
総合評価
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powered by ブクログ解説がないと(あっても)一回で色々落とし込むのは難しい。元々のベースとなる話があるので、それをざっと知っておくことも必要。感想と聞かれると難しいけど、ファウストを元にした絵画は結構美術館で目にしたのでそれを元に情景を思い浮かべながら読みました。
10投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログマーラー8番演奏のために購入。手塚治虫で予習済み。宗教的なテクストはやや難解であったが、対話に関しては意外と読める。ワルプルギスの夜は背景知識の足りなさを痛感。グレートヒェンの悲哀は多くの人を惹きつけるだろう。
0投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログゲーテはすべてを言ったを読んでからの初ゲーテです。 古典文学ってもっと難しいのかなと思っていたけど、とても読みやすく、尚且つ面白いです。 四大呪文とかまんま現代のRPGでも使われてそうだし。 尻に霊を見る人とかいきなり出てくるし。 2巻も楽しみです。
0投稿日: 2025.03.04
powered by ブクログゲーテが生涯のほとんどをかけて構想した小説の前半部。主人公ファウストの悪魔との契約に至るグレートヒェンとの出会い、冒険等を著す。映画化され、リストが当小説をテーマの曲を作曲するなど、ドイツを代表する小説。
0投稿日: 2025.01.13
powered by ブクログ文学の深いところまで来てしまった感覚。ゲーテ自身の遍歴も凄まじいものだった。ファウスト伝説をベースに敷いた物語にゲーテの生きてきた感情の行き先、恋の行き先が描かれる。戯曲の不思議さ新鮮さに衝撃を受けた。新しい芸術を読んでいる。
0投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe、1749年-1832年)は、ドイツの詩人、小説家、劇作家、科学者、政治家であり、ドイツ文学や哲学における巨人として評価されています。ゲーテの幅広い知識と深い洞察力により、彼の作品は文学だけでなく、自然科学、哲学、美術など多方面にわたって影響を与えました。代表作には、『若きウェルテルの悩み』や『ファウスト』があり、ロマン主義やドイツ古典主義を代表する作家です。 生涯と活動 ゲーテはドイツ・フランクフルトの裕福な家庭に生まれ、幼い頃から文学や語学に触れて育ちました。法学を学び、その後も詩や劇、小説を執筆しながら、自然科学の研究にも没頭しました。特にヴァイマル公国の宮廷に仕えた時期には、政治や行政にも関わり、同地で多くの重要な作品を生み出しています。 主な作品 •『若きウェルテルの悩み』(1774年): 若者の激しい恋愛とそれに伴う苦悩を描いた書簡体小説です。実際の失恋体験と友人の自殺をもとにしたこの作品は、発表後に爆発的な人気を呼び、ヨーロッパ全土に「ウェルテル旋風」を巻き起こしました。この作品は感情表現の自由を強調したロマン主義文学の先駆けとされます。 •『ファウスト』: ゲーテの生涯にわたる大作であり、2部構成の悲劇です。学者ファウストが悪魔メフィストフェレスと契約し、知識と快楽を求めて冒険する物語で、人間の欲望や救済、善と悪の概念が深く掘り下げられています。この作品はドイツ文学の頂点と見なされ、多くの作家や芸術家に影響を与えました。 •『イタリア紀行』: ゲーテはイタリアへの旅を通して古典主義への関心を深め、古代ギリシャやローマの芸術に触れ、自然の美しさや感性を重視する姿勢を確立しました。この旅での体験が彼の作品に大きな影響を与え、後期のゲーテの美意識を支えました。 自然科学への関心 ゲーテは文学だけでなく、自然科学にも強い関心を抱いていました。特に色彩理論を追求し、『色彩論』を発表しました。この中で、ニュートンの光学理論に反対し、色は光と闇の相互作用から生まれると主張しました。また、植物学や解剖学の分野でも研究を行い、植物の「原植物」や骨の「中間顎骨」などに関する理論を提唱しました。 ゲーテの影響 ゲーテの思想と作品は、ドイツ国内外の文学や哲学に多大な影響を与えました。彼のロマン主義的な感性と古典主義への傾倒は、後のドイツ文学やヨーロッパ文学における重要な基盤となり、ニーチェやトーマス・マン、フリードリヒ・シラーといった作家や思想家に大きな影響を及ぼしました。また、ゲーテの作品は音楽や美術など他の芸術分野にもインスピレーションを与え続けています。 ゲーテの遺産 ゲーテは、個人の内面的な葛藤や、人間としての成長を描き出す作品を通じて、普遍的な人間性への洞察を深めました。その思想と文学的手法は、現代でも文学研究や哲学、芸術の分野で参照されており、彼の名前は「ドイツ古典主義」の象徴として語り継がれています。
