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交通事故学(新潮新書)
交通事故学(新潮新書)
石田敏郎/新潮社
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総合評価

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    車のドライバー向けの内容でした いろいろな内容でよかったかと思いました 運転中はつねに気を付けていないといけないです それは当たり前ですが、ちょっとしたわき見 でも車はかなりの距離進んでしまうし 確認した時の状況が大丈夫でも状況はすぐ変化が あるし信号だけ守っていればいいというものでないと さらに歩行者、自転車、バイクなど様々なものが 絡んできます 改めて気を付けようと思いました

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    投稿日: 2025.11.16
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    交通事故はどうして起きるのか どうしたら防げるのか そんな学問があることを知って欲しいし、手に取って欲しい

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    投稿日: 2024.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    交通事故学 石田敏郎著 新潮新書 2 0 1 3 年1 1 月2 0 日 発行 交通事故で日本人の1000人に6.6人が軽傷を負い、1万人に4人が重傷を負い、10万人に3.8人が死亡している。日本人は確率的に一生のうち一度は交通事故に道遇して負傷するか死亡する可能性がある。(177)    とのこと。 交通心理学は応用心理学の一分野として日本心理学会でも認められた領域。著者は早稲田大学人間科学学術院教授で専攻は交通心理学、安全人間工学。運転行動とヒューマンエラーの関わりについて長年研究を進め、日本交通心理学会会長なども務める。 自分は危ないと思って事故を起こす人より、自分は大丈夫と思って事故を起こす人の方が多い気がするし、自分も年を取り、客観的に見ると運転における危険性が増しているのに、自分ではまったくそんなことを感じていない状況に鑑み、こうした本もちょっと読んでおいた方がいいかもと思い手にした一冊。 へーえ、と思うこともあれば、そんなの当たり前だわな、ということを学術的に説明している部分もあり。 メモして残しておこうということはたくさんありました。 興味深いデータでは、例えば、 日本人は「急ぎの心理」が強い。青信号になる前に発車するフライングスタートについて、東京、大阪、ヨーロッパ三都市(ロンドン、シュツットガルト、マンハイム)で観察した結果、東京1.84秒、大阪4.92秒、ロンドン0.37秒、シュツットガルト1.27秒、マンハイム0.10 秒だった。大阪は群を抜いている。 交差点で右折の際に対向車がパッシングするのは、関東では通行をスムーズにするため「先に右折を」という合図だが、地方によっては「自分が先に行くからそのまま停止を」の意思表示になる。 大阪に住む私は、先に行くから右折のお前は待っとけ、という反対の意味でパッシングしている。関東で運転したら大変なことになる。(143) 脇見は年齢とともに減少する。若いうちは外界に興味が向くが、加齢とともに余計なものを見なくなるからだ。その代わり、安全不確認が増えてくる。運転経験が増すと、他に車はいないだろう、減速しなくても大丈夫だろう、といった予測運転が増えてくる。(41-42) ABSは停止距離を短くするためではなく、ブレーキング時のタイヤロックによる横滑りを防ぎ、グリップカを保持するものだ。