
総合評価
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powered by ブクログなぜ?私と同い歳のおじさんが、こんな話を書けるのか? 子供のこころ、娘のこころ、母親の心、父親の心。我慢をする、意固地になる、平等な愛、どう対処すれば良い。いろんな心が時には寄り添い、時にはぶつかって、時は進んで行く。 優しさに満ちた「はじまり」の物語。あとがきを読むと、震災の時に書き終え、震災後に出版された本書の目指したところが見えてくる。
49投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログあ母さんを亡くしたフミとお父さんが浮気をして離婚したマキフミのお父さんとマキのお母さんが再婚し二人は姉妹にお姉さんのマキ、妹のフミ、家族4人が家族となっていくさまを描いた作品。 それぞれは悩み時には涙し読んでいくうちにこの家族を応援している自分がいた。
0投稿日: 2025.09.04
powered by ブクログステップファミリーの一つのケース 家族の父親と小学4年生の娘 家族の母親と小学6年生の娘 四人が始める新しい家族 四人それぞれが気が付かれないように思いやりを持っているからきっと大丈夫 15年ほど前の作品だからか 今より父親が不在の時間が長いかな 母親が専用主婦で家庭を守る感じ 手作りのおやつとか読むと 自分がダメな母親だったなと後悔してしまう
81投稿日: 2025.02.14
powered by ブクログ再婚同士の夫婦とそれぞれの娘たち。 4年生のフミと6年生のマキのやり取りはなんとももどかしく切なく、それでいて温かい気持ちになれた。 潤滑油のように家族を執り成し、見守るネコのゴエモン二世。 家族ひとりひとりが悩んだり戸惑ったりしながら心を通わせていく良い作品でした。
1投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログ2016年、中2の頃に読んだような気がする。 親の再婚で姉妹になったけど、お姉ちゃんが全然仲良くしてくれない…って悩んでたね、妹。 引っ越した家だったかに猫がいて、かぎのしっぽが珍しい、幸運が訪れるねって、そんな冒頭だったと思う。 確か当時の感想で、「マキちゃんツンデレか」と書いたような。ツンデレという概念を知ったのがこの頃だった。
1投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログふみとまきが、少しずつ仲良くなっていくところがこの本の見どころです。ふみの少し辛い過去があり、まきにも辛い過去がある事があり頑張って新しい家族と過ごし、馴染んでいくわけあり家族のお話です。
2投稿日: 2024.01.29
powered by ブクログ最初に呼んだのは多分小学生の時。今まで色んな本を読んできたけど今でも変わらずに1番好きな本です。 再婚によって姉妹となった2人。すぐに馴染もうとする妹に対してどこか冷たい態度の姉。2人の関係性が徐々に変わっていく過程がホッコリします。
0投稿日: 2023.09.10
powered by ブクログ小学生の時に初めて読んだが、いつ読んでも面白い。昔読んだ時はわからなかったが、マキはただ不器用なだけなんだなと今読んでみると思う。
1投稿日: 2023.08.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった!読む手が止まらない。 フミが、つっけんどんなマキに戸惑うことも泣かされることもあったけれど、途中で挫折せずに丁寧に関わり続けていたのが偉いと思った。マキも段々、転びそうになりながらもこちらに近づいてきて嬉しくなる。フミの亡くなった母視点で書かれ始めてからは、重松清さんはどんな視点でも自然に書けるのか、と感心したものだ。
7投稿日: 2023.05.28
powered by ブクログ2023/2/3 ステップファミリーで家族になった、小4のフミと小6のマキ。 フミのお父さんとマキのお母さん。 最高。 重松清さんの作品読みたいな、ていうときってこういう読んだら心がまっさらになるものを求めてる。わたしは。 心の機微を描くのが本当に上手で、小学四年生の女の子が主人公でも、感情移入できる。 少し情けないけれど優しいお父さんにも感情移入できる。 あとがきを含め、わたしが今読みたい本だったな。
