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大聖堂(上)
大聖堂(上)
ケン・フォレット、矢野浩三郎/SBクリエイティブ
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総合評価

92件)
4.1
31
32
20
1
0
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    上中下巻を読み終えて。大聖堂建築を巡るさまざまな人々の善意、野望、横暴、欺瞞などが複雑に絡み合う歴史大河小説。暗黒の中世が生々しく描かれ、貴族の横暴ぶりと、虐げられる人々の過酷な人生、それらと聖職者との関わり方などが強く印象に残った。 ただ、全編を通して辟易した点が一つ。愛の営みにせよ、暴行・陵辱にせよ、性の描写がやたらめったら多い!まあ、当時の欧州社会をリアルに描こうとすればこうなるのかもしれない。死も生(それに繋がる性)も、現代日本よりはるかに身近なものだったということだろうか…

    5
    投稿日: 2026.02.23
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    上中下各巻が600 ページの大作ですが、物語の展開に引き込まれ、その分量を感じさせないところが本当に凄いです。 イギリスの中世を舞台に王と教会の対立、貴族や修道士も暴力が蔓る世界で自分の権勢を高めようと暗躍する中、大聖堂を築きたいともがく、石工のトムとその家族、さらに伯領を治めていた伯爵の娘アリエナ、絞首刑にされた吟遊詩人の妻エリンの家族、自分の教区を豊かにすべく奮闘するフィリップ司祭。 大聖堂建築の専門用語が溢れる文章は殆ど理解できませんでしたが、息を付かせない展開とその筋書きには本当に堪能しました。 社会の力の源泉が軍事力という暴力に支えられている王政と神の救いを信じる民衆の宗教心に支えられている教会が支配するヨーロッパ中世の歴史的世界が目の前に存在する様でした。 少し過剰?な愛欲の表現や暴力表現はどうかとも思いましたが、主人公達の生身の人間を描くうえでは不可欠かも知れないと思います。  二転三転を何回も繰り返すストーリーに脱帽です。

    1
    投稿日: 2025.08.15
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    上・中・下巻の上巻。約600ページ…… 読み切れるのかと怯みながらも ようやく上巻読み切りました。 最初はトムの物語なのかと思っていたら、 あれよあれよとたくさんの登場人物が増えていきます。 12世紀のイングランドということもあり、 なかなか読み終えるのに骨が折れました。 いろんな事件が立て続けに起き、誰も彼も人間くさくておもしろい…… ハムレイ一家はちょっと嫌になってしまいますが…… 先がどうなるのか。 大聖堂を巡る話がどう進むのか中巻に期待です。

    1
    投稿日: 2025.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    建築職人のトムの夢は大聖堂を建てること。しかし仕事は無く放浪しその日の食べ物にも困る有様。妻との別れ、再婚、修道院での仕事と別れ。話は壮大で長いんだけど、それは舞台背景、登場人物の考え方と行動が丁寧に描かれているから。物語の中に入り込んでしまってアリエナ(シャーリング伯の娘)のことは辛かった。彼女が中巻で幸せになってくれるといいけど……。ジャック(エリンの息子)はどうなるかな? 早く読みたい。

    0
    投稿日: 2023.09.18
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    カナダ人の先生に薦められて読みました。3冊で1500ページくらいあり、正直読み終えるのに半年かかるかもしれないと思いましたが一カ月で読めました。 こんなにページ数が多いのは描写が細かすぎるんだ! と半ギレ状態でしたが読み終える頃には気になる事もなく。→感想・中巻に続く

    6
    投稿日: 2023.05.28
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    単純に大聖堂を建てるトムと、大聖堂で過ごすフィリップの話なのかと思ったら、結構重いし、色々と感情が揺さぶられた。 中へつづく

    1
    投稿日: 2022.04.30
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    舞台は12世紀のイギリス。単に聖堂を建てるだけの本と思いきや、これが面白い。とにかく先の展開が知りたくて読ませる本です。大聖堂を造ることに魅せられた主人公のトム。修道院の健全な運営に燃えるフィリップ。そして領主的な生まれのボンボンで傲慢なウィリアム。この三人を中心に展開されるストーリー。長い話なのでいろいろありますが、いろんな嫌な奴が出てきます。トムが主人公と思いきや、この人は、赤ん坊は置いていくは、女はあっさり乗り換える。ウィリアムに至ってはもう最低。トムの息子も嫌なやつやし、だからこそ物語が面白くて読んでしまいました。大聖堂は再建できるのか、次巻以降も楽しみです。

    0
    投稿日: 2021.09.12
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    ★評価は読了後に。 長いな、、、面白くない訳ではないけれども、若干辛い感も無くは無く。長いってあんまり良い要素と思えないんですよね、、、本も、映画も、テレビドラマも、当方にとっては。 この本を手に取った時、思い出したのは、児玉清。もう鬼籍のお方ですが、こちらも今は無き「週刊ブックレビュー」で本書を熱く語っていた記憶あり。その熱量に引っ張られて中巻に向かいます。 しかし「週刊ブックレビュー」、またやってくんないかな。最近、某新聞の書評欄、読むに堪えんのです、、、面白そうな本、紹介してくれないし。すいません、本書と全く関係ない言でした。

    1
    投稿日: 2020.09.26
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    薦められて読んだのだが、この手の題材の本は初めてなので、コメントが難しいです まだ、中と下があるので読破したら改めてコメントします

    0
    投稿日: 2020.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エリス・ピーターズの『修道士カドフェル』シリーズ好きなら絶対ハマること請け合いの、上・中・下三部作。評者は絶対ハマるタイプなので、文句なしの星5とした。 ウェールズの平民で孤児だった修道士が、己の知恵と、仲間と、あらゆる伝手によって大聖堂建立するまでのお話。 そこに、登場人物それぞれの謎や諸事情が絡んでくる。これがしかも、全てきれいに解きほぐされ、決着がつく。 大部だが『必要でないエピソード』がほとんどないのはそのため。 イングランドのヘンリー1世の嫡男、ウィリアムの死に始まり、スティーブン王 VS 女帝モードの内乱、ヘンリー2世になってからの王権 VS 教会の対立など、歴史背景への知識はある程度あったほうがよい。 無くとも問題ない程度に、作中の人物が話題にする。重大事は『この時代だからこそ』の王権の不安定さや、諸侯の思惑によってどちらにも転び得るという、スリリングな展開をみせる。 どちらかというとデウス・エクス・マキナのように「困りごとに片がつく」展開だが、そこを『枝や葉の部分が、大きな物語の進むごとに翻弄されたり、要所要所で解決を見る』形に収めたのがケン・フォレットの力量である。 構想と調査に時間をかけただけあって、ただの中世譚ではなく、当時の建築現場に赴き、日々の進捗を目にしているような気分になる作品である。