0投稿日: 2024.11.12
powered by ブクログ入院中に自宅の本棚から供給してもらったが、読んだ記憶もなくなっている。購入したのはもう20年以上前だ。 さて、早速読んでみて衝撃、すべて台詞仕立て。当たり前か、戯曲なんだから。それにしても言葉を目で追いつつ意味がわからないなんとも悩ましい状況に…。それでもめげずに読み進めるしかない。次第にファウストが人間の強い欲傲慢さ、そして良心の弱さを併せ持つ人間の代表として描かれていると認識してきた。これが正しいかわからないが、良い副読本が欲しいところだ。 第二部もこの調子で読み進めようと思う。
0投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログいつ読んだが覚えていないが、、、ドリアングレイの肖像のような、知ってしまう怖さのような。罪が辛くて第二部が進まない。 数多の作品に引用されるという意味ではマクベスに並ばずとも劣らないメフィストフェレス。これが何者か知っているかいないかで、引用の意味や印象が変わる。
0投稿日: 2023.08.17
powered by ブクログ読んだ本 ファウスト(一) ゲーテ 20230412 戯曲なんで、読みづらくはないです。だけど、わかりづらい。本当に重要な出来事が埋もれていて、うっかり読み飛ばしちゃいます。最後のマルガレーテの悲劇なんて、いつそうなったかわからなくて、80ページほど捜索しましたよ。悲劇の悲劇たる理由が埋もれちゃうなんて。それでも、あらすじとしては全く古さはないですね。 それにしても、昔の人ってこれを舞台で観て、娯楽ととらえていたんですかね。昔の方が知的水準が高かったってことなんでしょうか。
0投稿日: 2023.04.12
powered by ブクログこの世に絶望した知識人ファウストが悪魔メフェストーフェレスと契約を結び、死後魂を差し出す事を条件に願い事を叶えまくってもらう。 女と縁のなかったファウストが悪魔をパシリにして女を追っかけ回すというドイツ文学の最高傑作との異名とは乖離した内容が大変シュールである。 喜劇と悲劇が交錯する物語の結末はいかに。
0投稿日: 2022.03.06
powered by ブクログ主人公ファウスト、悪魔のメフィストフェレス、ファウストの恋した少女グレートフェンの物語。戯曲スタイルでお互いの関係が分かりにくいがメフィストフェレスに操られている感がする。ゲーテ自身の悩みが伝わってくる書だと感じた。
0投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログ【始】献詞 その昔、私の曇った眼の前に現れ出たおぼろげな姿が、今また揺らめき近づいてくる。 【終】 声 (内部より次第にかすかに) ハインリヒ、ハインリヒさん。 時系列がわかりにくかったり、思想の話が難しかったりで読みづらいところはあったけど、ストーリーは普通に面白かった。 ところどころにゲーテの詩の要素も甲斐見えてストーリーだけではない読み応えがあった。
0投稿日: 2021.02.14
powered by ブクログ言わずと知れたゲーテの超大作。ゲーテが何を伝えたいのか、感じ方は人それぞれだが、、そもそも理解するのが難しい。
0投稿日: 2021.01.27
powered by ブクログ上巻しか買っていない本 ゲーテ 「 ファウスト 」 上巻は ファウストが世界の真理を知るために悪魔と契約し、信仰を捨て、世界の快楽を知る巻。 命題は 「ファウストは 信仰を取り戻して救われるか、悪魔と化して裁かれるか」 上巻で「刹那に向かって とまれ、お前はあまりにも美しい と言ったら〜喜んで滅んでいく」の結論は出ていないので、ファウストは 悪魔と化していない 序章部分が、献詞→前狂言→天上の序曲の3章を経て、本編の悲劇第一部「夜」が始まる構成。時間と場所(舞台)の違いが明確で、インパクトのある始まり ストーリーテラー=ファウスト=ゲーテ という構成 中間にある前狂言の章の意味は 何か? 座長→詩人→道化役の構造を ゲーテ→ファウスト→メフィストフェレス(悪魔)の関係性に引き継ぐため? 気になるのは「書斎」「夜」という章タイトルが繰り返されていること。書斎=知性=人間の精神、夜=闇=悪、罪、破滅と捉えた もっと別の解釈や深読みできる本だと思う。解説や注がもう少しほしい
0投稿日: 2020.10.30
powered by ブクログ不勉強なもので、戯曲なんだって知らなかった・・・ よ、読むの苦手なんですよ戯曲・・・ しかも初っぱなから天使とメフィストーフェレスの問答で・・・ うううううんまだまだ歯が立たないなあ・・・
0投稿日: 2020.07.08
powered by ブクログとても美しい文章でおもしろく読めたんだけど、 解説で盛大に第2部のネタバレしてるのはどういうつもりなんだ!
