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顔を忘れるフツーの人、瞬時に覚える一流の人 「読顔術」で心を見抜く
顔を忘れるフツーの人、瞬時に覚える一流の人 「読顔術」で心を見抜く
山口真美/中央公論新社
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総合評価

11件)
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    本の題名から中身を想像すると、人の顔を覚えて一流の人になる方法が書いてあるのかと期待したが、そうではない。 内容としては顔学についての総論で、2016年に出版された「自分の顔がすきですか?」とほとんど同じ。こちらの本の方が2015年で先に出版されている。挿絵がこちらの方が丁寧で、内容も幾らかコンパクトになっているからか分かりやすい気がする。 細かく読みたい人は「自分の顔がすきですか?」を読んで、さっと読みたい人はこちらを読むのがいいかもしれない。

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    投稿日: 2024.03.19
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    忘備録 人の顔の認知に人一倍優れた能力を保持する人をスーパーレコ区ナイザーと呼ぶ。 顔じゃないのに顔に見える、精神医学用語ではパレイドリア。シミュラクラ現象。顔を優先して見つけようとする脳の仕組みの問題。 つまり、幽霊は頭が描いたもの。 機械による顔の認識は、正面に限る。 人相学では、赤ちゃんのような太った顔は、オープンマインドで外交的、人に流されやすいという特徴がある、らしい。 順番に審査する審査形式では、得点が高くなることがある。それは、順番よりもその直前に誰が出たかがものをいう。高い評価は連続して出やすい。 ただしこれは、短い時間の観察しかできない場合は、評価が逆になるという結果もある。 アメリカでは、グループより一個人に魅力を感じる。 日本では、アイドルグループそのものに魅力を感じる。個人だけでなく、集団に魅力を感じる。  こういう傾向ってあるよなー。確かに、いろんな場面で。 ? かわいいは日本文化特有の形態。 欧米や韓国も含めて、美しいは賛美であっても、かわいいは必ずしも賛美ではない形容。 日本では、儚きものを慈しむ心持ちが昔からあるので、未成熟を慈しむところが特徴なのかもしれない。 ぶさかわいい、きもかわいいなど、かわいいをつけると、和む。かわいいはほんの少しの甘えを許す、なごみの魔法の言葉。 形態的なかわいいは、人類の最大の特徴。 幼形化=ネオテニーを唱えるモンタギューは、人は幼形化の方向で進化したと主張する。 女性は、男性より毛深くなく皮膚が繊細、小型ということで幼形化している。  未成熟であることをかわいいと捉える本能があり、それが生き残りの戦略になっているということ 面白いっ 生存する上で、確実に素早く辞退を見抜かねばならない状況では、生物亜自動的に応答して行動する生まれつきの性質がある。 これは生得的開発機構と呼ばれる。 仕組みを触発する仕組みはリリーサーと呼ばれる。 例えば鳥の雛は距離が近くて高い位置からくる物体が口を開ける行動を引き起こす。 イトヨは、腹部の赤い色に反応する。 ? 人にとってのリリーサーは子供の特徴をもつ、「かわいい顔」すなわちベビースキーマ。 リリーサーであるかわいいを見ると、内発的=自動的に保護したくなる欲求が生まれる ? 私たちはたくさんの顔を区別することができるが、その際自分のもつ基準をもとに判断している。  これはめっちゃなるほど。だから、子供は自分の基準から逸脱するひげの生えた人やおじいさんおばあさん、外国人が奇異に思える。 ? 平均顔は馴染みがあるから好まれる。 ? 美の基準である平均顔は、時代によって変わる。これまで見た顔でつくりあげられるから。 イケメンにこだわる昨今の風潮も、顔に厳しくなりすぎることも、メディアでふれることによっておこるのかも。 日本人にとってかわいいは馴染みやすい。 アジア人は幼形化している。 ? 養育したい気持ちを喚起させるポイントに、ぎこちない動きがある。  あー…俺はこのぎこちなさに…ひかれるのか  かわいいは格下に使う言葉のはず、それを目上に使うのは矛盾があり、肯定的にとらえれば上下関係を無くす方向へのチャレンジ。 ? ? かわいいは、保護すべき対象への反応。かわいいと発した時に、男社会的な上下関係が逆転するのではなく、女社会的な母子の関係が逆転する。下だったはずの人間が自分を見守っているという立場の逆転が起こる。かわいいのマジックはそこにある。かわいいは奥が深い。  うおー、確かに…。 扁桃体に損傷がある人は、笑った顔や怒った顔はわかっても、怖い顔がわからなかった。 扁桃体は強い恐怖の経験にさらされると損傷を受ける。 生まれつき扁桃体の活動が弱いウィリアムス症候群 怒りの表情は私、怒っています、を表現する。 ? いきなり攻撃をしかけるのではなく、とりあえず怒りを表明して相手が降参すればそれでおしまい。 