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働かないオジサンの給料はなぜ高いのか―人事評価の真実―(新潮新書)
働かないオジサンの給料はなぜ高いのか―人事評価の真実―(新潮新書)
楠木新/新潮社
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総合評価

24件)
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    仕事柄、人事評価や人事設計に携わることがありますが、その際に過去の遺物とも言える年功序列制度の歪みが本書の問題点に顕在化していると考えられます。 これらに対応する手法についても言及されていますので参考になりました。

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    投稿日: 2023.07.22
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    第1章 オジサンは「同士」を求めている 一緒に働きたい人 専門性の主張はサラリーマンとしてはマイナス 自分らしさはほどほどに メンバーシップ契約 メンバーシップは面倒くさい 社員の多様性を看過 第2章 「同期」が成果主義を阻む 仲間意識と居壮意識 キャリア官僚の人事評価 煽らないふりして煽る 成果主義≠解決策 人事部門の役割はささやか 第3章 若い頃は、常に上司の期待を上回れ メンバーシップ契約のメリット 土光敏夫の5つの行動基準 最大のリスク要因=上司 第4章 偉くなる人とうまくやれる人が偉くなる 研修のプロ<人事部の評価 結びつきのシナプス構造 人間関係のプロ 第5章 「働かないオジサン」はどうすればいいのか 半数も課長になれない オジサンの既得権 キャリアプラ研修 第6章 「終身雇用の正社員」だけが正解じゃない 正社員に安住 ライフサイクル リクルート・38歳定年制 キャリアダウンも選択肢 誰と働きたいか 第7章 自分が働く会社の出世メカニズムを知れ 出世のメカニズム エビデンス 会社を降りる 向き・不向きを見極める

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    投稿日: 2022.05.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    働かないオジサンの給料はなぜ高いのか: 人事評価の真実 (新潮新書) 単行本 – 2014/4/17 常に評価者である上司の期待を上回れ 2016年11月13日に日本でレビュー済み 楠木新氏による著作。 1954年神戸市生まれ。 京都大学法学部卒業後、日本生命相互保険会社に入社。人事・労務関係をはじめ総合企画、営業などを経験。50歳から勤務と並行して、「働く意味」「個 人と組織の関係」をテーマに取材を続け、執筆、大学の非常勤講師、講演などに取り組む 2015年3月に定年退職。朝日新聞be(土曜版)に、会社から独立した中高年の生きざま を紹介した「こころの定年」を1年余り連載。 著書に『人事部は見ている。』『知らないと危 ない、会社の裏ルール』『サラリーマンは二度会社を辞める。』(以上、日本経済新聞出版社)『働かないオジサンの給与はなぜ高いのか』(新潮社)、『働かないオジサンになる人、ならない人』(東洋経済新報社)、「就活の勘違い」(朝日新聞出版社)など、多数。 以上のような経歴を持っている著者。 巨大企業の出身で、人事部がかなり強い権限を持つ金融系出身なので他の業界の人だと若干違和感もあるかもしれない。 ただ低パフォーマーのおじさんが生まれる原因、分析は納得感があった。 長期雇用、終身雇用を守る大企業・・しかしポストは限られておりそのポストにあぶれた層が多く滞留しているのが原因。 城繁幸氏も指摘しているような問題だ。 賃下げも出来ず、かといってポストがない。 これが低パフォーマーが生まれる理由。 ただ今後は定年延長などの影響もありますます若手社員の昇給が抑えられる時代になる。 そうなると低パフォーマーだけど高賃金はなくなっていくものと思われる。 本書で貴重なのは題名の働かないおじさんの件以外の出世する要件やメンバーシップ社会についての洞察だと個人的には思う。 印象に残った分を列挙してみたい。 大切なのは誰が評価者であるかとつかむ(会社によって異なる) 課長クラス未満の社員が評価を得る要件は、評価者である課長、支店長の期待値を常に上回ることだ。 課長のこの程度だろうと思うレベルを超えることが、 高い評価を得るポイントである。 信頼される人になるための行動基準(土光敏夫氏 新訂経営の行動指針) 相手の立場にもなって物を考える 約束をきちんと守る いうことと行うことを一致させる 結果をこまめに連絡する 相手のミスを積極的にカバーする 上司を説得したり、自らの意見を通すためには、どちらが正しいか、間違っているかではなくて、自分と上司との信頼関係が作れるかがポイントである。 注意を要するのはこの信頼関係は相手に好かれているかどうかとは直接には関係しないことだ。 異なる概念ということである。 サラリーマンの最大のリスク要因は病気でも怪我でもなく、上司であるというのが実感。 安定的な大企業では部下から人望があり業界の中でも影響力を持つ人物は必ずしも次のトップには収まらない。 そういうケースでは現在のトップの 望んでいる能力の範囲に収まらない仕事をしてしまっていることが少なくない。 ⇒上司の望む枠内に収まる能力。 波風を起こさない人の方がいいじゃん。 自分の立場を覆す可能性のある人物は 後継者に選べないという発言・・・人間の心理ではあるだろうがそういった企業から革新や新しいものが生まれる予感はしない。 個人的には織田信長的な人物を意図的に選ぶくらいでないと国際競争の激しい分野では生き残れないと思う(G型のメーカーなど特に) まあ、インフラ系の企業ならこれでもいいのかもしれないが・・・ 公私混同と思えるような経費の使い方をしないこと。 文字通リ品性を疑われる。 逆に言えば業務上かどうか不明瞭な場合に ポケットマネーから払ったり、身銭を切るとその効果は大きい。 業務上の打ち合わせと言えるよな状況でもいつも自分のポケットマネーから支払う上司のことを部下は決して悪く言わないものである。 偉くなる人と長く一緒にやっていく能力 =上司と接触を持つ ヒキが大事 上司との関係を紡ぐ力  上司の望む枠内に収まる能力 他部課との調整力 自分の働く会社の出世のメカニズムをつかむ 社内報と職員名簿は人事評価を知るバイブル バイブルを読み込むポイントは社内組織の力学の確認と個々の社員の社内経歴の変遷、および社員同士、特に上司ー部下の結びつきの3点である。 ここから会社の評価、出世の仕組みが見えてくる。 部長、課長登用者と未登用者を比べてみる

