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火口のふたり
火口のふたり
白石一文/河出書房新社
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総合評価

50件)
2.8
2
6
21
11
3
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    映画見て官能シーンしか記憶にないので、原作は文学的な要素はあるか読んでみた。富士山噴火にかけて2人の関係が自暴自棄になってる部分は映画より細かく書いてあったかな。ふたりとも魅力的な人物ではなかった。特に賢ちゃん。白石一文さんは読みやすく他の作品も読んでみたいと思った。

    1
    投稿日: 2025.10.21
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    女側からすると外でとか新幹線の中でとか、断れない雰囲気みたいなのがあってそれは男性の願望なのかな、と思ってしまう

    0
    投稿日: 2025.07.12
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    久しぶりの白石一文。一時はまったんだけど。なんだろうな。恋愛小説は必要としない年頃なのかもしれない。読み手の私が。いとこ同士。一昔前に比べれば、一応法律上結婚もできる関係ではあるものの、どこかで血のつながりの濃さにいけないことをしている感があるのかもしれない。極限の愛とあるが、愛は愛でも性愛だ。いい年したおっさんが焼け木杭に火がついて、どうにもならなくなった。やけっぱちだのなんだの言い訳をしているが。どうなんだろうな。ちょっとはまらなかった一冊だった。

    0
    投稿日: 2025.03.09
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    映画を見て、なんとなく、いいなぁって感じて! 原作が読みたくなり、読みました。 何が良かったのか、良く分からず! ただ、、本能のままに、愛し合うそれだけ! でも、それでいいんだと思える話でした。 映画も原作も良く分からないけど! 良かったです

    1
    投稿日: 2024.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2019年に公開された同名映画の原作 個人的に、いつも原作の方が好きな事が多いけど 本作に至っては、映画の方が好み。 賢治と直子の直接的なまぐわい云々ではなく 原作は、賢治の政治批判のような語りが多く (それ自体は共感しかないのでいいのだが) 感情移入しづらい。 映画の賢治(柄本佑 )は ばかだけど愛しさも感じさせるキャラが 柄本佑によってうまく演じられていたと思う。 ただ文字で読む男女の営みの描写が エロくていいです(笑) 直子の 「賢ちゃんが好きだから何でもできたんだよ。」 わかるーっ(〃ω〃)ってなります(笑)

    0
    投稿日: 2024.09.18
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    東日本大震災で日本の東と西が断絶することはなかったし、大事な情報は隠蔽されているのかもしれないけれどメディアさえ抑えておけば、情報は探すものではなく与えらえるものだと思っている国民は騒がない。 震災数年後に富士山が爆発するという刹那的な世界は現実には来なかったし、それを知りながら読んでもリアリティはなく、非常に時代遅れに感じてしまう。 映画のほうがまだ肉付けがあったように思いました。 本からは「その先」が見えなさ過ぎた。 2人芝居で性欲と食欲と睡眠欲をひたすら描いた映画は好き嫌いはあるだろうけれど、まだ「自分はどう生きようかな…」って思わされましたね。 by太郎

    0
    投稿日: 2024.06.17
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    映画化、されるみたいですね。 ひたすら人間らしいというより野性的な部分がでてたという印象~。 いやでも、哲学的だったし…どう表現すればいいんだろ。 理性とかはあまり感じられなかったなー 本能と哲学、生きると死ぬ、 そんな感じ。

    0
    投稿日: 2024.06.10
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    これ映画化したとき「男女がただヤッてるだけの映画」って評してる人いたけど、小説も平たく言うならそんな感じ。 結婚を10日後に控えた直子と、昔関係を持っていたいとこの賢治が再会し、肉欲に溺れる。言うなればそれだけの物語。 白石一文さんの著作なので、そこに哲学はあるというか(私が掴みきれているかは謎だが)人間の原始的な部分に迫った作品だと思う。あと男女のセックス観の違いとか。すれ違い、理解しあえないことも多々あるので。 背景に「富士山噴火」「大震災」があるから、どうせそうなるのであれば背徳的な関係に突っ走るとか享楽に溺れるみたいなこともあるだろうとは思える。 普通ではない状況のとき人間はどうなるのか。そういう意味で、原始的な部分に迫った作品。 崇高な「生きる意味」とか言ってたって、結局欲望の前にはひれ伏すしかないでしょ、みたいな。 映画観てないけどぐぐってみたら関連ワードで「本当にしてる」とか出てくるから、たぶんリアルを追求しているのだろう。 でもこの小説の世界観を映像で表現するなら、そう見えるくらいで挑まなきゃ難しいかも、と思った。純粋なのに俗的というか、相反するものの凄みを感じるので。 そう考えると俳優さんってすごいな。 でもこういうふたりって、結婚などをするとあっさり別れちゃったりするのかも。背徳感だとか身体の記憶だけで結ばれる関係というのも、あると思うので。