無駄な争いごとを起こさないため、表情を使う。 犬は表情を全身で表現する。 アメリカでは、スヌーピーの友達のライナスがもっている毛布は許されるが、できるだけ早い自立を促そうとするので日本式は問題とされることが多い。 ? 恐ろしい体験は扁桃体の大きさをかえる。 大きな恐怖を体験すると扁桃体が過剰反応をする。それによって扁桃体そのものや記憶を司る海馬に影響を及ぼし、その要領が減少することになる。 性的虐待は視覚野に影響が。 言葉の暴力は聴覚野に影響が。 オキシトシンを顔認知の苦手な人に投与するとなぜか覚えやすくなる、ということもある。 ? セロトニントランスポーターについては嘘が書いてある  素早く認識されるのは、笑顔と怒り顔 笑顔は見つけやすく記憶されやすい 笑顔そのものが社会的報酬になる。 魅力の高い顔もご褒美になる。 ? 報酬系は前頭葉眼窩前頭皮質 ? 知っている顔と知らない顔は、記憶の仕方が違う 知らない人は目立つところだけ覚える。服の色、メガネ、髪型…目につくわかりやすい特徴で覚える。簡単で単純なコストのかからない覚え方。  これ…まさに俺やん 知り合いの顔の覚え方はこの覚え方ではない。髪型を変えてもメガネを外しても同じ人であるとわからないと親しい人間関係は気づけない  俺はこれが無理ーーーー ? 親しい人は見た目にわかりやすい特徴ではなく、変わることのない顔の特徴で記憶する。それは顔を構成する目・はな・口・それぞれの形ではなく、その配置から記憶する。 写真から犯人の顔を探し出す人は、犯人の人となりを頭に思い描いて、その成果口や成り立ちまで身近にいる人物として想像し、対峙する。想像の中で熟知した知り合いになる。 特徴的な歩き方やすぐさは容易に頭に入る。 ? 他人種の顔が記憶しにくい「人種効果」がある。 顔を区別する基準は、よく見る顔からなる。 若い人たちは、年寄りが覚えにくいし、年寄りは若い人たちが覚えにくい。 キメラ効果は、有名人や知人、慣れ親しんだ人にだけ生じる。 親しい人の顔の見方は特殊。それぞれの特徴ではなく、全体で見る。 視線を向けられた顔は覚えやすいが視線が外れていると記憶しにくい。 クレオパトラも目を大きくした。 顔を見る脳の部位だけがピンポイントに損傷を受けると、相貌失認となる。 相貌失認とは顔だけがわからなくなる症状。 親しい人の顔が全く区別できなることもある。  ここまでではない。 ? 顔を見る時に働く脳の領域は、扁桃体と紡錘状回顔領域、上側頭溝 会社や学校なら認識できても人混みでは難しい人もいる。スーパーの店員や歯科医の受付嬢など、想定外の場所で別の格好をしている人にあうと特定するのが難しい。 人の見つけやすさには個人差がある。興味を持っているか注意しているかも大きい理由かもしれない。 ? 顔認知がそれほど得意でないため、職場の位置や部署といった特定の文脈を手がかりにしてようやく相手が誰であるかを覚えている。職場の外に出るとこれらの文脈が無くなるため、あいてが誰が誰だかわからなくなる。  うん…俺だ。 ? 生まれつき顔が覚えられない…発達性相貌失認 二千年頃から存在を認知されるように。 イギリスの大学の調査では二%から2.5%の割合で存在すると言われる。 ブラピ、オリバーサックス発達性相貌失認 目線を合わせられないことが、覚えられないことにつながることも。 顔と名前を覚えることは、人付き合いの基本の一歩 ? 顔を覚える際には、脳の特殊な部位が活動する。この脳の活動は、情動が担っている。 感情に訴えて覚えることが大事。 なんでもいいから感情的なエピソードとともに覚えることがコツ。 人をめぐる様々な事象に興味がなければ、人は覚えられない。 人の瞳孔は気持ちに強く反応する 情動的に興味がある対象に瞳孔を開く 目は心のまど 人は白目と黒目のコントラストに敏感 黒目は黒くないと人間らしくない 目は特別な存在  相貌失認は遺伝する…か、そういえばうちの父親も。 表情は大切。表情が記憶に残る。 親しい人は、笑顔など特徴的表情でセットで覚えてないだろうか。  あ…俺は違う…かも…。 生まれつき目の見えない少年も、豊かな笑顔を見せる。表情はつまり学習するものでなく遺伝。 表情の文化差は奥深い。 東アジアと欧米人ではものの見方が違うことが心理学実験で明らかになっている。 欧米人は規則を重視するが東洋人は大雑把な雰囲気や形の違いで分ける。

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    投稿日: 2020.09.18
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    顔を覚えるコツがメインの内容かと思いきや、人間が顔を認識するということはどういう事かとか、そう言った話から入ってくるので、ちょっと驚き。 別の本で「相貌失認」という言葉は知っていたけれども、有名な俳優さんがそうだったとは知らなかった。 顔ではないモノを見ても、顔だと思ってしまう脳の構造や、「可愛い」とか「怖い」とか感じる理由。 敵と味方を探し見分ける本能から来る理由の解説に納得した。 少しでも、人の顔を覚えられたらいいな、と思って手にとった一冊。

