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私の本棚(新潮文庫)
私の本棚(新潮文庫)
新潮社/新潮社
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総合評価

39件)
3.8
4
16
8
1
0
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    ジャンルは様々とはいえ、学界著名人も本棚から本を溢れさせて床に積んでるのかと思うと勇気が出ます。 いくつもの造り付けの本棚をお持ちでも、そんな本棚に本を2列に並べても、憧れの書庫があっても、本棚は永遠に足りないものなのか… 本棚話とは逸れるけど、赤川次郎さんの「犯人もまた人間である。」の行と次の行に大変グッときました。 また、ラストの福岡先生のエッセイのアマチュアのくだり、最近読んだばかりなので「プロジェクト・ヘイル・メアリーだ…!」と思ってしまった。

    1
    投稿日: 2026.02.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    規模感も性質も全然違うけど、増え続ける漫画や本の整理に頭を悩ませている者の端くれとして大変面白く読んだ。 他人事だとすごく楽しいんだけどね! 蔵書をたくさん並べることはあこがれだけど(小野不由美「すべての本を一列に並べよ」、児玉清「To be or not to be」)、 本が多すぎて床が抜けたり(井上ひさし「本の力」)借金までこさえたり(鹿島茂「愛人に少し稼いでもらう」)するのには、ものには限度があるでしょうと思ったり、 だけど整頓ができればやはり大切なものに囲まれるのって素敵(金子國義「〈永遠の美しさ〉に囲まれて」、酒井駒子「混ざりあう心地よさ」)。 だけどもしかしたら、その大切なものってそんなに多くないのかもしれない(内澤旬子「書棚はひとつだけ」)。 とにかく色んな人が本や本棚にまつわる色んなことを書いていて、読んでいて本当に楽しかった。 巻末の既刊案内(広告)もいい感じ。

    0
    投稿日: 2026.01.04
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    自分の本棚を片付けることには何故か心が動かず、他の人の本棚をもっと見てみたいと強く思いました。 本書で紹介されている方々のように、もし私が純粋に読みたい本の他に資料にする本や寄贈された本が増えていく職業の人だとしたら、やはり整理するのは早々に諦めてしまうのではないかと思います。 一方、それでも本に囲まれた環境はぞれだけで幸せです。 本書に登場する方々も本の整理に途方に暮れていても、どこか嬉しい悲鳴なのではないかと思いました。

    8
    投稿日: 2025.09.05
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    久しぶりに100点満点それ以上に面白かった 全ての本好きさんに読んでほしいです! 存じ上げない方の本棚のそれを 読んでいても、読書家、本好きの心はひとつ。 絶え間ない努力で本棚に情熱をつぎ込んで いらっしゃる。 平成発行のこの著書ですが全く 古臭さも感じず、「うん、うん、わかるー」と 何度呟いたか(笑) 3種3様の本棚の最高でした。 ここまで書いてなんですが、最後 新井素子さんの解説がいっちばん面白かった。 そして私は読書も好きだけど、無類の本好き なのだと再認識し積読だらけの 自分の本棚を眺めてニャッとしてしまった。

    25
    投稿日: 2025.08.30
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    本に異常な執着を見せる人たちばかりである。 池上彰のことはあまり好きじゃなかったが、高校生のときに図書館の本をかたっぱしから読破してやると思い立ち、稲作の伝播に差し掛かって挫折した話はつい声をあげて笑ってしまった。 わたしもちょうど松山市立中央図書館で同じ目論見を立てているから共感めいたものを感じた。しかしわたしは高校生ではなく43歳。なんと幼稚な人間か!