    0
    投稿日: 2019.11.10
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    今から千年前の物語。舞台は英国。(キングズブリッジは架空の街の名だという) タイトルでもある大聖堂を創る夢を持つ主人公と、彼を織り成す登場人物は、どこかでリンクしており、それぞれの欲望に支配されている。 600頁にも及ぶ文庫本(上巻)はまさに英国の空のような鈍色のヒューマンドラマの序章であり、欲望と復讐のイントロダクションとして費やされる。 爽快さはないものの、次の展開を期待させる作者の手法は流石のひと言に尽きる。 待ち遠しくもあり、先を読むのも躊躇う気持ちもありつつ、また600頁への世界へ没入する。 (文庫本 中巻へ)

    0
    投稿日: 2019.05.08
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    どきどきしながら、読み終えた。 大聖堂ができるまでの壮大な物語 フィリップ修道士、石工トム、建築士ジャック お姫様から、物乞いになるアリエナ 謎の魔女、エリン なんと言っても、敵役の容赦ない悪事が、 物語に緊張感をもたらす。 敵役の憎たらしさ、悪辣さが、物語を面白くしている。 ウィリアムの悪役ぶりは、常軌を逸している。 お姫様をいたぶる場面、なんの罪ない町を焼き討ちなど

    0
    投稿日: 2019.02.24
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    映像がすばらしいので、・・・たぶん本より、TVのほうがおもしろいのでは。  ◆ 再放送  2012年1月22日(日)深夜〜【6夜連続一挙再放送】 ダークエイジ・ロマン 大聖堂(再) ◆ 再放送2011年8月8日(月)〜11日(木)午後10時00分〜 ※2話ずつ 再放送  ダークエイジ・ロマン 大聖堂  BSプレミアム(全8回) ★TVで注目は、ジャック役の 「エディ・レッドメイン Eddie Redmayne」です。     〜 〜 〜 〜 ☆ 〜 〜 〜 〜 ☆ 〜 〜 〜 〜 現在(2011年3月) TV NHK BSHiで放映中。 ちょっと興味があって 本を読むことにしました。 ダークエイジ・ロマン 大聖堂 (全8回) BShi 2月5日(土) 午後10:00〜10:55 毎週土曜日 午後10:00〜10:55 イギリスの人気作家ケン・フォレットが発表し、これまでに全世界で2000万部売れたという大ベストセラー小説『大聖堂』。 日本でも数多くの熱狂的ファンを生んでいるこの歴史大河小説がついに、壮大なスケールで完全映像化された。 BSハイビジョンではこのドラマを『ダークエイジ・ロマン 大聖堂』と題して全8回、2月から3月にかけて放送する。 息をのむほど美しい映像、そして手に汗にぎるスピーディな展開はテレビドラマの枠を超えた圧倒的な迫力をもち、見るものの心をとらえて決して離さない。 製作総指揮を担うのは 大作映画『エイリアン』や『グラディエーター』で知られる名監督リドリー・スコット。 原作小説の大きな世界観を忠実に映像化できたのも、ヒットメーカーであるスコットだからこそといえる。 出演者にはドナルド・サザーランドなど豪華な俳優陣を配した、まさに映画のような一大スペクタクル巨編をお茶の間にお届けする。 2011/1/10 予約 3/15 借りる 3/19 読み始める。 3/31 第1章まで読んだ。 内容 : 物語の舞台は12世紀のイングランド。 数十年に渡る大聖堂建築という果てしなき夢のゆくえを縦軸に、 政治権力をめぐる権謀術数、熱く複雑にからまる男女のロマンス、 そして雄大な合戦シーンに彩られた冒険活劇が描かれる。 著者 : ケン・フォレット イギリスの人気作家 1949年ウェールズ生まれ。 新聞記者、出版社勤務を経て、「針の眼」でデビュー。 同作はエドガー賞を受賞し、映画化された。

    0
    投稿日: 2019.01.12
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    交錯するそれぞれの運命。 登場人物の人生の過酷さに時折絶句。 だが読み始めると止まらない。 12世紀イングランドの壮大な物語。

    0
    投稿日: 2018.12.24
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    原書名:THE PILLARS OF THE EARTH(vol.1)(Follett,Ken) 著者:ケン・フォレット、1949ウェールズ・カーディフ出身、小説家、ロンドン大学 訳者:矢野浩三郎、1936福岡県-2006、翻訳家、明治大学文学部卒

    0
    投稿日: 2018.10.15
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    ずっと読みたかった。 入りから完璧。 悪人の悪人らしさが絶妙。 さて、この悪人どもはどういう最期を迎えるのやら。

    0
    投稿日: 2018.07.01
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    前半は登場人物の設定や物語の背景を掴むのに時間がかかったが、流れに乗るとドンドンおもしろくなってくる。 策略と欲望が入り混じって混沌とした展開で、修道院長フィリップVS司教ウォールラン、アリエナ・リチャード姉弟VSハムレイ家などの対立軸がしっかり構成されており「この先、どうなる?」の連続。 またルネサンス以前のダークな時代の空気や当時の建築技術、修道院の実像を感じながら読むことができる。 このペースで中巻に一気に突入。

    0
    投稿日: 2017.07.02
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    12世紀のイングランドが舞台の壮大な物語。この本を手に取ったのは、長年のイギリス好きと、故児玉清さんがある番組で紹介されていたからです。児玉さんは原書で読まれたようですが、英語力のすっかり落ちてしまった私には翻訳本が精一杯。当時の風習・価値観、生活様式、宗教など全てが興味深いです。建築職人と修道院院長を軸に、大聖堂建設に向けた駆け引きの末、ようやくその夢が動き出したところで中巻へ。

    0
    投稿日: 2017.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人間関係がこんがらがって、家系図を作成。 トムの息子に対する態度や、その息子の乱暴さにいらいらする。エリンが出て行くのも当然。 後半は、フィリップの策略が上手くいくのかハラハラ。

    0
    投稿日: 2016.12.05
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    読みやすくおもしろいとは思うのですが、(読む気)エンジンかかるまで3分の2ぐらいまでかかりました・・・ここから先は早いはず

    0
    投稿日: 2016.07.12
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    エエ加減洋書に手をつけようかなと決断したので・・・ とりあえず邦訳から読んでみることにして図書館で借りてきた。 上巻だけやのにぶっとい・・・ぶっとすぎる・・・。 期限までに読めるやろか(-_-;)と思ったけど、結構ひきこまれて読めた。 ウィリアムの悪っぷりがハンパない。 中世にはこんな領主もホンマにいたんやろなあと思った。 建築様式の描写のくだりはよくわからんかったけど、トムやジャックが魅了された理由は理解できたのでよし。 エリン・・・どうしても大好きな「獣の奏者」の主人公を思い出してしまってつらかった(-_-;)(あまりにもキャラが違い過ぎて) 裏切りや陰謀の連続で、上巻ではやお腹いっぱい気味やけど、借り物やからがんばる(>Д<)ゝ