0投稿日: 2019.10.01
powered by ブクログ古さを感じない傑作。 セリフの端々に、現代も変わらず営まれている 人の世のリアルがにじみ出ている。 何度読み返しても発見がある。
1投稿日: 2019.01.27
powered by ブクログゲーテ『ファウスト 第一部』新潮文庫 読了。世界を知り尽くしてもなお満たされないファウスト博士。悪魔メフィストと契約を交わし、快楽を求める旅へ。若返りの薬でグレートヒェンと恋仲になるが、最後には悲劇が待っている。読みやすく、引き込まれる。だが、問題は第二部。挫折必至の圧巻らしい。 2011/07/02
0投稿日: 2018.11.06
powered by ブクログ読もう読もうと思っていた本。図書館で借りてきて読みました。 前半は物語に動きが少なく、あまり進みませんでしたが、中盤移行は展開も早めで読み進められました。 解説や注釈があると、また新しい発見がありますね。
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ私生児を産んだ女への懲罰をゲーテが廃止したのは、この時代にパラダイムシフトがあったのでしょうか。優れた物語はいつも、転換点前夜のまどろみを描きます。だからグレートヒェンは我が子を殺して破滅するのですが、それに比べて、ファウストの苦悩や悔恨は口先ばかり。まるで、生き延びてしまった老人はこうやって世間を眺めているんだよと言わんばかりの冷たい表情で、死んだ友人たちを呼び起こして追憶を始める。
0投稿日: 2017.07.11
powered by ブクログ文豪ゲーテの代表作とされる長編の戯曲。第一部は1808年、第二部は1833年(ゲーテの死の翌年)に発表された。 15~16世紀にドイツに実在したと言われる高名な錬金術・占星術・魔術師ファウスト博士が、悪魔と契約して最後には魂を奪われ体を四散されたと云う奇怪な伝説をベースにしている。 ゲーテは文人であるとともに、自然科学者、政治家、法律家でもあった万能人で、代表作『ファウスト』においても、その思想・人生観が随所に表現されている。 (382行)ファウスト「世界を奥の奥で統べているもの、それが知りたい、また世界のうちに働く、力と元素のすべてを見極めたい、そうなったら、もう言葉を漁ることも要るまいと思ったからなのだ」 (534行)ファウスト「わが身にしかと納得せずには、人の心は動かせぬ。自分の魂から迸り出て、力強く切々と語るのでなければ、聴く者の心は得られぬわけだ。・・・真に心の底から出たことでなければ、決して人の心には訴えぬものなのだ」 (1224行)ファウスト「「太初に言ありき」と書いてある。ここでもうつかえてしまう。さてどうしたものか。・・・そうだ、うまい言葉を思いついた。こうすればいい、「太初に行ありき」」 (1759行)ファウスト「休みなく活動するのが男というものなのだ。・・・知識欲とは縁を切った己の胸は、今後どんな苦痛をも避けぬつもりだ。己は自分の心で、全人類に課せられたものを、じっくりと味わってみたい。自分の精神で、最高最深のものを攫んでみたい。人類の幸福と苦悩とを己の胸で受けとめてみたい」等 すなわち、『ファウスト』とは、「考える人」ファウストが「行動する人」に変身し、広い世界に出て、いかなることを成しとげたかいう物語と言えるのではあるまいか。 現代においては決して読み易い作品とは言えないが、ゲーテ自身の人生観を示した代表作として、一読する意味はあるように思う。
2投稿日: 2017.04.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
知識、教養を身に付けてもなお心が満たされないファウストは悪魔メフィストーフェレスは契約をした。 若返りの秘薬を飲まされて、少女に恋をする。 ファウストはやりたい放題。
0投稿日: 2016.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
グレートヒェンが踏んだり蹴ったりな結末になるんだけど、それもこれもファウストに出会ったがためであったというのが第一部なのかな…要するに。なんとなく心に残った言葉-「何がなんでも自説を通そうとして、一つのことだけをいっていれば、そいつが勝つに決まっているのだ」(ファウストがメフィストーフェレスに対して)
0投稿日: 2016.06.05
powered by ブクログ「善い人間は、暗い衝動に駆われても、正道を忘れるということはないものなのだ、と。」 世界で一番面白い本と聞いていたので、いつ読もうかずっと迷っていた本。戯曲なので、セリフだけで話が進む。なので、時間の流れを掴むのが難しかった。 この本は確かに面白い。とても面白い。ゲーテが60年かけて作っているのだから、そこに凝縮された何かがある。 マルガレーテの兄のセリフは、真に迫るものがある。
0投稿日: 2016.04.29
powered by ブクログ全編が詩のように美しく、日本語もこなれていてすらすらと読める。グレートヒェンの悲劇が痛ましく、錯乱した彼女の言葉は胸をつく。 (2015.6)
0投稿日: 2015.06.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
精神分析はユダヤ人を起源とする、ということと同等以上に、ドイツ語圏が起源であることを考えてみたい。 大ゲーテによる形而上学と自然科学の総合がそこにある。あるいは情熱と理性の格闘と捉えてみてもいいかもしれない。 抑圧とその対処、ときには爆発。 そんなふうにフロイトはニーチェに繋がる。 ファウストは啓蒙時代の理性にたいする愛と狂気の文学だが、このヴァリエーションの反復に、例えばわたしは、グレート・ギャッビーのことを想った。 希求されたのは酬いや救済ではない。 「とまれ、お前はいかにも美しい」……
