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少年アリス
少年アリス
長野まゆみ/河出書房新社
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総合評価

124件)
3.9
37
35
28
6
1
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    随分前から図書館の書架で見つけては気になりつつも手にとらずにいた作品。何十年か経過してようやく手にとった。 宮沢賢治を思わせる作品だった。現実離れしていながらも、少年達の感情は繊細でリアルに描かれていた。 舞台のひとつとなるのは夜の学校。夜の学校ってそれだけでドキドキ、ソワソワするのは私だけだろうか。か 夜が大半を占めるにも関わらず、光と色を感じる物語だった。

    1
    投稿日: 2026.02.04
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    童話のような物語の中に、少年たちの心理描写がとても丁寧に溶かし込まれていて、こんなにも綺麗な文章を初めて読みました。 どこまでも幻想的であり、しかし現実を感じさせる部分も対比して描かれ、広がり続ける世界に圧倒されました。

    0
    投稿日: 2026.01.20
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    宮沢賢治を読んでいるかのような感覚になれる作品です。表現が独創的でキラキラしている、内容も児童書のような内容でした。

    1
    投稿日: 2025.09.20
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    美しい言葉で紡がれる幻想的なファンタジー。 少年アリスは、学校に忘れ物をした友だちの蜜蜂と、愛犬の耳丸とともに、夜の学校へ忍び込む。誰もいないはずの理科室で、不思議な授業を覗き見た彼は、教師に獲えられてしまい… 夜の学校って、怖いけど、ちょっぴりワクワクしちゃう。星を作って夜空に縫いつける場面とか、幻想的でよかったなぁ。 少年の純真な心が愛おしくなる物語だった。

    43
    投稿日: 2024.10.28
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    初読はおそらく中三とか高一とかその辺。衝撃を受けたのは覚えている。思春期に一度はくぐるのが「不思議の国のアリス」と「銀河鉄道の夜」だと思っていて、はまるかどうかは別として、洗礼は受けるのかなと。銀河鉄道の夜は少年たちの冒険で、アリスは少女の冒険で、その二つが組み合わさったようなタイトルで、思春期真っ盛りの自分が惹かれないわけがない。あれから何十年もたって読み直したけれど、いいね。この世界観。夢か現か、硬質で、少年でいられる時間は限りがある。刹那的で瞬間的な美しさがそこにある。

    2
    投稿日: 2024.10.23
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    最初の一文がとても好き。 ふわふわした不思議な世界と現実の狭間にいるようなずっと浸っていたい世界。 言葉で表せない美しい世界。 言葉や音の心地よさ、あー素敵 こういう体験があるから読書が好き もっと長野まゆみワールドに浸りたいので出版社様、他の作品も復刊させてください!!!! なんだか色々あって読書できなかったのですが、長野まゆみ作品で読書欲復活しました笑

    10
    投稿日: 2024.10.02
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    #28奈良県立図書情報館ビブリオバトル「夜」で紹介された本です。 2013.5.18 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-952.html?sp

    0
    投稿日: 2024.09.25
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    愛萌さんの偏愛河出文庫の企画で出逢いました。 自分のセンスでは絶対に選ばない本なので、新たな出逢いとなりました。 ファンシーでメルヘンな幻想的な童話です。 170ページほどしかないけど、旧かな遣いとかも含めて、長野まゆみ先生の独特な世界観に慣れるのに時間がかかりました。 絵本にしてもいいのでは?と思うぐらい、幻想的かつ美しい夜空や卵や螢星の表現、少年たちのやり取りが魅力的な作品でした。 現実を戦う勇気が湧くような話が大好きな私にはちょっとハマらなかったですが、幻想的な不思議な話が好きな方にオススメです。 ◯特にオススメの層 絵本のような幻想的なメルヘンな物語が好きな方

    1
    投稿日: 2024.03.14
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    1989年の作品で、2011年に購入して積読していた一冊。 綺麗な漢字、日本語、 不思議な世界観の本を読みたくて、 手に取りました。 当時の購入金額は380円(税別)! 安いと思ってしまうのは、 今の物価高の影響でしょうか。苦笑 兄に借りた色鉛筆を取りに夜の学校に忍び込んだ、蜜蜂とアリス。 そしてアリスの愛犬、耳丸。 誰もいないはずの理科室から広がっていく別世界。 言葉が綺麗で、 時間の流れが独特で、 お風呂の中で読んでいましたが、 とても良い読書時間でした。

    10
    投稿日: 2024.03.08
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    中学校の図書館で見つけて元々不思議のアリスが好きだったから気になって読もうとしたけど、漢字とか例え話で出てくる物の知識がなくてイメージ出来ずにその時は読むのを諦めた。今なら読めるんじゃないか?って思い出して再度チャレンジしてみたら最後まで読めた! 文章だけどキラキラしてて綺麗で世界観が好きだと思った。

    0
    投稿日: 2024.02.17
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    何よりも言葉が綺麗。登場人物の名前が蜜蜂とかアリスとか、ちょっと変わった感じなのも面白い。雰囲気が宮沢賢治っぽいな~と思った。理屈ではなく、心で感じるタイプの物語。

