
総合評価
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powered by ブクログ冒頭、 ・『左伝』とは何か ・『春秋』とは何か から始まります。 それを経て『左伝』の内容に触れられるのですが、 日本語訳はもとより、漢文もしっかり載せてくれているので 両者を比べながら読み進めることが出来ます。 なにより訳者の方による解説が分かりやすいので 何について書かれたものか読み解きやすくなっています。 また、章の始めに年表でその国で何があったかを記してくれているため、 読む前からこの国で何が起こったかを先に知ることができ、 後の流れが掴みやすくなっています。 歴史物語と言われるだけあり、基本的な流れはどの国の何年何月に 何が起こった、何があったかといった内容が書かれています。 春秋時代ならではの戦のやり方も書かれているため、 当時の戦の状況を知るにはもってこい。 国と国、その国の人と人の駆け引きややり取りもシンプルに書かれ、 淡々と進むところが簡潔で読みやすかったです。 いずれの国も内と外を治めるのに忙しく、太子も公も王もよく殺されます。 その他忠義を尽くした人や、戦の勝敗を担った勇将、知将、宰相なども 実にあっさり殺されてしまうのがなんとも無常観漂います。 現代に通じる問題や諍いも多々あって、いつの時代も大変だなと 実感させられました。教訓や訓戒のように感じる部分もありますが、 良い話もそこそこあるので緩急つけながら国ごとの政策、特徴、 歴史、文化、風習などを知れるのがこの本の面白いところであり、 醍醐味でもあると感じました。
0投稿日: 2020.09.04
powered by ブクログ古代中国は魯の国の年代記、「春秋」。孔子の手で完成した(と言われている)この春秋に注釈を加えた「左氏伝」を分かりやすい現代語訳で紹介した本。最初の挨拶に「訳文が本文なのである」と書くだけあり、現代語訳が分かりやすく親しみやすい。 春秋は孔子の手が加えられ、左伝はその解説書である以上やはり儒家思想を下敷きにしている史書だが、儒学がどうだ歴史がどうだという以上に、単純に読み物として面白い。 論語の舞台背景ともいえる時代を取り扱っているので、論語と合わせて読むのもお勧め。
0投稿日: 2009.06.11
powered by ブクログ春秋戦国時代の政治の駆け引きを記録した年代記。「俺は左伝をそらんじてる!」と自慢する三国人物が多いので興味を持ちましたが、シロウトには惨敗です。どの出版の左伝を読んでも面白いと思えない。最初は裏打ちバリバリの表記と訳のギャップにトキメキましたが、激しく集中力を消耗して士気低下。俗物が好むとされる戦国策のが面白いw原文・読み下し文・現代語訳あり。
0投稿日: 2007.11.15