2投稿日: 2023.02.03
powered by ブクログ家族になるということ、姉妹間の葛藤やぎこちなさがごえもんや父母を交えながら伝わってきた。 お鍋のシーンは父の気持ちやフミの気持ちが痛いほど押し寄せてきて苦しかった
3投稿日: 2022.09.21
powered by ブクログ小さい時にお母さんを病気で亡くしたフミとお父さん、両親の離婚で父のいないマキとお母さんの4人が家族になっていく物語です。 4人を見守る元捨て猫ごえもん2世。 すれ違って泣いたり笑ったりしながら家族になっていって何回もウルウルしました。
1投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログ小さな身体で、色んなことを思い倦ねる様子に胸がぎゅんぎゅんしたし、「仲良くするってそういうことじゃない」っていうのにはっとした。 自分も気にしいだから尚更。
0投稿日: 2022.04.23
powered by ブクログ新しい家族、新しいお父さん、新しいお母さん、新しいお姉ちゃん、新しい妹、元野良猫。切ない気持ちにもあったかい気持ちにもなり、この家族が、この姉妹がどのように成長していくのかずっと見守りたくなります。とても良い物語だった。やっぱり大好きな作家さんだなぁ
0投稿日: 2021.11.02
powered by ブクログこころがじんわり温かくなった。 フミ、マキ、お母さん、お父さん、ゴエモン二世。それぞれがいろいろな思いを抱えながら、少しずつゆっくり家族になっていく。読み終わった後も、じんわりと温かさが広がっていく一冊。
7投稿日: 2021.05.13
powered by ブクログ家庭の事情で家族が減り、そして増え、微妙な空気が流れる。 生きてるな~、と実感するお話でした。 悩むから人生なのかもしれない。 小学生には小学生なりの悩みや葛藤があります。 髪型ひとつでも、とても大事なことで、一概にいえることではないということを改めて理解しました。プレゼントの帽子、バンドが大事でした。 大人は忙しいから、なかなかそこまで気が回らないです。 子どもが小さかったとき。一緒に散歩して、道端の雑草に気を取られていつまでも進まないとき。ありんこを見て動かなくなったとき。 子どもには大事な時間。大人も同じ目線に降りて、大事な時間を一緒に過ごしてみてもいいですね。 現代人、日本人は忙しすぎます。 ネパール、インドの旅行記を読んで思ったことをこの本でも感じました。 テレビやゲームやスマホ、もちろん仕事でもなく、自然や子どもたちと触れ合って感じてもっと人間らしい生き方をしたい。最後に後悔しそうです。
22投稿日: 2021.02.24
powered by ブクログFather and daughter, getting new families: new sister and a mother. This story is so heart full for each family members think about each other and trying so hard to get to know each other although they don't show on outside. I thought they are already a great family at that point. And I thought I needed to learn that I can't depend all on the blood bonded relationship. It's important to talk and care each other.
0投稿日: 2020.10.16
powered by ブクログお父さんが再婚して、小学四年生のフミは新しいお母さん、お姉ちゃんのマキと家族になる。 フミの心の中には亡くなってしまったお母さんへの想いが忘れられない。 でも、家族になった明るくて面白いお母さんも大好きだ。 そして、クールでちょっと怖いお姉ちゃんのマキの綺麗なポニーテールの髪型に憧れる。 中盤まではフミ目線で描かれるが、途中からは亡くなったお母さんの言葉で綴られる。 ネコのゴエモンも、フミを見守っているのか、とても良い存在感だ