0投稿日: 2015.03.26
powered by ブクログまどマギのモチーフ説につられて読了。堅苦しい作品と覚悟したけど、案外さくさく読めた。知識を究め過ぎて世の中が退屈になった男が、刺激を求めて悪魔と契約する話。悪魔メフィストフェレスがどこかお茶目で憎めないキャラ。西洋の教養なしでは難解な部分があるけど、ファンタジー作品として楽しめるね。
0投稿日: 2015.02.24
powered by ブクログズブズブと悪に染まっていくファウスト、関わった人々がどんどん不幸になっていく。中途半端な部分は2部で回収されていると思いたい。思ったよりもずっと楽しめた、というと多少不謹慎か。悪魔との契約なんてキリスト教的にはどういう捉え方をされたんだろう。
0投稿日: 2014.11.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
綺羅星のような戯曲。構成も素晴らしい。メフィストフェレスになりたくなってしまった。高校生の時には挫折した作品。ドイツ文学の最高峰では。
0投稿日: 2014.03.02
powered by ブクログ(2002.08.15読了)(1999.10.03購入) (「BOOK」データベースより)amazon 世界の根源を究めようとする超人的欲求をいだいて、ファウストは町へ出る。理想と現実との乖離に悩む彼の前に、悪魔メフィストーフェレスが出現、この世で面白い目をみせるかわりに、死んだら魂を貰いたい、と申出る。強い意志と努力を信じる彼は契約を結び、若返りの秘薬を飲まされて、少女グレートヒェンに恋をするが―前後六十年の歳月をかけて完成された大作の第一部。 ☆ゲーテの本(既読) 「若きヴェールテルの悩み」ゲーテ著・佐藤通次訳、角川文庫、1950.08.15 「ヘルマンとドロテーア」ゲーテ著・国松孝二訳、新潮文庫、1952.01.15 「ゲーテ格言集」ゲーテ著・高橋健二訳、新潮文庫、1952.06.25 「イタリア紀行(上)」ゲーテ著・相良守峯訳、岩波文庫、1942.06.01 「イタリア紀行(中)」ゲーテ著・相良守峯訳、岩波文庫、1942.06.01 「イタリア紀行(下)」ゲーテ著・相良守峯訳、岩波文庫、1942.06.25
0投稿日: 2013.08.28
powered by ブクログ翻訳の読み比べ用に。講談社学芸文庫を先に読みましたが、比べてみるとこちらは言い回しが多少現代語風かな…?と感じました。でも、全体で見ればそんなに変わりはありませんでしたが。 どちらも面白く読めたのでよし。
0投稿日: 2013.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
言わずと知れた古典中の古典に初めて挑戦。戯曲という形式について詳しくは分からないけど韻が大切ということか。日本語に限らず翻訳するとどうしても原作とは印象が変わってしまうだろう。いずれ他の訳も読んで比べてみたい。 宗教的な示唆が多くて聖書を読んでいればもっと理解が深くなったはず。メフィストーフェレスという悪魔を描く作者の頭がどうなっていたのか想像できない。恋愛や色欲は200年以上前のヨーロッパでも今と本質的に変わらないってことが発見。性的な表現を伏字にしているところに笑ってしまう。ワルプルギスの夜のところは全然理解できなかったけどなんか色々混ざり合った感じが凄い。ファウストは「己は自分の心で、全人類に課せられたものをじっくりと味わってみたい。」と言っているけど、ここが所謂ファウスト的衝動と呼ばれる部分なのかな。ファウストは薬を飲んで若返ったの?時間のとび具合がよくわからない、などもやもやするところは解説でふれられているのか。 「ワルプルギスの夜」はまどマギで有名だし。作品自体が「化物語」で触れられるなど個人的に日本のアニメへの影響も見逃せない。
0投稿日: 2013.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
詩聖ゲーテの名作『ファウスト』。 戯曲向けに書かれたので韻文でつづられている(最初ふつうの小説と思って読むとびっくりするかも)。 第一部は1808年に発表され、第二部はその約30年後の1833年=ゲーテの死の翌年に発表されたという・・・ゲーテの生涯を通して書かれた作品、なんですね~(30年推敲を重ねられたっていうか暫く放置されてた感があるけど…)。 新潮文庫の1巻では“天上の序曲”~天使たち(ラファエル、ミカエル、ガブリエル)の合唱から始まり誘惑の悪魔・メフィストーフェレス登場。神とひとつの賭けをする。即ち、善き人間であるファウストを悪の道へと引きずりこむことができるのか。 ここから悲劇的本編“第一部”へとはいっていく。 第一部はファウストが悪魔メフィストと出会い、あの世での魂の服従を交換条件に、現世であらゆる人生の快楽・悲哀を体験させるという約束をする。 ファウストは素朴な街娘グレートヒェンと恋をし、子供を身ごもらせる。そしてあい引きの邪魔になる彼女の母親を毒殺し、彼女の兄も決闘の末に殺す。そうして魔女の祭典「ワルプルギスの夜」に参加して帰ってくると、赤子殺しの罪で逮捕された彼女との悲しい別れが待っていた。 ・・戯曲ということで主人公の内面の葛藤がセリフとして直接的に表現されている分あまり深く考えずにサクサク読むことができます。 ドラマチックな面白さがあるのは何といっても“ワルプルギスの夜”(ブロッケン山における魔女たちの祭典)かな!ほんものの、いわゆる≪ファウスト伝説≫には確かこのようなシーンはなかったはずだが、ゲーテはこの場面の描写に、かなり力を入れたかったもよう。本編中随一の躍動感と、幽霊たちの意味深なやりとりが見どころです。
