
総合評価
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powered by ブクログ東京バンドワゴンと似たような雰囲気かなとおもいきや,わりと暗めな雰囲気でリアルな世界観だった.各家族メンバー視点が切り替わりながら描写されてて,自分とその他の視野や見えてるものに対しての捉え方が違ってて,そうだよなあと思いながら読んでた 出てくる単語で,ああ平成だなあ..って思えた.なつかしい.
0投稿日: 2025.12.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中島京子さんの作品はこれまで読んだことがなく、『小さいおうち』の映画のイメージしかなかったので、こんなにライトで読みやすい文章を書く方だったのか!と驚きました。 高齢の姑は認知症で、長女の夫が自己破産、次女は離婚してすぐ妊娠、長男は15年以上の引き篭もり。 家族の設定だけ見るとヘビーでなかなか読み進められないんじゃないかと思ったのですが、軽妙な語り口につられて、あっという間に読み終わってしまいました。面白かったです。
0投稿日: 2025.12.08
powered by ブクログめちゃくちゃ面白かったです。家族の面白い小説好きなんですよね〜笑えるだけでなく刺さる部分も沢山ありました!
0投稿日: 2025.12.06
powered by ブクログ緋田家という都内に住む4世代家族の物語。 見方が違えば話が変わるを体現したようなお話。 印象に残ったのは娘婿の聡介さんが農業に就く章。自分はどうなるのか考えてしまった。 すったもんだありつつも仲良く暮らす緋田家が微笑ましかった。
1投稿日: 2025.11.25
powered by ブクログ中島京子さんの文章はとても読みやすくて好きですが、この本は、特に面白くて、どんどん進んであっという間に読み終わりました。最後は、まだ終わらないで〜〜って思うくらい笑 家族それぞれが主人公になっていて、他の家族からは見えない部分が沢山あり、皆んな何かしら問題を抱えつつ、でも最後は希望がみえて、読み終わりは爽快な気分でした。 家族の一人一人が憎めない可愛らしさがあり、クスッと笑ってしまう箇所も多くてホッコリしました。 また、こんな本を書いていただきたいです^_^
0投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大家族小説と言えば「東京バンドワゴン」を連想するのだが、この小説はあれほどにぎやかで幸せに満ちた一家ではない…いや、静かではないし、とんでもない不幸というのはないし、起こっている事件もあのシリーズでとりあげてもいいようなことばかりなのだが…。 東京バンドワゴンが昭和の良き日のテレビドラマをリスペクトしているなら、こっちはサザエさん、それもアニメじゃなく、長谷川町子が新聞連載した4コマを平成(コロナ以前と言い換えればよいか)に再現した感じ。 どこの家族にもある、下手すると大きな事件につながりかねない火種、そういうものを家族が時にはそろって、時には単独や数名のチームで消していく。そういう雰囲気が、サザエさんっぽいのである。
1投稿日: 2025.06.10
powered by ブクログ「うらはぐさ風土記」、「小さいおうち」を読んですっかり中島京子さんのファンになってしまった。本作品も良い意味で期待を裏切られた。 問題を抱えた家族の詳細を知れば知るほどに荒んだ気持ちになって、どよーんとした空気に耐えられないなぁと思っていたら、あれよあれよという間に、あっけらかんとビックリするような展開に とっても面白かった。登場人物それぞれの視点の描き方が秀逸❗️
13投稿日: 2025.04.02
powered by ブクログ引きこもりの長男と90歳過ぎの姑と共に穏やかに暮らしていた緋田夫婦のもとへ、自己破産した長女一家(長女、娘婿、その息子)が戻ってくる。程なくして、離婚した次女(妊娠している)までもが戻ってくる。 次から次へと騒動が押し寄せる、てんやわんやの物語。 知らぬへ当主のみ。語り手が変わっていくところが共感でき面白かった。
28投稿日: 2025.03.08
powered by ブクログ語り手が変わっていくことで各人各様の悩みがあることがわかります。次から次へ家族が帰ってきて大家族になり、またそれぞれ出ていきます。その過程がとても面白かったです。
2投稿日: 2025.02.23
powered by ブクログ『やさしい猫』以来の中島京子さん おもしろかった〜。 もう気持ちが分かる〜( ・ั﹏・ั)ってのものばかりだった。 家族それぞれの視点からの物語で不器用でまっすぐな人たちばかり。 一気読み❢
37投稿日: 2025.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