    1
    投稿日: 2023.02.10
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    高山宏さんの解説が正鵠を射ているのでもはや私の劣文は必要ない気もしますが、とにかく、『少年アリス』はさまざまなものから「解放」されている作品として群青天鵞絨に輝く屈指の幻想譚だと言うことができるのです。 澁澤龍彦さんや短歌の好きな私は、前者には博物誌的な面白さを、後者には音とリズムに凝縮した言葉の感覚の面白さを見出します。ペダンティックな充足を得ることの面白さというより、普段私たちが使う言葉とは違った場所に居る言葉を採集することの面白さを求めて、手を伸ばしているのです。これが私の読書傾向かつ好みです。 そして私の好む作家さんの中に、まちがいなく長野さんも含まれています。解説で高山さんは長野さんを「マニエリスト」と述べ、「意味の重圧から言葉を解放した」本書を評価しています。まったくもっておっしゃる通りだと思います。文字どうしの間隔、本文の余白も趣があります。 さて、私は今回の感想で作中の内容にあまり触れていませんが、いいのです。それこそ私の「言葉」で語るに語れない『少年アリス』の感慨は、言葉や記憶にとどめるよりも、螢星が消えた一夜の出来事のように、夢うつつとしていいものなのです。

    1
    投稿日: 2022.09.10
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    【文字で読みたい日本語】 こればっかりは<読んで>もらわなければわからない。 群青天鵞絨。凌霄花。橡や椅の樹木。 もちろん、声にだして読んでも、読み聞かせでもいいかもしれない。 なんてったて出だしが『睡蓮の開く音がする月夜だった』だよ。

    2
    投稿日: 2022.08.11
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    なんとも言えないふわふわとした、メルヘンチックな雰囲気の漂うお話だった。 正直、雰囲気でどうにかしている、と感じてしまう部分もあったが、それは解説の中に書かれていたように、私が"意味に緊縛されている"からなのだろうと思う。 言葉や字面の美しさよりも、この表現が正しいか否かで捉えてしまうのがなによりもの証拠だと思う。例えば、鉤括弧の終わりで句点が打たれていることに違和感を感じたり。 もっと、そうした型に嵌められて凝り固まった感性をほぐす為にも、長野まゆみさんの作品は合っているのかも知れないと感じたので、他の作品も読んでみたいと思う。

    0
    投稿日: 2021.12.07
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    世界観がすごく好き。 漢字の使い方も素敵。 しかしその文章が読み難く、一冊読むことがつらい。 それでも、それをも超える独特の世界に揺蕩う魅惑。

    1
    投稿日: 2020.11.24
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    再読 初期長野まゆみ作風懐かしい~~~~ ありえね~~~な、お耽美少年描写がなんかこう・・・まさにだなぁ長野女史・・・・・・

    1
    投稿日: 2019.10.12
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    夏が近付くと長野まゆみ作品を読みたくなります。 再読でも、冷たく澄んでいる不思議で綺麗な世界でした。 アリスと蜜蜂が迷い込む夜の学校、夏から秋へ変わる瞬間。星を夜空の天幕に縫い付ける。 お話は優しいのですが、言葉の音の雰囲気とか、硬質な独特の世界です。 初期の長野作品は恋愛色がなくて、こちらも良いです。

    1
    投稿日: 2019.06.14
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    長野まゆみさんのデビュー作。 もう何回読み直したかわからない。 読み直すたびに、初めて読んだ高校生の時を思い出す。 きらめく言葉の数々に衝撃を受けたのだった。 疲れたときに読みたくなるのは、夢の世界に浸ることができたころに帰れるからかもしれない。

    0
    投稿日: 2018.06.10
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    B913.6-ナガ300167384 「"睡蓮の開く音がする月夜だった"から始まる夜の学校が舞台の不思議なお話。五感と想像力が刺激されるお話です。」 素敵なコメントをありがとうございました! (黒板書架「感覚を深める」特集コメント ”感覚と言われて思い出すおすすめ本と、おすすめポイントを教えてください”より)

    0
    投稿日: 2017.10.31
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    レトロなメルヘンだった。ワープロで打ち込んだようなフォントとレイアウトからして。言葉の一粒一粒が仄かに輝いてみえる。ゆっくり風景を想像して読む。

    0
    投稿日: 2017.06.29
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    青春の狭間、夏と秋の狭間で少年たちが非日常を体験し、「包帯」から解放され、成長する物語。 卵の球形と兄で円環するというメタファー、と解説で指摘されていたのはなるほどと思った。

    0
    投稿日: 2016.11.26
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    ずーっと昔から名前だけは知ってた本。 長野まゆみさんの作品は何作か読んでるけど、このデビュー作はなんとなく手を出さずにいた。 読んで驚いたのは、このデビュー作から何作も書いてあるだろうに、私が読んだ少年アリス以降の作品に感じるものがここで既に完成されていたことだ。 ほとんどの作家は書いていくうちに作家として成長(変化)していくにも関わらず、長野まゆみさんの作品からは作者自身の中に芯が太く変化しないものを感じる。非常に稀有な作家ではないだろうか。 内容に関しては、このほかに改造版なるものがあるそうなのでそちらを読んでからにしたいと思う。