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    投稿日: 2019.07.12
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    人の顔を覚えるるのが得意な人いるよね。 それも一度見ただけで、数年ぶりにも関わらず。 客商売してる身としては、この能力に長けているに越したことはない。 と、言うことで、具体的な訓練法があるのかと思いきや、ストーリー付して覚える、記された方法はこの一文だけ... その他は話があっちこっちへ。 ま、山口氏の著書はどれも似たり寄ったりだしな。

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    投稿日: 2017.04.27
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    仕事術系の本かと思ったが、人がどのように顔を認知しているのか、という本であった。人に限らず、集団から個を識別できるようになるためには、その集団内の関係性を知るのがポイントということ。言うなれば対象に興味を持て、とのこと。どおりで俺が人の顔を覚えられないわけだ。

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    投稿日: 2017.01.06
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    自分は人の顔を覚えるのが割と得意な方。連れ合いは全然覚えられない方。その差著しく、常々不思議に思っていたのでこの本を見かけてその謎が解けるかと手に取ってみた次第。 結論から言えばあんまりその疑問の解決にはならなかったと思います。確かにみなさんのおっしゃるように、タイトルと中身がちょっとずれてますね。 そしてこのタイトルからすればおそらく、人の顔を覚えるのが苦手でどうにか覚えやすいすべはないかと思って手に取られる方が多いでしょうから、肩透かし感が結構あるかもしれません。 でも読み物としては面白かった。興味深い検証や解説がたくさんありました。 新書サイズも手に取りやすく、暇つぶしやちょっと変わった心理関連本として読むのによろしいかと思います。

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    投稿日: 2016.11.24
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    タイトルと中身の違いに戸惑う。 中身は、「顔学」の話。 「顔学」は、すでに大学の講義でとっており、習っていたので、真新しいことがなく、つまならいな。。。と思ってしまったため、あまり読む流れに乗れず、読むのにかなりの時間を要してしまった。 期待をしていたのは、顔を忘れる人と、瞬時に覚える人の見方、覚え方の違い。 名前と顔を一致させて覚えることが苦手なので、それを期待していたため、うーん。。。という感じ。 「顔学」を知らない人なら、面白いかもしれない。

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    投稿日: 2016.05.29
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    タイトルと内容が違うというのが第一印象。 本の内容は「顔学」について。そういう内容と知って読めばまた違うのかもしれないけど、裏切られた感が残る。 本書の内容は以下の通り; 1.顔学のトピックス - 顔でない物が顔に見えるのをパレイドリアという。 - 骨相学では顔は骨格、脂肪、筋肉から成っている。 - AKB48のようなアイドル集団に対して日本人は全体に魅力を感じるが、欧米では集団の中の一個人に魅力を感じる。 - 選挙は顔で、それも一瞬で選ばれる。 2. 顔の魅力 - かわいい顔とは酔形化=ネテオニー。保護したくなる欲求が生ずる。 - 美人とは健康な遺伝子を残せる魅力があるということ。化粧で頬や唇を赤く強調するのは血色よく健康の証だから。 3. 恐怖の顔 - ホラー映画の怖いポイントは、欧米は音やインパクト、日本は陰湿な恨みで女性がうつむいて立つシチュエーションが怖い。 4. 顔の記憶 - 他人種の顔の記憶は曖昧。よく知る人とそうでない人の顔の記憶方法は違う。 - 相貌失認とは顔を認識できないこと。先天性の場合は本人がそうであることに気がつかない。 - 顔を覚えるコツは感情的なエピソードと絡める。 5. よい印象の作り方 - 黒目の大きさ。 - 静止画でなく、筋肉の動きに伴う動きの表情がポイント。 6.異文化の違い

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    投稿日: 2016.03.08
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    顔について覚えたりする脳の構造を描いた一冊。 啓蒙書というよりも、脳科学の一冊なので、その手のハウツーを期待する人にとっては不向きだけど、自分は面白かった。

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    投稿日: 2015.11.01
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    いわゆる営業マンなどがどのようにすれば人の顔を覚えられるようになるかを書いてあるビジネス書ではない。 タイトルはそういう人たちに手に取ってもらうためだろう。 だから誤解して読むとこの本に「答え」はない。 しかしどのように人間または日本人が顔を分類し好き嫌いを意味づけをしているかが顔学の研究からわかりやすく解説している。 「どうも私、顔が覚えられないんです」という人は 本当はその人の顔を覚える気がないのではないか という事がこの本を読むとよくわかる。

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    投稿日: 2015.09.08
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    期待していたものではないような… 一気に最後まで読めたけど、読後感は 期待ハズレ的ながっかり感。 う〜ん

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    投稿日: 2015.05.06