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日本に自衛隊がいてよかった 自衛隊の東日本大震災
日本に自衛隊がいてよかった 自衛隊の東日本大震災
桜林美佐/産経新聞出版
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総合評価

20件)
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    学生に借りて読みました。新聞の連載の書籍化なのかな?読みやすかったです。法案にいろいろ思うところはあるけど、その中で力を尽くして、いろいろな批判を彼らが受けるのは納得いかない。ほんとうに自慢に思うべき存在だと思うし、国民ももっと活動を知っていなきゃいけないなあ。 自衛隊は災害等の際にインフラや食糧等を現地で調達する必要がなく、自分たちで調達できる「自己完結性」を持つと今までも聞いたことはありました。今回それについての文章もあったけど、「自己完結性というのは人の手がいらないのではなく、人の手があるからこそ」というところが印象的でした。現地に入る隊員の方は勿論、後方支援の隊員の方、自衛隊員の家族の方。税金を公務員に使うのをケチり、態度に文句をつけ、そのくせサービスを過大に要求している風潮があるんじゃないかなあ。過剰な持ち上げ方ではなく、その事実をきちんと知る努力をしなければいけないなあ、と考えさせられました。

    0
    投稿日: 2015.07.15
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    東日本大震災のとき、まさに国民のために滅私奉公した防衛省・自衛隊の記録。平時は顧みられることなく、批判や無理解にもさらされる自衛隊。未曾有の大災害にあたって、彼らはどのような思いで任務に臨んだのか? 女性自衛官や事務官、即応予備自衛官、警備犬など、防衛省・自衛隊のなかでも特にスポットの当たりにくい部分も紹介しているのがよかった。 著者はおそらく保守的な思想の人で、この本も美談本という側面はあるのだが、あの時、あの場所で、確かに賞賛されるべき行為が、評価されるべき人たちが存在したということは事実だと思う。 終盤では国防の現状にも触れている。人員減、「純粋な」国防予算減。自衛隊は災害派遣専門部隊ではなく、戦闘部隊であり、これからもそうでなくてはならないということ。こういうことの是非も、考えていく必要がある。

    0
    投稿日: 2014.10.03
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    10年後の悪夢を避けるために、今やらなければならないこと…それができる人に気づいて欲しい…手遅れになる前に…

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    投稿日: 2014.06.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東日本大震災の起きたあの日あの時。 日本の防衛の要である自衛隊の方々がどのように行動されたのか。 自らも被災しながら、家族や仲間の安否も分からぬまま、ただただ任務を遂行していた彼等の志の有り様に心を打たれます。 それは普段からの厳しい訓練に裏打ちされた自信と誇りが成せる技。 頭の下がる思いと、感謝の念しか浮かびません。 ただ忘れてはならないのは「自衛隊は災害救助隊ではない」ということ。 削られ続ける防衛費と人員。 自衛隊の置かれている状況には個人的に思うところも多い。 メディアが正しい報道をしないおかげで国民の目は誤魔化されていますが、後から後悔しても遅いのです。

    0
    投稿日: 2013.12.30
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    2011年3月11日に東北地方を襲った未曾有の大災害。 自衛隊の一側面である「災害派遣」を伝えるノンフィクション。 「第1部 誰かのために」では、被災時の生々しい様子や懸命の救助活動、被災者の方々への細やかな配慮、隊内でのやりとり等が紹介されています。ひとつひとつのエピソードはとても短く読みやすく、不安を抱えながら生活している人々の心にもすんなりと入っていったのでは。 誇りと使命感を抱いて任務に当たられる尊い姿。国防上の危機に備えて、平時から厳しい訓練を積んで来た自衛隊だからこそ為し得た事です。 私も本書から(つまり、自衛隊の活動から)いただいた勇気は計り知れません。 続く「第2部 災害派遣の舞台裏」で述べられる国防論、付録資料「東日本大震災と原発事故における自衛隊の活動」も必見。 震災直後、たまたますれ違った自衛隊車両。恐らく東北地方に向かう途中であろうトラックに掲げられた「災害派遣」の文字を見た時に感じた、頼もしさ。 被害の大きさや任務に伴う危険を思うと、簡単に「がんばってください」などとは口にできませんでしたが、それでも本当に心から「ありがとうございます、お願いします」という思いでいっぱいになり、涙が出た事が忘れられません。

