
さかなやの四季
梶原得三郎/図書出版 海鳥社
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総合評価
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powered by ブクログ大分県の耶馬溪で1975年から6年間ほど魚の 移動販売、つまり行商を行なっていた店主の エッセイです。 その前は住友金属小倉製鉄所社員であり、組 合活動にも精を出していたそうです。 当時の製鉄所の現場なんて今から考えると完 全なブラックであり、組合活動も真っ当なよ 雨でしたが、最後は著者は依願退職のような 形の憂き目に遭ってしまったようです。 著者は大変な読書家らしく、文章も読みやす いです。 そして耶馬溪の豊かな自然が目にうかぶよう です。 この時代は火力発電が積極的に行われていて、 著者も反対運動に参加しています。 いつの時代も国はエネルギー確保に汲々とし ていることが伺えます。 当時としては「左翼」に分類されたと思いま すが、後世の者から見るとそれは、自然を愛 する行為として当然という感想を抱きます。 もっとさらに後世へと語り継がれるべき一冊 です。
0投稿日: 2024.12.18