    0
    投稿日: 2016.10.02
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    「あゝ、そうか。提灯を作るんだね。蛍星を入れて。」アリスが了解すると、 「そう、月明かりだけでは暗過ぎるからね。」 2014/10/31-11/05

    0
    投稿日: 2014.11.01
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    足穂だ! 書評を先に読んでしまい興味を持った。 幻想的であり、夢のようでもあり。 卵(鳥になれなかった=未熟な? 子どもから大人になるでもなく、子どものままでいるのでもない。 月の光:霧につつまれた様な雰囲気。

    3
    投稿日: 2014.08.25
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    文学におけるマニエリスムとはいかなるものか、具体的想像を欠いていた私に、少年アリスは実体を呈して教えてくれた。 これはメタファーの戯れか、それでありながらプロットもまたサスペンスに溢れ、ほの暗さが幻想的である。 これは少年アリスが卵を通して再誕生するイニシエーションの物語か、敢えて少年としたのも、それを際立たす為か。 ではアリスにした意味は?夢オチへの整合性?では蜜蜂は?いろいろな疑問を残しながら小説は終わる。

    0
    投稿日: 2014.07.27
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    最初の一行からどっぷりと世界に浸かれるような作品で、一言一言がほんのり発光しているような控えめな美しさがある。何故だか死のにおいがちょっとして、アリスが迷い込んだあの世界は本当に怖かった。私はアリスが死んだんじゃないかと思っていた。 でも結局アリスは時間のゆがみはあったものの元の(冒頭の)世界に帰って来れた。これが本当に本当なのかな、という疑惑は拭えず。本当にあの教師の言うとおり、アリスは夢をみていたのかもしれない。 そういう、疑うに足る端くれを見つけるまではそのような問いは不適切であると思うけれど、実際そう深く感じられる世界を垣間見せられたあとではどうしてもそういう(平たく言えばマトリックスの培養液の中みたいな)世界であると疑うことをやめられない。

    2
    投稿日: 2014.04.16
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    15年振りくらいじゃなかろうか。 それにしても長野さんファンは日本中に溢れていて、とにかく図書館でも書店でも、この少年アリスだけはそもそもなかなか目にすることがない。 で、珍しく文庫版に出会ったので再読。 やはりこの人は、特にこの一冊は、ひとつの時代を創った作品だと思う。おおくの人にとって特別な作品であるように、私にとっても特別な印象のある作品。 アリス、蜜蜂と表記をずらしたところがなんとも衝撃で、なんて完成された人工の世界なんだと。この精緻なツクリモノとしての世界観が、白昼夢的に人を惹き付けて止まないのだと思う。なんか夏に読みたくなるしな。

    1
    投稿日: 2014.03.08
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    アリス、蜜蜂、耳丸。舞台はどこなんだってなりました(笑)なんかメルヘンで不思議なお話でした。つかみどころ無いですが何回も何回も読んでしまいます。

    0
    投稿日: 2014.03.03
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    少年という時代にだけすることのできる冒険を通じてまたその時代を終えようとし、夏の終わりと共にそれに惜別を感じる少年達の感性に魅了されました。

    0
    投稿日: 2014.01.09
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    独創的な世界観のある長野まゆみの原点。話の舞台は、現実世界のようなのだけど、著者の幻想的な表現によって、一種のパラレルワールドのようにも感じられる。その世界の住人アリスと蜜蜂が、夜の学校で別の世界に紛れ込んでしまう。二重のパラレルワールドが展開されているようで、とても不思議な作品。単純なファンタジーではなく心にチクッと刺さるものも、大人でも存分に楽しめる童話。 中学の頃に出会った本。当時は単行本だったが今回文庫を読み直し。「天体議会」もそうだけど、この作家の初期の作品を何冊か読んでいると宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」(登場人物のほとんどが猫の姿で描かれてたアニメ版)の世界をいつも想像してしまう。 透明感で溢れている作品だと思う。 行間、漢字の使い方、物(質)の名前が独特で文の書体も独特。読み手の好みが分かれてしまうが文章を読んでいるはずなのに、綺麗な水彩画を見ているような気分になる不思議な世界観が私は好き。 「水蓮の開く音がする月夜だった。」という冒頭の文章に衝撃を受けたのを今でも思い出す。水蓮の開く音、とは?!と。 群青天鵞絨(びろうど)色のメルヘンという言葉がとても似合うデビュー作。長野まゆみ作品で一番好きな物語。

    0
    投稿日: 2013.10.28
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    再読。初めて読んだのは10年近く前になるのかなぁ。他にも長野さんの作品はいくつか読んだけど、手元に残っているのは「少年アリス」と他1冊だけ。きらきらとした、素敵なメルヘン。星を縫いつける描写が大好きでした。ときめく! 理科に疎い私には、「?」となってしまう所もあるんだけど、そんな感覚も含めて現代版の宮澤賢治を読んでいるようでした。

    0
    投稿日: 2013.08.21
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    やっぱり著者の幻想的でやわらかい文体が好き。目の前にありありと浮かんで来るようで、すらすらと読めた。浮かび上がって来る情景に引き込まれる。

