。 深田久弥の時代ならアクセスするのにさらに時間と費用がかかったと思うし、山も整備されていなかったから日帰りで行けないだろうし装備も重く難易度はさらに上だったと思われる。私生活では愛人作ったりと感心できない部分もあるのだが彼の時代なら女性の立場は今より弱く生活するのも難しいから甲斐性がある男になびくのも仕方のないことだったかも また、派生として筆者の後任組織が選んだ200名山、300名山とゆうのも存在し、その中には100名山の選定から落選した山も含まれている。山の興味は尽きないのだが呆れるばかりである。100名山は登山道が整備されていることもあり登山者も多いのだが200、300となると藪山もあり残雪期しか登れない山だとか携帯の繋がらない場所も多く難易度も増してゆき毎年のように遭難者を出している。趣味で命を落とすとか読書では聞かないけど、登山では起こりうるので無理せず過信せず分相応に目指したいものだ。 私の住んでる愛知県は100も200も300も何一つ該当する山がないとか悲しすぎる。 せめて猿投山とか本宮山、鳳来寺山あたりのいづれかはエントリーして欲しかった。
5投稿日: 2023.01.27
powered by ブクログ日本の数ある山の中から、品格、歴史、個性等の観点で百を選んだ一冊。 地理的な特徴、歴史、作者の方の思い出などが軽快に語られている。百名山すべて登頂した登山家による選出ということで説得力がある。
1投稿日: 2023.01.25
powered by ブクログ池袋・梟書茶房で出会った本。 (全ての本にカバーが掛けられて売られており、あらすじで本を選ぶ体験かできる本屋) 山に特別詳しい方ではないが、国内には割と出かけているので、知っている地名が多く出てきた。本を読んで、自分も旅をしている気分になった。山を中心とする旅も素敵だと思った。
0投稿日: 2022.11.29
powered by ブクログむむ。小説では、なかったです。 登山家で文筆家の筆者が、実際に多くの山を登頂し、日本の標高1500m以上の山の中から選び抜いた百の山々の随筆集。 一座(山は神様が座る場所なのでという事らしい)、5ページほど、その地誌、歴史、容姿などを丁重に書かれています。 さすが、本当に自分の足で登り見て確かめている文章は明らかで重きがあって愛がある。そこに山があるから登る方がいらっしゃるように、そこに本があるから読むしかあるまいと、よくわからないまま予約して動揺しておりました。 indoor派の私は、湊かなえさんが山ガールと知った時、イヤミスはindoorでしょうが⁉︎って裏切りさえ感じましたよ。 行ったことあるか、見たことある山を中心に読みました。 21 安達太良山 智恵子抄 22 磐梯山 オハラショウスケさん 23 会津駒ヶ岳 白虎隊かな 72 富士山 多数 73 天城山 伊豆踊り子 97 阿蘇山 二百十日
50投稿日: 2022.11.26
powered by ブクログ100の名山を選んで全てを丁寧に説明する表現力も凄いし、途中織り交ぜられる山名の起源や関連した和歌や漢詩の知識も凄い。全部登りたい。 読んでて気付くがやはり天気が恵まれないのはしょっちゅうで、それは仕方ないのだろうな。そしてウェストンという山好きの宣教師にも感心するし、さらにはもっと古くから山に登って祠を作ってたりする昔の人々にも驚きを隠せない。
0投稿日: 2022.11.06
powered by ブクログ作者は百名山を選ぶにあたって、そのすべての山に登ったのはもちろん、数多の候補になりそうな山にも登っていたことに改めて驚いた。 ここに選ばれなかった山にも素晴らしい山がたくさんあること、山が好きな読者にとってそれぞれの百名山があって良いことなど、フォローも丁寧にされている。 作者のレポート?を読んで、当然ながら天気に恵まれなかった山が少なくないことに少し安心した。
0投稿日: 2021.03.26
powered by ブクログ言わずと知れた名作。日本の山の本で最も売れる本だろう。何度読んでも新たな発見がある。 簡潔な文の中にその山の魅力と歴史がコンパクトに盛り込まれているからだろう。 ただしKindle版は写真と地図が省略されているのが残念。
0投稿日: 2020.11.19
powered by ブクログ百名山の本 まあ説明不要だろう 深田久弥さんが書いた各名山の説明である。 基本的にその山の歴史的背景とか名前の付け方の説明とかがメイン。 やっぱいろんなやま昇人は結構天気悪い時に当たってるなあとなる
0投稿日: 2020.07.23
powered by ブクログ深田さんの山への想いがつまっています。 昔の人の登山の様子や名付けの由来、山の成り立ちなど山の知識が増えます。 いつか百名山完登してみたいです。
0投稿日: 2020.05.07
powered by ブクログ山を愛した文人、深田久弥による山の短編集。登山をする者で日本百名山を知らぬ者は居ないとは思うが、登山をしない方にもぜひ読んでいただきたい一冊。
0投稿日: 2018.11.14
