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個人を幸福にしない日本の組織(新潮新書)
個人を幸福にしない日本の組織(新潮新書)
太田肇/新潮社
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総合評価

13件)
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     題名にあるような「組織」として、頭に浮かんだのは「フジテレビ」だった。    著者は「組織論」を専門とする大学教授。昔ながらの「日本の組織」の限界を解いている。ここも失われた30年なのだろう。高度成長に成功した旧来の「組織」が限界を迎えている。  労働生産性が諸外国に比べて低いこと、また給与がほとんど上がっていないことも、個人を尊重しない「組織」に関係があるのだろう。

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    投稿日: 2025.01.20
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    組織に不満があるものは読んでほしい。 家族、会社、町内会、PTA、地方、国、様々な組織が存在するが、日本の組織の悪しき考えが書かれている。 私も、会社という組織に属するものとして、日頃思うことがあった。 確かに日本の組織は、個々の権限を取り上げ、責任感のない者たちの権限に管理され、どこか不明瞭な状態がまん延してる。 では組織を改善するには、どのようにすればよいか? 気になる方はみてほしい。

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    投稿日: 2023.06.23
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    http://www.shinchosha.co.jp/book/610656/ , http://www.eonet.ne.jp/~ohtahajime/

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    投稿日: 2018.09.20
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    これからの組織は、人々を囲い込んで管理しようとするのではなく、人々に場を提供し活動を支援することに注力すべきである。規制緩和が進まないのは、扇動型リーダーによるアジテーションや、パラサイト組織人による抵抗だけでなく、時代の変化に対する本質が理解されていないから。 かつては有効だった日本の組織が、今の時代ではむしろ足を引っ張る存在になってきていることがよくわかりました。会社は福祉や生活の場ではなく、目的集団だったのです。

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    投稿日: 2017.07.16
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    組織論の学者さんが、システム視点ではなく個人視点で日本の様々な組織構造を論じた書でした。 その人の個性を最大限尊重しつつも、機会の平等を担保した社会構造への変革が必要であるというのが、著者の主張でしょうか。 組織管理の強化が、かえって不祥事の抑止にはつながらないという章の論は、たいへん参考になりました。意識・技術面での個人の自律性の強化は、非常に大事です。 ただし、本書の全体的な訴求点として、個性の重視と機会の平等が混在且つ背反的に感じたので、どちらか1つの主張にまとめて下されば、さらに理解が進んだのではないかと感じました。そういう意味では、システム視点での思考もほしかったです。

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    投稿日: 2017.05.07
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    初めの内は『日本人は微笑んでいても目が笑っていない』とか『選抜は外れの方が多い』(芸能オーディションの結果を全ての組織に一般化する議論は学者のするものではない)とか根拠のない思い込みの強い記述にあきれたが、読み進むに連れて通底する著者の主張が解ってきた。日本的なウェットな組織論理が時代に合わなくなっていて、独立した個人が主体的に帰属、活動する形に変革すべし、と言うのが主旨だ。 能力や実績に大差のない6割の人に無理矢理順列や差を付けるのはむしろ害悪、地方分権は格差を拡大させたい強者の論理、PTAは自由参加・最小負担・選択の3原則で、と言う主張も納得できる。

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    投稿日: 2016.10.14
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    一見,常識とされているような事象について,ちょっと待っての発想で様々な手法で検討を加え,それなりの解決策を提示している好著だ.第4章の「公募で逸材が採れないわけ」は良かった.「選ばない」という手法はもっと真剣に検討されるべきだと感じた.さらに第5章の「大学入試に抽選を取り入れよ」は正鵠を射ている.身近な問題の町内会の話は非常に参考になった.

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    投稿日: 2016.07.21
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    海外から帰ってきて、日本の息苦しさを感じるのはこの本で書かれている組織の特性なのだろう。いや、日本の生活の快適さはこのような理不尽な組織とそれに従事せざるを得ない人々の汗の結晶なのかもしれないと思いながら完読。

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    投稿日: 2016.06.13
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    新聞の書評を見かけて手に取った本 タイトルから、何かしらマネジメントについて役立つ気付きが得られればと期待してたが、得るものはなく。 純粋に日本の組織文化を語ってました。 なぜ国民的美少女コンテストのグランプリは活躍しないか、という仮説は興味深かった。

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    投稿日: 2016.05.04
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    著者の言う通りだと思います。にしても日本の組織は変わらない、変わらないという力が強力に働く。なんでだろう。

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    投稿日: 2016.04.17
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    なんか今さらって感じのテーマだが 今だからというのもあるのかな? 新しいなと思ったのは P92 厳選された人材は伸びない 「選んでもハズレる」時代 そして「選んだらハズレる」時代へ 避けられない既視感 P174 PTAと町内会は、なぜこれほど似るのか P157 「個性あるまちづくり」が住民の 個性を奪う P125 そもそも努力が成果に直結するのはほんとうによいことなのか。 「努力が必ず報われる」という受験の常識は、一般社会の常識とかなりかけ離れている。あらかじめ正解が用意されていない一般社会では、努力と成果の結びつきはそれほど強くない。いくら努力しても生まれつき能力がなければ成功しないことが多いし、必要とされる能力もきわめて多様かつ複雑である。また結果は運に左右されることも多い。その意味で社会は理不尽だ。私たちはそうした理不尽の中で生きているのである。世の中にはその理不尽さを嘆く人も少なくない。 けれども冷静に考えてみれば、その理不尽な部分が残っているからこそ人々が幸せに暮らせるし、社会も正常に保たれているのではなかろうか。

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    投稿日: 2016.03.19
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    現状の事象の指摘は十分なされておりそれが本書の魅力かもしれないのだが、著者の示す処方箋が具体化するには、かなり厳しい印象を持った。全般的に記述・説明を裏付けるエビデンスが不十分。大学入試における抽選の違和感は大きい。アイディアのみの提示で議論が足りない。

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    投稿日: 2016.03.19
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    会社やPTAの話もおもしろいけど、地方分権が強者の論理で個人のためにならないという話は初耳で新鮮だった。 この本を読んだら政治に対する考え方も変わる。 入試に抽選を取り入れよという主張もなるほどと納得した。

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    投稿日: 2016.02.21