    0
    投稿日: 2013.02.20
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    すごーくふわふわして、きらきらしたおはなし。 アリスと蜜蜂が、互いに思い合って成長していくところがなんともかわいらしいと思います。 夜の学校・理科室となんともファンタジーな世界で、一気にさらっと読んでしまいました。 字体も可愛くて、絵本みたいな印象を受けました。 でも、その前に読んだ本が東野圭吾さんだったからちょっと物足りなさを感じてしまったので、星3つで泣

    0
    投稿日: 2013.02.12
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    美しくて淡くて清清しい、少年のある夜の冒険譚。 現実の世界とは異なるたゆたうような世界に迷い込んだアリスと 現実の世界でとまどう蜜蜂。 金木犀が淡く香る群青天鵞絨の天幕の空に細かく砕いた貝殻 を散りばめて作った星を縫いつける。 初めてこの本を読んだ日から20年ぐらいたっていることにびっくり。 改めて読みたくて、文庫で買い直しして読んでみると、 あの頃とはまた違う面が見えて改めて大好きだなぁと。 夢と現実のあわいでいない相手のことを想い、お互いに自分を見つめ そっと自分の欠点に気づいていくところもいいなぁ。 改造版も購入したので、どんな違いがあるのか楽しみ♡

    3
    投稿日: 2012.11.14
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    ぽかん(・o・)とした。おもわず三度見した。 嫌いな文体じゃない。むしろ好きな方だ。 でもこれはアリスの同人じゃん。まんまじゃん。 第25回文芸賞受賞作って安すぎる。 これが一冊目だけど、たぶん長野まゆみさんは好きな作家になりそうな気がする人だから他の作品に期待。

    0
    投稿日: 2012.11.05
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    夏も終わりかけたある晩、アリスの元を友達の蜜蜂が犬の耳丸を連れて訪ねて来た。蜜蜂は、兄に借りた色鉛筆を学校に忘れてきてしまい、兄の言いつけでこれから学校に取りに行くところだった。 二人は夜の学校に忍び込み、理科室で行われている不思議な授業を覗き見する。ところが二人の「人の匂い」は嗅ぎ取られ、逃げ遅れたアリスは教師に捕まってしまう…。 作者独特の、メルヘンチックで幻想的な世界の原点がこの作品。 一夜の不思議でほんのちょっと怖い体験を通して、二人の少年は自己を見つめ直し成長していく。この作品世界の言葉を楽しむためには、何度も繰り返し読むのがおすすめ。 ☆文藝賞

    0
    投稿日: 2012.09.27
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    長野ワールド最高! 小学生だったときの、ちいさなワクワク、ドキドキ、 そして不思議な感覚…… どうしてここまで憶えてるんだろう!! 読んでいるだけで、匂いや質感まで感じられます。 長野ワールドの虜になった作品!!

    0
    投稿日: 2012.09.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ストーリー自体は取り立てて驚くこともなかったですが、「凌霄花(のうぜんかつら)」とか「木通(あけび)」とか、普段目にしないような綺麗な単語が散りばめられていて、幻想的な絵本を読んでいる気分でした。 ちょっと読みにくい文章ですが、雰囲気あります。

    0
    投稿日: 2012.08.28
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    少年アリス読了。たしかに一発目で読んでも別にホモじゃないですね。でも兄とアリスをどこかで違うと感じてたり、兄の悲しさを弟よりアリスのほうがより感じてたり、トライアングルの関係…いやそれはともかくとても銀河鉄道的な文章で幻想的でした

    1
    投稿日: 2012.08.20
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    ファンタジーな世界から またファンタジーな世界へ・・・ 親友の蜜蜂と夜の学校に色鉛筆を取りに来た少年アリスが 理科室で不思議な夜の授業を受けるコトになるお話です。 不思議の国のアリスは何も関係ありません。 一つ一つの単語や文章がとても幻想的で 何度でも読み返したくなる作品でした。 『猫道楽』と『少年アリス』はちょっと購入を検討中(´ω`)

    0
    投稿日: 2012.08.13
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    初めて読んだ長野さんの作品。書き出しから、すてき。 綺麗で透き通っていて、一気に長野さんの世界に引き込まれた。

    0
    投稿日: 2012.08.12
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    強く薦められ単行本の方を手に取りました。 少年アリスというタイトルから、不思議の国のような作品をイメージしていましたが違いました。 不思議と冒険という意味合いでは同じかもしれませんが、長野作品特有のさらっとした感触が同じだとはさせません。 しかしながら、単純にさらっとした綺麗な文の羅列だけの作品なのではなく、どこかしらにシミのようなものを残した不思議な余韻の残るものです。 同性愛表現がないため、BLが苦手な私でも安心して読めました。 やっぱり長野先生の作品では初期が一番好きです。

    0
    投稿日: 2012.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中学の頃、長野まゆみブームがきたので、夢中になって読んだ。 その中でも、これは異色だと思い、何となく覚えている。 妖精がいて、蜜蜂という不思議な名前の登場人物が出てきて、何処か薄気味悪いのに綺麗。 そんな印象が強く、ランプの明かりに照らされている世界観だと勝手に思っていた。 スカラ座通りや細工卵といったいちいちツボを突くアイテムを出してくるところがずるい。

    0
    投稿日: 2012.07.17
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    夜の学校に忍び込んだ少年が、夜中の生徒と間違えられ、その不思議な授業に参加させられる話。日常ではありえない授業内容が面白く、それを通じて彼らの正体がわかっていく。 アリスと蜂蜜がお互い離れてみて、やっと相手を客観的に知れたような、大人になっていくような感じ。 しかし、教師が、アリスがいくら違うと訴えても無理矢理仲間に引き入れ、誤解が分った後も自分の都合で彼を消したことは、子どもから見た大人の理不尽さを強く訴えているように見えたのだが、そういうことなのだろうか?