0投稿日: 2013.04.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
カテゴリを「詩」にしたが、これは「本で読むための詩劇」で、舞台で上演するのは難しい。 「天上の序曲」は『旧約聖書 ヨブ記』のパロディ。『ヨブ記』ではサタンが神をそそのかし、「ヨブの信仰心が本物か否か」を確認するため、次々とヨブに厳しい試練を与えてテストする。 『ファウスト』は、神と悪魔メフィストーフェレスが「神が愛でるファウストをメフィストーフェレスが堕落させられるか否か」というギャンブルをする。メフィストーフェレスはファウストともギャンブルを始め、ファウストが「とまれ、お前はあまりにも美しい」と言ったら、メフィストーフェレスがファウストの魂を手に入れるという契約をする。この「二重のギャンブル」が後で重要な意味を持つのだが……。 ストーリーはそれほど難解ではないが、「ファウストが留守の間、恋人グレートヒェンが『赤子殺しの罪』で逮捕された事件」がわかりにくい。その瑕瑾がなければ五つ星。
0投稿日: 2013.04.07
powered by ブクログ名作に挑戦。と少し構えてましたが、読みやすく風刺や諧謔に満ちて、言葉を楽しめます。ファウストは悪魔に惑わされつつ精いっぱい恋する中二病な元おじさんでした。〈ゲーテ先生すみません)展開が早過ぎてちょっと戸惑うことも;;グレートヒェンが懐妊し狂気に堕ち…女は哀しいです。でも恋に対するメフィストフェレスの態度が軽く見ているようで、だけど厄介なものとどこか分かっているの感じられて興味深い。嫉妬や憎悪と違い、自由にならない最たるものでしょうね。
0投稿日: 2013.02.20
powered by ブクログ詩っぽい感じは結構読みやすい。あらすじは何だかんだ単純で頭に入れやすいし、言葉を素直に楽しんで読める。 知識を追うけれど、何らかのタガが外れるとあっという間に欲望にまみれ悪に走ってしまう、罪悪感と自己弁護で塗り固められるという類型は山ほどあるんだなと。 そういう話は面白いのだけれど、その枠組みは強力すぎて半ば薄っぺらさを感じなくもない。一面ではそう切れるのであろうが、そうは回収できないような、そう回収させないような在り方や新たな枠組みを見出したいなという気もする。 でも、自分はそれだけのレベル。
0投稿日: 2012.09.01
powered by ブクログドイツ文学が好きで、その中でもファウスト第一部が一番好き。 メフィストフェレスの様な人に出会いたい。というよりもメフィストフェレスのようになりたいと常に思ってしまう。 ファウスト先生がどう考えても俗っぽく思えてしまうのは、私の読み方が甘いせい??ま、そこが良いんだけど★
0投稿日: 2012.08.18
powered by ブクログ2015年98冊目。(再読) ゲーテが着想から60年かけて完成させた大作。 場面展開のテンポが良く、多彩な人物(あるいは人ならざるもの)が次々と現れ、想像した光景のカオスがすごい。 心に残る名言もあまりにも多い。 また、日本語訳のリズムが非常に良く、特に歌の部分は日本的になじみのある語数できれいにまとまっている。 注の数は多くないので、一つひとつの意味合いを深く知ろうと思うと物足りない感はあるが、 一読目に勢いで読み切るにはちょうど良かった。 ==================== 2012年43冊目。(初読:2012年7月1日)
0投稿日: 2012.07.01
powered by ブクログ最初の献詞がいいじゃないか、詩とはこういうものか 続く、大旦那と悪魔との賭けも気さくでいい。大旦那はかくあるべし ストーリーは、ああ、人生嫌になった、という先生が悪魔と契約して楽しむもの。先生も俗ですねぇ。 表現が大げさだが嫌いじゃない。「とまれ、お前はあまりにも美しい」 注釈が親切。多少過保護気味
0投稿日: 2012.06.17
powered by ブクログ面白いところもあるけど、圧倒される程の魅力がある作品ではありませんでした。 神話のキャラクターと蘊蓄を豪華に総動員しているけど、そこまでする意味や深みを全く感じなかった。
0投稿日: 2012.05.31
powered by ブクログ演劇をしている事と愛読本である太宰治『正義と微笑』の作中に『ファウスト』が出てくる事が読んだきっかけ。古典だから難しいだろうと身構えて読み始めましたが、予想以上に面白くサラサラと読めました。
1投稿日: 2012.02.23
powered by ブクログ上下巻通しての感想。 ファウスト先生と神様の鬼畜ぶりに反吐がでる大作。メフィストフェレスどんまい。 マルガレーテがなぜあの外道を許して天国へ迎え入れるのかはまったく謎。つうかヘレネーとガキはどうした。あれは妄想だったのか。キリスト教徒じゃないからどうでもよくなったのか、ゲーテ先生……。 日本は宗教観がないとか言われがちだけど、当時のヨーロッパもいろんなもん混じりまくりで理解できないと思う。 とはいえ、文豪であり科学者でもあったゲーテ先生の思想、哲学について触れるには面白い作品。翻訳では分かりづらいけど、これが全編ちゃんとした詩になってるんだからすごいの一言。 気の遠くなるような情熱に対して、星いつつ。
0投稿日: 2012.02.20
powered by ブクログなんというかまあ、悪魔がすごくいいキャラしているってことだ。 しかし、これがすごく影響力を持っている本だという話だが、どこがそんなに素晴らしいのか?
0投稿日: 2012.02.01
powered by ブクログ新潮の訳はいいとなかなかの評判ですよ。メフィストの訳がカッコイイので^^ぜひなり切って音読してみてください。
0投稿日: 2011.10.29
powered by ブクログ評価がよかったので読んでみたが、正直あまりよくわからなかった。 またいつか読みたくなる日が来るだろうか?