    0
    投稿日: 2025.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めっちゃ面白かった 本棚を何回も整理したり、頭の中の具現化だと例えたりするところから「こんな傑物達も私と同じことをするのか」と感動した 本や本の文化な好きな人は是非読んで欲しい

    1
    投稿日: 2024.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブックエンド、本箱以上の収容能力を誇る「本棚」(床に山積みされた本の山脈を含む)をテーマにした、各界著名人による23篇のエッセイ集。▷児玉清〝僕にとって最高ともいえる幸せなひと時は、書斎で本棚にぎっしりと詰まった本を眺めながら読書をする時だ〟▷荒井良二〝読みたい本を買ったのに、まだ読んでいない本もそこに存在するということは、近い将来の自分の楽しみでもあり、近い未来もそこにあることを考えると、本棚は過去から未来に通じている大事な自分のキーワ-ドなのかも知れない〟・・・本好きの心理をくすぐる愉しいこぼれ話。

    6
    投稿日: 2024.04.13
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    久しぶりに本を読んだー。 他人の本棚ってものすごく気になる。 本棚が写真に写り込んでいたりすると、ぜったい並んでいる背表紙を読む。 本の雑誌の、本棚特集も大好き。 よく知っている好きな方の本棚エッセイはもちろん、あまり知らない著名人(日本語変、)の本棚エッセイも楽しく読んだ。 自分の本棚エッセイを書くとしたら、、、 どんな書き出しにしよう。

    0
    投稿日: 2023.12.17
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    様々な作家の「本棚の事情」が知れて面白かった。2つのレンガの上に板を置いて本棚を作るというのは、なるほどなと思った。

    0
    投稿日: 2022.10.02
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    小野不由美、南伸坊、都築響一、鹿島茂、福岡伸一ら本が好きな23人による本棚話。 幼き日の本棚の思い出。本が増え本棚から溢れる。本棚が部屋から家から溢れる。本をきれいに並べようとするが無限に増殖する本を前に諦める。 共感し笑うしかない本棚事情。

    0
    投稿日: 2022.01.26
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    震災時に便器に浸かった古書を取り上げながらふいに祖父を思い出した福岡伸一さん、荒れためちゃくちゃな本棚のお陰で頭と体の体操が出来ると悟りを開き「何が超整理法だ、俺は超不整理法でこれからもがんばるぞー。」と締めくくった小泉武夫さん、本の峰が連なり山脈化した部屋の中でたばこの煙をくゆらせながら「煙は山脈にかかる薄い雲、機窓からスイスアルプスでも眺めているような気分」と表現した井上ひさしさん、の章には噴き出してしまった。 西川美和さんの、自分と蔵書との関係についての愚痴?には「そうそう~!」と 何度もうなずきながら同意。 目を通されることなくどんどん増える書籍、「明日こそはと夢見て枕元に陳列しながら1ページも開くことなく日々の生活に追われr、あるいは追われたことの反動で桁外れにくだらない時間を過ごしているうちに’温泉と健康’が送られてきて、うっちゃる勇気もなくまた陳列する。。。」 そう、本の内容を自分の内側に所蔵することができないまま!!!! 所持本の内容、まるっと、いや、何割かでも吸収し頭脳にとどめておけたらなあ~~~。

    0
    投稿日: 2021.05.12
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    本棚の本の「天」を、人差し指でついっと引いて本を傾け、取り出す仕種が好きだ。 手にした本をペラペラとめくり、本の匂いと風を感じながら、それが今読むべき本か、そうでないかを、あれこれと考える時間が大好きだ。 本棚のそばに寝っ転がって、本の背をじっくりと眺めながら、それがどんなに感動的で、衝撃的で、私に未知の喜びと知識を与えてくれるか、想像しながら眠りにつくのもいい。 そうして選んだ本は極上の幸せを与えてくれるときもある。 ※※※ 100%ORANGEさんのレモンイエローの表紙が可愛らしいこちらの本は、作家やイラストレーターなど、本周りの職業の方々が歴代の『私の本棚』について綴ったエッセイ。 こちらの本を読書中思ったことは、みなさん、自身の恋人遍歴を語っているみたいだなーということ。 あふれんばかりの愛情と、自慢と。 ちょいと鼻白むときもあったけれど、これが楽しい。 映画監督の西川美和さんの‘(略)本を「持ち、しまっておく」ことはできても、その内容を自分の内側に「所蔵」できないまま、私の蔵書は増えつづけたのだ。広辞苑よ、ほんとにそれを「蔵書」と呼んでいいのか。’には大きく頷いたし、アートディレクターの祖父江慎さんの『ピノッキオ』『坊ちゃん』『南総里見八犬伝』各専用本棚があるお宅には憧れた。 本棚について語るみなさんは、とても嬉しそうだ。 ※※※ ちなみに私の本棚のひとつはネットで買った自分より大きいカラーボックス。 一生懸命自分で組み立てて、完成!と喜んでいたら、重要な部品を取り付け忘れていたのに気づいた。 気にせずどんどん本を放り込んでいったら、だんだん中板がたわんできてしまった。 これからどうなるか、恐怖だ。 教訓:家具はちゃんと説明書を見て組み立てよう!