    0
    投稿日: 2021.12.13
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    仕事に追われる中堅や若手社員が安月給で頑張っている一方で、口は出せども自らは決して動かずに暇そうにしているオジサンが高い給料をもらっているという不条理を、評論家の楠木氏が解明する。バブル後の「失われた20年」を通して年功序列と終身雇用が崩壊しつつある中において、必死に体制を整えようとする企業。だがポストの数は限られており、ラインを外れた中高年に適当な仕事もなく、かと言って解雇する事も出来ず、事なかれ主義によって飼い殺しにせざるを得ない現状がその原因と解き明かす。また本書を読んで脱力感に悩んでいる読者に向けて「働かないオジサン」にどう対処すれば良いのか、また自分が将来そんなオジサンになってしまわないための方策を伝授する。

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    投稿日: 2020.12.12
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    普通の日本企業でおっさん程給料が高いのは年功序列だから。若い時に安い給料で活躍しかたら、おっさんになってあんまり忙しくなくなっても若い時の安月給分を回収している。出世する人はどんな人かとか。まぁサラリーマン論ですな。最近新卒にも1000万とか出す企業が出てきたが、そういうハイスペックな学生は20年たったら3000万とか貰える様になっているんだろうか。。そっちの方が気になるなぁ。

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    投稿日: 2020.03.15
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    楠木氏の本としては以前のものがよかったと思う。内容は新しいものではない。新卒一括採用、同期という特殊なつながり、昇格のシステム、ポストの不足による子会社への出向、仕事以外へのやりがい、年功、評価、等々。

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    投稿日: 2019.06.27
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    大企業や公務員など大きな組織で働く人やそのような組織を顧客に持つ人には理解しておいた方が良い事柄. 本文中の紹介があったが,60年間のトヨタ社内報で報道された人事関連記事をもとに構築した6万人にも及ぶ量的キャリアデータと面接記録による質的データを駆使しながら企業社会トヨタの競争構造を分析した「トヨタ人事方式の戦後史」と言う本があることに驚き.世の中様々な研究があるんだね.

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    投稿日: 2018.10.09
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    図書館借り。 定年後で再ブレイクした楠木氏の現役サラリーマンラスト期の自分語りが良い。もろもろの分析よりもそういった生声に価値がある本。この後の本でその点が強まっていく感じなので、会社内のどうのこうのよりもひとつの会社だけでなくより多面的にマネージしていくことに興味あるなら定年後とか定年準備のほうを読んだほうが良い

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    投稿日: 2018.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館で借りた本。 タイトルに食いついてしまった本。インパクトあるタイトルに完全にやられました。内容は、日本の雇用の常識が働かない給料の高いおじさんを生み出している。確かに役員は人数が少なく、役員にならなかったからと言って、給料が激減するわけでもない。なるほど。

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    投稿日: 2017.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日本企業の人事評価について。 「正解を外部に求めてはいけない。まずは自分自身の適性を知ろうとし、自分が働く組織のルールを熟知することだ。」(10頁) 「毎年毎年、ところてん方式で社員が順繰りに押し出されてくる。「働かないオジサン」を生み出す構造を形作っているのは、毎年の新卒一括採用とピラミッド型の会社組織である」(148頁) 「典型的なサラリーマンとバリバリの芸人との間には、数多くの目盛が刻まれている。自分にとっての一番良いポジション(目盛)がどこかを見極めることだ。」(218頁)