0投稿日: 2011.10.28
powered by ブクログ台詞回しの饒舌さ、また後のニーチェなどに連綿と受け継がれていった思想がハッキリと読みとれて面白い。 飽くなき探究心の権化ファウストはついぞ悪魔の手を逃れて昇天、惜しみない人間賛歌です。
0投稿日: 2011.09.01
powered by ブクログ飽くなき知的探究心を抱き、研究室に籠っては日夜研究を進めるファウスト博士。没頭するあまりにいつしか生きる楽しみを見失ったファウストは、眼前に現れた悪魔メフィストフェレスと契約を結んでしまう。 「とまれ、お前はあまりに美しい」 と思わず感嘆してしまうような事物に遭遇したら魂を売り渡すと・・・。 本書第一部はマルガレーテとの悲恋が中心的な題材とされる。 少々複雑な第二部よりは話の展開がサッパリしていて幾分読み進みやすかった。 巻末の注は本編通読後に読まれることをお勧めしたい。 語句説明にネタバレが多く含まれているのでご注意を!!
0投稿日: 2011.08.19
powered by ブクログ「時よ、止まれお前は美しい」 ファウストの名台詞。 メフィストフェレスという悪魔の力で若さを得て、時を遡ったファウスト博士は何を得たんだろう。 (時間的経過を認めないというのは、悪魔的でネクロフィリアックに感じる) 悪魔を拒絶し、人間の(広い意味での)愛を受け入れたからこそ、ファウスト博士は死に、救われたんだろうなぁ。
1投稿日: 2011.08.04
powered by ブクログ探求者のファウストが神に目をかけられているように描かれているのが不思議だった。 アブラハムに息子イサクを殺させようとしたように、盲目に信じることが神の(というか宗教の)求めるところじゃないの? という屁理屈はおいといて、グレートヒェンとの幸せな日々ですらどこか陰鬱な空気がただよっていて、メフィストの存在感がありすぎ。
0投稿日: 2011.07.04
powered by ブクログ世界の根源を究めようとする超人的欲求をいだいて、ファウストは町へ出る。理想と現実との乖離に悩む彼の前に、悪魔メフィストーフェレスが出現、この世で面白い目をみせるかわりに、死んだら魂を貰いたい、と申出る。強い意志と努力を信じる彼は契約を結び、若返りの秘薬を飲まされて、少女グレートヒェンに恋をするが―前後六十年の歳月をかけて完成された大作の第一部。
0投稿日: 2011.06.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
魔王第2話にて成瀬さんが図書館で読んでいた本。 ゲーテということもあって興味がわきました! 少し難しそうですが…もう少し大人になったら意味がわかると思うので、しばらくしたら読みたいと思います!
0投稿日: 2011.04.28
powered by ブクログ意外と天使なんかより、ギリシア神話のほうがよく出てきます。 お話は結構面白いです。 メフィストフェレスが愉快。
0投稿日: 2011.02.25
powered by ブクログ再読になる。1回目読んだ時は話の展開が理解できなかったが、一通り内容を把握したら、すらすらと読めてとにかく面白い。メフィストーフェレスの台詞が楽しくて翻訳の丁寧な言葉遣いがよく、つい音読してしまう。あと世間一般で云う全知全能の悪魔ではなく、星形の魔除けが邪魔で部屋から出て行けなかったり、「お入り」を3度要求したりとコミカルで放蕩息子じみたファウストの要求にやっつけのように応える掛け合いも楽しく魅力的である。ワルプルギスの夜からグレートフェンとのクライマックスは素晴らしい。詩はまだ頭に思い描けず抜けていく
1投稿日: 2011.02.08
powered by ブクログ2011.01.18- 何か大きな物を追うばかりに、「今この時」に没入することが出来ない男の話。追っている物は余りに大きく、彼自身、何を追っているのかも見失ってしまう。「追求した先にあるもの」よりも、「追求すること」が目的になっているようだ。 あと、処女信仰は無意味で残酷だと思いました。
0投稿日: 2011.01.18
powered by ブクログ言わずと知れたゲーテの戯曲。老科学者ファウストが世界の全てを知るために悪魔メフィストフェレスの力で若返り、この第一幕では恋愛に勤しんだり魔女のお祭りに参加したりして遊びまくります。この原作ではファウストが若返るのは真理を求めてで、遊んでるのもその一環なんですが、オペラになると「俺はとにかく若い女のコと遊びてぇんだよ!」と言わんばかりの色欲老人化しているらしい。 人生に満足して「時よ止まれ、お前は美しい」と言うとメフィストフェレス君に魂を持っていかれてしまいます。でも中々良いキャラだからなメフィストフェレス君。神様の所行くよりよっぽど楽しめていいかも。 オペラになると尚良いキャラになるらしく。早く見てみたい。 うーん訳がもっと良いのってないのかな。とりあえずきっちり「時よとまれ、お前は美しい」って言ってるのはどれなんだろう。
0投稿日: 2010.11.29
powered by ブクログ第一部。世界の根源を極めたいと願う人間ファウストと悪魔メフィストフェレスの、この世を巡る物語。 戯曲の形で書かれているので、少しばかり背景が読みとりにくい。最後まで読まないと面白いかどうかわからない。 2010/9/25
