
総合評価
(5件)| 1 | ||
| 1 | ||
| 2 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
戦国時代の城郭の石垣積み職人「穴太衆」を主人公にした珍しい歴史土木小説。面白くて一気に読んでしまった。 主人公は子供のころに戦乱にまきこまれ金山に人足として売り飛ばされる。なんとか脱出して、兵法者の家来になって諸国放浪とかするが、近江の穴太衆に加わって、あちこちの城郭の石垣の仕事をするようになり、段々、出世していき、最後は総棟梁として安土城の石垣を積むようになる。 でてくるお城は、琵琶湖周辺の観音寺山城、小谷城、安土城、比叡山延暦寺、奈良の多聞山城、堺の町の濠、最後に大阪城など。信長、秀吉、武田信玄など戦国スターもでてくる。 琵琶湖周辺の山城は最近登ったことがあったのでなじみがありました。安土城跡はよくわかります。 この話、ほとんど創作で主人公達は架空の人物。続編があって、息子が欧州にいって築城するらしい。 作者は「エトロフ発緊急電」などのスパイ小説や現代警察もので有名だけど歴史小説も書くのを知らなかった。
0投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログ完結。 史実に即した物語である分、感慨深く読み進められた。小説というよりは、戸波市郎太という石積み職人の伝記を読んでいるかのような。 ★3つ、7ポイント。 2016.06.03.図。 ※最大の山場は、「長篠の戦い」か。手に汗握って読み耽ってしまった。
0投稿日: 2016.06.03
powered by ブクログ安土城をつくった石積みの視点から戦国時代が語られる。プロフェッショナル好き。 さすが佐々木譲、読みやすい。
0投稿日: 2012.06.27
powered by ブクログ戦国時代を背景としているが、主人公は武将ではなく、石積み職人。数奇な運命を辿りながら、近江の石積み、穴太衆の職人としての道を切り開き、天下の名城・安土城を築くまでにいたる主人公・戸波市郎太の一代記である。単なる石積みではなく、戦における攻守の戦略に基づき、かつ風雅をも兼備えた石垣作りの様はとても興味深かった。有名な武将、合戦がいくつも登場するが、それを石積み職人から見るのも面白い。こういう本を読むと、各地の城巡りをするのもいいかなと思う。
0投稿日: 2011.06.10
powered by ブクログ戦国武将たちは、自城の守りを固めるため、城造り・戸波市郎太の力を求めた−−−。織田信長の再三の要請を受け、市朗太は覇王の言う「天下城」を造ることを約束する。その機会が訪れる前にも多聞山城や合戦前の長篠城を手がけ、技術を磨いた。乱世を平定した信長は、近江に城を築くことを決めた。伝説となった安土城の栄枯盛衰。そして数奇な運命を生きた鬼才の生涯も幕を閉じる。 2008.11.10 読了!
0投稿日: 2008.08.06