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    投稿日: 2017.03.20
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    タイトルの勝利。サブタイトルの通り、人事コンサルタントが日本の会社の人事評価の仕組みについてまとめた本。コアとなる主張は、若手は専門スキルを磨きたがるが、それは出世とは関係なく、偉くなる人とうまくやれる人が偉くなる。もし私が若かったときにこれを知っていたら、専門スキルの習得に割いた時間を部落内での評価を獲得するために使っただろうか、それとも、本能のままに専門性に向かっていただろうか。

    2
    投稿日: 2017.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    リンクトインの”アライアンス”を読み、現状の日本の長期雇用システムがどのような弊害を生んでいるのか調べている中で見つけた。 「まとめ」 ・長期雇用前提の日本の企業と就労者の関係は、「メンバーシップ契約」である。つまり、個人と企業の1対1の関係ではなく、企業という排他的な集団の仲間入りをしその属する集団のために仕事をする概念である。 それが、時間外労働や、上司が帰らないと帰れない文化、余分な飲み会などに表れている。 ・そうした会社で必要なのは”自分の後輩として一緒に働けるかどうか”という評価基準を理解していることである。。 ・そのため会社で偉くなるのは、偉くなる人とうまくやれる人。 →そういう意味で他人任せにはなってしまうが、常に自分の直属の上司の期待を超え続ける必要がある。 「感想」 ・働かないオジさんの給料が高いのは、長期雇用に基づくMPとWの関係(人的資源管理論にも書かれているような)を考慮すれば当然生まれる弊害である。とすればある種アライアンスの方が各人とのコミットメント期間を決め(もし解雇になったとしても)終身信頼関係が続くぶん、会社にとっても個人にとっても幸せなんじゃないかと感じた。 ・また働かないオジさんは会社の中の大きな既得権益であり、メンバーシップ契約に入っている以上、コンサルを持ってしても解雇という意思決定の難しさも理解した。 「学び」 ・まず、自分個人としては、一言で”向かない”と感じた。直属の上司のために一生成果を上げ続けられるか(もちろん、社内での”成果”だが)わからなく、それで評価されても虚しさが残る気がする。 ・では関係ないか、というとそうでもない。自分の取引先として考えた時、なかなか変わらない(かわろうともしない)旧態依然とした企業文化について理解して置くことで、関係をうまく保つことができる場面も少なくないだろう。

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    投稿日: 2016.11.19
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    典型的な日本の(大)企業における人事評価をめぐるトピックスについて解説。サラリーマン生活を送るうえでのヒントが多い。 「若いころは、常に上司の期待を上回れ」「偉くなる人とうまくやれる人が偉くなる」という著者が主張する出世の秘訣は、それを実践するかどうかは別にして、そうだろうなという納得感があり、参考になった。また、会社の中で充実感を持って仕事をする方法として指摘されている「会社の仕事の中に自分に合ったものを見つける」「自分の課題意識を鮮明にする」ということも取り入れていきたいと思った。 表題の「働かないオジサンの給料はなぜ高いのか」という問いの答えとしては、「新卒一括採用+ピラミッド構造」が生み出す必然的な構造であり、高い給料は一種の既得権となっているということが指摘されている。「働かないオジサン」の解決策として、理由のいらない長期休暇「道草休暇」が提案されており、アイデアとして面白いと思いつつ、それで解決になるかなーという思いを持った。

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    投稿日: 2016.03.25
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    日本企業の実態を、よく捉えた一冊。良くも悪くも、村社会の名残がDNAに刻まれているんだろうな。 表題からはネガティヴな内容かと思わされるが、その実、とても俯瞰して語られているので、うなづける。 外資系企業との対比も、非常に分かりやすく述べられており、新人、中堅、キャリア、どの層が読んでも良いと思う。 下手な啓発本より、余程良い。

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    投稿日: 2016.03.19
  • 日本の人事評価が理解できます

    なぜ、あの人は採用されたのか、なぜ、彼や彼女が先に昇進したのか、人事評価の基準はなんなのか・・・・ サラリーマン生活で疑問や不満に思うことが書かれています。 日本の人事制度の将来に不安を感じますが、現実はこれでうまくいっているんだと思います。 これを読んで、理解することで、余計なストレスを感じないで済むことができます。 あまり冷めたサラリーマンになってほしくはありませんが・・・・・