0投稿日: 2010.09.25
powered by ブクログ伊坂幸太郎の「魔王」を読んで、途中にシューベルトの魔王の話が出てくるんですが、そこで魔王の詩が読みたくなって、勘違いで読み始めたのがこの「ファウスト」 かの有名なゲーテの作品なんだからと、大分構えて読み始めたんですが、読み進めれば何のことはなく(決して内容がないという意味じゃなく)びっくりするくらい読みやすい。門は広かった。びっくりします、ほんとに。
0投稿日: 2010.07.04
powered by ブクログ浦野所有。 ドイツ文学の傑作中の傑作。とはよく聞くものの、第一部を読んだだけではどこがすごいのかわかりませんでした。でもストーリーは楽しめましたよ。悪魔とともにこの世の快楽を求めて飛び回り、最後には魔女の祭典にも顔を出し、夢と幻に満ちた世界が広がります。 ただ、ちょっとストーリーはつかみづらかったですね。第一部ではファウストとグレートヒェンの恋物語が軸になっているわけですが、肝心の、グレートヒェンがファウストの子を身ごもるシーンは完全に読み落としました。(私の集中力が切れていただけなのか、それとも暗喩的な表現で見落としたのか、それさえも思い出せません……) 第二部はさらにストーリー性が薄くなると聞いているので、最後まで読みとおせるかどうか、いまから不安です(^^;;;
0投稿日: 2010.06.02
powered by ブクログ作者であるヨーハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテは、世界を代表する詩人であり作家である。そのゲーテが生涯を掛けて書き続けたのがこの作品です。 『ファウスト』は当時広く知られていた「ファウスト伝説」をモチーフに創作されています。この伝説は、16世紀後半(ルネサンスと宗教改革の時代)にドクトル・ファウストの人物にまつわる話としてドイツで生まれ、フランクフルトの印刷業者シュピースによって1587年に『ドクトル・ヨーハン・ファウストの物語』の題名で出版されてヨーロッパ全域に知られるようになったといわれています... 【開催案内や作品のあらすじ等はこちら↓】 http://www.prosecute.jp/keikan/058.htm 【読後の感想や読書会当日の様子などはこちら↓】 http://prosecute.way-nifty.com/blog/2010/02/58-2239.html
0投稿日: 2010.06.01
powered by ブクログ単純で奥深さもあって、何より楽しい。 無駄がない作品でした。 ファウストの人格が良い。自分を神だと思えるほどの知識と経験を積んだ人。だけどそれは迷妄であって、世間を知らない、と指摘するメフィストーフェレスの存在。ファウストはただの男になっていく。 全体が哲学の要因を孕み、真理的と人間くささのある作品。 すらすら読めて、面白い。 <二>でどう終わるのかが気になる。
0投稿日: 2010.05.04
powered by ブクログどうしてこんなに知っているのか。 どうしてこんなに変わらないのか。 とても不思議で。 だいすきです。
0投稿日: 2010.03.20
powered by ブクログ一行一行の言葉の力が恐ろしい。 作者はこの作品を仕上げるのに60年かけたそうだけれど、間違いなくここに書かれた言葉はこれから何百年も残るだろうし、多言語に翻訳されても威力を発揮し続ける。
0投稿日: 2010.03.02
powered by ブクログ以前から読もうと思っていましたが、難しそうだったのでちょっと躊躇していました。 読むのに苦労するかなと思って覚悟していましたが、意外に読めました。 ところどころ考えながら読まなければなかなか意味を理解しにくいところもありました。 第2部は結構手強そうですね。
0投稿日: 2010.01.02
powered by ブクログいっぺんくらい、読んでみようかしら〜、と手にとって なんつーか、まぁ、しょーもないっつーか。 や、思ってたより面白かったんですけど。 ほんと、どうしようもないっつーか。 煮え切らない男だな、ファウストさん。 友達いないだろ。(いなさそうです) 一部終了時点では、テーマがよくわかりません。 噂によれば、大団円らしいのですが。 機会があったら二部も読んでみようと思います。
0投稿日: 2009.09.19
powered by ブクログこ、これは…おもしろい!意外なくらい面白かったです。意外だったので勢いで★5つ。 たまたま「ファウスト」を読み始めたばかりのころに観にいった「春のめざめ」というミュージカルの中で、主人公の才走った少年が、「ファウスト」を読んでいて母親に咎められるシーンがあり、「えっファウストって、R15的な話?」とビックリしました。世界の名作的な話だと思ってたので。読みすすめて非常に納得。「春のめざめ」の主人公は、少年版ファウストでした。 ファウスト博士はこの世の知識という知識を吸収したはずなのに、なぜグレートヒェンが妊娠するかもしれないということに気がつかないんだ!バカ!と怒りたくなります。まぁ、悪魔(メフィストーフェレス)のせいということになるんですけど。 悪魔のせいであろうがなかろうが、女性が罪(というのも嫌ですが)をかぶることになる小説はたくさんあります。「緋文字」、「レ・ミゼラブル」のファンティーヌ、「テス」なんて強姦ですから尚酷い。 このグレートヒェンの悲劇を、メフィストは 「何もあの女が初めてこういう目に遭ったというわけのものじゃありませんよ」 と言います。 そして恐ろしいことに、現代だってあまり変わっていないと思います。 グレートヒェンや「春のめざめ」のベンドラのように、「純粋」で「良い子」でありすぎるのは不幸になるかもしれない。 第二部は難解とのうわさもありますが、楽しみです。