緋田龍太郎 緋田家の当主。七十二歳。 緋田克郎 龍太郎の長男。定職につかず一日中家にこもったまま。物置のさとると部屋を交換する。かっつん。 春子 龍太郎の六歳年下の妻。 逸子 龍太郎の長女。夫が事業に失敗し、龍太郎と同居する。 柳井聡介 逸子の夫。事業に失敗して多額の借金を抱え、会社は倒産、自身は自己破産に追い込まれ、都心のマンションも車も一切合財、手放した。 さとる 逸子のむすこ。父の自己破産により、中高一貫の私立校を退学する。物置に立てこもり、二人目の引きこもりになる。克郎と部屋を交換する。地元の桃中に行く。 川島 龍太郎の囲碁仲間の元大学教授。 吉野タケ 龍太郎の姑。 友恵 龍太郎の次女。大学を卒業して都内の出版社に勤めたが、仕事の関係で知り合った新聞記者と恋愛して結婚し、夫の転勤に伴って大阪へ居を移した。が、別れた。駆け出し芸人の若い兄ちゃんとの間に妊娠。 和仁 友恵の元夫。 しんご 漆畑慎吾。友恵の妊娠相手。十四歳年下。うるうるしんご。趣味が編み物。 佐藤耕太 さとるの友人。開蔵中。 小宮山敦 小太りで眼鏡をかけている。桃中。 渡辺力也 桃中。 藤代美緒 桃中。 丸元 理科の先生。 野々原満智子 担任。 小松 男子の体育の先生。 水原 女子の体育の先生。 木村緑 桃中。 田中 クラス委員。 外村 開蔵を辞めることになり、葛城男衾国際教育学園に転校。 チャコチャン おじいさんの妹で、旅順の印刷所に勤めていた旦那を兵隊に取られた。一年ちょっと、タケと一緒に暮らした。 皆川カヤノ タケのヘルパー。 セイシロウ カヤノの元カレ。 まるやまてつお まるちゃんの猫の手サービス。 丸山 まるやまてつおの両親。農家。 マチャポン 春子の高校時代のお友達。 ヒラメ オキちゃん 緋田健太郎 友恵の息子。 熱川建夫 しんごより九歳年上の芸人仲間。 横尾幸久 建夫と「タテヲ・ヨコヲ」という名で活動している。 小春崎ユリ しんごとは芸人学校時代の同期で、いまはうれないお笑い系小劇団員。
2投稿日: 2024.11.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
目次 ・トロッポ・タルディ ・酢こんぶプラン ・公立中サバイバル ・アンファン・テリブル ・時をかける老婆 ・ネガティブ・インディケータ ・冬眠明け ・葡萄を狩りに ・カラスとサギ ・不存在の証明 ・吾輩は猫ではない 昨日読んでいた本とは全く違って、世俗の垢やら浮世の義理やらで雁字搦めの家族の話。 語り手が話ごとに代わっていくけれども、どのエピソード、事件も深刻というには規模が小さく、だからこそ誰に訴えるというわけにもいかずにずっともやもやしているような話ばかり。 特に世代の近い、主人公の妻・春子の屈託は、膝を打って「わかる!」と言いたくなるほど。 「いつも大変なんだから、今日くらいはゆっくり休みなよ」と言ってくれるのはありがたいとしても、なんで上から言うの?って思っちゃうよね。 私のペースで私が休んではいけないのですか?と。 久しぶりに会う友達に愚痴ってみようと思っても「あなたは幸せよ」と断じられ、あとは友達の愚痴を聞きながら、吐き出せない思いがずっと消化できずに残っていく。 私の場合は、それは職場の先輩や同期たちだったので、「あー、はいはい」とマウント取らせ放題で聞き流すことも上手くなりましたが。 昭和の大家族は家族全員で食事して、みんなで同じテレビを見るのが当たり前だったのかもしれないけれど、平成の大家族はそれぞれがそれぞれのペースで家族とかかわり、つかず離れずなのがいいのかもしれない。 昭和生まれのわたしですら、常に家族が同じ歩調で生活していくというのはちょっと息苦しい。 主人公の龍太郎は、家族の大事を相談されないきらいはあるけれど、決してないがしろにされているわけではない。 言いたいことを言い合って、けれど決して傷つけあわない。 いい家族だなあと思います。 子どもたちの配偶者も皆いい人。 読んで心がほぐれていくような気がしました。
1投稿日: 2024.08.29
powered by ブクログおもしろかったー。解説にもあったけど、「東京バンドワゴン」とは全然違う大家族。 引きこもりの30息子をかかえつつ平穏に暮らしていた夫婦の家に、破産した長女一家と、離婚・妊娠した次女が帰ってきててんやわんや。それぞれ別の視点で語られつつ話が進む。 親の都合で振り回される子供・さとるの繊細な気持ちは切なくなるし、引きこもりの長男・克郎も、表さないだけでいろいろ考えていてちゃんと理由があるのだし、破産した長女の夫が職を求め好きなことに目覚める様子は、危なっかしくもけなげだ。シングルマザーになろうとする次女もひょうひょうとしているようでちょっとは悩んでいる。 みんな、必死なんだ。そう見えなくても、自分でそんなつもりはなくても、日々やって来るアレコレに対応していくことがそもそも生きる、頑張るってことなんだな。 一家の長たる父親があまり何も知らされないまま、悶々と眺めている感じが、何とも言えない哀愁。 いちおう大団円的、希望のあるラストだけど、まだまだこの家族にはいろいろあるんだろうなあ、という現実味のある感じがした。
2投稿日: 2024.05.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
普段あまり小説で笑わないのだが、何度か吹き出してしまった。中島京子は今まで真面目な印象だったのでちょっと意外。特に、男衾の学校の名前を何度も間違えるところがなぜかツボだった。 ドラマにしたら面白そうだけど、読んでいてたまにひんやりする。おばあちゃんの言うチャコちゃんて誰?とか。お母さん、あの先生と?とか。 引きこもり長男のエピソードが好きだった。
1投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログ面白い! 何だか安心して読める なさそうでありそうな話 あるある話で共感 大変だけど平和 深刻だけど笑える よかったです!