    1
    投稿日: 2012.05.28
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    題名に惹かれて。見事に引き込まれました。 きれいで、でも少しだけシミが残っている感じがした。すきだなあ。

    0
    投稿日: 2012.04.30
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    この世界観を受け入れる純情さと可憐な心があれば、楽しい作品だと思う。主人公らの謎の深い内面描写は良かったが、なんか悟りすぎ感が否めない。まあそれで成長するならばいいでしょう、この美少年たち(たぶん)は。

    0
    投稿日: 2012.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短かったので2回読んだ。 2回目は解説を読んでから読みなおしたのでようやく楽しみ方がわかったけど、私には合っていないのが正直な感想。 原作の(キャロルの)アリスへのオマージュということでようやく少し理解できたけど、私はどうも話の中で視点が変わるのが苦手らしい(男の視点から→女の視点とか子供視点→大人視点なら平気なんだけどな)。

    0
    投稿日: 2011.12.04
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    なんとも言えず、キラキラした青い美しい世界を描き出すのが 上手い作家さんだなぁと思います。 初期のこういう雰囲気が好き。

    0
    投稿日: 2011.11.25
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    ♥ 高校のときに読みました ともだちと登場人物の絵を描いた思い出があります 夜の学校、不思議なことがあるだろうという期待 その期待を上回ることがアリスを待っている

    0
    投稿日: 2011.11.09
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    昔、まだ心が柔らかかったときにはじめて読んだ。 その時は漢字がやたらと多い、レトロでいかにもな文章だ…、 と思っていたけど(あんまり柔らかくないか)、 最後まで読んでみると、物語全体がまとっている空気感が何とも言えず「う~ん…いい」となった。 ちょっと反発しつつ、でもやっぱり気になって読んで、 案の定捕まってしまう、そんなお話です。

    0
    投稿日: 2011.11.09
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    とってもきれなお話だと思います。高校生の時に初めて読みましたが、たまに読みたくなります。夏の終わりから秋の始まりに。

    0
    投稿日: 2011.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これは素敵本。 文体がレトロであるということで敬遠していたのですが、読んでみるとレトロな文体から突き放されるのでなくて吸い込まれていく感覚になります。 空想と日常の境界が曖昧模糊で 混ざるようなとけるようなイメージです。 水盆の中の銀杏が銀色に変わる頃に秋がくる すてきじゃないですかあぁぁああああ!

    1
    投稿日: 2011.09.16
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    小説に、意味や哲学を求める人がいる。 自分も時として、その群れの中にいると気付く。 しかしながら、本書を読み返すたびに そんな思いから解放され、純粋に虚構の世界へと潜り込めるのだ。 「読書は楽しい。ファンタジーは楽しい。」 いつも少年アリスを読んだ後はそう思う。 長野まゆみ作品の魅力はなんと言っても、世界観。 それを作るのはレトロな文体と、奇麗な単語。 主人公はアリス、蜜蜂、耳丸。なんて愛おしい名前だろう。 理科室、教室、廊下。 子供にとっての日常は、日常であって世界の全てである。 そんな感覚は誰しも幼い日に記憶していることだろう。 主人公達もそんな、自分たちの小さな世界で どこか不思議な冒険を繰り広げるファンタジー。 ハリーポッターやナルニア国物語のような、 大味なファンタジーやアドベンチャーでは決してない。 現実に感じる不思議を曹達水で割ったような、 淡い淡いファンタジーである。

    1
    投稿日: 2011.08.16
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    どっぷりファンタジーでした。 物語の規模は小さいんですけど、雰囲気にぴったり合ってちょうどいい感じでした。読んでいて心地よかった。 なんとなく宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に雰囲気が似ているかなぁと思いました。きらきらしている感じ。 新しい小説だろうと思っていたんですが、意外と古くて驚きました。生まれる前の作品か!!

    0
    投稿日: 2011.08.06
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    すごく綺麗。文体からして硬質で美しい。 宮沢賢治を思い出した。国語の授業でぐらいしか読んだことないけれど。 現代文の授業でやるなら、もっと、この文章で伝えたかったことは、とか、このお話のテーマとは、とかやるんだろうけど、趣味で読んでるんだからこの独特な透明感を味わうだけでもいいと思う。

    1
    投稿日: 2011.07.13
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    凌霄花から零れる夏の馨り。放課後の教室。月夜に響く少年たちの靴音。 断片的に思い浮かべるだけでもゆらゆらと酔い痴れてしまいそうになる、そんな言葉やものたちが散りばめられています。 …鳥が苦手なわたしは(長野さんは鳥類がとってもお好きなようですが)、鳥の先生に詰め寄られる場面がひたすら怖いです。

    0
    投稿日: 2011.05.12
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    評判に聞いていた世界観は、確かに美しかった。しかし、読み進めていくと小さくまとまりすぎている印象を受け、少し拍子抜けをした。他の長野作品も読みたい。