1投稿日: 2020.08.15
powered by ブクログ「前のお母さんと今のお母さん、どっちが好き?」 他人同士がある日突然家族として暮らし始める。他人だからこそ必要以上に「家族」であることに囚われて、さらにすれ違ってしまう。でもお互いを想う気持ちがある限り、何度でも笑い合うことができるだろう。
1投稿日: 2020.07.24
powered by ブクログ家族になるのはとても時間がかかる。 でも、2人のどの言葉の裏にも愛と寄り添いたい気持ちが隠れていること、、重松清さんの言葉は本当に一言一句無駄にできない感じで好きだなぁ。
1投稿日: 2020.05.08
powered by ブクログ家族になる為には。 互いに連れ子がいる場合、突然姉妹だと言われても実感は湧かないだろうし馴染むまで時間がとてもかかるだろうな。 特に思春期だと、ただでさえ大変な時期であるのに負担が増えるだろうから気を使う事によって親と子どちらもが疲弊してしまいそうだな。
0投稿日: 2020.04.09
powered by ブクログフミとマキの掛け合いの言葉ひとつひとつの裏にある素直にできない気持ち、、優しい愛のある温かいものを感じました。その愛があるゆえに葛藤が起こることは、これからもあるかもしれない。そんな新たな家族の形を自分たちの中に言い聞かせながら、未来と子どもながらにフミとマキだからこそ出来る向き合い方で向き合おうとしている強さに、涙が出ました。ワンフレーズも無駄にできない重松清さんの作品が改めて好きだなと。読んだあと、たった1人ではなくともお母さんやお父さん兄弟など、私を思って共に生活してくれている人に「少しのごめんね」と「いつもありがとう」が伝えたくなるお話です。
2投稿日: 2020.04.03
powered by ブクログこころがじんわり温かくなった。 フミ、マキ、お母さん、お父さん、ゴエモン二世。それぞれがいろいろな思いを抱えながら、少しずつゆっくり家族になっていく。読み終わった後も、じんわりと温かさが広がっていく一冊。
1投稿日: 2020.01.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再婚同士の新しい家族のお話。 フミと、おねえちゃんのマキ。 厳しいけど意地悪ではない、優しくて、頭も良いけど、時には迷うこともあるマキ。 お父さんとお母さんの悩みもわかる。子どもながらに気を使ったり恥ずかしかったり悔しかったり悲しかったりさみしかったり、もわかる。 ただただ、応援したくなる家族のお話でした。
2投稿日: 2019.11.20
powered by ブクログ泣きたくなるほどじわじわ感動。実に良かった。両親の再婚で姉妹となったマキとフミ。ぶっきらぼうな姉とストンと入り込む妹と。単純に姉のことが好きな妹と付かず離れずの距離感で妹を大切に思う姉と。朝、登校するときの距離感。お母さんが妹のクリスマスのプレゼントを間違えてしまったことに気づかなかったときに、ハッと視線を合わせてお互い何も言わず、後で代わりのものでフォローしてあげる信頼と優しさ。素敵な物語でした。
2投稿日: 2018.11.15
powered by ブクログそれぞれに、娘がいて、再婚する。 新しい4人の家族がスタートするが、 それぞれには死別した母親と生き別れた父親がいる。 比較して、比較され、複雑なそれぞれの気持ちが手に取るようにわかり、心にしみてくる。 重松清氏の作品には、この手の作品が多いが、それでも彼の作品はいい!!
0投稿日: 2017.11.24
powered by ブクログ久しぶりに重松清さんのを 読みました。 中学入試も出された事のある 題材なので 流れは知っていましたが 最後まで読むと なかなか良いもんですね。 主人公のフミや 姉のマキを中心に 読んできてたのですが 亡くなったフミの母の 立場で書かれた所に グッと来るものがありますね。 さすが重松ワールド と思いました。
0投稿日: 2016.11.03
powered by ブクログいい家族になってほしい。たくさん悲しい思いをして寂しい思いをして、優しいお母さんと厳しいけど優しいお姉ちゃんができて。家族になるって難しくてじんわりあたたかい。素敵。
0投稿日: 2016.01.31