    71
    投稿日: 2020.10.23
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    本の収納、それは永遠のテーマ。 本棚、それは自らの内面を見透かされそうでさらけ出すのに少しためらいがあるもの。 でも他人の本棚は中身も含めて気になる。 壁一面や部屋まるごと本棚なんて夢のようだ。 作家たちはその職業柄かやはり蔵書が多い。そして本棚もすごい。 本棚がテーマだけれど棚だけでなく本にまつわる話になっている人もいて面白い。 こんなエッセイ集にも解説があるのがまた驚きだが、新井素子らしい解説でこれまた楽しめた。 一般の本好きの人でもこのテーマで語らせたら面白いんじゃないだろうか。

    2
    投稿日: 2020.01.26
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     本の整理に燃えていたのは、ほんの一時…少しずつ増えていく後からきた本たちは棚に乱雑に置かれていくのを横目で見ながら、いや見ないようにして過ごしている私に「私の本棚」とは、なんと魅力的!と思い手にした一冊。  まー十人十色、人それぞれの本棚があり、本への思いがあり、本との闘いがあり… こんなシンプルなタイトルで、こんなにひろがるものなんだ!と感動。  中でも面白かったのは、鹿島茂さん。本棚というよりも、もはや自宅や仕事場の確保というある意味すさまじい蔵書遍歴が披露され、挙句「愛人に少し稼いでもらう」という想定外の終着点にいたるくだりは秀逸!  そして期待を裏切らないのが磯田道史さん。そのあふれんばかりの知識といいキャラクターといい大好きなのですが、これまた予想外の展開。気づけばフフフ‥と笑ってしまい家族に怪しまれるパターンでした。  本棚に対して一家言ある人たちの作品をまとめたこの本の「解説」を書かれた新井素子さんの本棚への思いが、これまた共感できて、最後まで目一杯堪能しました。  埃まみれになっている我が家の本棚。時は11月も半ばに差し掛かったところで、大掃除を兼ねて久しぶりに蔵書に向き合ってみよう。

    1
    投稿日: 2019.11.13
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    『私の本棚』 タイトルに惹かれ、即購入。 本棚に纏わるエッセイ集。 本棚に対する色んな考え方、感じ方。 本の重みで床が抜けてしまったり、本の為に家を建てたり… 思わず笑ってしまったのは、地震の最中でも本に想いを馳せる方。 皆さんの本への愛を感じました。 様々な苦悩も書かれていましたが、 でもやっぱり私も書庫が欲しい。

    1
    投稿日: 2019.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ルサンチマンの塊である私にとって、 有名人の愛書自慢・書物辟易エッセイは自尊心に触れてしまい、 わかるわかるーでも結局自慢なんでしょ……と板挟みな感想を抱いてしまう。 でもみんな切り口がよい。

    2
    投稿日: 2018.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょっと前に図書館で借りたこの本を読んでいたのだけど、あるあるが多すぎて…。 いえ、流石に作家先生の本棚ほど酷くはないですけど(失礼。 でも壁一面の本棚は憧れますねぇ。 文庫より大きい本とお気に入りの文庫だけ一応本棚を導入してはいるのだけど、一度全部見渡せるような置き方してみたいものですよ。 ケース収納は埃をかぶらないけれど、出し入れが重労働なんですもの! 自分で持つなら小野不由美さんや新井素子さんタイプの本棚が好み。 祖父江さんの本棚は贅沢ー!でも気持ちは分かります。 私の文庫用本棚はほぼ1作家さんの文庫がメインですし、置き場所が在ればハードカバー版も残しておきたかった~。