    1
    投稿日: 2024.05.11
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    欲望のままに過ごす二人 結局自分勝手、わががまじゃんとか思って読んでだけど ま解説読むとそうなのかなぁ〜とも思う

    0
    投稿日: 2024.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結婚する直子とあの頃の時間に戻るけんじ。付き合うでも結婚するでもないけど、1番お互いのことを知っている関係。終わりがわかっているからこそセックスが燃え上がるんだと思う。けんじは仕事も家族も失ったけど、直子と再会したことで、自分の本当に求めていることが見えてきた気がする。

    0
    投稿日: 2023.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    記憶が少し曖昧だけど、有川浩さんがとある番組で「恋愛小説の中で一番好き」というような話をしていたはずでタイトルをメモしておいて読んだ作品。 有川浩さんのイメージ的にもさわやかな恋愛小説なのかと思ったら大人のセクシーでどろどろと黒い部分が見え隠れする恋愛でびっくりしたイメージ。でも人に見せられない部分が描かれていて、二人には二人の他の人とは共有できない思いが見え隠れするところみたいなのがすきでした。

    0
    投稿日: 2023.02.24
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    生きているって感じることは3つの欲の充実。 人によってそのバランスは違くても、それぞれに満足できれば良いのではと。 単純に生きるために必要なこと必要なことが1人で出来ないことがあるのなら、共に生きる人との出会いは奇跡なのかと。 映画は観ていないのでわかりませんが、こちらはわりと単純明白でわかりやすく、読みやすいです。

    1
    投稿日: 2022.08.30
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    映画を先に見ていたけれど、白石さん原作だったんだ。 理屈っぽい文体は相変わらず。 富士山噴火を目の前にして、残された時間をひたすら性愛につぎ込む二人。 原作本の直子は、映画の瀧内公美さんとくらべ、少し幼い感じがする。文庫本のカバーの方が、原作のイメージにぴったり。

    1
    投稿日: 2022.06.10
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    個人的に主人公の賢治と重なる部分があり胸が痛くなった。今まで歩んできた人生は短くどのようなものか分からないけれど生き方について考えさせられた。ちょっとだけ生き方を変えようと思ってみた作品。

    0
    投稿日: 2021.12.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    p166「生きてるだけで楽しいって思える人と、成功しなきゃ楽しくない人がいたら、生きてるだけで楽しいって思える人の方が何倍も得だ」 p170「いまやりたいことをやっていると、人間は未来を失い、過去に何も残せない。明日のために必死の思いで今日を犠牲にしたとき、初めて立派な昨日が生まれる」

    0
    投稿日: 2021.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    浮気→離婚→起業→震災で廃業 というなかなか波乱の人生を経て故郷に戻ってきた主人公。 15年ぶりに従妹と過ごしつつ、自分の来し方を振り返る。 白石一文作品を読んだらだいたい思うことだけど、生き方と性とは密接に結びついておきながら、愛と結婚生活と性は結びついていなかったりする。 だからいけないと分かっていながら愛欲に溺れて家庭崩壊させたり…(まぁ普通はしないけど)、ほかならぬ人と出会っておきながら結婚には至らなかったりする。 …で、どうなっていくのか?と思ったら、物語は意外な方向へ。 この平穏な日本の社会が永遠ではないと思えば、誰もが本能に忠実に生きるかも。

    1
    投稿日: 2021.09.17
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    映画を見てから原作を読んだ。 映画ではセックス描写が多く何が言いたいのかよく意味が分からなかったが、原作では二人がひとときの男女関係にどっぷり漬かる様子がよく分かった。人生はいつも一生懸命でその懸命さの積み重ねが立派な過去を作り未来に繋ぐことができる。だが、いつも懸命では息が切れてしまう。疲れてしまう。だから二人は息抜きをした、ということかな。