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    投稿日: 2011.03.23
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    長野まゆみさんの世界観にはいつも引きこまれてしまう。 いちいち登場人物の名前がかわいいんだよ!! アリスとか、蜂蜜とか耳丸とか。

    1
    投稿日: 2011.02.20
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    著者の作品のデビュー作で、初めて読んだ長野さんの本。奇麗。想像すると幻想的な世界が浮かびます。ちょっと時間が経つと、また文体に陶酔したくなって読んでしまう本です。

    0
    投稿日: 2011.02.14
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    なんというか「透明感」で溢れている作品だと思います。 行間、漢字の使い方、物(質)の名前が独特で 文章を読んでいるはずなのに、綺麗な水彩画を見ているような気分になります。 ちょっとクセがあるので、人によっては好き嫌いがはっきり分かれそうな気が・・・。 個人的には 「 睡蓮の開く音がする月夜だった。」 という冒頭から、好きです。

    0
    投稿日: 2011.02.01
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    話の展開がちょっと捉えにくいからビギナーさんにはオススメしませんが、耽美系好きな人にはたまらないと思います 長野まゆみさんはBL小説家みたいに思ってる人もいるけど これはそういうのはあんまりないかな まぁデビュー作だから他の作品に比べたら幾分か初々しい感じ・・・あんまりしないか 美しい色彩感覚 句読点にまで感情が篭ってるような叙情 しかしどれもこれも淡白で使っている漢字から ああ、宮沢賢治ファンだな、と伝わってきます

    0
    投稿日: 2010.12.06
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    長野大先生様のデビュー作です。 デビュー当時からワールド炸裂なところがすごいと思います。 しかもそれで文藝賞獲ってしまうんだから、もう…。 少し路線変更された時期もあったけれど、 やはり原点と言いますかこの世界観が最高です。 『少年アリス』と『天体議会』はドラマCDも発売されており、 緒方恵美さんと高山みなみさんのマジな演技が素晴らしいです。 誰が選んだのか知らないけど(長野先生かな)ベストなキャスティングです。

    0
    投稿日: 2010.11.29
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    好きな表現が多かった。夜空の例え方とか。これからはもっと素敵な気持ちで夜空を見れそう。 あと「ア、リ、ス」ってささやいてたところが好き。すごくきれいな字面・・・!

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    投稿日: 2010.11.23
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    アリスといえば、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』ですが、こちらのアリスはそちらとは全く種類の違う「不思議の国」を見せてくれます。 月の光に照らされた噴水池の周りに飛ぶ、光を放つ小さな石たち。暗い夜の廊下を、玻璃細工のような烏瓜の提灯を下げて進んでいくさま。夜の理科室で行われる、翼を持つ子供たちのための授業。ひとつひとつの場面が幻想的で、どこか懐かしい気持ちにされてくれます。 単純なファンタジーではなく心にチクッと刺さるものがあり、大人でも存分に楽しめる童話です。

    0
    投稿日: 2010.11.11
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    意図的なものでしょうが、文章が読みづらかった。 けれどそれゆえに不思議で、独特の雰囲気が醸し出ていたのかも。 多感な時期に読むことができたなら、きっと好きだった。

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    投稿日: 2010.09.21
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    登場人物の名前がまず、不思議。 そしてなぜか忘れられない。 誰もが持っているけれど、日常に埋もれて忘れてしまったり、目を背けたりしている自分だけの、自分だけが許される空間に軽くすこんと飛び込んでいける物語。 おとぎ話だけれど、おとぎ話ではないものがたりです

    1
    投稿日: 2010.09.20
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    この人の書く文章、言葉の選び方、世界観がすごく好き。 不思議な世界。色々読んで思ったけれど、この人少年書くの好きだね。

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    投稿日: 2010.07.22
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    第25回文藝賞受賞作。 長野さんの本は初めて買った☆ アリスと蜜蜂の体験した、夜の理科室の不思議なお話。 素敵な絵本になりそう。幻想的で、きらきらしてる。 漢字や言葉の使い方も古い感じで、それが新鮮!   (2007.04メモ→2010.04ブクログ)

    0
    投稿日: 2010.04.14
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    長野さん初読み。 少年たちの成長が微笑ましい癒し系ファンタジー。 いつまでも大切にしまっておきたいような作品だった。

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    投稿日: 2010.02.25
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    読書好きになった原点。ストーリー云々よりも、とにかく言葉の美しさ、表現の心地よさに感動した。持てる想像力を逞しく働かせ、その風景を頭の中で思い描くのが楽しかった。

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    投稿日: 2010.02.23
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    物語の舞台は、いっけん現実世界のようなのだけど、著者の幻想的な表現によって、一種のパラレルワールドのようにも感じられる。そして、その世界の住人「少年アリス」が、夜の学校で別の世界に紛れ込んでしまう。二重のパラレルワールドが展開されているようで、とても不思議な作品。

    0
    投稿日: 2010.01.16
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    1ページ目から、宝石のように散りばめられた言葉たちに、漢字ってこんなに美しかったんだと・・・変なところで感動(笑) 2009.10.24