powered by ブクログ久しぶりに重松さんの本を読んだ。 亡くなった母親がチラチラ語る場面は 泣けてくる・・。 良い家族になって欲しいな。 でもまぁ、子連れ再婚って大変だわネ。 私には出来そうもない・・。
0投稿日: 2015.07.03
powered by ブクログ読みあたりの良い文章と、無駄がなくそれでいて鮮明に景色の見える描写。 特に心情を描かずにそれが切ないほどに伝わってくるところは胸がいっぱいになる。 家族っていい。 いいんだけどとても脆い線を束ねて繋がっている感じがする。 細い線はいつでも一本切れたり二本に増えたりを繰り返して、その度に家族のお話が増える。 最後にどどっと安心させてくれて、ちょっぴりの不思議もあって、とても優しい一冊。
3投稿日: 2015.06.25
powered by ブクログ2つの家族がひとつになる。そんな物語。重松さんの小説は、いじめられたり仲間外れだったり、登場人物がひどい目に合うことが多いので、気持ちが沈み込みがちだが、この話はそんな辛いことがなくて読みやすかった。ふみがいじめられなくて本当に良かった。家族の間で、思ったことがなかなか伝わらない、すれ違うもどかしさが、つらく悲しく、あたたかい。読みながら、何度も涙がこみあげてきました。
0投稿日: 2015.03.20
powered by ブクログ母を病気で亡くし、父親1人のフミと、父と母が離婚し、母親1人のマキ。 フミの父とマキの母が再婚し、フミとマキは、姉妹になった。 そんな四人家族の新しい生活を描いている物語。 フミは、病気で亡くなった母を忘れることができず、また「前の」「今の」と2人の母の呼び方にも困っていた。そして、性格がきついマキとの仲にも戸惑っていた。 また、マキはマキで、フミとの接し方、新しくできた父との接し方に困っており、両親もそれぞれ不安を抱えていた。 一つ一つの章で、だんだんと新しい家族の距離が近くなっていくのがわかる。 最初読み始めから、 「あぁ、重松さんらしいなぁ」 と思いました。すごく温かい物語でした。 姉妹の関係、両親との関係、そして友達関係の描き方…どれも良かったですが、1番は亡くなったフミのお母さんが、フミには聞こえない声で話す所には、涙が出ました。 新しい家族でスタートをきったお父さんとフミを見守っている亡くなったお母さん。 またゴエモンという猫の存在。 ゴエモンは、亡くなったお母さんがまだ生きていた頃に飼っていた猫。 そして、今回新しい家族で可愛がり始めたのがゴエモン二世。 このゴエモン二世は、亡くなったお母さんの姿を浮かべさせます。 この家族の将来も、少し入れてあり、とても温かい終わり方でした。
3投稿日: 2015.03.07
powered by ブクログ優しいけれどちょっと不器用な登場人物たちが出てくる、あたたかいストーリーな感じが好きです(*^_^*)
0投稿日: 2015.02.08
powered by ブクログ重松作品のなかで一番好きかもしれません。 「大切なひとと気持ちがすれ違ったり、ぶつかってしまったり、誤解したりされたりして、たくさん悲しい思いをしなくてはいけない。」 そうやって少しずつ、ちょっとずつ人との絆を強めていくこと。大人になってからはそれが難しかったりします。 相手を想う気持ちがお互いに通じなくても、いつかそのやさしさが通じるときがくると信じて前に進んでいく。 そんな難題が「はじまりの日々」として描かれた時間に、とてもせつなくなり涙しそうになりますが、その分たくさんの優しさに溢れている家族に心が温められます。 ゴエモン二世が「前のお母さん」なのか「ゴエモン」なのか、そんな謎さえ心を明るく潤してくれる気がします。
4投稿日: 2014.12.08
powered by ブクログフミ。マキ。ポニーテール。 んで、ゴエモン2世。 なるほどね。 「でも、まあ、あげる。」 386
0投稿日: 2014.12.07
powered by ブクログお互いの父と母の再婚で、きょうだいになったフミとマキ。素直で優しく、おねえちゃんと仲良くなりたいフミと、不器用で無愛想だけど家族想いのマキ。姉妹と父と母の4人が徐々に本当の意味での家族になっていく、一組の家族の「はじまりの日々」を描いた物語。 重松清の作品は家族のあたたかさを描いている作品が多く、本書もそのひとつ。 家族とはなにか…。正解はないし、答えはひとつではない。そんなことを気づかせてくれるような一冊。