ブレーキを踏みながらハンドルを操作できるので障害物を回避できるとされるが、途中でブレーキを緩めてしまうと効果がないことはあまり知られていない。(133) (その他、メモ) (実験結果から)単純反応時間なら正常時より飲酒時の方がむしろ短くなる傾向がある。血中アルコール濃度0.1-0.29㎎/ml(第一段階=ウイスキーのシングル1-2杯)、0.30-0.49㎎/ml(第二段階=同1-2杯)0.50-0.70㎎/ml(第三段階=同3-4杯)での単純反応時間は、第三段階を除いていずれも飲酒前より短くなった。 しかし、弁別能力や注意配分テストの成績は低下する。例えば選択反応における誤反応(赤信号への反応を指示したのに、青信号を押すなどの誤り)は、いずれも飲酒前に比べて増え、第三段階では32%も増加した(24) 速度計を使わずに速度を「半分」と「倍」にする実験では、減速時は指示より速めに、加速時は遅めになった。高速道路から一般道に出て減速しようとして、単独ではスピードオーバーになりやすいのはこのためだ(28) 日本の高速道路はクロツイド曲線と呼ばれる、真っ直ぐな部分がないように作られているタイプ(35) スマートフォンを注視中は視野が3分の1になってしまう(38) ある自動車学校にお願いして、免許取得直後、1年後、3年後、5年後のドライバー(計11名)に、卒業検定と同じ試験を受けてもらう実験をした。すると検定員はいつもと同じように採点したが、被験者全員が落第してしまった。(49) 5年経てばベテランとも言いきれない。確かに運転技能は上達するが危険行為は増え、経験でカバーしている構図が見える。正しい指導のもとに獲得された運転技能ではなく、実践的なものだから間違いも多い。全員が再試験に落第したことがそれを表している。ベテランと思っているのは本人だけかもしれない。免許取得後5年間の運転上の変化を自己評価させた研究によると、周囲への注意や危険予測ができるようになった、という情報処理能力の増加は半年後がピークになる一方で、安全軽視(スピードを出す、危険な運転をする)の傾向は半年から1年後に増加し、その後もほとんど変わらなかった。(50) リスク知覚が最も高かったのはスペイン人で、アメリカ人が最も低かった(61) 高速道路では、当人には気の毒だが少々おかしな事故もある。料金所で右か左か迷っているうち、ブースに激突するのが一例だ(78) 夜間、対向車のヘッドライトで前方の視対象が見えなくなることを「蒸発現象」と呼ぶ(81) (ヘッドライトの)すれ違いビーム(ロービーム)には米国型とヨーロッパ型があり、米国型が少しぼんやりしていて道路の先が段々と見えてくるのに対し、ヨーロッパ型はシャープに光がカットされている。米国型は視覚の連続性、ヨーロッパ型は眩しさの低減を重視しているといえるが、どちらがいいのか、長年にわたって両者の言い分は平行線である。日本型は二つのタイプを兼ね備え、ややヨーロッパ型に近いようだ(84) 交差点の手前、判断に迷う間に走行する範囲を「ジレンマゾーン」と呼ぶ(87) 対象との距離や到着時間を予想し、発進するか否かを判断することを「ギヤツプ・アクセスタンス」という。(94) 四角い視対象ばかりの中に一つだけ丸いものがあれば自動的に飛び出して見える。ポップアウト現象といわれ、多くの視対象があっても一瞬で視認できる。例えば、一時停止の標識は角が少なく人間工学的に視認しやすい上に、一般の道路環境には三角の視対象があまりないから目にとまりやすい。(154) 関西に行くと皆われ先にと走り、合流でも譲ろうとしない。合流ルールが確立されている東京から見れば、なぜそんなに頑張るのか不思議なぐらいだ(161) インディアナ大学による調査では、事故の人的要因のうち48.1%が認知ミス、36%が判断ミス、7.9%が操作ミスだという。(163)