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    投稿日: 2009.12.11
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    初めて読んだ長野まゆみ作品 言葉が綺麗すぎて読むのが勿体なかった。 アリスとか蜜蜂とか耳丸とか登場人物の名前が可愛い

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    投稿日: 2009.12.06
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    夜の学校に忍び込んだ、アリスと蜜蜂の一夜のメルヘン。 記憶喪失や不治の病のストーリーよりずっと現実的だと思うんだ。

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    投稿日: 2009.12.05
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    私が活字好きになったのはこの本のおかげです。 長野先生の独特な世界観が特徴的で、文章を読んでその世界にどんどん引き込まれていくのが分かります。 是非読んでもらいたい本です。

    0
    投稿日: 2009.11.05
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    この人の話はどの話も透明感があって、文章が凛としてる。さらりと粘度がなく、うまく表現できないけど独特の香りがある気がする。特に初期の話はなおさらにそれが強い。 それに加えて、この話はメルヘンチックで、絵本のよう。すごくかわいいです。

    0
    投稿日: 2009.11.05
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    長野さんの本はどれも本当に夢があって大好きです。 お菓子とかの表し方も全てすごっく繊細でロマンチック。 大好きな本の一つです。

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    投稿日: 2009.11.03
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    夜の学校というのは夜が明るい今でも1種の怖さというか「神秘性」をかもし出してる場所ではないかと思います。学校だけは夜真っ暗ですものね。 その夜の学校に忍び込んだ「アリス」と「蜜蜂」と耳丸(蜜蜂のペット)。 一人っ子で冷静なアリスと典型的弟ッ子の蜜蜂の対比が面白い。 でも冷静なばっかりに学校で不思議な出来事(災難?)に逢ってしまうアリスと、怖がりなばっかりに巻き込まれずに最終的にはアリスと救う事になる蜜蜂。 一見頼りないのは蜜蜂なのに、ピンチになるのはアリスなのが面白い。 でもアリスの災難は貴重な体験?でもあるので美味しい体験だったのかも。 木造モルタルの校舎、烏瓜に蛍星を入れた提灯などの描写が学校のミステリアスさを増幅させてくれます。 「群青天鵞絨色のメルヘン」とありますがまさにそんな感じです。 長野先生に興味のある方ならデビュー作でもあるコレをお勧めします。

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    投稿日: 2009.10.30
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    群青、透明。 少年の名前がアリスとミツバチ!かわいい! 鉱石とか、鳥とか、植物とか、理科室とか。

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    投稿日: 2009.10.26
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    長野まゆみの世界観。それはとても一言には言い表せない。 水晶の壁に包まれたように幻影的にしか見通せない美しい世界。 その視界はプリズムの光のようにちらちらと明滅し、実体と夢と霞の判別ができない。 しかしそれを単純に「不思議な」などという朴とつな形容詞で表現だけはしたくない、もっと一瞬の幻に近い儚さに満ちた世界といえるだろう。 そしてその世界に登場する少年達。彼等もまた、まるで常に夢を見ているかのようだ。 長野まゆみの世界において、存在感というものは何ともたよりなく、誰もが浮遊し漂っている。 落下する夢を見たことがあるだろうか。この本を読むとき、私はその感覚を追体験する。 この本に限らず、長野まゆみの本全般に渡って言えることは、全て、理解ではなく感覚によって読んでもらいたいということだ。 そうこれは、物語を伴った幻灯機のような夢であるのだから。

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    投稿日: 2009.10.04
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    私の中で幻想小説といえばこの作品。 まずタイトルからして秀逸。この手の作品が好きな層の好きなワードの組み合わせです。 内容は、かわいい!の一言につきます。 蜜蜂と兄さんの関係がなんともほほえましい。 現実にありそうで、実際はなかなか物語の中でしか目にかかれない関係性だと思います。 関係ありませんが、声優で歌手の坂本真綾さんのアルバムに同名の作品があります。 じつはどちらも大好き。そのアルバムの収録曲ではないけど、真綾さんの「しっぽのうた」という曲を聴くとこの作品を思い出します。 どちらもおすすめ。

    0
    投稿日: 2009.09.22
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    昔ハードで読んだのを文庫で再読。 独特の造語と、独創的でメルヘンな情景描写が色鮮やかで、とにかく綺麗。 将来もし子供ができることがあれば、絶対に読ませたい一冊。

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    投稿日: 2009.09.02
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    この言葉に惹かれるなら、長野まゆみ先生にハマります。 少年アリスは、長野まゆみ先生の原点ともいわれる作品です。 月 鳥 青色 夜空の散歩 少年 レトロ 鉱石 人形 

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    投稿日: 2009.04.22
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    少年達の成長記。ちょっとファンタジー。 甘酸っぱいです。そしてちょっと変わった切り口。 ちなみに、この先生には同性愛や近親相姦がテーマの作品も幾つかあるので、 他の作品を読む時はよく吟味することをオススメします。

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    投稿日: 2009.03.08
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    「蜜蜂、どうしたんだ。  聞こえないのか。  僕は此処だ。」 * 綺麗なオルゴールを聴いている気分になる。 綺麗な絵本を読んでいる気分になる。 いつか僕らは飛び方を忘れ羽を失っていくのかもしれない。 そのまえに この美しさに出会えてよかったと思う。 大人になっても この美しさを感じられるのかな。

