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死体の文化史
死体の文化史
下川耿史/青弓社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルと表紙だけで読み始めた本だったけど面白かった 戦争でしか死ねない、だから再び戦争が起こることを願う帰還兵、焼夷弾で死んでいった人たち、食人 戦争に纏わるエグめなお話から、入れ墨を剥ぐ博士とか腹上死とか、現代人にはないセンスを放つ遺書とか..なかなか凄い話がありましたね

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    投稿日: 2025.06.24
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    読んだのは何年も前だが、我が私設図書館では外せない本っす この本は、事実の羅列なので“他人事としての死”を学ぶ事はできます。 死と対比させて“生”を実感できれば倫理的には幸いかも。 最近の若者は“死のリアリティーが欠如してる”と言われてるが 死んだことも無いのに、死をリアルに感じるなんて土台無理な注文だ この手の本よりもワシが深く死に畏怖したのは、父方の祖父が話してくれた戦争の話しだった 祖父は話し上手でもないし、説教タレでもなく、論理的な会話のできる人でもなかったけど、身近で愛着の在る人の話しには重みがあった 小柄だし学があるわけでもなかった祖父は、補給部隊のトラック運転手としてフィリピンに行っていた。 祖父がトラックに戻ると、トラックが爆撃されていて そこに残っていた仲間が死んでいた 爆発の熱、仲間の血と肉が焼ける臭いがしたそうな もう少し戻るのが早かったら祖父も只の肉片になっていて、腹巻から暖まった100円玉を出して「お小遣いだよ」とワシにくれる事もできなかったわけだ そんな祖父は十数年前に脳溢血で亡くなった 歳をとって死ぬ 良い事だ。 ちなみに好物はトロピカルフルーツだった、現地で食って美味かったとの事 戦争に行ってもそんな楽しい記憶を生かしている祖父・・・スゴイなぁ

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    投稿日: 2007.09.24