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    投稿日: 2021.03.17
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    私自身、若い頃から「人間が走る以上のスピードで移動する時、何かがおかしくなるのではないか?」と思ってきた。ジェット機に乗ったスー族は魂の到着を待った(『裏切り』カーリン・アルヴテーゲン)。我が意を得たりと膝を打った覚えがある。一方、本川達雄〈もとかわ・たつお〉は「エネルギーを使えばつかうほど時間が早く進む」と言う(『「長生き」が地球を滅ぼす 現代人の時間とエネルギー』)。 https://sessendo.blogspot.com/2020/01/blog-post_52.html

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    投稿日: 2020.01.10
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    人間の認知の限界、判断の誤りからくる行動の失敗。 書籍中で紹介される交通事故のケーススタディを読んでいると、そういった些細なエラーが重大な事故を引き起こすという事実に気づかされる。 運転することが怖くなってしまうが、こういった内容はあまねく運転者へ教育してしかるべきだ。

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    投稿日: 2019.12.23
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    交通事故のリスクや運転のマナーを詳しく聞く機会なんて、免許更新のタイミングくらいしかないが、ペーパーゴールドなんてやってると、それすら短くなってしまう。 そんな交通事故の話をもっと"長く"聞きたいと思っている酔狂な人が存在するとしたら、本書以上に適切な本はないかもしれない。ただし、もっと"詳しく"でも、もっと"最新の"では決してなく、もっと"長い"だけということには気をつけないといけない。 例えば標識や矢印信号の見落としから発生する事故に関しては『もっと認知しやすい方法はないものだろうか?』と憂い、駐車場の事故に関しては『よく観察しないと事故につながる』と注意を促す。その他大型車の視界への注意、睡眠事故への啓発、座席位置調整の推奨などなど。 新しい観点からのデータも衝撃的な事実も一つもなく、ただただどこかで聞いたことがある話が延々と続く。これこそまさに講習所でしか聞けないいつものやつだろう。 人生長く生きてれば、講習所で聞いたような話をしなくてはならないときが来るかもしれない。そんなときこそ、本棚の奥で眠るしかなかった本書が唯一日の目をみるときだろう。

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    投稿日: 2016.02.29
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    潜在事故、ニア事故 ヒヤリハット ハインリッヒの法則 選択反応 呼気アルコール濃度 速度順応 サーカディアンリズム フリッカー値 クロソイド曲線 ボーリング「嫁と義母」 ラスムッセン(ルール、知識、スキルベースに人間の問題解決行動は分けられる) ハザード知覚 リスクテイキング ワイルド、リスク・ホメオスタシス説 デリニエータ(視線誘導物) ダークフレーム効果 視覚低下グレア キャッツアイ(道路の反射板) ハンプ(路面を凸型に盛り上げる舗装) サンデルス「10歳以下の子供は近代的な交通にうまく対処する感覚、認知能力を持っていない」 サンキュー事故 ポップアウト現象 ニート舗装(滑り止めが施された舗装) ACC(adaptive cruise control)装置 名古屋空港ニアバス機事故 日本交通心理学会 

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    投稿日: 2014.09.26
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    事故の起こる理由を様々な要因から調査・研究した事故学。運転が苦手なので、何か参考になるかと思ったが、どうすればいいかという点では聞いたことのある内容でしかなかった。まあこういった研究から出た結論を普段講習とかで聞いている訳だから当然か。

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    投稿日: 2014.07.27
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    全体的にとりとめのない文章で飽きました。個々の事象の専門的な名前はどうでもいいです。ただ、書いてある内容は、事故防止には役立つと思います。

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    投稿日: 2014.02.12
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    交通事故の体系について、運転免許センターでのビデオを分析しているようなものかと思いきや、人間の感覚や車の構造など各方向から記載している。 しかし、購入する際に自分が思い描いていた内容と少しずれていた印象が残った。

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    投稿日: 2014.01.26
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    たまにはこういうのを読んで、自分のリスク感性と知識を再確認するのは良い。自分では安全運転をしているつもりでも、無くて七癖、どんなリスク呼び込み習慣が身についてしまっているかわからない。さらに、自分が歩行者である時も、どんなリスクがあるのかを沁み込ませておくことが大事だ・・と嫁/子供に言いたいのだが、彼女らはめんどくさがってこういう本を自分から読もうとはしないのだな、これが。

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    投稿日: 2013.12.15
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    ≪目次≫ はじめに 第1章  自分の感覚は疑わしい 第2章  避けられるはずの事故要因 第3章  自分はどんなタイプの運転者か 第4章  変わり続ける運転環境への対処法 第5章  危険な場所での心理特性 第6章  歩行者事故を防ぐための基礎知識 第7章  車の構造がもたらすエラー 第8章  カーコミュニケーションとマナー 第9章  運転中の認知能力を向上させる方法 第10章 ヒューマンエラーと交通心理学 ≪内容≫ 交通事故をめぐる様々な事柄を心理学方面から分析した本。教科書的で面白みに欠けた(ちょっと失礼な表現かもしれないけど…)。おそらく具体例が少ない(一般化した具体例はあるけど、交通事故そのものの例がない)からだと思う。

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    投稿日: 2013.11.29