    0
    投稿日: 2021.05.17
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     従姉妹でありながら男女の仲だった時期がある直子の結婚式に参列するため、東京から地元の九州に帰ってきた賢治。一週間後に迫った挙式の日までとタイムリミットを設定した上で、二人はまた関係を持つ。倒産寸前の会社を東京に残してきた「俺」と、上京を諦めて地元で結婚を決めた直子。ヤケクソ中年男女の一週間の恋物語。  一つの物語の中で、複数の主題がを扱っている小説は多いけれど、一つ一つの主題が独立的に存在感があり過ぎるために、私の情報処理能力の圧倒的な低さも後押しして、読み終わったときに、結局一番書きたかったことは何?という感想を抱いてしまう小説を、勝手に「渋滞小説」と呼ぶことにしている。先日、途中までで頓挫した原田マハ「暗幕のゲルニカ」が第一位。そしてこれが、第二位。  東日本大震災、富士山の噴火、ほとんど何も頭に入らなかったけれど会社経営の内部事情あれこれ、近親相姦、子宮筋腫、不倫とそれに伴うかなり大胆な性的な描写。頑張って読んだけれどアップアップしてしまった。そして官能小説として読むには物足りないし、官能小説でないのならちょっと状況があまりにエロすぎる(嫌いではない)。  「火口の二人」というタイトルだから、もっと二人の内面や関係性にフォーカスして、育ってきた環境とか、従兄弟でありながら肉体関係を持つに至った経緯とか、そこから現在までの互いの心情の推移とか、そういう内向的な要素を期待していた。主語が「俺」である時点で「俺」以外の登場人物の正確な内面を描くことは難しいから、冒頭からうっすら「ちょっと違いそうだな」とは思っていたのだけれど、これはもう勝手に想像して勝手に読み始めて勝手に文句言ってすみませんとしか言いようがない。

    2
    投稿日: 2021.03.26
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    いまやりたいことをやっていると、人間は未来を失い、過去に何も残せない。明日のために必死の思いで今日を犠牲にしたとき、初めて立派な昨日が生まれる。 それでも今やりたいことだけやりたいって思うのが人間だ。

    0
    投稿日: 2021.03.13
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    落ちぶれた男と結婚を控えた女。かつて濃密な関係を結んだ二人がまた出会い、カタストロフィの直前にまた求め合う。しかし分かったのはお互いのすれ違い。物語の背景と二人の関係性がなんともチグハグに見えてしまうがこれは意図した手法なのか、その辺りが読み解けず、楽しめたとは言い難い。

    0
    投稿日: 2021.02.03
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    家庭の事情である時期(学生時代)きょうだいのように育ったいとこ同士の賢治(41歳)と直子(36歳)。ある時から一線を越えた関係となる。 月日は流れた。順風満帆の出だしだった賢治だったが、仕事に結婚に挫折し生きる意味を見出せなくなっていた。 従妹である直子の結婚式に参加するため東京から故郷の福岡に帰ってくる。 再び二人は結ばれ(それは直子が図ったことだった)、結婚までの5日間、本能のままに美味しい食事をする、睡眠をとる、体を重ねる。 これでもかという、過激な描写。だけど、それほどいやらしさをかんじない(嫌になるほど露骨なのだが)。なぜなら二人に恋愛感情は感じない動物的な関りにみえる。やけくそなのだ。 血の濃い二人、結婚相手との新居で事をいとなむふたり。社会のモラルから大きく外れ「体の言い分」に沿っている、二人が哀れ。 アダムとイブは宿命として血が繋がっている。子孫を残せるという本能の指令という。人は破壊の危機に陥るとこういう心理にいたるのか。 東日本大震災、福島原発の数年後という設定の話。そこからくる無力感から刹那的な快楽をあらわしていると思った。 もし明日この世が終わるならどう生きるか。時々ふと私もそう考えることがある。「やりたい放題」「やけくそ」それもいいな。でもやはり思うのは身近な人に感謝を述べたいなあ。 心に残ったところ 「生きているだけで楽しい人と、成功しなきゃ楽しくない人がいたら、生きてるだけで楽しいと思える人の方が数倍も得だ。」