    0
    投稿日: 2016.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    12世紀のイングランドが舞台。 大聖堂の建築を夢みる職人トムは、雇われ仕事を追われ、家族を連れて流浪の身。一家は糧を失い、身重だった妻を失い、やがて、トムは森に棲む美貌の未亡人親子と出会う。 その頃、キングスブレッジ修道院長に就任したフィリップは、修道院の経済改革に着手するが、大聖堂が火災によって消失する。 大建築を仕上げたい芸術家肌の職人と、崇高な理想に燃える改革者の宗教家。二人の夢に、時のイングランド国王の後継ぎ問題が絡む。 登場人物のすべてが善人ではなく、癖のある者たちばかりだが、彼らの信念が玉突き事故のように物語を突き動かしていく。歴史ってあんがい、こんなふうに行き当たりばったりで紡がれたのかもな、と。 眠るのが惜しくて夢中で読んだ小説は久しぶりだった。

    1
    投稿日: 2015.09.04
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    最初は何の話なのか分からないまま読んでいくが、トムの大聖堂を建てたいという思いが話の中心であることが明確であり、トムの思いとフィリップの思いが重なり、それを邪魔する立場の人物が出揃うと物語はぐいぐいと進み始める。 エリンが話の鍵になるはずだが、まだそれほどの存在感は見せない。 アリエナが今後どのように関わってくるのかが気になる。 ウィリアムは最低。

    0
    投稿日: 2015.08.10
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    多くの人に推薦された本。噂にたがわぬ面白さで、隙間時間全てを費やしてもまだ時間が足りない。ひとことでいうと【12世紀のイングランドを舞台にして、教会の大聖堂を建立する物語】だが、聖職者・職人・貴族という異なる社会階層の複数の登場人物たちの視点で進行する物語は全く飽きない。 上巻では、建築職人のトム一家の物語に多くのページを割いている。この時代は技能を得ることが生存に直結する一方で、失業して冬を迎えると飢餓に直面することがトム一家の苦難の中で語られる。 また、肝心の大聖堂を建設する修道院に関しての詳細な記述を通じて、よく教科書に書かれる「国民国家が成立する以前には教会こそが社会制度であった」、ということがよくわかる。行政、徴税、雇用創出、商売の場所提供etcといった様々な機能を教会が提供していたから。 建築手法に関しては細かく書く一方で、教義など宗教的要素に関してはあまり記述していないのは非常に良い。

    0
    投稿日: 2015.03.09
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    (一章) 建築職人のトム・ビルダーは領主であるパーシー・ハムレイの息子ウィリアムの夫婦で住む屋敷を建てているところだったのだが、相手方のバーソロミュー郷より婚約を破棄されたため、建築も取り止めになった。大聖堂を建築したいという夢をもっていたトムは家族を連れて新たな職を求めにいく。 場所を転々とするが、職につくことができず、家族は貧困に苦しんでいた。そんななか、妊娠中の身であった妻アグネスが出産後に息絶える。トムは妻を土の中に埋め、食べものがないから連れて行っても死んでしまうだろうということで、生まれたばかりの赤ん坊を妻の墓の上に置いていく。しばらくすると後悔の念から赤ん坊のところに戻るが、その姿はなくなっていた。周辺を探してみるものの見つからない。しかし、そこでウィンチェスターへと向かっている途中の森で出会ったエリンという名の女性とその息子ジャックが姿を現す。彼らによると赤ん坊は生きているらしい。果たして赤ん坊は修道院で保護されていた。エリンの助言によって、赤ん坊を修道院に残していき、ウィンチェスターを目指すことになる。 (二章) 修道院長の座を巡る争い。 フィリップvsリミジアス (三章) ハムレイ家によるバーソロミュー家に対する復讐。 (四章) 仕事を求めキングズブリッジを訪れたトム一行だったが、仕事をもらえず。とりあえず一晩泊めてもらって翌朝旅立つ予定だった。しかし、その夜ジャックが大聖堂に放火し大聖堂は崩壊する。ただそのおかげで新築するべくトムが雇われた。しかし、副院長リミジアスはエリンを魔女だと怖れ巧妙に立ち振る舞い、エリンを修道院から追い出すことに成功した。なぜエリンを怖れるのか? (五章) ウォールラン(キングズブリッジの司教)とフィリップがスティーブン王に謁見。バーソロミュー伯の領地を修道院側にいただけると思っていたフィリップだったが(そうなるようにウォールランが協力してくれていると思っていた)、実はウォールランはヘンリー(スティーブン王の弟でウィンチェスターの司教)と手を組み、自分の城造りのために領地をもらいうけ、フィリップをその道具として利用していたことが判明する。ハムレイ家の夫人がフィリップに教えてくれたのだ。そこで、フィリップはハムレイ家と秘密の交渉をし、自分たちが必要なところだけもらい、残りはハムレイ家の所有としようということを取り決めた。翌日、スティーブン王の口からその言葉がでると、ウォールランは口あんぐり。これはフィリップのせいだと知ると敵意を剥き出しにして、対立の線がはっきりと刻まれることになった。 物語の進行に関してやや冗長的だと感じる。 また、これは僕が苦手だからだけど、男女の営みまたは強姦の描写が生々しいので、その場面は辟易しながら読んだ。

    0
    投稿日: 2015.01.12
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    12世紀イギリスの物語。大聖堂の建立を目指す修道院を舞台に、様々な人達の思惑が絡み合うヒューマンドラマ。三人称で書かれてて、複数の主要人物に視点を切り替えながらお話が進む。視点は善人だけでなく悪人にも切り替わる。誰に切り替わってもハラハラドキドキワクワクする。 謎の死刑執行、王位継承をめぐる謀略、修道院長選の取引。略奪される伯領、森に住む不思議な親子、燃え落ちる大聖堂。まだ上巻なのにすごい展開、めちゃくちゃ面白い。

    0
    投稿日: 2014.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中世イングランドを舞台にした聖堂を建てる男の物語、、、と思いきや、彼が死んでも話は続く。 国王と教会とそれぞれの内部闘争と、形勢が目まぐるしく変わる波乱万丈の物語。読みごたえありの太い文庫の全3巻。

    0
    投稿日: 2014.04.20
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    12世紀のイギリスを舞台にした大聖堂建立をめぐる壮大な物語。心に葛藤を抱えて生きるきわめて人間らしい人々が織りなす群像劇に圧倒された。上巻は主に建築職人トムと修道院長フィリップの視点で描かれている。美しい大聖堂を建てたい、というふたりの夢ははたしてかなうのだろうか。今後の展開が気になる。 2010年、TVドラマ化。『ダークエイジ・ロマン 大聖堂』。