0投稿日: 2014.11.18
powered by ブクログ二組の親子が一つの家族になる話。 ゆっくりゆっくり家族は始まって行く。 うまく気持ちが繋がらなくて、でもしっかりお互いを気遣いあってて、ときどきじわっと一緒に泣きたくなる。 そんな家族の始まりの物語。
0投稿日: 2014.11.16
powered by ブクログ主人公フミと新しい家族の出発。亡くなったフミの生みの母親が、猫の体を借りて見守る。文章がうまくて今回も泣かせてくれる。 2014.11.3
0投稿日: 2014.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アンテナみたいにピーンってはねている髪の毛のことなんて言うか知ってる?「かわいげ」っていうんだよ。 重松清らしい。学校の教科書のような作品。 ____ p26 かわいげ 癖っ毛がコンプレックスの子に言ってあげよう。 p57 おねぇちゃんの「かわいげ」 ツンツンした少女のマキにも可愛げはある。ばっちり決まったポニーテールのなかに、無理やり押し込んだ「かわいげ」が結わえてあるのかもしれない。 p71 ゴールデンポイント 何でも知っているツルちゃんの情報。 「ポニーテールをきれいに作るコツは、髪を束ねて結ぶ位置なのだという。顎の先から頬を通って、耳の中心まで線を引く。その線を頭の後ろまで延ばしていったところでむすべば、バランスが一番きれいになる。」 p118 うれしさ半分、うれしくないの半分 フミの前の小学校のお友達が遊びに来る前日、お母さんに「明日来るお友達、前のお母さんのこと知っているんでしょ?ウチに来たら最初に会ってもらってね。」と言われ、 それが、うれしいのと、うれしくないのと -境目がぎざぎざになって、やっぱり半分ずつだった。 板挟みになるストレスを予見している。 p183 仲良くなるとは お母さんの友人の子ケンちゃんを預かることになって、とりあえず一緒に遊んであげたフミにマキから一言 「お母さんがアンタに言ってた『仲良く』って、こういうことじゃないよ思うよ。」 え…、マキさん、どういうことですか!? 大人でもわからないですよぉ…((+_+)) 接待みたいになってたのが良くなかったんですかね?「死んだ」とか「蘇った」とか、嫌なことははっきり言わないと、ケンちゃんは無自覚に人を傷つける罪を負うことになる。甘やかすのは罪、本気で仲良くするなら腹を割りな。っていうことですか? p189 悲しさと寂しさ 「悲しい時って、涙に向かって一直線って感じでしょ。でも寂しさってそうじゃないのよね。夜のうちに雪が積もって、朝になったら外が真っ白になってるみたいな……」 「だから男の子ってうっとぅしいと思うけど、ケンちゃんと仲良くしてあげてね」 その言葉も最初に聞いたときよりもすんなりと胸にしみた。 p245 後ろを向く お父さんに対する親友の言葉「ときどき後ろを向かせてやれよ」「亡くなったお母さんの思い出話ができる相手はお前しかいないんだから」「で、お前も後ろを向いてみたら、上の子が親父さんに会うっていうのも、ちょっとは受け入れてあげられるんじゃないかな」「知ってるか、人間の細胞が全部入れ替わるまでには六年くらいかかるんだぞ。ってことは、ほんとうの意味で新しい生活を始めるまでには『よーい、どん』から六年もかかるんだよ」 いい友達だな。 p319 あいさつ なんであいさつが大事なんだと思う?ひとりぼっちだったら、あいさつすることも、されることもできないからだよ。 p357 増税後 あとがきから 本書は、僕にとって、消費税が八パーセントになってから初めて刊行される文庫であります。 ______ 子供だって必死になって気を遣っている。 自分の気持ちを気付かれないように必死に隠している。 本当は嫌なのに…。本当は我慢してあげているのに…。本当は…そうじゃないのに!!! そんな本。 あなたは、 フミちゃんのような人に甘えてしまっていませんか? フミちゃんのように他人に甘くないですか? 一緒にマキさんに叱られてください。
0投稿日: 2014.10.23