    13
    投稿日: 2020.12.05
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    意味が分からない。世界が終わる感もないし。現実の時間軸とワイドショーなんかにある事象の説明文みたいなのが混在するのも別に効果的でない。

    1
    投稿日: 2020.10.19
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    ぐずぐずな人生 過去に濃密な関係があったから、 やけになってもまだ続けられるのかな 美味しそうな料理 こんなセックスできる相手は、いたら大変なんだろうな…

    0
    投稿日: 2020.09.30
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    内容は至極薄いけど、文学的に書くと評価されるんだなと。 主人公の人間性も嫌いだし、相手の女も性格悪いでしょこんなの。 極限状態っていう文庫のコピーに惹かれて買ってみましたが、極限状態なんかじゃないし、結局のところ倫理観のかけらもない男女が交わり合う日々の記録でした。

    0
    投稿日: 2020.08.01
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    何というか、作者らしくないなぁと言うのが読み終って1番の感想。 3.11後に出た作品という事で、 あの震災後の作者の気持ちを反映しているのかな、 と邪推。 内容はやりまくって、食べまくって、またやりまくるの繰り返し。 堕落しているのか、前へ進んでいきたいのか今ひとつよく分からない従兄妹同士の2人。 もういっその事くっ付いてしまえ!と言いたくなる。 嫌いではないけれど、好きにもなれない1冊。

    2
    投稿日: 2020.05.18
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    やっぱり白石作品は男性目線のだと私にはイマイチ。 女性目線の話のほうが共感できる部分が多い。 賢ちゃんも直子も現実から逃げてるだけでしょって思った。。 でも映画は観てみたい。

    2
    投稿日: 2020.04.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    言いたいことは分かる。地震や津波、それを上回るような大災害が起こるかもしれない現代において、過去の努力が未来に繋がることなく、一瞬にして無になってしまうことも、往々にしてあるのだ。で、「今」だけを生きるためにすることは?と問われているのでしょう。 しがらみのないセックスシーンが延々と続いた先にそれらを帳消しにしてしまうものは・・・。都合よすぎた感はぬぐえないな。

    0
    投稿日: 2020.03.07
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    映画を見て気に入ったので原作を手に取ってみた。 刹那的な享楽を超えた、男と女の本能のお話。 目の前に迫る現実的なあれこれも、本能の前には全て掻き消えてしまう。 その感覚にはすごく共感出来た。 性描写と食事のシーンを何度も見ていると、生きるというのはこういう事なのだと思わされる。 福島原発の話は必要以上に出しすぎではないかと感じた。2人だけの世界が中心の作品の中にあって、少し異物感があった。 青春時代に「セカイ系」という言葉が流行してそれなりにそういう作品を目にしていたので、やや突拍子もなく思える二人の世界とカタストロフィという構造自体はすんなり入ることが出来た。 全体としてはやはり好きな作品。

    0
    投稿日: 2020.02.26
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    映画が気になるも近隣映画館では既に上映が終わっていたため、書籍を購入。 表面だけを追っていくと、おじさんがノルウェイの森をやってみて、できていない。そんな印象。 全編を通してほとんど出てくる人物は、賢治と直子の二人。 食事とセックスを繰り返すだけの閉じられた物語が延々と続いているのにこうしてすんなり読めたのは、それだけじゃない面白さがあったからだと思いたい。 直子の言う通り賢治は心底臆病な男で、妙に大胆で突拍子もないのに決断力がなく小賢しい(卑怯ともいえる)ところがなんともリアルな臆病さだった。 性的描写と、料理の描写の細かさがこの作品のテーマである生とリンクしていて、全体を通して生々しい。 登場人物の小賢しさ、感傷、全てがリアルで生々しかった。 ただ、ラストのカタストロフィに向けての伏線?である福島原発の描写や、そこに関連付けての自分の人生への愚痴の吐露はどうにも世に物申したがる親父臭くて、賢治のキャラクターへのリアルな肉付けなのか、作者の自己投影なのか考えてる間に白けてしまったところがある。作品の中に分かりやすく作者のお小言が匂ってくると、どうにもメタ臭くて受け付けない…。 妙に現実味がある故か誰にも感情移入ができないまま物語を進めていく中で、 "いまやりたいことをやっていると、人間は未来を失い、過去に何も残せない。明日のために必死の思いで今日を犠牲にしたとき、初めて立派な昨日が生まれる。" という一節だけにはハッとさせられるものがあった。 惰性、先延ばし、逃避を繰り返す物語とのコントラストで怖いくらいにこの言葉は鋭かった。 書籍を手に取って読む機会があれば是非あとがきまで読んでほしい、無知な私に限った話かもしれないけれど補完されるものが多く、何がどうとは言えないが、ああ、そうか。ときちんと締めて読了できたような気がした。 映画の方はとても評価が高かったので近いうちに鑑賞したいと思う。