    1
    投稿日: 2013.03.10
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    自衛隊は日陰の存在ではならない。 注目が浴びる時は、国民が困っているとき…。 自衛隊員の中には自分も被災しながら被災者を助けていく。 飛びたくても、飛べないヘリ。 東日本大震災で注目を浴びた自衛隊についての本。 サボっていると思われないように、陰で食事をしたり、腹持ちがいい「赤飯」を食べていると国民から勘違いされるのでやめたり…。 つくづく、大変で感謝しなければならないところが沢山ありました。 原発事故についても書かれています。 一ページ、一ページめくるごとにこみ上げる思い。 本当に、ありがとう。 そして、日本に自衛隊がいてよかった。

    8
    投稿日: 2013.01.13
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    一言で言うなら「惜しい」。 東日本の時の自衛隊の活動の表も裏もそれぞれにきちんと見ているはずで、しかも防衛畑のバックグラウンドも持っている著者ならば、もっともっと深く詳しく、まさに「この人ならでは描ける自衛隊の貢献」を引き出せたはずなのに、何だか少し「物足りない」感がある。 例えば石巻赤十字病院の医療従事者たちや、被災地の新聞社たちの奮闘を描いた書籍に比べてしまうと、どうしても中身が薄く感じてしまう。 この本は元々、会社帰りの疲れたお父さんたちが女性のハダカと、小学生の読書感想文以上に文章の体裁を成しておらず担当記者の気持ちをただ並べただけの芸能記事と、記者の嗜好と個人的偏見に裏打ちされたプロ野球のトピックを散りばめた記事で埋め尽くされている、かの『夕刊フジ』に連載されていたものを再編集したもののようなので、そこから考えるとこの程度の「軽さ」でも好いのかもしれません。が、満足はできませんね。 ただ、著者はさすがに夕刊フジ如きに連載していた記事だけで本の体裁を成すにはこっ恥ずかしいと思ったのか(笑)、第二部として著者なりの防衛論、自衛隊論を追加してくれてます。こっちは一読の価値あり。これが無ければ☆は2つだったかも。

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    投稿日: 2012.08.29
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    「最後はわれわれが必ず助けます」 3月11日。東日本大震災。激震と津波が東日本の太平洋沿岸部を襲い、多くの町を飲み込んだ。そこにあった、多くの各自衛隊駐屯地も。 滑走路は泥濘に埋まり、乗機は流され、車両は水没し、家や家族を失う。自らが被災者でありながら、自衛隊員たちは市民の救助のために奔走した――。 震災時の自衛隊の活動を丹念にリポートする夕刊フジ連載の「誰かのために」をベースとして加筆を加えた1冊。 第一部「誰かのために」では災害派遣活動を行った自衛隊員、それを支えた民間の関係会社の不眠不休の努力、救助された人々のエピソード。 第二部は、自衛隊のおかれている現状を安全保障や予算の観点から説明。 日本の安全保障が、防衛予算が、どれだけ心細い状態になっているのかを知ることができる。 福島第一原発事故時、最初に放水を行ったヘリは、基地へ帰投する前にどこかで除染をしなければならなかった。しかし、ヘリを受け入れ、除染させてくれる周辺の自治体はどこにもなかった。 本書のベースとなった連載が載っていた夕刊フジの記事ではありませんが、そんな記事を新聞で読んだ記憶があります。 「助けてほしい、危険な作業を代わりにやってほしい、でもフォローはしたくない」という浅ましさにものすごく腹が立ちました。 予算と人員は削減されつつ、災害派遣や海外派遣と仕事は増え続け、そして有事の際は政府や自治体からの満足なフォローもないまま、過酷な作業を無休で続けなければならない自衛隊。 正当な評価を得られず、理解もされず、まともな装備さえないまま、それでも被災地を救ってくれた彼等が報われる社会に変わってくれたらいいなと、切に願います。 防衛予算を増加させ、自衛隊の装備と人員を満たすことは、日本の未来、つまりは国民の財産や命が守られるということだと、多くの人に気づいてほしいと思います。