powered by ブクログ終わりは始まりでもある。けれど、終わりは自覚しやすいのに比べて、始まりはそれがむずかしい。そりゃそうだ、いまのぼくにはやっぱりあるひとつなぎの季節が終わったのだから。 でも、だからこそ、始まりに目をやりたい。これは始まりなんだとつぶやきたい。その日々の埃っぽさを少し疎ましく思いながら大きく深呼吸したい。 いまを、ぼくの、上京物語としてとらえる。
0投稿日: 2014.10.14
powered by ブクログお互いの父親と母親の再婚により、姉妹になった小学4年生のフミと小学6年生のマキ。家族4人がそれぞれ、新しい生活に戸惑い、悩み、困難に立ち向かう物語。 私自身も、8年前に妻が再婚のため二人の娘と一緒に新たな所帯を持った。本書の中では父親と同じような立場になるわけだが、自由気ままに過ごしていた独身時代から一変する生活に、かなりのストレスと悩みを当時は抱えた。 それでも、娘たちの笑顔と誕生日にくれる手紙に救われ、今でもささやかな幸せを感じながら日々を過ごしている。 帯の「あせらず、あきらめず、少しずつ家族になっていこう」って言葉が、とても実感できます。妻と娘二人、そして末っ子の長男に「ありがとう、これからもよろしく」。
3投稿日: 2014.10.03
powered by ブクログ久しぶりに本をよみました。女の子ってこうだよね、成長してくってこういうことだよねて思えました。重松さんてとても優しいひとなんだろうな。
0投稿日: 2014.09.20
powered by ブクログ家族の形はいろいろあるけれど、お互いに想う気持ちがあれば、どんどん深みのある関係になれるような気がした。 フミとマキに、幸多からん事を願う。
0投稿日: 2014.08.29
powered by ブクログ重松さんの得意分野、家族。 近い存在だからこその苛立ち、我儘は 家族であることの証なのだと改めて思った。 少女ならではの演技と本音が入り交じる姿は、 逆にシンプルに進まない難しさをよく表している
0投稿日: 2014.08.28
powered by ブクログ親同士が再婚することによって新しく姉ができたフミの視点を中心に、再構成家族の中での家族それぞれのとまどいや遠慮、やさしさなどを、とても丁寧に拾い集めたお話。 小学生の頃ってそういえばこんな気持ちで、こんな感情の動きをしていたかもしれない、と思い出すような、すっかり忘れていたような"女の子"の気持ちを鮮やかに描き出すエピソードの数々。重松清さんらしくて、あたたかいのだけどどこか切なくなる。
2投稿日: 2014.08.24
powered by ブクログ家族って、なるもんじゃないから、 だからなろうとすると、 ぶつかったり、すれ違ったり…。 人の心のリアルを素直に 大げさにリアルに書いていく。 さすが重松。
0投稿日: 2014.08.21
powered by ブクログ小学生の時に感じていた、灰色の気持ち。悩み。 大人の言うことはわからないけど、わかる。 そんな思いを頭の中で反芻しながら、最後は涙を流して読んでしまった。
0投稿日: 2014.08.18
powered by ブクログ主人公のフミ、父、父の再婚相手のお母さんと連れ子のマキの物語。 ぎこちない4人のやりとりに読んでる方もひやひやだけど、少しずつ前進するのは読んでて温かくなる。 人と人が近づくには時間がなんとかしてくれる場合もあるけど、本人がどうしたいか考え行動した結果の方が大きいと思った。
0投稿日: 2014.08.14
powered by ブクログ子供の目線で書かれていて、とても読みやすい。 それでも、子ども自身ではこんな風に自分の感情を整理はできないだろうなあ、と感じるのではあるが。 ふみちゃんの優しさ・素直さに癒される。 こんな優しさを子供の時から持ってるって、すごいなあ。
0投稿日: 2014.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再婚・連れ子の家族って、最近結構多いのでは。 みんな、家族になろうと頑張ってる。少し無理してる。でも温かい場所を見つけようとしてる。 フミの髪が、ポニーテールができるようになるまで少しずつ、1か月に1センチずつ伸びていくように、家族も少しずつ少しずつ形になっていくんだろうな。たとえ髪を切ってポニーテールができなくなっても、また髪が伸びるように、家族にピンチが訪れてもまたゆっくり修正していけばいいんだよね。