powered by ブクログ今更登録。各山の著者の思い出が語られている名著。 山への思いを馳せるものであって、山行記録ではないです。
0投稿日: 2018.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2018/5/26読了。 単なる旅行記ではなく、商売の匂いのするガイド本のような紹介でもない。100の名山に関する外見、植生、名称の由来、歴史、風土等を簡潔に纏めた文章から、著者の山を愛する気持ちと畏敬の念が伝わってくる。ここに名を連ねる山に登る際には、必ず該当個所を再読して臨みたい。
0投稿日: 2018.05.28
powered by ブクログ山の造形を愛で、表情を慈しみ、呼称や生い立ちを学び、山を楽しむ。4ページ乃至は6ページと簡潔ながらも豊かな文学表現が山々への深田氏の愛情を伝える。登山というと8,000米峰登攀の過酷で華やかな領域を想像しがちだが、トレッキング(よりは過酷だが)のように山の歴史や外景を味わい登山中も一々花々や風景を味わうのも趣ある登山である。あまり登山経験はない私だが本書を読むと「次はこの山に上ってみたい」と思わされる。 なお本書に沖縄県の山は含まれていない。初回刊行が1964年、沖縄返還が1972年。深田久弥氏がもしいまの日本を見回したとき日本百名山の入れ替えはあろうかどうか気になるところである。
1投稿日: 2018.03.05
powered by ブクログ山岳部用に買いました。次の山を探そうと思って・・ でも意外と本格的な山ばかりですね・・ 初心者向けの山に登りたいYO
0投稿日: 2016.03.11
powered by ブクログ全体を通して山の名前の由来や歴史に関する記述が多い。実際に登ってどうだったかという体験談にもっとページを割いて欲しかった。
0投稿日: 2016.02.03
powered by ブクログ深田さんの山への愛が伝わってきます。一番行きたくなった山は白馬山。わが国最高の露天風呂白馬鑓温泉に浸かりたい!
0投稿日: 2015.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
言わずと知れた、日本の山を見て自分で歩いて格付けした本です。自分は山に登りませんが、登ってみたい、見てみたいと思わせる魅力のある内容。著者の山に対する想い、情熱もひしひしと伝わってきます。山に詳しくない人でもこれを読めば、近くの山や、遠くに見える山に対して興味がわくこと間違いなしです。
0投稿日: 2015.12.31
powered by ブクログ実際に登った後にその山の文章を読むことにした。 この本を読み終わるのは、実際に全ての山を登り切った後になるだろう。 未だここに載っている山々の中で4つしか登っていない。 道は遠い。 文章は時代のため古臭く感じるし、当時の状況と変わっている点もある。 それでも、実際に登った後にまこの本を読むと、情景が目に浮かんでくる。なかなかの名文揃いの紹介文であると思う。だからこそ、今でもこの本は愛され、この百名山を全て登頂することを目標とする登山家が数多くいるのだろうけど。 しかし、こういう百名山踏破っていうのは、ガチャコンプリートみたいで、日本人は好きなんでしょうね。
0投稿日: 2015.12.23
powered by ブクログ何年か前から少しだけ、登山してます。 随分前に書かれた本なのに、未だに日本人の登山の基準となっている本書。 山登りをするなら(大してしてないけど)やっぱり読んでおかなきゃなあーと夫が図書館で借りたので、私も読んでみました。 選定の基準は 著者が実際に登頂した山の中で ・品格のある山 ・歴史がある山 ・個性のある山 これを1500m以上の山の中から選定したそうです。 北海道の利尻岳、という最初の頁から読み始めましたが、どうせ一生行くことない、と思うとなんだか面白くなくて・・・ 自分は根っからの山好きではないということがよくわかりました(涙) なので途中からは目次をみて、すでに登った山、有名な山、登りたい山、などを拾い読みして楽しみました。こういう読み方なら楽しい。 すべての山について読まなかったから何とも言えないけれど、深田久弥は晴れ男じゃないですね。それとも高い山ってこういうものなのかしら? 私は雪山登山が好きなので、そもそも高い山には登らないし、天候が悪いと中止&すぐに引き返すので、晴天率が高いのです。 こういう登り方と比べちゃいけないかなあ。 とにかく、山頂の雄大な景色描写は意外と少ないと思います。 今週末は今シーズン初の雪山登山、蓼科山を登ってきます。もちろん百名山♪
0投稿日: 2015.12.23