    0
    投稿日: 2012.08.19
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    一章読むごとに涙がこぼれそうになりました。 東日本大震災は、まさしく有事でした。訓練された部隊が、士気高くたゆまず行動したおかげで、助けられた人心慰められた人がどれだけいたことでしょう。ありがたい、有難い活躍でした。 私的感情を抑え、国民を守るために奮闘した自衛隊員。個々(事務官も軍用犬も)の奮闘ぶりにはどうしても涙を禁じ得ません。 しかし、ただの「災害救助隊」ではなく「軍隊」である自衛隊だからこそあの働きができたのだという著者の主張は、今後吟味されるべき問題だと思います。

    2
    投稿日: 2012.08.13
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    東日本大震災の時の、自衛隊の活動を丹念に追った一冊。 - 今無理をしなくてどうする この一言がすべてを表していると、そう感じます。 ただ読めばいい、それだけで何かしらは感じ取れるものがあるはずです。 そしてもう一つ、我ながら不思議に感じたのは、 ここ最近"10年後"を意識する書籍を手に取ることが多いこと、でしょうか。 色々と、準備をしておかないとなぁ、、なんて。

    1
    投稿日: 2012.04.11
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    日本の自衛隊は日本の誇りだと思う。 常日頃から訓練を怠らず、有事の際には自らを省みず、、、 本当に、日本に自衛隊がいてよかった。 日本は、もっと自衛隊に投資すべきだ。 そして、ただ災害のためではなく、日本を守るためにこそ、 本来の自衛隊の目的があり、そのための訓練を続けていること、 そういうことを本を通じて知ることができました。 なぜ政治家は、同じ日本を背負う立場なのに、 自衛隊のように格好よくないのだろうか。

    0
    投稿日: 2012.04.10
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    フジテレビの自衛隊の番組を見て感動して、似たような本を…と思い買ってみた。夕刊フジの連載物だったようで、元々のボリュームが足りないのと、映像の方を先に見ちゃった後なので全体に物足りなく感じた。ただ、テレビでは報道されない後方支援の人達にスポットが当たってるのは良かったな。自分の国の軍隊なんて日常じゃ考えないものね。まぁ軍隊に限らず、政治も経済も全然考えてないんだけど;;;

    0
    投稿日: 2012.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    阪神淡路大震災の時に若かった隊員が、現在は曹長などリーダーになっている。その経験からかだれも命令したわけでないのに、夜は5−6人の作業部隊が車座になる。つらかったこと、ひどく悲しかったことなど、黙々と作業し続けたその日のすべてのことを声に出して吐き出し、そして泣く。やがて、明日も任務を精一杯やろうと誓い合ってその日を終えるのである 試練は乗り越えるためにある 自衛隊が感謝されるのは国民が不幸な時だ。けっしておごるなよ 海上保安庁は海猿がいるが、自衛隊は言わざるばかりだ(陸自の無口な活躍) ソクラテス 戦いにおける指揮官の能力を示すものとして、戦術がh閉める割合は僅かなものである。第一にしてもっとも重要な能力は部下の兵士たちに軍整備をそろえ、糧食を与え続けられる点にある(曲のぼんの防備録) よく「国家の財政が厳しいのだから仕方ない」といわれますが、安全保障があってその国家であり、国を守ることが出来なければ、そもそも国家が成り立ちません。 有事に一人が守るべき国民数を比較すると、米国は508,イギリス 610、ロシア 393、韓国 88などに比べて日本は2010年度末現在で 901人