    1
    投稿日: 2020.02.25
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    ざっとした流れは、あらすじ通り。 結婚前の火遊びの話ねーとタカ括ってたら、 もちろんそれだけではなく。 2人の関係収拾つかないんじゃないか??からの怒涛のラストにびっくりした。リアルな出来事の中で話を紡いでたのに、急に創作が入り込んでついていききれず。出演者気になるので映画観るかも。

    0
    投稿日: 2020.02.20
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    結婚式を控えて、従兄の賢治とひさしぶりに再会した直子。しかし彼は、かつて快楽のすべてを教わった、直子の初めての男でもあった。 挙式までの5日間、理性と身体に刻まれた記憶の狭間で、ふたたび過去へと戻っていくふたり。出口の見えない、いとこ同士の行く着く先は? ラストどうなるんだろう、という怖いもの見たさだけで読み切ったようなものだったんですが、想像だにしてなかった展開でポカーン。えっ、富士山って、えーっ!? 賢治と直子の関係がバレて修羅場、からの純文学!みたいな感じを期待してたのにな。 過去のことも先のことも忘れてしまいたくて直子とのセックスに溺れる、という賢治の考えには共感。 「今だけ」という期間限定と分かっているからこそ全力で楽しめる関係は羨ましいな。現実からの逃避行のようなセックス。

    0
    投稿日: 2020.01.06
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    映画が生々しいって聞いてたので、官能小説なんじゃないかとびくびくしながら読んでいましたが、思うほどエロくなかったです。 終末を知ったら、私も愛する人とひたすらセックスにふけるかもしれないなんて、ぼんやり考えてしまったり…

    0
    投稿日: 2019.10.31
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    いまやりたいことをやっていると、人間は未来を失い、過去に何も残せない。明日の為に必死の思いで今日を犠牲にしたとき、初めて立派な昨日が生まれる。 ひたすらセックスしてるふたりのはなし。

    1
    投稿日: 2019.10.30
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    まるで官能小説だけど、途中から白石先生らしくなってくる。でもこの前読んだ「愛なんて嘘」でも感じましたが、白石先生の作風というか、書きたいもの、言いたいことの表現手法が少し変わって来ているような気がする。 確かに「身体が合う」って大事なことと思う。生まれも育ちも違う男女が長く仲良くいる為にはすごい大事な要素だと思う。その時その時は、一緒に快楽に溺れているから一心同体のような気がしても、やっぱり別々の個体が織りなす絡み合いなので、終わるまでずっと双方が同じ気持ちでいる訳じゃなく、所々で押したり引いたりしていますよねぇ~そりゃそうだよねぇ〜人の気持ちなんていくら身体を合わせていても測り切れませんよね。それでも獣のようにお互いを貪るほどに情愛に耽る…そういう関係って良いよね。 仕事とか結婚や子育てとか年齢が上がるほど色々と積み上げて行かなきゃならないモノのにいつのまにか支配されていて、シンプルに自分の好きなように生きていく…なんて忘れちゃうと言うか、出来なくなっちゃうよね。でも、人生の岐路に立った時、立ち止まってもリセットしてもいいんじゃないか?ってそんな気にさせられました。 生きてるのが楽しい…それが手に入るならそれで良いじゃね。みんな難しく考えすぎてないかいって言われたみたいな印象です。セックスばっかやってても気持ち良いんだから、いいじゃない(^^)

    0
    投稿日: 2019.07.26
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    何故だか不愉快になるお話。 あやふやな従兄妹同士の恋愛。 その二人の性描写。 結婚前の直子。 優柔不断な賢ちゃん。 ま、富士山は置いておいて 福島の原発の話はいらないでしょ? 極限状態で愛し合う男と女を描く衝撃作って帯 これを映画化? 極限状態でもなかったし、衝撃作でもなかったけど、映画館に行く気にはならないが この酷い話をどう映像化したのかは興味あります。