    0
    投稿日: 2014.04.20
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    綿密な構成と幾多の伏線が張り巡らされた荘厳な物語。大聖堂という一つの象徴を用いて変化のダイナミズムを描く筆力に圧巻させられる。 本作品を読むうえで読者側にもある程度の素養が求められる。まず12世紀のヨーロッパは現代と大きく異なり、暗黒時代を抜けたイタリアのルネサンス前の比較的後進的大地であった。品位と野蛮が交錯する、前近代的な混沌とした時代であった。そうした時代のなか大聖堂建築を夢見る野蛮な建築職人のトム、品位の象徴でありながら残虐なウィリアム、中立的な聖人と人間的危うさを兼ね備える修道院長フィリップスの対比が見事に冴える。国家と修道院で繰り広げられる権謀術数と、それに翻弄されるトムの姿が、この上巻の胆だろう。

    0
    投稿日: 2014.03.24
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    それぞれの私利私欲が交差する。 馴染みのない世界観が新鮮ではあるが登場人物全員の二面性がリアル。

    0
    投稿日: 2014.03.11
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    大聖堂建設に秘められた、様々な策謀の数々。 中世のイングランドを舞台に繰り広げられる修道院運営、そして、王国の権力争いなど事細かに描かれている。そしてその陰謀は手段は変われども、やはり昔も今もあまり変わらないのかもしれない。フィリップ院長vsウォールラム司教。アリエナvsウィリアムの対立軸が面白い。

    0
    投稿日: 2014.01.15
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    まだまだ序の口なのかどういった展開になるか予測がつかないが、続きは早く読みたくなった。 赤児は子守唄にスヤスヤ眠る。ゲップをしたくなると、口の端をゆがめる、それが笑っているように見える。

    0
    投稿日: 2013.12.26
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    神と王権が凌ぎ合う12世紀イングランドでの大聖堂建設を核に、石工や修道院長などのそれぞれの群像劇。寒冷期の前でまだまだ農業収穫が豊かだった感じはするが、それでも何かひとつ間違うと飢えと寒さに彷徨うことになる中世の姿がリアルに迫る。

    0
    投稿日: 2013.05.22
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    13世紀イギリスが舞台の歴史小説。 あまり知らない時代と舞台なので、「へー、そうなんだ」という点も多く、その辺も面白い。 しかし、もちろん物語としても波瀾万丈で素晴らしい。 まったくもって情け容赦なく、結構いい人だったバーソロミュー伯はパーシー伯に負けちゃうし、娘のアリエナはラストであんなことになっちゃうし・・・。 ウィリアム許すまじ!

    0
    投稿日: 2013.03.20
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    全三巻1000ページを超える大作ですが、ワクワクが止まらない。 歴史小説の醍醐味は全部入ってます。 とにかく、悪役ウィリアム・ハムレイがまぢサノバビッチで、やることなすこと本当に最低なので、自身にふさわしい凄惨な最期をいつ迎えるのかが楽しみにすらなってきます。 そして、迎えるクライマックス。歴史小説はこれだから止められない。

    1
    投稿日: 2013.01.31
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    B++ 憧れる先輩の好きな本のリストに入ってたから。 大聖堂を作ろうと頑張る人たち(建築家、神父さま、)の群像劇。 たぶん、今年一番のヒット作。 しかし、その理由を具体的な言葉に表現出来ない。 この本を上巻50p読んだあたりから、読むのが止められなかった。 中巻下巻に至っては、毎日の実験を本が読める待ち時間の多い奴にして、研究計画を変えさせたぐらい。でも、なんで面白いんだろ?謎な面白さ。

    0
    投稿日: 2012.12.29
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    中世イングランドの世界に一気に引き込まれる。いつか大聖堂を建てたいという夢を抱く建築職人トムや修道院長フィリップ、貴族の親子などその時代を生きるさまざまな身分の人々が登場し、壮大なドラマを繰り広げる。 建築にかかわる描写については正直、さっぱり分からないが、人々の野心、裏切り、愛憎などの物語がおもしろくて、どんどん読み進めてしまった。登場する人物がみな完璧ではなく、なりゆきで罪を犯してしまったり感情にまかせてひどいことをしてしまったり、どこかしら弱い部分を持っているのがいい。 第1巻では、長い流浪の末たどりついたキングズブリッジで、トムが念願の大聖堂建立をはじめるところまで。無事に完成するのだろうか? 没落し裸で世の中に放り出された元貴族の娘、アリエナ姉弟の運命も気になる。

    0
    投稿日: 2012.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマで出会って、原作を絶対に読みたいと購入。ますます面白くなった。他の作品も読んでみたい。エロティックで残酷な場面も多く、目を瞑りたくなるような描写も少なくないけど、ヨーロッパや大聖堂に行きたくなる…いったような気分にさせてくれるお話です。こんな壮大な話を書けるなんて尊敬。うまく言えないけど、読書好きの人には絶対に読んでもらいたい。

    0
    投稿日: 2012.07.22
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    大聖堂をめぐる様々な人間模様が描かれています。 小説自体、また時代設定自体がかなり昔の話なので それを意識して読むとなお楽しめると思います。 冒険物では無いのにハラハラドキドキする作品です。 星はまだ上巻なので3にしましたが 4に限りなく近いと思っています。

    0
    投稿日: 2012.05.02
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    ヨーロッパキリスト教的二項対立、勧善懲悪、 波乱万丈なよく出来た面白い群像劇。 マクロな面白さは文句なしなエンターテインメント。 一部人物を最後まで追いきれていないところは残念。 艱難辛苦の波状攻撃が、よくもまあ次から次へと。 相似パターンの繰り返しにややしんどくなる。

    0
    投稿日: 2012.03.18
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    もう20年程前のことだろうか、「大聖堂」が新潮社より出版された時、「針の眼」で有名なスパイ小説作家が中世を舞台にした作品を?と思った記憶がある。「薔薇の名前」のウンベルト・エーコならいざ知らず、スパイ小説作家に中世が描けるか!と思い、また千八百頁もある分量の為、書評紙等での高い評価にも関わらず読まず嫌いを通して来た。ある日、関空内の書店で偶然手に取る。原著者からのメッセージを読み著者が最初に書こうとしたテーマであったことを知り俄然興味が湧いた。上巻を読み終わり期待は裏切られなかった。小説ではなく将に物語。

    0
    投稿日: 2012.02.08
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    【1989年初刊/2005年SB文庫初版/2012-01-25購入】 12世紀イングランド、スティーブンvsモードの王位継承争いの時代を背景に、大聖堂建築を巡って繰り広げられる夢と野望と愛憎の物語。 ドラマ版(リドリー・スコット監督!)をNHK-BSで見てすっかり虜に。その後の続編「大聖堂-果てしなき世界」とともに600頁超×6巻をオトナ買い。もっと早く出会うべきだったけど、しばらくハマれそう。

