
法の哲学II
ヘーゲル、藤野渉、赤沢正敏/中央公論新社
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総合評価
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powered by ブクログ「法の哲学」の圧巻は第3部のSittlichkeitにある。倫理という翻訳が本書に当てられている。 「家族」についての叙述は平凡に見えても、近代の家族をモデルに、「家族」の本質を描く意外に非凡な章。 だって
0投稿日: 2013.03.29
powered by ブクログ第三部「倫理」を収める。愛を結合原理とする家族から、欲求の体系としての市民社会へ移行し、最後に市民社会が揚棄されることによって倫理の現実態としての国家が現出する。この部において、従来の原子論的個人の結合として国家を思考する従来の国家思想からの決別が果たされた。伝統的な国家=政治社会論を批判し、国家を社会とは別の政治的制度として思考するための礎を築いたという点でこの著作は近代政治思想の金字塔である。
1投稿日: 2012.04.08
powered by ブクログ[ 内容 ] 主観的正しさより客観的な理法を重んじたヘーゲル最後の主著。 [ 目次 ] 第3部 倫理(家族;市民社会;国家) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
0投稿日: 2010.07.31
