
総合評価
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powered by ブクログ「戦争ほど残酷なものはない」との冒頭のドグマ、悲惨で残酷なものは戦争より革命と内乱、そしてカルト(というより権力化した)宗教だろう。 「宗教に対する無知が、人類最大の敵である」古代国家はみな祭政一致であった。大日本帝国は欧米列強に見習った民主主義国家であったし、宗教でなく国家のアイデンティティとした国民のコンセンサス〈国家神道〉をカルト宗教と見て、それの打倒が平和へ直結とほざくのも一つのカルト宗教。 戦時は空襲と窮乏で都市部は悲惨だったが秩序はあった。全面降伏=奴隷化をル大統領が求めたから「まだ続いていた」ので「ミドウェー海戦敗北後は勝てる見込みがないからさっさと降伏すべき」とは空論/ドキュメントでもなく小説としては冗長。布教宣伝用のパンフレットだが、昭和3年生れで徴兵年齢前に少年航空兵志願したかった軍国少年がカリスマ戸田に人間改造され「一人の人間の偉大な変革が一国の運命、世界の運命もかえていく」偉人になる、つまり「私は偉い」というメインテーマ 出獄して、翌々日に中野歓喜寮に堀米尊師を訪れた戸田は「将来、必ず総本山大石寺の再建復興をします」と誓った、と四十五年史にある。小説では寝ていたとわざわざ書いてある。が、まず宗門に出獄を報告に行くのはスジだろう。
1投稿日: 2019.01.25
powered by ブクログ『人間革命 第1巻』のリライト版を初めて読んだ。昔読んだときは、歴史的な件にはあまり興味がなかったが、今読み返してみると、GHQによる日本の間接統治とその体制下で人々がどう生きたかということも学べて面白い。 敗戦の焼け野原の東京で、マッカーサーを「梵天くん」と呼び、「広宣流布のときが来た」と確信する戸田先生の決意がすさまじい。獄中で法華経を身で読み、法華経の生命哲理を会得した戸田先生は、日本の総体革命のため、人々の蘇生のため、世界の平和のために、日蓮仏法を打ち立てることを決意する。 「獅子は伴侶を求めず」文字通りたった一人からの戦いであった。しかし、事業化であり教育者であった戸田先生はうねりを起こす達人であった。それにはまず自分が回転すること。同志の歯車が自分という歯車と噛み合えば、うねりが起きる。言い方を変えれば、自分という歯車に噛ませる歯車を見つけること。うねりを起こすにはそれしかないのだ。
1投稿日: 2018.05.16