    1
    投稿日: 2018.02.18
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    作家・編集者などの本と関わる人の本棚にまつわる話。 相変わらず椎名誠の話は面白い。さくがに買ってすぐに本が届くシステムはないが、電子書籍とか、ネットの中に本棚はある。他にも最近ではオーディオブックとか本の世界・形が広がっている。 この本に載っている本棚の写真のどれもが素敵。 整然と並べられているものから、雑然としているもの。 その人の頭を表しているようでもあり、見ていて面白い。

    1
    投稿日: 2017.10.22
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    23人の本棚に関するエッセイ。それぞれに、温度差があり、楽しめる。作家の多くは本専用の部屋を持っているのだなぁ。と感じた。うらやましぃ。

    1
    投稿日: 2016.09.22
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    本好きならきっと理解できる。 自分の好きな本だけに囲まれて暮らせたら。 本棚に一列だけ、背表紙がちゃんと見える形で並べられたら。 それを眺めて暮らしたい。 いつかそれが出来たらいいなぁ。 (購入)

    1
    投稿日: 2016.04.23
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     本を愛する人たちの、いろんな本棚がここにはある。  自分の読書生活の参考になるかどうかは別にして、とにかく人の本棚を見るは楽しい。   本好きな方にはオススメです。

    2
    投稿日: 2016.04.11
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    本棚から各々の作家さんの人柄や人生が見えてくる本棚コラム集。本棚の材質、大きさ、その中に入る本のセレクト、分類方法…語ることは尽きませんね。だからこんなにみんな本の蒐集にハマっちゃうんだろうな。

    0
    投稿日: 2016.03.25
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    祖父江慎さんの名前を見つけて購入。 まず、祖父江さんのページを読む。 あとは、ゆっくり読む予定。 ・ ・ ・ まいにち眠る前に、少しづつ読む。 幸せな時間。

    0
    投稿日: 2016.03.22
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    本棚に関する本は何故か買ってしまう。 本棚に自分の本を並べてうっとりと眺めていたい。 でも、私の本棚も許容量を超えて、前後二重に横に積み上げたりしている。部屋の床が抜けないかという心配も共通の悩みである。

    2
    投稿日: 2016.03.21
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    私の部屋の床には本棚に入り切らない本が積み上がっていて、これはマズイと常々思っているのですが、この本を読んで「本が好きなら床に本が山脈を作っていてもいいのよ」そう肯定して貰えた気がしました。皆さん面白かったけど、本への偏愛っぷりが窺える児玉さん、本の重みで建売住宅の床が抜けた井上ひさしさん、棚にある本全部買ってしまった唐沢さんが特に面白かった。そして田部井さんの積読本の山を「まだこんなに読んでいない本がある!」と喜びに変える力に勇気を貰いました。

    3
    投稿日: 2016.03.18
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    面白い.本棚には,入れる本と収納という2つの要素に関する哲学が反映される.23名の方々の哲学を堪能できる.

    1
    投稿日: 2016.03.16
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    作家さんや大学教授やアーティストの方などの本棚についての思いや、写真がつづられている一冊。 私は本が好きでいつか書斎を持ちたいと思っており、 他の人の本棚がどんなものか興味があり読んでみました。 床に山積みにしたり、床がぬけたり、本専用のお部屋があったりと色々ありましたが、作家さんならではというか、仕事場に本棚を設置し、資料として収納しているという方が多かった。 私は昨年本棚を自作し、どんどん買うのであふれてしまう。だけど、今自分がおさめられる範囲で、本をチョイスしていくのもまた乙だなと思っている。 いつか稼げるようになったら、自分専用の書斎がほしい。

    1
    投稿日: 2016.03.16
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    本、というよりまさに「本棚」についてのお話が多かったので、(自宅でどういう本棚を作ったかとか)「棚」ではなく、「本棚の中身」のお話だったらもっと好きだなと思いました。

    0
    投稿日: 2016.03.14
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    本をめぐる、そして本棚をめぐる本好きの人たちのエッセイ集。 本棚に入りきらず、床に本の山を築く人、本のために本専用の部屋を借りてしまう人、みんなそれぞれ本を愛する人たち。同好の士として、わかるわかると楽しく読んだ。 なんてったって、本棚を眺めているだけで、至福のひと時を味わえる。図書館派には、およそわからない思い。 やっぱり、作家の人たちのために、本を、しかも新本を買おう。何故なら、作家たちはその印税で生活しているのだから!