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    投稿日: 2012.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今朝(2012/3/19)の日経コラム【春秋】が震災後1年が経過し自衛隊のことについて触れている。内閣府世論調査で自衛隊に対するいい印象が91%になったというもの。自衛隊への感謝、世相の変化を述べるにとどまり、今後の自衛隊の在り方にまでは言及していないが、災害支援でイメージUpの自衛隊だが、このままでは、”自衛隊は災害派遣部隊でいいんじゃない”という間違った方向へ進みかねない。 そんな警鐘も鳴らしつつ、震災後、現地のみならず後方支援まで含めた自衛隊の活躍を、手軽に紹介しているのが本書。当時、「夕刊フジ」での連載だったようで、それゆえ記事が細切れで、もうすこし個々のエピソードを深堀りして書いていたら、もっと良かったと思えるのが残念。過酷な救助、復興活動の一部を紹介しているが、感動話多く涙腺はゆるみがち。ひたすら頭の下がる思いの個々の事例の紹介の第1部と、現在の日本における自衛隊の問題について触れている第2部と構成で、しっかり第2部も読んでおこうという気になる。 自衛隊といえば、トレラン大会、富士登山駅伝などで、驚異的な体力を誇る彼らの姿が身近にあるが、震災を機に国民にとってさらに身近な存在になった今、自衛隊のあるべき姿、日本の国防についての考える、いいきっかけになる一冊だと思った。

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    投稿日: 2012.03.19
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    目立ちやすいハイパーレスキュー隊と同じ現場にいて、かつ彼らが去った後も活動を続ける自衛隊。彼らの活躍を報じるテレビ報道を眺める自衛隊の面々。日の当たらない努力を書籍として記録に残すのは大事な事だと思う。

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    投稿日: 2012.01.21
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    かなり自衛隊よりな本だと思う。が、自衛隊を知るには事務官、警備犬の事も広く書かれていて良かった。国民が不幸な時にしか感謝されないって、何だか悲しい…。政治家の皆様しっかりしてよ!

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    投稿日: 2012.01.18
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    メディアのみでは気付けない事実。 メディアのおかげでその存在が広く再認識できたが、でも逆に的を外した感想を抱かせかねないとも限らない事には注意。 「自分たちが輝く時は国民が不幸の時」 その姿に報いるのはきっと、尽きない感謝と大きな労いと心からの尊敬、そして正しい知識を持つ事。 前半のドキュメンタリーと後半の日本の自衛隊が置かれている状況のレポ。主観的に客観的に知れてよかったと思う。

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    投稿日: 2011.12.26
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    タイトルのとおり,日本に自衛隊がいてよかったと心から思える一冊。ただ,災害などがないと,そういう風に思えない自分に反省。毎日毎日,日本のためにご苦労様です。感謝です。