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    投稿日: 2012.01.30
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    2012年1月10日読了。中世イギリスを舞台にした小説。辺境の修道院の改革を成し遂げた実力派院長のフィリップ、神の威光を実現するため大聖堂建設を目指すが、貴族同士の陰謀・職を探す石工の親方トムらの思惑に巻き込まれていく・・・。1冊1冊が分厚い3部作の1作目だが、クラシカルな時代考証、修道院の存在意義・いかに生計を立てるか、修道院と貴族・国王らの力関係など、興味深い薀蓄に溢れており、かつ主要な人物たちの、いかにも現代的でない・当時を懸命に生きたであろう人々のリアリティ(偏見に満ち溢れ頑固ではあるが、基本的に素朴で愛すべき善良な人々・例外あり)があり面白い。先が楽しみだ。

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    投稿日: 2012.01.10
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    故・児玉清氏推薦書。 まじで面白い。 読書嫌いの方はドラマのDVDもあるので そちらから始めるのも手です。

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    投稿日: 2011.12.18
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    壮大な話だった。 教会に住む人は正しく、神に守られている。 そうであれば、世界はどんなに単純で、楽に生きられるだろう。 けれども、決してそうでない。 そうでないからこそ、人はよりよく思慮深く生きていくことができるのかもしれない。 3冊組で、読み始めるまでは、正直面倒だとも思ったが、グイグイと引っ張られて あっと言う間に読んだ気がする。

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    投稿日: 2011.12.17
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    こんなに読み耽ったのは久しぶりだ 12世紀イングランドを舞台に、大聖堂建設をめぐる壮大なドラマが繰り広げられる。 登場人物が魅力的。構成が鮮やか。建築にまつわる知識に圧倒される。農民や騎士の生活様式・思考様式などといった描写がもの凄く生き生きとしている。目前にまざまざと立ち上がってくる。憤り、息を飲み、安堵し、応援してしまう。 中巻から下巻までの盛り上がりが大変気持ちいい。 ぷはー、面白かった!

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    投稿日: 2011.12.14
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    ボリュームがあって読了感はものすごいです。ロマネスク・ゴシック建築の勉強になるかと読み始めましたが、予備知識がないと場面をイメージし辛かった箇所が私は結構ありました。度々エグい描写もありますが、人間関係が入り組んでいて引き込まれました。

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    投稿日: 2011.08.22
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    あまりにも暗いので、読み進められなくなりました。このあとどんなに面白くなるのかわかりませんが、挫折です。

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    投稿日: 2011.08.21
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    大聖堂を建てたい大工と修道院長と仲間たち(?)の話。登場人物同士の関係が錯綜していて波乱を予感させる。

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    投稿日: 2011.08.03
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    大聖堂に魅せられた石工トムのお話。 かなりのボリュームで、なかなか読み切ることが出来なかったけれど、文章の中に引き込まれて飽きずに読むことが出来た。どんな展開になって行くのか?どんな風に絡み合ってゆくのか?気になる気になる。。中•下巻もあるとは・・・どんだけ長編。。_| ̄|○

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    投稿日: 2011.07.31
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     以前、BSでリドリースコット監督がテレビドラマ化したシリーズの原作です。 ドラマも良かったですが、原作も良いです。本好きで有名な故・児玉清さんが、大絶賛していたのを思い出します。  12世紀のイングランドはモード女帝とスティーブン王による内乱の最中にあり、農民や貴族、教会もその勢力争いに巻き込まれ、全土が混乱の中にありました。  そんな中、大聖堂建設を夢見る建築職人トムは、有能で篤信家のフィリップ修道院長が運営するキングスブリッジに放浪の末たどり着きます。そこで出会った森に住む魔女の息子ジャック、そして没落した貴族の娘アリエナとの出会いから大聖堂の建設という壮大な事業が開始されます。しかし、アリエナの父を陰謀に嵌め殺した貴族ウィリアム、大聖堂がある管区の司教ウォールランなどの妨害にあい、大聖堂の建設は頓挫を繰り返します。  果たして大聖堂はその威容を具現できるのか。  もちろんフィクションですが、当時のイングランドが王位継承の内乱中という状況は史実です。また修道院の生活や信仰の様子、農民の暮らしや、貴族同士の権力争いなど、事細かに描かれていて、その筆力に驚嘆します。とくに当時の市場経済の細かな描写は、ほんとにその時代に暮らしていたんじゃないのかと思えてしまうくらい見事です。  この原作ありて、あのテレビドラマがあったのかと納得しました。

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    投稿日: 2011.07.28
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    12世紀のイギリスの大聖堂職人の話である。 次から次に事件が起こり、ハラハラドキドキの展開に、 600ページが3冊の本を4日で読み上げました。 壮大な叙事詩とも言える作品、NHK-BSでリドリースコット監督のドラマを録画が途中で途切れてしまい、ボー然。 再放送はないのか!? お勧めです。

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    投稿日: 2011.07.24
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    腕のよい石工のトムは「美しい大聖堂を建てたい」ことを願い、家族を連れて仕事を求めて旅をする。一方で、若い修道院長フィリップはモラルと財政の破綻した修道院を建て直すために、政争の世界に身を投じていく。 輻輳した人間関係と、小気味のよいプロットは流石ケン・フォレットといった感じ。中世らしいオドロオドロシイ感じもよく出ています。 今後の展開が楽しみ。

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    投稿日: 2011.07.04
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    「お、これは……」 と思える大ボリュームの小説です。  1冊約600Pで、(上)(中)(下)の3巻=約1800P。 それでも、連休などで一気に読んでほしい作品です。 読後の達成感がすごくありますよ。     舞台は12世紀のイングランド。 大聖堂の建築に関わる人達、 そして大聖堂を取り巻く様々な愛憎劇を描いています。 上巻は、主役級の出自や、時代背景、舞台設定、人物関係の 説明が主。 建築職人・神父・伯爵令嬢。一見なんの繋がりもなさそうな 3人の人生が、少しずつ交わっていきます。 翻訳の方が上手なせいか、 海外作品ながら非常に読みやすい。 上巻が違和感なく読めれば、 (中)(下)で怒涛の展開が待っています!