    1
    投稿日: 2016.02.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・小野不由美 「すべての本を一列に並べよ」 ・椎名誠 「消える本箱」 ・赤川次郎 「エバーグリーンの思い出」 ・赤瀬川原平 「本棚の行政改革は難しい」 ・児玉清 「To be or not to be」 ・南伸坊 「怪しい趣味」 ・井上ひさし 「本の力」 ・荒井良二 「本棚は難しい」 ・唐沢俊一 「価値のない価値」 ・内澤旬子 「書棚はひとつだけ」 ・西川美和 「蔵書の掟」 ・都築響一 「本棚が、いらなくなる日」 ・中野翠 「昔は祭壇だったのに」 ・小泉武夫 「滅茶くちゃな本棚」 ・内田樹 「少年期的読書」 ・金子國義 「〈永遠の美しさ〉に囲まれて」 ・池上彰 「父の後姿」 ・田部井淳子 「読書のベースキャンプ」 ・祖父江慎 「ピノッキオの本棚」 ・鹿島茂 「愛人に少し稼いでもらう」 ・磯田道史 「和本が落ちてきて」 ・酒井駒子 「混ざりあう心地よさ」 ・福岡伸一 「アマチュアの本棚」 他人の本棚の中身って気になります。 本棚、ひいては書斎にどんな本があるのか。 どのように並べているのか。 綺麗にきっちり並べている人、あえて雑然と並べる人。 鹿島茂などは、増殖する本の置き場所に困った挙句、重厚な書斎イメージが欲しい人のために、撮影スタジオとして貸し出しているくらいなのだ。 重々しい木のテーブルといす、天井にきらめくシャンデリア、棚に整然と並ぶ川装丁の本。そんな書斎。 うっとり。 本はどんどん増殖していくので、増やさないように気をつけている人、増えたら引っ越しをする人。 皆さん、そこが苦労のしどころのようですが、それでも紙の本を手にする至福には代えられない。 この本には出てきませんが、私が一番憧れる書斎は京極夏彦のもの。 壁のほぼすべてが天井までの高さの本棚。 中二階に独立したスペースとしてある「水木楼」(水木しげる著作本コーナー)も含めて、四十畳ほどの広さ。 うっとり。 解説は、これまた「一階のすべてが書庫」という家に住んでいる新井素子。 結婚する時、辞書しか持って行かなかった彼女も、やはり増え続ける本のために家を建てるのである。 本について、読書体験について書いているものを読むのは、なんて楽しいのでしょう。 あ、ただひとつ難点が。 それぞれの初出が記載されてないので、その出来事がいつごろの話なのか分からない。 故人の方もいるので、必ずしも最近書かれた文章ばかりではないと思うのだけど、そのわりに著者の紹介文は最近の出来事にも触れているので、少し混乱します。

    0
    投稿日: 2016.02.27
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    『私の本棚』ってタイトルで、自分の本棚について触れるだけで、こんなにも多種多彩なエッセイ集になるなんて、読んでみるまで思いもしなかった。 p.226 新井素子解説より まさにその通り。 そこから自分の理想の本棚想像したり、忘れていたような自分の本棚を思い出したり、頭の中でどんどん広がっていく。

