
総合評価
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powered by ブクログ女性、男性が主人公の短編集各5篇。 「ジャージの二人」「ぼくは落ち着きがない」のスピンオフも収録。 「猛スピードで母は」(芥川賞受賞)が代表作の方ですね。 初読みの作家さんなので、こういう作風なんだなと思いながら読んでいた。 「マラソンをさぼる」が印象的。 余談ですが解説(北村浩子さん)が豊富な情報とかが適格にまとめられてるなぁと思った。 さすがフリーアナウンサー。
0投稿日: 2026.01.29
powered by ブクログ2003年〜2010年に各誌で発表された短編を集めた一冊。それぞれに共通のテーマや関連はないが、どれをとっても長嶋節という感じ。 穏やかならぬ展開を見せる作品も中にはあるものの、日常の他愛ない場面を切り取って、誰しもが心にちょっとだけ引っかかっている感情を呼び起こすテイストが通底している。 PHS、オザケンの『LIFE』を録音したMD、木村カエラの『sakusaku』、「四角いニカクがまあるくおさめる」やつ、などスマホ前時代の風物がちょっと懐かしい。 さらには、浅香唯の『セシル』や夕方の『特捜最前線』再放送など、作者と同い年の自分からするとノスタルジーも甚だ。 高校時代の不良との甘塩っぱい思い出をクールかつエモーショナルに描く『マラソンをさぼる』と、非日常シチュエーションに似つかわしくない由無し事がつい頭に浮かんでしまう女性主人公のアンビバレントさが面白い『噛みながら』が特に印象に残った。
0投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログどのシーンもよかったな。短編集だけど、シーンって感じ。銀行強盗されてる間に余所事を考えちゃう女の人は津村記久子で想像してた。ちょっとつまらないなと思って同時読みしてた頃だったから。ぴったりだった。
0投稿日: 2016.07.29
powered by ブクログ日常の出来事を感情の抑揚がなさ過ぎるだろうと突っ込みたくなるほど淡々と描いた短編集。 実は他の長編と微妙にリンクしているのだと解説を読んで知ったけど、そこまで記憶していなかったので、特に感慨があるわけでもなく… 幾つかの短編は登場人物にまったく共感できないというより、むしろ反感を持ってしまう内容だった。
0投稿日: 2015.11.05
powered by ブクログ「ジャージの二人」「ぼくは落ち着きがない」のスピンオフが収録されているということで買ってみた。 それも良かったけれどやっぱり他のも良かった。 生活のテンポや波長が私とよく合っているような気がして嬉しくなる。 「海の男」の主人公は私だし「山根と六郎」の六郎も私だ。
0投稿日: 2014.07.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どう分類したらよいのか毎度悩む長嶋節、炸裂。 それでも何度も読み直してしまう。 女心の機微、これほどまでに分かられてしまうのはくすぐったい。
0投稿日: 2014.07.05
powered by ブクログ日常の些細な揺れみたいなのをとらえるのが、相変わらず上手だなぁと感心してしまう。 けれども、昔の作品に比べて、少し素朴さみたいなのがなくなってきたっていうか、狙いすぎたような台詞が増えてきたような気がするというか。 そろそろ決め文句みたいなのが来るかな?と思うタイミングで、やっぱりそれがくる。 それがくる頻度が昔より多い気がするのは、気のせい? 嫌じゃないんだけど、狙い過ぎ、というか。。。 あるいは、まったく逆で、昔の自分がそれを感じる力がなかっただけなのかもしれないし。
0投稿日: 2014.04.20
powered by ブクログ「ファットスプレッド」の、私たちは仲がいいよな、と思う気持ちも、それでもときどきひやりと背中を風が通るような気持ちがあることも、ああ知ってる、と思う。知られている、とも。この話が「祝福」っていう本に入っていることと、最後のTシャツのFINEの文字に、なんだか惑わされるような気持ちになりながら、これはまたそのうち読み返すだろうなあと思う。長嶋有の小説は、私の暮らしの手の届くところにいつもある、置いておきたいイメージ。それがきっと好きってことなんだよねー。
0投稿日: 2014.02.16
powered by ブクログ今日なにしたんだろうとか あぁ今日もとるにたらない一日だったな って 自分なにしてるんだろ、って落ち込んでた時に ちょっと立ち読みして、買っちゃった。 わたしが今日一日を生きたことは 一日ぼんやり考えてたことは ちょっとくすっと笑えたり 意外と大事件だったり なんだかキラキラした素敵なことだと思わせてくれる 良い本でした。 ありがとう。
0投稿日: 2014.01.21
