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ピエールとジャン(新潮文庫)
ピエールとジャン(新潮文庫)
モーパッサン、杉捷夫/新潮社
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総合評価

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    同じモーパッサンでも心理描写の殆どなかった 「テリエ館」とはまったく違い、 複数の関係者の思惑が交錯し。 こういうスタイルのほうがやっぱり全然読みやすいなあ。 大小の運命のいたずらや小道具の使い方の 配置なんか、実に巧みですねえ〜。 個人的には、皆さん結構イイ性格してる(^^;)ので、 夫婦間・兄弟間の桎梏や確執なんかを もっと書き込んだ長編にしてほしいところだけど、 1エピソードで回してるから、このくらいの分量が スマートにまとまるところなのかなあ。 ラストに関係者が船医の薬棚の前に集まったときには よもやここで大波乱・・・?と心配(期待?)してしまったけど、まさかそんな、エンタメまがいの終局なんて、ねえ。 いやいや、でもなかなかの緊張感でした。ふう〜。

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    投稿日: 2016.11.14
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    グレイプバインの「マダカレークッテナイデショー」にモーパッサン、ピエールとジャンというフレーズが入っているので気になって読んでみた本。なんとなくやるせない兄弟の話。

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    投稿日: 2006.10.21