    0
    投稿日: 2016.02.15
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    井上ひさし、椎名誠、赤川次郎、児玉清、南伸坊、内田樹、小泉武夫、池上彰、田部井淳子、鹿島茂、磯田道史、福岡伸一ら、愛書家23人の“自分の本棚”に関わるエッセイ集。2013年出版、2016年文庫化。 本好きというのは不思議なもので、自分の関心のある分野の本をたくさん読みたいのは当然ながら、読書論や読書案内どころか、何の役にも立ちそうもない、本屋や他人の書斎・本棚について書かれた本にまで興味は広がっていくのである。。。 本書も、23人のプロの愛書家が、増え続ける本と如何にして闘い、折り合いをつけ、付き合っているのかを、とりとめもなく(著者の皆様、失礼!)綴っているだけで、なんらかのハウツーを教えてくれるわけでもないのだが(笑)、そのエピソードはなんとも愉快である。 イラストレーター・南伸坊の、本棚を見ていると自分の頭を整理するために四六時中本の並べ替えをしているので、それを止めるために作った“フタのついた本棚”。エッセイスト・中野翠の、「私はこれらの本をたいせつに思っているんだ、私の心のまんなかあたりはこういう本で成り立っているんだ―ということを目に見えるようにハッキリさせておきた」いという“祭壇のような本棚”。。。等々 僅か一畳分のスライド本棚1架で遣り繰りをする身には、なんとも羨ましくも楽しい作品集。 (23人の愛書家の本棚にどんな本が並んでいるか(=お奨め本)が書かれているわけではありません。念のため) (2016年2月了)

    1
    投稿日: 2016.02.12
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    本は無数に増えていく、本棚に入りきらない本は積ん読状態、これって結構普通らしいことがわかった。とはいえ、買った本はどんどん読んで本棚にしまわなくちゃ。

    0
    投稿日: 2016.02.12
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    本好きな著名人たちの本棚の内容が分かるのが楽しい。 祖父江慎さんがこだわりを持っているピノッキオの本棚が 可愛らしかった。 好きなものを集めたくなる気持ち、よく分かるなあ。

    0
    投稿日: 2016.02.08
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    私の部屋にも、本が溢れている。 大学入学以降自由にできるお金が一気に増えたせいか、はたまた古本屋という魔物に出会ってしまったせいか。 ここ数年で蔵書は増えに増え、現在三千冊近くが部屋を占拠している状態だ。 ホームセンターで入手した天井までの突っ張り本棚四つと、その間に棚板を渡してできた棚二つ分。 そこにさえ収まらず、結局衣装ケースの上とベッドの下も、本が占領している。 ついでに言うなら、文庫の棚は前後二列だし、並べられない分はすき間に詰め込んである。 「もうすぐ引っ越すし」を口実にほったらかした末の惨状を横に(机に座り、左側の壁一面が本棚なのだ)、流石に「こりゃ汚い…」と漏らさずにはいられない。 四月になればもう少し広い家に移るので、少しはましになるだろうけれど。 漫画や雑誌は売りに出せても、その他の本は好き嫌い関係なく囲い込むタイプなので、きっとまたしばらくしたら同じ事を呟く羽目になるのだろう。 だけど、そんな私にも、本棚一つで事足りていた時代があった。 高校生の頃までの私にとって、「私の本棚」といえば、幼少時に親から買い与えられた重厚な木の本棚一つだったのだ。 H.A.レイの『星座を見つけよう』や『せいめいのれきし』。 エンデの『はてしない物語』やトールキンの『ゆきてかえりし物語』。 私の聖書に等しかった実業之日本社の『世界の民話』やマルシャークの『森は生きている』、三田村信行の『ぼくが恐竜だったころ』。 それから、ページがばらばらになるくらい何度もめくった、学研版『ジュニアサイエンス大図鑑』や、スーパー文庫の『宮沢賢治童話大全』。 全て記すのは流石にやめておくが、並んでいる本のタイトルも多分その大体の位置も思い出せるくらい何度も何度も眺めた「私の本棚」は、本当に満たされていて、本当に美しかった。 多少思い出の中で美化されているところもあるだろうが、余白がなくなった時点で足すことも引くことも許さない雰囲気を持つようになったそれは、施された装飾も荘厳で、よく意味もなくその彫りを指でなぞったものだった。 「あまり本が入らないから」という理由で前の引っ越し時に処分してしまったことが、今更ながら悔やまれてならない。 そのほろ苦い未練のせいか、それとも結局それが私の原点であり理想だからなのか、今度の引っ越し先を思い浮かべる度、私はあの「私の本棚」の復活を予感せずにはいられない。 自分のことなのに、予感も何もないんだけどね。 この本を読みながら、それぞれの本棚を眺めながら、そしてそれに「あなたは私か…?」となりながら、やっぱり行きつくのは私だけの「私の本棚」なのだ。