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    投稿日: 2011.06.02
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    上巻の半分ぐらい読んだ。 登場人物のモラルのなさが、どうも自分には合わない。 BOOKOFF行きの予定。

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    投稿日: 2011.05.15
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    大聖堂の建築を中心にして繰り広げられる人間の愛や憎しみ、欲望、復讐などを描いた作品。登場する人物がそれぞれ完全でないところに本来の人間らしさ、人間くささを感じる。必ずしも正義が勝つわけではなく、時には悪に圧倒され辛い逆境に耐えながらも少しづつ成長していく登場人物に次第に引き込まれていってしまう。人間の憎愛を中心に話が展開しながらも作者の大聖堂に対する入念な研究による深い知識がよりこの物語を面白くしていると思う。

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    投稿日: 2011.04.06
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    いつかこの手で大聖堂を建てたい――果てしない夢を抱き、放浪を続ける建築職人のトム。やがて彼は、キングスブリッジ修道院院長のフィリップと出会う。かつて隆盛を誇ったその大聖堂は、大掛かりな修復を必要としていた。折りしも、国王が逝去し、内乱の危機が!十二世紀のイングランドを舞台に、幾多の人々が華麗に織りなす波乱万丈、壮大な物語。 (裏表紙紹介文より) *** NHKの大聖堂建築番組を観たあとなので、色々想像しやすかったです。 ↑の番組を観たときから思っていたのですが、大聖堂って良いなぁ。 現代のような大型の機械もないなかでどんな風に建てたのかとか、建物にまで込められた神への信仰心とかに想いを馳せると、なんだかロマンを感じます。 物語は上巻ということもあってかまだまだ導入部分、という感じなのでこれからが楽しみです。 …でも、読んでて気分が悪くなる描写が多いです。 時代も国も違うのだから仕方ないことですが、共感はできない物語かな。。。

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    投稿日: 2011.03.25
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    NHKのBSあたりで放映してる海外ドラマ原作。ベストセラーになるわけだわ。先が知りたくて仕方がない。同じ中世だけど、日本の勾玉シリーズとは自然や文化だけでなく、空気が違う。ちょっち悪人が多めで淀み気味。大人向けだもんなぁ。

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    投稿日: 2011.03.05
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    12世紀ダークエイジのイングランドっていうのがわたしには勉強不足。しかし、登場人物たちのキャラが立っているおかげで面白く読めている。上巻ではレディ・リーガンが印象に残る。ヒョウ柄のドレス姿を思い浮かべてます^^;

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    投稿日: 2011.02.01
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    自らの采配で大聖堂を建立するのが夢の石工の親方一家の話と、イングランド王家の跡目に纏わる話。餓死も目前というどん底一家と王族とが様々にリンクしながら進んでいく壮大な物語。上巻(全体の三分の一)を読み終わっても未だ登場人物の紹介が終わってやっと事件が動き始めたところ!

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    投稿日: 2011.01.29
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    中世イギリス。 大聖堂建設に熱意を燃やす人々を描きます。 最先端の技術に更に工夫して、買ってない高さと美しさを持つ大聖堂を作ろうとがんばる職人達。 権力争いもあり、ロマンス有り、ドラマチック! NHKBShiで、リドリー・スコット監督の8時間ドラマが近く放映されます。

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    投稿日: 2011.01.10
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    実は読み終わってない。残り十ページあまりで、断念。視点・語り手の切り替えがなじめなかった最大のポイント。この調子であと2巻はきつい。

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    投稿日: 2011.01.07
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    中世は不潔と粗野と迷信の時代だと思っていた、その印象は変わらないけれど、そんな時代に多くの大聖堂が作られた原動力は、現状からの脱皮(?)かなぁ、と。みんなどんな方向にも不屈の精神を発揮して、人間の可能性を感じたよ。アリエナとジャックのカップルには脱帽した。

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    投稿日: 2010.08.26
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    中世イギリスの宗教・政治闘争の歴史本として、 よき指導者のあり方を問う本として、 人の一生、善悪の意味について哲学する本として、 建築技術について知る本として、 娯楽として、 楽しむことができる本。 「ワイルド・スワン」「大地」のイギリス版、という印象。 長編ながら、徹夜してでも先を読みたくなる魅力にあふれた一冊。

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    投稿日: 2010.08.02
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    面白かった。一気読み、最後もハッピーエンドで良かった。「薔薇の名前」のように中世キリスト教を批判するでもなく描き、美しい大聖堂をつくりたいという二代にわたる建築人を中心に物語る。先に「大聖堂ー果てし無き世界」を読んでいたので、登場人物に類似点が多いのが気になるが・・・

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    投稿日: 2010.02.13
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    イギリス12世紀の物語。大聖堂をめぐって色々な人々の人生がえがかれる。 いい人も悪い人も両方でてくる。それぞれの人生が波乱万丈に満ちていてはらはらしっぱなしだった。 若干、物語として残酷すぎて泣きそうになったが、読み始めると先が気になってとまらなかった。 フィクションだが12世紀のイギリスの生活の様子が詳細に描かれていて、想像するのは楽しい。 修道院が社会的に果たした役割の大きさだとか。 惜しむらくは、自分に世界史と建築の知識があればもっと楽しめただろうと思う。 大聖堂めぐりにいきたくなった。 きっと、大聖堂を間近に見たら、これらを建てた人々に思いをはせて見ることができるだろうから。

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    投稿日: 2010.01.28
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    とっても分厚い単行本 上中下の3冊で1話完結 読むの大変だなぁっと思ったけど・・・ 読み始めたら面白いです 読み始めたらあっという間 今は中を読んでいます

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    投稿日: 2009.12.22
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    The Pillars of the Earthの日本語版 せっかく原書を買ったけど途中で挫折 本書600ページ弱。上、中、下巻に分かれ全部で1800ページにもなる長編 12世紀のイングランド。教会の大聖堂を建てるのに10年とか15年とかかかる・・・ 大聖堂を建てるには技術者も必要だし職人も必要だし、それを支える家族、友人。それに財政。 戦争があいつぐ情勢のなか、暴力と挫折。アイデア、忍耐、努力と各人が各人なりに上昇志向で生きていく。 上、中巻まで読み終えた。 ハラハラしながら読める。 ケン・フォレットのホームページには2010年テレビで放映すべくクランクインされたことが記されている。見たいなー  

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    投稿日: 2009.12.21
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    分厚い上中下巻を読み終えました。 ものすごく引き込まれ、次が次がとページをめくる手が 止まりませんでした。 聖堂の知識やカトリックの図式など、もっと勉強したら もっともっと楽しめたと思います。 でもそれ抜きでも、人間の欲望うずまく人間模様に とりこまれたのでした。 大聖堂建築に魅せられた男トムとその家族。 元伯爵家の娘。 出世の為なら手段を選ばない司教。 野望しかない悪魔のような伯爵。 次々起こるさまざまな問題に、弱い者が立ち向かってゆく様が なんとも素晴らしいです。