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    投稿日: 2009.02.22
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    思春期の頃に長野まゆみにハマった時期があったんですが、店頭で「改造版 少年アリス」をみかけたのをきっかけに原作を再び手元へ。話の流れは大体全部忘れていて、ただ彼女の描く美しい、本当に繊細で美しい硝子鉱石のような文章と少年達の友情を垣間見てなんだか少し背徳的?な気持ちになったことだけを記憶に戻しながら読みました。 「睡蓮の開く音がする月夜だった」。ああもう駄目。この一文でノックアウト。哀しみが滲み出るような色の使い方に宮沢賢治を思い出しながらの僅か1時間ほどの読書体験。ファンタジーというより、メルヘンです。まさに「絵の無い絵本」のよう。とにかく幻想的で美しい。漢字の使い方一つにしろ、……物凄い冷たい水だったり、鉱石だったりといような冷たい硬質感に満ち満ちています。さて、改造版買って来るか。

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    投稿日: 2009.01.30
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    雰囲気のある物語です。とても好き。 夏と秋のあいだのしっとりとした感じがとても心に残ります。 何度も読みたくなる本です。

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    投稿日: 2008.11.12
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    初めて読んだ長野まゆみさんの本。 ちょっと難しく感じたりもしたけれど 出てくるものがみんな素敵vV 内容よりも雰囲気を楽しんだ感じでした。

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    投稿日: 2008.10.11
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    ほんのり薄暗い舞台の中で、いきいきと少年たちが翻る。 紙面の上で、いろんな結晶が、きらきらと輝いている気がする。 本当に、大好きなものをたくさん詰め込んだ、宝箱みたいな本だと思う。 未だに長野まゆみの本では一番好きだ。

    0
    投稿日: 2008.09.27
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    (単行本の話になりますが)表紙がとても綺麗で、本屋さんで気になっていたのがたまたま図書館においてあって、それを手に取った時に大げさでなく私の読書人生が変わってしまいました。あれから何十冊彼女の本を読んだ事でしょう。流れるような文章で、量もそんなに多くないのでさらっと読めてしまうのですが、なんとなく忘れられなくなってしまうお話です。

    0
    投稿日: 2008.07.23
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    二人の少年「アリス」と「蜂蜜」の夜の学校での冒険の話と言うと全然違う話みたい。もっと硝子細工の中の金平糖みたいな話。突付いてポキリと折れたそばから甘い蜜が零れてしまいそう。単語選択の感性が好き。

    0
    投稿日: 2008.02.15
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    ファンタジー!造語がきらめいてとっても癒される。少年たちの冒険はまったく現実感がないので、いくらピンチでも感情移入できなくて、そこが逆にいいんだなあ、癒されるなあ。蛍星を入れた烏瓜の提灯が欲しいなあ。

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    投稿日: 2008.02.03
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    友人の蜜蜂に誘われて、夜の学校へと忍び込む少年アリス。夜の学校は不気味だけど、昼間には見せない様々な顔を少年達に見せてくれた。誰もいないはずの教室では、見たことのない教師が、何やら不思議な授業をしていて…… 少年たちの友情を描きながら、数々の神秘的な世界が読む人を包み込んでくれるオススメの作品。CDドラマにもなっているので、そちらも合わせてオススメです。

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    投稿日: 2007.12.02
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    綺麗なものを綺麗にかいているようなかんじ。ふしぎ。アリスのいってることがわかる。わたしもこわがり。蜜蜂の兄さん。 でもすき。

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    投稿日: 2007.08.29
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    不思議な透明感があり、少年という未発達な生き物をより深く表現してらっしゃいます。 長野さんデビュー作。 彼女の独特な表現力の原点が見える気がします。

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    投稿日: 2007.08.22
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    長野まゆみさんの話。あまりに有名なんで名前だけは知っとりましたが、うーん予想に反して可愛らしいお話でびっくりした。 童話みたいだけど、ところどころダーク。短い話なんですぐに読めた。 こういうの好きです。

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    投稿日: 2007.08.11
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    兄に借りた色鉛筆を教室に忘れて来た蜜蜂は、友人のアリスと犬の耳丸を連れ、夜の学校に忍び込む。誰もいないはずの理科室で不思議な授業を覗き見た彼は、教師に獲えられてしまう……。文藝賞を受賞した群青天鵞絨色のメルヘン。

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    投稿日: 2007.05.13
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    デビュー作にして、第25回文藝賞受賞作。 夜空に輝く星作りに参加してみたくなります。甘すぎないファンタジー。

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    投稿日: 2007.03.17
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    これのドラマCDで初めて長野まゆみと出逢った。 あ〜もう、これ。おはなしって言っていいんだか、どうだか。

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    投稿日: 2007.03.02
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    長野まゆみワールドにはまった最初の一冊。とにかく日本語とはこれほどに情緒豊な言葉なのか、と感嘆するほどに美しい言葉遣い。行間のとりかたや、漢字の選び方、長野さんのセンスは独特だ。 内容は童話に近い。少年「アリス」と「蜜蜂」がおとぎの国に紛れ込んでしまうストーリ。

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    投稿日: 2007.02.12