    0
    投稿日: 2019.06.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    たいがいのことに不真面目でも男女の色恋だけは真面目がいいと思っている人間と、いろいろなことに真面目でも、男女の色恋だけは不真面目で構わないと思っている人間と、この世間には二種類の人間がいると思う。

    1
    投稿日: 2019.04.03
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    世界が終わるとき…終わるかもしれないとき… 誰と何をして過ごすのか。 生かされている私たちには究極のテーマだと思う。 そこそこ大人の私なので分からんこともない。 人として至極素直な行動なのだろうとも思う。 だけどやっぱりこれは男性の理想の終末なのかなという気もする。男性が生きていることを一番に感じられる瞬間。 母である私はおそらく選択する道が違うのだろうな…というだけのこと。 今年の8冊目 2019.3.24

    3
    投稿日: 2019.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いまやりたいことをやっていると、 人間は未来を失い、過去に何も残せない。 明日のために必死の思いで今日を犠牲にしたとき、 初めて立派な昨日が生まれる。 白石一文さん読むの久しぶりな。 つか、 この人の小説って純文なんですかね? 普通に恋愛小説なんですかね? 村上春樹さんも純文でしょう? よく言われるのは2人ともSEXシーンが多い! でも、 「生きる」ことを書くということは恋愛が必要だし、 恋愛にSEXがなかったらそれは恋愛なのでしょうか? 1年ほど前にかぐりん、 実はアメリカに移住を考えていました! 英語も話せないし、 東京埼玉からも出てことが少ないやつが何を言ってるのか! と、 自分でも思うけどチャンスがあったんで考えた。 なにしろ、 この小説「火口のふたり」にもあるように、 原爆やら、 どっかの国との戦争やらミサイルやら、 地震に、 富士山の噴火やら、 日本って国は危険に曝されすぎてないか? 若者が「安定」を考えて、 冒険をする生き方を拒否する人が多いらしいが、 この日本に住んでいる限り安全も安心も安定もないと思うのがかぐりんだ! そうではないか? ならば、 と、 チャンスがあったんでアメリカ移住考えたよね。 でもやっぱり、 日本人なんだかぐりんはって答えがでた。 昔ふたりはつきあってた。 いとこ同士なのにな。 賢ちゃんは、 失業なうで借金も1000万ほどあるのかな。 しかもバツイチか。 15年たって直子が結婚するってことで再会。 再会して燃えちゃったんですねあの頃の炎が! で、 SEXしまくりですよ。 で、 富士山が爆発するらしい! そうなると日本は終わる。 直子の旦那になる予定の彼は自衛隊の偉い人だから、 噴火の予想がたって結婚をキャンセルするくらい忙しい。 そんななか、 賢ちゃんと直子は? いまやりたいことをやっていると、 人間は未来を失い、過去に何も残せない。 明日のために必死の思いで今日を犠牲にしたとき、 初めて立派な昨日が生まれる。 刺さった言葉だが、 その通りなんじゃないかって思うね。 モンハン始めてからだらけてる。 だらけてるってのは、 自分の好きな今を満喫してるだけの状態なんじゃないかな? 未来のために生きることを毎日してたいね。 勉強も、 占いも、 読書も明日のために未来のためにってやってるよ、かぐりんわ! 今日の今の生き方を考え直すきっかけになった優良書でした。 SEXばっかりな話しでしたけどね笑

    0
    投稿日: 2017.06.18
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    いとこ同士の恋愛物語。 と言ってもタブーに挑むような重苦しい内容ではなく、比較的能天気なトーン。 ならば普通の恋愛小説としてどうかと言えば、共感できるところもあれは、そうでないところもあり、白石作品としてはインパクトに欠ける印象でした。

    0
    投稿日: 2016.11.10
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    エロい小説やな(笑) でも、男のセックスの捉えかた、感じかた、向き合い方は、真実やなと思った。なかなかエロをあそこまで哲学できないで(笑) 男性のエクスタシーの原理を知る上でも、女性は必読じゃないかな(^-^)/ 内容ないと評価する人もいるが、俺は好きな小説だ(^-^)/

