
総合評価
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powered by ブクログビミョーな二人の距離感が絶妙(^ ^ 根底にあるのは「暗い」設定でありながら、 何だかにやにやしながら読んでしまう。 二点だけ、あえて気になった点をあげてみると、 ・登場人物が全員「善人」なのがリアリティないか ・帰宅部のJKより早く帰ってる小学校の先生は無いのでは という感じか。 まだ先があるようなので、今後「悪人」が出てくると、 物語により深みが出て来そうな気がする(^ ^ ま、大きなお世話でしょうが(^ ^;
0投稿日: 2019.12.02
powered by ブクログ実はまだ一冊読み終えてないんだけれど、ああっこれは大好きな大好き系なやつだ……!/必ず、必ず終わってしまうと判っているこの関係、百合成分みゅんみゅんに出して萌え狂わせつつも飽くまでそれは味付けであり、描かれるのはあまりにも切実な、失ったもの同士が紡いでいく新しい日常の風景。そもそもダイアローグがめちゃくちゃいい! こういう言葉のセンスが見事だし、これが兄嫁さんとの鮮やかな対比にも繋がっている。オッサンくさい着替えのシーンからもう才能が炸裂している。すごい作家だ。ちゃんと「ちょっと変わった日常もの」ではなく、物語の終わりまで書き抜いてくれる予感がしっかりとある。ばっちりです。絶対いいやつです。あー、読み終えるのが勿体無い……!/読み終えました。最後までばっちりでした。調べたら作者さん、連載4本抱えてる超人気漫画家だった……。
0投稿日: 2017.08.03
powered by ブクログヤングガンガンには未亡人枠があるのかしら。 雑誌で読んで気に入って、単行本買ったけど一回読んでいるのでちょっと積んでいま読了。 両親を亡くし、兄と暮らしていた主人公が、兄も亡くし、兄の嫁と暮らしている日常を描いた作品。 お互いがお互い、遠慮しあいながら、姉妹として距離を縮めて行く様が、ゆっくりと一歩一歩描かれていて、素敵。 特に二話。 二人で友達に借りたゲーム(ギャルゲー)をする話がお気に入り。 ややもするとすぐ悪役になりがちなゲームを肯定的にとらえて、ゲームきっかけで話が面白く転ぶ。 まぁ出版社がゲーム会社ってのもあるだろうけれど、ゲーム好きとしてこのいい感じの話を読んで作品に惚れた感じ。 特典でオマケマンガもついているわけで。 ここで、嫁さんが、当たり前のように「全員落とす」宣言するのに、また惚れた。 ゲーマーたるものそうでなくっちゃ。
1投稿日: 2017.06.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
両親に続き、唯一の肉親だった兄も病気で亡くした主人公・志乃が、兄の嫁である「希さん」と奇妙な共同生活を送る物語である。 背表紙には「日常センシティブストーリー」と説明されているけれど、まさしくセンシティブと言うべき内容だろう。半年という時間では喪失を受け入れきれない二人が、支え合いながら、どこかで相手に負担をかけてしまうことへの後ろめたさを覚えて、手探りで関係を築いていくその様は、感動という言葉だけでは説明しがたい繊細さが垣間見える。 激情をぶつけ合うシーンが表れないだけに、その深層に刻み込まれた傷の深さが見える。喪失とはそうしたものだろうとまざまざと理解させられるような、深い物語である。 ただただ面白かった。感じ入る一冊だったとも言う。 ここでは星五つで評価している。帯の推薦文では「この2人をずっと応援していたい。」とあるが、まさしくそうした気分である。この二人の行く先をただ見守りたいと思えるような、そんな物語の始まりであった。
1投稿日: 2017.03.23
powered by ブクログ百合なのか分からないけど、著者がくずしろさんなので。 ずっとただただ平和平和した内容なのに、取ってつけたように黒い終わり方をしてるのは2巻に続けるための煽りか。しかし、自分の事を良い人と思う良い人はいないし。
0投稿日: 2017.03.14
powered by ブクログ読了。なんで買ったのかわからないが、意外と面白かった。シチュエーションは、最悪にもかかわらず、明るく過ごしてる日常生活が良かった。
0投稿日: 2017.02.19
powered by ブクログくずしろの新作。内容はタイトル通りで、両親と兄を亡くした女子高生が、兄嫁と一緒に暮らしているという話。義姉と妹のほんわかした日常に癒される。これはおススメ。
0投稿日: 2016.09.14