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    投稿日: 2009.12.08
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    中世の半世紀にわたって、大聖堂建築にまつわる話をもりこんだ壮大なフィクション。 プロットに重きをおいたRPGゲームに一瞬みえるが、より血のにおいや飢えといった当時の世界が下敷きとなっており、以下に示す種々のテーマを掘り下げて描かれている。 ●宗教と国家  教会と王は互いに不足している権力や民衆の掌握力を利用しながらせめぎあっている。騎士の暴力の前に、教会の力が徐々に弱まる中、殉教者のセレモニーによってイギリス中の民の心をつかみ教会の存在(=大聖堂の威厳)を保った。 ●都市づくりと治政者  当初、貧しい村であったキングスブリッジは、大聖堂建立を契機に、仕事、市、住居があふれ、町となるとともに、外敵からの防衛のため強固な壁、門を備えた都市となった。伯爵の資質が足りないと、たちまち、農地の荒廃、無法者の繁栄、市場の衰退、天災、人災に弱い町となる。逆に、民の心を経済的、宗教的観点から捉えると、またたくまに活性化する。伯爵と民衆が、まさしく、winwinの関係になれる。  筋としては、単純だが、都市づくりの原点を見たようで興味深い。 ●教育  3世代にわたって、主人公が変わっていくが、聖職者、棟梁、騎士のいずれかに向いているかは、幼い頃からの環境、周囲の教育がものをいっている。自分の欲望にのみ生き考える力の無いものは、ことごとく不幸な最後をとげている。 ●大聖堂建立  重く、がっしり造るものから、フランスでジャックが学んだサンドニ教会のように開口部が多く、軽くてしなやかな塔へ後半変更する。  当時の飢えと戦いながら、この贅をつくした宗教建築を造る原動力は、神や権威への畏怖、美へのあこがれ、生きることの象徴など本能の集積である。  予備知識をもって、実物を再度みると聖堂の荘厳さがわかるだろう。

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    投稿日: 2009.11.29
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    美と堅牢さは両立する。 教会などの前に立つとそんな言葉を実感します。 神の摂理を地上に具現することが宗教活動の一端であり、 文字を知らない人が多かった時代にはこういう「正当な美」が人々の指針となったんだろうなぁ。 なんて思いを馳せつつページをめくりました。 でもそれを造ったのは世俗に塗れた職人であったり 清貧とは言いがたい僧侶であったりするという現実もなかなかリアルで、そんな中でも本当に信仰に純粋な方もいて人間の色合いが昔はバラエティに富んでいたんだな、と思います。 各方面から面白い! と聞いて詠んでみたのですが…うーん、12世紀は遠すぎるのか夢中になるほどではなかったかも。 全体的に粗野な人が多くて血に飢えている人が多いのが特徴的だからかな。 妹や義理の弟にあらん限りの暴力を振るうお兄ちゃんや婚約を破棄されて周りに当り散らす若君とか暴力的な人間が多いのがなんかいやなんですよねぇ。 その点主人公の一人であるトム・ビルダー(教会職人)はよくできた男性なのですが長男の横暴に気付いてないあたり鈍感というか。 そういう意味では人物像がうまく描かれているのかも。 忘れてならないのは「怪物の奥方」の頭の回転の速さ。 グロテスクな容貌と切れ味の鋭い舌鋒、行動力、どれをとってもすご過ぎ! 天は二物を与えないという言葉を地で行く彼女の存在感に目が離せません。 なんでそんな賢母の息子があんなんなんだろうね。 (それが世の中ってやつですか) もしかするとこの物語の裏テーマは 「優れた個人が優れた親になるとは必ずしも一致しない」 ということなのかも。

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    投稿日: 2009.10.25
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    とにかく面白い。 今まで読んだ小説の中で一番のお気に入りで、 一番人に薦めたい小説。 上中下3巻の大ボリュームだけど読み終わるのがもったいないと思えるほど。 「もっと読んでいたい」と思えるほど。

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    投稿日: 2009.10.21
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    「オススメの本は?」スレッドでよく名前が挙がる本 上中下の3冊でボリュームたっぷり 気にはなるのよ、いつも

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    投稿日: 2009.08.01
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    ゲームのお供として買ってきた大聖堂です(笑) はじめちょっと読んだときの感想は、ジェフリー・アーチャーの「ケインとアベル」みたいな感じなのかなぁと……。これは、あんまりいい意味ではなくて、それなりにおもしろいんだが、出来すぎた(まとまりすぎた)小説みたいな印象が。 でも、読み進めていくうちに「大聖堂」の方が、泥臭い人間味があって、おもしろいです。し まあ、1巻だけでも、長い長い。そして、これでもかというぐらいに、いろいろな人生に怒濤の事件が起こります。 これを読んだ後に、もう1回、「大聖堂」を遊ぶと、きっと新たな発見が……。と思っているのですが。

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    投稿日: 2009.07.19
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    続編が売れていると聞き興味が湧いて、まずはオリジナルから読むことにした。12世紀初頭のイギリスの話。大聖堂を設計して建てるという夢を持つ石工のトム、キングズブリッジの分院の修道士であるフィリップを中心にした、権謀術数がぐるぐるに渦巻いている物語。中世なのでとっても野蛮で暴力的な事件も多々起こる。分厚いけれど話に引き込まれて、この困難をどうやって克服するの?ひとつ解決したらまた問題が起きたー、と思っているうちに読み終わった。

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    投稿日: 2009.06.29
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    2009年5月13日読了。 面白いです。いろんな人が出てきてて。 若い男が暴力的なのばっかりでちょっと嫌だけど。 恋愛あり、陰謀あり、希望あり・・・。 先は長いですが、すいすい読めそう。

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    投稿日: 2009.05.13
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    『大聖堂 果てしなき世界』 が、大々的に平積みされていて1,500万部の大ベストセラーの続編!とあり、まったくノーマークでしたが気になっていたところ、オリジナルを発見。こちらも続編と同様にかなりのボリュームの上中下の三巻構成。どうしよう、、、と迷いましたが養老さんが推薦コメントを寄せられており、それならば、と購入。とても長い話なのですがほとんど苦もなく、あっという間に夢中になって3冊読んでしまいました。舞台は12世紀のイギリス。無実の男が縛り首になってしまい、そのつれあいの女性が裁いた人間を呪うという衝撃的なプロローグから始まり、建築職人トム・ビルダーとその家族、伯爵令嬢との婚約を破棄されたハムレイ一家、破棄した側のシャーリング伯、戦争孤児となり修道院で育てられたフィリップとフランシスの兄弟、と、それぞれの登場人物たちの人生が最初はバラバラに語られて収拾がつくのかなとか、読みながら心配しながらでしたが、特に読みづらいとか忘れちゃったとかもなく、スムーズに読めました。王政と教会とが共存しながらも牽制しあい、武力という物理的な力と敬虔さや王位継承者の人徳による統制力とがせめぎあう様にどきどきしながら、気づいたら上中下と3巻読み終わっていました。とても面白かったです。