powered by ブクログ山が好きになる本。 作者の山への愛が至る所から感じられる作品。 単なる登山記でなく、一つ一つの山の持つ歴史や風情を、恋人を紹介するかの如く述べている。 正直、この本を読むまで知らない山も多かったが、この本を読んで色々な山に興味を持った。 富士山や至仏山、利尻富士など行ったことのある山や、白山や霧ヶ峰、乗鞍など是非行きたいと前々から思っている山もあるが、それ以外にも魅力を感じる山が沢山あった。例えば、赤城山や開聞岳などは、その存在は知っていたが、本作を通じて、登りたい山として捉えるようになった。 そして、全国各地に広がる百名山を、一つでも多く登ってみたいという思いが芽生えた。
0投稿日: 2015.10.05
powered by ブクログNHK BSのグレート・トラバースという番組で深田久弥の日本百名山を巡るアドベンチャーをやっていた。山の世界に詳しくない自分にとっては日本百名山というのは名勝百景のようなものじゃなく、深田久弥が選んだ100の山であることすら知らなかったが、どの山も魅力的であり、日本がいかに山に囲まれ、日本人の精神が山に紐付いているかが分かる。内容としては手狭なページに100個も取り上げているので紹介は手軽で、深く冒険譚なども踏まえた独自の深い説明をもっと読みたいとは思った。
0投稿日: 2015.08.13
powered by ブクログ言わずと知れた、日本の山について書かれた名著。1ページ目から読んでいってもいいが、旅をしたおりおりに見た山をその都度読んでいきたい。
0投稿日: 2015.05.02
powered by ブクログ読み物としては全く面白くない。 中身は古いし、書かれているのは山の名の由来とか 全く興味の惹かれるのかない。 ただ、山好きな人は読むべき。 必読の一冊でしょう。 ホント山を愛しているんだなーと感じられる 話であります。
0投稿日: 2014.12.13
powered by ブクログ今さら語る必要もない山の名著。良くある批判の通り山に偏りが有るなあと思わないでもない。けど、自身の体験と知識を、平易な文体で字数制限がある中で、その魅力を伝えられるものだと感心する。 深田さんのやり方から、全く分野は違うが、宮脇俊三さんを想起させる。どちらも好事家であるが、読者を違和感なくその世界の愉しみに触れさせる事が出来る。だからこそ永く親しまれているのだろう。
0投稿日: 2014.03.04
powered by ブクログ百名山の一峰も登頂していませんが、トレッキングサークルに参加している私・・・。いつか(一つぐらいは)登るぞと思いながら、通勤途中に読んでいます。
1投稿日: 2013.02.10
powered by ブクログ巷に言われる百名山は、ざっと50年前に書かれたこの本に掲載された山。主な選定基準は人との交わりとルックス。著者は小説家だが文章はさほど面白くない。歴史の掘り下げが浅く、山容の描写も平凡。ただ、山への愛が存分に感じられて不思議と読後感は悪くない。
0投稿日: 2012.12.06
powered by ブクログ2012/8/27 ジュンク堂住吉シーア店にて購入。 2012/9/5〜9/21 山に興味をもったら、とりあえず読まないといかんでしょ、ということで読了。山に対する愛情溢れる文章。選定されている山には数座しか登れてないが、死ぬまで幾つ登れるだろうか。ああ、山に登りたい!
0投稿日: 2012.08.28
powered by ブクログここに書かれている山を見たり,周辺を歩いたり,登ったりして,その山を知れば知るほどここに書かれている文章が実感されてきて,その優れた描写に感心する.
0投稿日: 2011.08.18
powered by ブクログどの山も自分の中では名山だけど、 ここまで美しい描写とコトバで表現できないと思う。 登山愛好家必読の一冊。
1投稿日: 2010.03.25
powered by ブクログ現在の百名山ハンターの有り様に、もっとも憤慨し悲しむ人を選ぶとするならば、他ならぬ深田久弥氏であることは間違いないだろうな。
0投稿日: 2007.08.19
powered by ブクログ確かに名著。文章の気高さもさることながら、著者の山を愛し自然を慈しむ姿勢に感心する。お金持ちの道楽と考えられた時代のスポーツ登山。この本の大きな影響力は、現在、マイナスに作用しているように思える。しかし、それでもなおこの本の輝きは失われない。
2投稿日: 2006.11.05
powered by ブクログこの本がなければ今の登山ブームもあったのかどうか、山をこよなく愛した小説家の、名著には違いない、 当人はもちろん、没後にここまで功罪を問われるとは夢にも思っていなかったでしょう 個人的には30年も前に読んで自分が登った事が有る山が紹介されていて感激した思いでが懐かしい。 山に誘ってくれた恩人です
0投稿日: 2006.08.27
powered by ブクログ今年は穂高に登った。それで、更に山登り願望が沸々としてきて、この本を読んだ。 すごい好きだ。今まで上ったことのある百名山は7程度。もっと行きたい、もっと山を登りたいし歩きたいし、自然を堪能したい。そう思った。山登りはすごいつかれるし、怪我もするし危険だけど、あんなに辛い思いしてでもまた行きたくなるんだから不思議だな。
0投稿日: 2005.10.27