0投稿日: 2014.07.30
powered by ブクログ再婚によって新しく家族が出来た女の子のお話。 新しいお母さんがとってもできた人間。 他の家族もみんないい人で、 他人を思いやる心が強いから、 一つの家族としてまとまっていったんだろうな。
0投稿日: 2014.07.30
powered by ブクログ2時間くらいで読了。 小学4年生のフミと6年生のマキは両親の再婚で姉妹になります。ピュアで泣き虫なフミと、口数が少なくてぶっきらぼうなマキ。主にフミの視点から、再婚をして直ぐの二人と家族のお話が描かれます。 家族の絆や問題をテーマにした作品は重松清さんが色々な作品で描いていますが、女の子が主人公になったお話は久しぶりです。過去の女の子が主人公の作品では、心情や言動に違和感があって内面が感じ取りにくいこともありましたが、今作では女の子の考えていることや感情が分かりやすかったです。氏自身も娘さんが二人いたと思いますので、成長と共に分かってきたのでしょうか。 妹のフミは小学4年生で、猫が好きで感情が目まぐるしく変わる、かわいらしい子です。お姉ちゃんのマキと仲良くなりたいと思い積極的に話しかけますが、気難しいマキにいつも冷たくされて泣いてしまいます。一方の姉であるマキは感情をあまり表に出さず口数も少ないために、つい妹のフミに厳しく当たってしまいます。性格の違う二人が姉妹だけでなく、それぞれの再婚相手と戸惑いながらも関係を築いていくお話です。 他人と家族として暮らす、というのはどのような気持ちでしょうか。私は今まで両親から生まれ、両親と過ごしてきたために、そのあたりの感情は正直言って分かりません。ただ、いつもと違う毎日が急に始まるのは、とても怖いです。フミとマキは再婚についての話題はあまり話そうとしません。けど、色々な気持ちが頭の中でぐるぐるしていて、つい涙をこぼしてしまうのがフミで、イラついてしまうのがマキで、彼女たちも幼いなりに葛藤を繰り返しています。 人生に正解は無いのだと思います。けれど、再婚という形で始まった新しい人生を懸命に生きる二人の姿はとても強く見えるのでした。
1投稿日: 2014.07.29
powered by ブクログ父と娘、母と娘。四人が一緒になって新しい家族が始まる。でこぼこしてて、上手くかみ合わない四人がそれぞれに少しずつ上手く行く道を見つけていく。時間をかけて愛おしみながら。見守る者はすこーしホッとする。
0投稿日: 2014.07.25
powered by ブクログ川は一つの方向にしか流れない。 通り過ぎてしまったものは、もう二度とは戻ってこない。 海は波が来て引く。 潮が満ちて引く。 ゆっくりゆっくり寄せては返す・・・。
0投稿日: 2014.07.17
powered by ブクログ新しく家族になっていく話。 いろいろ難しいことはあるだろうけど 家族が多いことはいいことだ。 兄弟姉妹がいるのはいいことだ。 いるんだったら大事にできたらしあわせなことですね。
0投稿日: 2014.07.13
powered by ブクログ再婚した家庭のお話。オカッパの髪の毛がポニーテールができるような長さになるまでゆっくり、でも確かに伸びていくように、ゆっくりと家族が出来上がっていくお話。親の愛情ってええですね
0投稿日: 2014.07.10
powered by ブクログ四人それぞれの想いで少しずつ家族になっていく。少しずつだ。ポニーテールができるまで少しずつ髪を伸ばすみたいに、少しずつ、家族になる。
0投稿日: 2014.07.06
powered by ブクログそれぞれ一人娘を抱えて再婚した夫婦。新たな家庭を築いてゆく姿を末娘を主人公に描いた作品です。 とっても素直でいじましい末娘、ちょっと偏屈で無愛想だが一本筋の通った姉。表現方法は異なってもどちらも優しくて、そして彼女たちを取り巻く大人たちも優しく。如何にも重松さんらしい話です。 しかし、どこかインパクトには欠けるかな。 私が読み終えた後、月一回の半日がかりの通院に持って行った家内。朝から読み始め、夕食後もわたしの目に前で読み続け、どうやら今日中に読み終えそうです。 実は、会社の女性がもうすぐ寿退社。ご相手は二人のお子さんがいるそうで、初婚でいきなり二人のお母さんです。この物語の様に心が通じ合うことを祈って。。。
0投稿日: 2014.07.02