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    投稿日: 2015.12.23
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    モチベーションの保ち方、働く気持ちのリセットの仕方か。現場で仕事をしながら、間接部門の仕事もすると、何となく充実感を感じる。今の仕事に厭きているのかも。働き方(意識と実務)を変えてみることが必要なようだ。 以下、引用抜粋 ●『わが社の人事課長が学生を採用する基準を一言で述べよ』という課題を面接で聞かれたら、どう答えますか?」と聞いてみた。(略)結論から言えば、「自分の部下、後輩として一緒に働けるかどうか」が基準なのである。 ●人事部員の多くは、社員個人個人の細かい点まで配慮できないのが現実だ。組織が要求する人材に見合った社員が豊富に在籍する会社は稀なので、組織に人を配置するだけで精一杯の人事担当者が大半である。 ●社員にとっては長く同じ組織や仕事に従事すると、飽きるということも避けられない。あのドラッカーも著作の中で、社員の年齢の経過とモチベーションの関係について言及している。(略)年齢を経ることによるモチベーションの低下も絡んでいるのだ。 ●人事担当者の立場で見ても、上司、部下共に力量はあると思われるのに、互いの相性が悪いために働く意欲を失っている例は少なくない。その多くは、部下が意気消沈する例が多い。上司は部下に関与するかしないかの裁量を持っているが、部下はそうではないからだ。

    0
    投稿日: 2015.05.09
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    職場の図書館で借りた。購入には至らないものの、なんとなく手に取る。開架式ならではの出会いともいえる。表題よりサブタイトルの方が、内容を幾分的確に表していると感じた。これは売るための工夫だろうか。ちなみに、表題に対する回答は、「毎年の新卒一括採用とピラミッド型の会社組織」(p.148)という構造が原因とのこと。タイトルにするにはややありふれた見解だと感じた。この件の核心の解釈には「ラジアーの理論」を引いている。http://toyokeizai.net/articles/-/28116?page=2 http://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2004/04/pdf/026-029.pdf この他に、本書は事例調査や文献を引用を交えながら著者の経験談がまとめられている。ただそのため、表現が遠慮がちなところが目立った。 余談のようだが、ホモジニアスな日本の企業社会では、欧米のマネジメントに関する本を読んでも適用しにくい、といった趣旨を早々に指摘する。その理由を企業と個人のメンバーシップ契約の強固で説明している。とはいえその方面からの文化は一部定着し、従前の企業文化では、メンバーシップ契約の範囲の中で物事に対処できていたのに、加えて現代は万事にエビデンスや手続きといったことが、より重視されるようになってきている印象を思い出した。この本は、こうしたことを含めた幅広い話題を提供してくれる。

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    投稿日: 2015.02.12
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    ・管理職にあぶれてしまった中年社員もとい「働かないオジサン」はなぜ生まれるのか ・「働かないオジサン」にならないために若い世代は何をしておくといいのか ・既に「働かないオジサン」となってしまった人はこれからどうするべきなのか を、日本型の企業と海外型の企業を対比しつつ説いた本。 実際的な戦略の話は少なく、日本の多くの企業はこんなところですよ、という説明文だと思って読んだほうがいいような気はする。

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    投稿日: 2015.02.06
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    大企業の人事制度について。 年功序列と成果主義の是非。 人事制度に限らず、理不尽さを感じる事に不平を言い嘆くよりも、その背景を探ろうとする事が大切。 その中でどういう人材が必要とされるのか? 新人採用では能力よりも一緒に働きたい人かが重要。 38歳定年。 昇進する事だけが全てではない。会社以外の生き甲斐、副業を見つけたり、会社にしがみつかない生き方を探すのもあり。

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    投稿日: 2014.11.22
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    メモ 新卒一括採用のメリット 同期が成果主義を阻む 出世している人ほど同期意識が強い 誰と働きたいかを社員に決めさせる仕組み 青紙制度 副業禁止より専業禁止

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    投稿日: 2014.07.15
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    20140621 タイトルの年齢なので興味を持って買ったが回答は得られなかった。会社との付き合い方をどうするかという内容にも思えた。読むなら自己啓発として読む方が良いと思う。会社の働かないおじさんの給料を気にしている場合では無いよ。

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    投稿日: 2014.06.21
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    組織で長く働くには、 今やっている仕事の中で好きなことをみつける 出世する人は 一緒に働きたい人 期待に応える仕事ぶり 上司の考えていることを察する力 組織の管理能力 上司と一定の接触をもつ 枢要部門の経験 ヒキ 上司との関係を紡ぐ力 上司の望む枠内に収まる能力 他部との調整力

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    投稿日: 2014.06.16
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    サラリーマンの評価と給料に関する考察って、Amazonのレビューに書いてる人もいたが、そんな感じ。 勉強にはなりますよ。 タイトル通りのことを書いている章は1つだけ。 それ以外は、人事評価の実情を書いてる。 タイトルに魅かれて買ったので拍子抜け。 タイトルをまたもや編集屋に騙されたw

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    投稿日: 2014.06.15
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    一般企業で働き始めたので読みました(^^) 大人の世界のルールがよく分かります! 一企業人として勉強になりました。 ただ、会社員歴が長い人にとっては言わずもがななのかな?!というところも多々あります。

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    投稿日: 2014.05.10