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    投稿日: 2011.12.13
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    (2011.11.16読了)(2011.11.10借入) 【東日本大震災関連・その36】 東日本大震災での自衛隊の活動について知りたくて、この本を借り出しました。 文章が簡潔で、わかりやすく読みやすいので、さすがに「夕刊フジ」の連載だけのことはあると感心しました。簡潔すぎる分だけ、ちょっと食い足りないというか、もうちょっと詳しく、といいたいところですが、当事者ではないので、無理な注文かもしれません。 それとこの本の60頁ほどが自衛隊の本業についての憂慮点が描かれています。自衛隊は、災害派遣用にという世の中の論調に対し、とんでもないことだ、と言っています。 戦艦、戦闘機、等の予算が削減され、人員も減らされているが、近隣の3つの国が防衛力を強化し、戦艦、戦闘機の新鋭機が開発、配備へと計画が進んでいるので、このままでは、10年先には日本は、亡くなっているというのです。 東日本大震災の際の陸上自衛隊の活躍は、普段からの戦闘訓練に鍛えられているからで、最初から、災害派遣用だったら無理だろうというニュアンスの書き方です。 この本の力点は、防衛予算を増強し、自衛隊の本来の仕事がいつでもできるように、訓練が十分にできるようにすべきだ、というところにあるようです。そのために、実践訓練のための、移動の際の高速道路料金を無料にしたり、優先的に移動できる措置を取るべきだと主張しているようです。 今回の、震災での多大なる支援活動には、感謝しております。多くの法的規制の中で、最大限の融通を効かせて、被災地のために働いていただいたことに頭が下がります。 その部分だけを読みたかったのに、きな臭い話を、一緒にされてしまって、ちょっと興ざめしてしまいました。大事な問題であることはわかりますが、別の機会にしてほしかった。 この本の章立ては、以下の通りです。 第一部、誰かのために 第一章、被災 第二章、使命 第三章、決断 第四章、団結 第二部、災害派遣の舞台裏 第一章、大震災の教訓 第二章、防衛力が危ない 「本書は、3月24日から『夕刊フジ』で連載した「誰かのために 東日本大震災と自衛隊」を再構成し、新たに自衛隊と日本の危機について第二部を加筆したものです。」(11頁) ●その日のことを吐き出す(2頁) 夜は5~6人の作業部隊が車座になる つらかった光景、ひどく悲しかったことなど、黙々と作業をしつづけたその日のすべてのことを声にして吐き出し、そして泣く。やがて、明日も任務を精一杯やろうと誓いあって、一日を終えるのである。 ●多賀城の陸上自衛隊(40頁) 身動きがとれず、建物の屋上などに避難していた住民たちが次々に助け出され、感涙にむせんだ。救出活動は夜を徹して行われ、その日だけで700人以上を駐屯地に収容することになった。 ●陸上自衛隊は(55頁) 普段から、警戒監視活動をするのは海空自衛隊で、陸自はといえば、専ら訓練に励んでいるだけだ。 国際活動や災害派遣などがあれば活動を知ってもらえるが、何もなければ、存在の意味を自分でも説明できなかった。 ●海上自衛隊(67頁) 本来、陸にあるべき家屋が海に、海にあるべき大型コンテナや船舶が陸上に横たわっている。海岸には、容易に近づくことができず、定置網などが海中に浮遊し、プロペラに絡んだり、座礁した艦艇もあった。 ●厳しい訓練の(87頁) 「なぜ、自衛隊がこんなにも長期間、感情を抑えながら活動を続けられるのかというと、日ごろ、もっと厳しい訓練をしているからです。他国の侵攻など、最悪の事態に備えているからこそ乗り越えられるのです」 ●法的制約(170頁) 瓦礫の除去も、財産権があり所有者に無断でできないなど、緊急時における行動も法的規制を受けます。 そうした事情を受け政府は、震災から2週間後の3月25日、瓦礫の撤去作業について、私有地立ち入りを認めたり、敷地から流出した建物を所有者の承諾なしで撤去できるガイドラインを出しました。 また、派遣当初は、自衛隊の持っていた灯油を被災者にすべて提供していましたが、これも通常ならば行えないことでした。糧食を提供することも厳密には違反となります。 これが可能になったのは北澤防衛大臣の判断が下ったからです。 ●日本は無くなる(188頁) 今後10年もたたないうちに、わが国の周辺諸国(中国・ロシア・北朝鮮)の状況は劇的な変化を遂げ、かろうじて保たれていた力の均衡が一気に崩壊するとみられる ●防衛予算(195頁) 「国家の財政が厳しいのだから仕方がない」と言われますが、安全保障があってこその国家であり、国を守ることができなければ、そもそも国家が成り立ちません。 ☆関連図書(既読) 「前へ!-東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録-」麻生幾著、新潮社、2011.08.10 「ドキュメント東日本大震災救助の最前線で」Jレスキュー編集部著、イカロス出版、2011.09.15 (2011年11月21日・記)

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    投稿日: 2011.11.21
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    家のものが持ち帰ったのを盗み読み。 夕刊紙連載分に加筆したもの。これからの自衛隊のあり方・扱い方についての考察あり。

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    投稿日: 2011.10.02