0投稿日: 2009.06.29
powered by ブクログあらすじは知っていたけれど、初めて読みました。 難しい本かと思っていたのに、すごく読みやすい! しかも、想像以上に面白かったです。 グレートヒェンの悲劇が、特にいい。 早く続きが読みたいです。
0投稿日: 2008.11.01
powered by ブクログ教養書としてだけではなく、ストーリーも面白いです。 ドイツ語の原書や英訳では韻が踏んであって、音読するとリズムいい。 だから、また違った読み方ができるんだろうな。
0投稿日: 2008.10.14
powered by ブクログゲーテの傑作長編。 大学者ファウストは、悪魔メフィストフェレスと、ある時間に対して「とどまれ、お前は美しい」と言ったならば悪魔に魂を渡すという契約を結ぶ。 要するに、この世の全てを理解した気になって飽き飽きしていた老人が、悪魔に魂を売って美しい瞬間を見つけようとしたということである。 正直、こんなジジイの魂が崇高だとか綺麗なものだとかは感じないのだが・・・。 で、無垢な乙女のグレートヒェンと恋愛して、孕ませて、そいつを結果的に捨てて。 やっぱこのジジイ最低では、という気になってしまう。 ちなみにグレートヒェンは、ゲーテの初恋の人の名だ。 ファウストは、ゲーテ自身であるともいえる。・・・うわあ。 正直言って、『ファウスト』に出てくるグレートヒェンは、恋愛のいわゆる結晶作用によって幻想といえるほどに神格化された永遠の乙女だという印象がある。ゲーテの中では、女性というもの、そのものの象徴として、グレートヒェンが存在していると思う。 ただし、そんな乙女を孕ませ、捨てるというゲーテの発想は、当時の社会を考えればなかなかできることではない。実際のモデルとなった事件はあったようだが。 このことを見ても、『ファウスト』がゲーテの覚悟を決めた生涯ひとつの作品であったことがわかる。
0投稿日: 2008.06.18
powered by ブクログ上巻です。天才と悪魔のお話。かなりおもしろい。早く下巻が読みたい。『とまれ、お前はあまりにも美しい。』
0投稿日: 2008.02.15
powered by ブクログクラシック音楽を聴きながら、ファウストとグレートヒェンのいじらしい恋の語らいを読んでいると、頭がどうにかなっちゃいそう・・・!だめ、もう、倒れそう、私・・・!こんな純粋な乙女心が私の内に秘かに隠れていたなんて! ファウスト「喘ぎつつも希望の露を吸ってわずかに生きている甘美な恋の苦しみよ、己の心臓を捉えてくれ。」 「この気持ちが消える時は己の最期だ。いや、いや、この恋に終りがあるとは思われない。」 私、気絶します。
0投稿日: 2007.10.08
powered by ブクログやっと読みきった。友達に1年間ぐらい借りてて、読みにくいと思って何度も挫折していたけれどハイネの詩集を読んで言い回しに慣れたらすらすら読めて以外に面白い作品だった。
0投稿日: 2007.10.04
powered by ブクログ8/15読了 この世にいる限りは奴隷となるが、死んだら逆に奴隷にされるという契約を悪魔と結んだファウストが恋をしたりなんやら。
0投稿日: 2007.08.30
powered by ブクログ―「あなたは結局――あなたですな。何百万本という縮れ毛を植えた鬘を被っても、何尺という高い竹馬に乗ってみたところで、つまりあなたはあなたですな。」
0投稿日: 2007.08.21
powered by ブクログ課題のレポート書くため購入。読む→感想書くの全部で4時間ほどというやっつけ仕事っぷり。でも意外に読めました。面白かったです。書き上げたブツからなんとなく部分抜粋。→ファウストの第一部、悲劇。悲劇や絶望というのはむしろ、それを感じてしまうことにあるのかと思った。ファウストは物語の序盤で死を選ぼうとした。ファウストは目に見えるものの一切、あの瞬間には何も失ってはいない。心が酷く損なわれるような事件があの瞬間に起こったわけではない。でもファウストは死を選ぼうとした。悲劇を生み出し、感じてしまうこと、そういう人間として生きていくこと、それこそがこの男の悲劇性なのではないかと思う。「己はもう生きているのがいやになってきた。望ましいのは死だ、生は疎ましい」、とファウストは言う。「そのくせ、いざとなれば、誰も死にたがりゃしませんよ」。返した悪魔、メフイストーフェレスの言葉は、本質をついているのではないかと思った。生への未練はイコールその先へ、未来への期待なのかもしれない。「時よとまれ、お前はあまりに美しい」、そう感嘆できるに足る一瞬に、いつかめぐり合えるのではないかと、信じるなんて冗談でも言えないような薄い期待をして、だからこそ死を選べずに、人は歩いていくのではないだろうか。なんて。
1投稿日: 2005.10.13