    3
    投稿日: 2016.02.07
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    本好きによる本好きのための本である。 私は現在やむなく彼氏さんのうちに仮住まい中で、自分の満パン本棚までは徒歩15分の距離がある。そろそろ入らなくなってきた彼氏さんの本棚が、私にもう本を買うなと無言の圧力をかけてきているが、この本はどうしても手に入れたかった。ここまで共感を持って読めた本が今まであっただろうか。そして、私はまだ大丈夫だという根拠のない安心を与えてくれる、危険な本でもある。

    1
    投稿日: 2016.02.06
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    僕は16歳から本を読み始めて、今41歳。最近読んだ本数えるようにして見たら年間で250冊前後の本を読んでいるようです。25年程読んでいるので年200冊位でカウントすると大体5000冊位の本を延べで読んでいると思われます。殆どの本は買って読んでいるのでこの数の本を保存しておくなんて不可能。今では常時300冊前後の本と生活しています。それでもかなり目一杯です。 本好きであれば誰でも本棚に囲まれた生活を夢想します。でも現実にはとても難しく本の山に取り囲まれ悲惨な状態になる事が容易に想像出来ます。実際、引っ越しで運びきれない程の本の量になった時に諦めて、本は読んだらどんどん処分して行くようになりました。身軽になってとても生きるのが楽になりましたが、昔読んで面白かった本をまた読みたいと思って買う事が多くなってきました。出来れば殿堂入りと思われる本は手元に置いておきたいので、壁が全部本棚の部屋なんてのを作る事が出来たら幸せでしょうね。 この本は本好きの著名人が本棚について語る本です。本の事も語りますがあくまで主役は本棚。皆本の収納には頭を痛めているようで、家の床が抜けたり、地震で本が散乱したりと悲喜交々。でも皆本に囲まれて幸せそうです。みんな自慢したいんでしょ!? たいへんだーたいへんだーって書きながら皆ウキウキしながら本書に寄稿しているのが目に浮かびます。 この本を読んで分かった事は一つ。収納場所を広くしても結局本が増えて行くので一生解決には至らないという事でした。僕は今ぐらいでいいやあ(笑)

    8
    投稿日: 2016.02.05
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    小野不由美、椎名誠、赤川次郎、赤瀬川原平、児玉清、南伸坊、井上ひさし、荒井良二、唐沢俊一、内澤旬子、西川美和、都築響一、中野翠、小泉武夫、内田樹、金子國義、池上彰、田部井淳子、祖父江慎、鹿島茂、磯田道史、酒井駒子、福岡伸一の23名の著名人が描いた本棚をテーマにしたエッセイ集。 本棚に好きな本を並べ自分の好みの本棚を創る夢や憧れ、蔵書にまつわる苦労や悩みなどが、本棚の写真とともに綴られる。共感したエッセイもあれば、驚愕したエッセイ、興味深いエッセイもあった。23名に共通しているのは、本に対する深い愛情と情熱。

    9
    投稿日: 2016.02.04
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    読んだことがあったかどうか…と思って買ってきたら、2年前に図書館で単行本を借りて読んでいた。 文庫版は新井素子の解説もついてまた得した気分。 以下単行本へのレビュー引用。 *** 2013.12.25市立図書館 新潮社の文芸誌『yom yom』に掲載されたリレーエッセイらしい。 蔵書家の苦労話。 あるある、と共感する。そこまで、とたまげる。その手が、と感心する。 文庫化されたら買おう。 小野不由美、椎名誠、赤川次郎、児玉清、南伸坊、井上ひさし、荒井良二、唐沢俊一、内澤旬子、西川美和、都築響一、中野翠、小泉武夫、内田樹、金子國義、池上彰、田部井淳子、祖父江慎、鹿島茂、磯田道史、酒井駒子、福岡伸一

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    投稿日: 2016.02.03