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    投稿日: 2009.05.05
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    『ゴシックとは何か』の著者がお勧めしていたので読んでみた。これもずぶずぶ浸かって逃避できる系の小説。こうして読書記録をつけてみると、逃避系読書が思っていたより多いことに気づき、やや反省。でも、あぁ、面白かった。

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    投稿日: 2009.03.06
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    息もつかせぬおもしろさ!! 中世の大聖堂がさまざまな試練を乗り越えて 建設されていく話だが、中世の教会の人間関係や ヒロインの魅力など、興味深いエピソードが つぎつぎと出てきて、はらはらどきどきと 一代スペクタルを鑑賞できる。

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    投稿日: 2008.06.24
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    舞台は主にイギリスの中世。 スペイン、フランスもちろっとでてきてます。 ネットとかでやたら評価高いけど・・・ 近代化前の暴力の蔓延が遺憾なく発揮される場面が多いので ちょっと面食らうのと、 最初のほうになればなるほど和訳が・・・苦笑。。 なので原書でよんだほうが面白いのかなって思います。 最後のほうはたしかに面白い! イギリスの中世史をすごい忘れてたので 読み終わった途端に世界史のノートと教科書を引っ張り出して、 あーそうそう、とか思ったり☆ 大聖堂もそう、 神社もお寺もそう。 その建立の意図を汲みながら見に行くと 結構面白い☆ 2007.december

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    投稿日: 2008.03.16
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    中世を舞台にした壮大なドラマ。めちゃくちゃ面白い!!!!!!まさに寝食忘れて読めます。授業中も続きが気になってページをめくる手がとまりません。RPGよりのめりこめます。

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    投稿日: 2007.08.06
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    最後が意外にあっけない幕切れ(個人的に感じたところでは)となりましたが、全体的に非常に面白い小説でした。目まぐるしく変わる主人公の視点や、作中の人物の巡り合いの妙、息をつかせぬ展開など最近読んだ小説の中ではダントツではなかろうか。その世界観に一気に引きずり込まれたというか。内容はまぁ、他の人のレビューなんかを見てもらうとして、「人生って何だろうね」と考えさせられます。内容の面白さもさることながら、和訳も素晴らしかった。と言うか、こういうのを映画化して欲しいね、実に。

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    投稿日: 2007.07.14
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    これはお勧めです。自分にはなじみのない西洋の中世。西洋史の勉強不足を痛感。 あまりに面白いので勉強しようって思いますよ。

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    投稿日: 2007.06.23
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    時は12世紀のイングランド。建築職人のトム・ビルダーは大聖堂をこの手で作り上げる事を夢見ながらも職を求めて国中を一家で放浪する毎日。 一方、キングズブリッジ修道院長に就任したフィリップは頽廃極める修道院にかつての隆盛を取り戻そうと苦闘の日々二人が巡りあい大聖堂の建設に着手するが、司教と領主の妨害に加え、国王が逝去し王位を巡る内乱が勃発するなど、次々に災厄が襲いかかる。 大聖堂を巡る人間模様だけでなく、大聖堂のゴシック式への建築手法の変遷といった西洋建築史の薀蓄もたっぷりで読みどころが多い。 年間ベスト1というだけでなく私が今まで読んだ本の中でもかなり上位に位置する名作!

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    投稿日: 2007.06.19
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    活字に疎い輩ですが、傑作と断言します。流暢な文筆にイメージは作品の世界へと誘われ、各登場人物に共感しつつ、大地と人間が接点を保ちながら必死に生き抜く様、臨場感たっぷりの精緻な文章ながらダイナミックに展開する物語。非常に活字量の多い小説ですが、気になりません。

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    投稿日: 2007.05.17
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    12世紀イングランドを舞台にしたちょっと大河的な小説。とある大聖堂の建築を中心に話が展開される。庶民の暮らしや修道院の姿、貴族の権威、王権と聖権の争いなど、当時の文化がよく描かれている。物語の筋も、登場人物も魅力的でなかなかの良作。

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    投稿日: 2007.04.23
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    中世のキングスブリッジ大聖堂建築を中心に王位継承や教会の権力争い、男女の愛憎、生々しい生身の感情のぶつかり合いが面白い。 人間のおろかさや権力欲、性欲などストレートに描ききっているように思う。人格者らしく描かれるトムの息子アルフレッドへのひいき、ウィリアムのどうしようもない小心・他者への攻撃性などなど。 小説の中で描かれる教会やキリスト教が、精神的にも物質的にも、宗教的にも政治的にも、私の想像を超える存在感で、私の想像する「キリスト教」以上に信者の生活に根付いたものであるように感じた。実際に経験なキリスト教徒とはこのように神の行いを常に照らしあわせ、感じ・感謝して生きているのだろうか。葬式宗教しか実感のない私としては実感しがたい感覚。(070128)

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    投稿日: 2007.02.01
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    これぞ歴史エンターテイメント!舞台は12世紀のイングランド。キングスブリッジの大聖堂をめぐる人々の、愛憎、政治、権謀術策…。当時のイギリス世界を活写しながら、ストーリーは二転三転してページをめくる手を止めさせません。分厚い三冊もあっという間でした。元々中世ヨーロッパや大聖堂好きの私にはたまらない本です。

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    投稿日: 2007.01.23
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    超大作!いつもはこれくらいの大作で名前が外人だと忘れてしまうのだけど、分かりやすくてスイスイ読める。しかも魅力ある人物ばかりで楽しく読めた。お勧め!!

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    投稿日: 2006.11.15
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    上・中・下の三部作で、合計1800ページにも及び壮大な物語。 物語自体も40年以上の年月を書き上げている。 ひたすら大聖堂を立てたい側とそれを阻止しようとする側のヒューマンドラマ。 登場人物が魅力的な人物で、グイグイ物語に引き込まれてノンストップ。 1週間で読みきりました。 典型的な勧善懲悪の物語ですが、俗人的な修道僧などが出てきてくどくない。 さらに、ロマネスクからゴシックへ建築スタイルが移り行く時代の流れも知ることができる。 ヨーロッパに行く前に読んでおけばよかった・・、と思わされた一冊でした。 ホント、お薦めの一冊。

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    投稿日: 2006.08.28
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    スティーブン王とモード女帝のいとこ同士での王位継承の内乱時代のイングランドに不屈の闘志で大聖堂建立を誓う男たちのプロジェクト?。

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    投稿日: 2006.06.15
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    何気なく読み始めたけれど、 どんどん物語に入り込んでいくのを感じる。久々の快感。 今は中巻で、登場人物たちがどうなっていくのか。 どう絡んでいくのかが楽しみ。

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    投稿日: 2006.06.05