    0
    投稿日: 2015.11.20
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    んー、白石一文の書く男女の人間関係っていろいろ深いものがあると思っているけれど、この作品はすごく軽く読めて、そして最後まで行ってもどっちもなかなか理解できなかった。なんとなく掴めた部分はあるような気はするんだけど。そのあたり、もっとじっくり深く書ける人だと思うので、そういう路線の方がもっとおもしろかったんじゃないかな。

    1
    投稿日: 2015.10.14
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    全体的に好きというよりは、引用して記憶にとどめたいと思う表現がたくさん出てくるのが白石一文かも。 ーーー 結婚式を控えて、従兄の賢治と久しぶりに再会した直子。しかし彼は、かつて快楽のすべてを教わった、直子の初めての男でもあったーー。挙式までの五日間、理性と身体に刻まれた記憶の狭間で、再び過去へと戻っていくふたり。出口の見えない、いとこ同士の行きつく先は? 恋愛小説の名手・白石一文が描く・極限の愛。

    1
    投稿日: 2015.09.23
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    あまり深くないなぁと思いました。東日本大震災と福島のことが起こったので書いた、という感じにみえてしまった。

    1
    投稿日: 2015.08.19
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    結婚式を控えた直子と、従弟である主人公賢ちゃんがやりまくるだけの話だった。 その描写も特にエロさもなく、淫靡というより、変態っぽい感じ。 短編で十分ではないのでしょうか、それか、解説の田口さんが書いているように従妹などという半端な設定じゃなく、いっそ兄妹にした方が突き抜けていたかも。 白石さんのファンなので、星は3つですが、ファンじゃなければ2つにしたかも。 面白い、面白くないというのは個人の感覚の問題でしょうが、今まで読んだ白石作品の中で一番つまらなかった。

    1
    投稿日: 2015.08.08
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    どちらかと言うと好きな作家の作品だったけど、残念。 福島原発とか富士山噴火になぜセックス描写が必要なのか? なんだか中途半端。重松清だって官能小説を書くけど、もっと徹底している。

    1
    投稿日: 2015.07.30
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    白石一文すきだけどちょっと尻切れとんぼ感。 震災に絡めた近未来小説を安易に書こうとして失敗している感じ。 震災テーマのSF気味な小説を書くならお得意のもっとがっつりした長編書いて欲しかったし、 あの二人の関係性を書きたかったのなら短編でよかったのでは、と思った。 確かに現代においてもはや破滅は嘱望されなくなったけど、 だからといってそんなあからさまな世界の終わりを設えてあげるのは少し違う気がする。 そんな漫画みたいな破滅を前にしたらもう何もかもどうでもよくなっちゃう気がするな 「どうするって、そんなの旦那に看病してもらえばいいじゃないか」 「そんなのイヤだよ」

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    投稿日: 2015.06.30
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    私、賢ちゃんの身体をしょっちゅう思い出してたよ——挙式を控えながら、どうしても忘れられない従兄賢治と一夜を過ごした直子。出口のない男女の、行きつく先は?不確実な世界の極限の愛を描く恋愛小説。

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    投稿日: 2015.06.30
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    ダメな男。周りに流され自分で決められない。なのに女性とは色々よろしくできちゃって。ずるいな。東北の震災、富士山噴火によって、刹那的な生き方に流れてしまう。理解できない事はない。何が何でも「頑張れ」よりは心が落ち着くかも。でも大人の男性の欲情ってやっぱり理解できないなぁと。 料理ができる男描写は惹かれました。

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    投稿日: 2015.06.19
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    白石一文さんの何冊目かを読了。 なかなか私には手が届かない思想感。白石さんが伝えたいことは何なんだろうと思えば思うほど、遠い世界のできごとに感じてしまう。

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    投稿日: 2015.06.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結局なにが言いたいのかはよくわからなかった。最後の解説で「現代の神話」と言うには少し無理があるようで、どうも賢治のことを知れば知るほど男として認められないというか、はっきりしろと喝を入れたくなる。 恋愛小説(?)に地震や原発のことを絡めてきた意図もイマイチピンと来なかった。また終わり方に少し無理矢理感を感じた。 でもさらっと読むのにはいいかもしれない。

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    投稿日: 2015.06.13