1投稿日: 2024.03.11
powered by ブクログ出だしの龍太郎が見ていた世界が1番分かってない場面だった。もしも家を出る兄弟が舞い戻るとか状況に自分がなったならとても上手く付き合うこと出来ない無理だ。本当に勝手だよ、でも結果全員を受け入れる。家族だけど家族じゃない家族の様な事、全員が食事したのが10話って、相当な相関関係だけど、所々で歪が出て物置小屋に克郎が住むとか、でも結果幸せになれるから不思議だね。それぞれの心の中が見て取れるのは良かったよ、克郎の章がなんだか1番印象的だよ、あとカヤノさん。東京バンドワゴン毎年読むけど、真逆だよ。
12投稿日: 2024.02.14
powered by ブクログひとつひとつはありそうなシチュエーションだけど、全部まとまるとなかなかキョーレツで、ニヤニヤしながら読んでしまった(^^)
1投稿日: 2024.01.09
powered by ブクログ心温まる、わけではないが大家族もの。 中学生以来引きこもりの三十路の息子、卒寿過ぎの姑と共に静かに暮らしていたが。 破産した長女一家、離婚したと思いきや結婚中に浮気した男の子を孕んだ次女が実家に出戻り。 次から次へと事件が巻き起こる。 大家族ものになると、ハートウォーミングなものが多いが本作はそうではない。 どこにでもありそうな、ある家族の物語が綴られる。 『小さなおうち』もそうだったが、中島氏はこういったものを書かせると秀逸ですね。 どんな家庭にも様々なドラマがあるものです。
1投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログ緋田家の子供は3人。 長女と次女は結婚して家を出て行った。 長女には男の子が一人いる。 長男はひきこもり。 別棟に妻の母が住んでいるが、それなりに安定した穏やかな生活をしていた。 ところが 長女一家が破産して戻ってきた。 次女も離婚して戻ってきた。 あろうことか、次女は妊娠していたが父親は別れた夫ではない。 11章の各章で、それぞれが語り手となってそれぞれの混乱と状況を語る。
0投稿日: 2022.09.15
powered by ブクログどんな家にもよくある出来事を 覗き見するように楽しめた 置かれた場所で それを受け入れていけるかで 人生は変わると思う
0投稿日: 2022.08.26
powered by ブクログ楽しくて一気に読んでしまった。 わりと身近に大家族がいるし、私も10年前はまあまあ多い人数だったから状況が想像できちゃう。 作中の緋田家は夫婦と妻の母親と引きこもりの息子で暮らしてた。 そこへ長女の婿が自己破産して一家が押しかけてきた。さらに、次女は離婚して戻ってきた。 それぞれの視点で次々と起こる事件が語られる。 引きこもりの息子が家族からは存在感の薄い人物なのに一番興味そそられた。 実写化する機会があったら、この息子は宮下草薙の草薙をキャスティングしてほしい〜
15投稿日: 2022.08.01
powered by ブクログ家族だけど、一人ひとり物語があるんだよなぁと改めて思いました。 昭和生まれが、平成大家族を令和に読んで感想を書く。 だから、あちこちズレた感じがするのかしら。時々「そんなわけないでしょー」とツッコミをいれながら、楽しく読みました。
1投稿日: 2022.02.14
powered by ブクログ「小さいおうち」の中島京子さんの作品だが、 これは みんなのおうち だね。 一人一人のお話がそれぞれに興味深く、とても良い作品でした。父親の立場はだいたいこんなものなのでしょうね。かくいう我が家も大家族だった。 ので、楽しませてもらいました。
0投稿日: 2021.09.24
powered by ブクログ解説でも言っていたけども。 人気の東京バンドワゴンシリーズにとてもよく似ている話ではあるんだけど。実際問題、こっちの方がよくあるんじゃないかな。と思わされる皮肉のような家族ストーリー。笑笑 東京バンドワゴンは、とにかく家族が仲良しで、ずーっとみんなで一緒!みたいな話が永遠と続きそうな内容だけども。実際は平成大家族のように、みんなそれぞれ大小の不満を抱えてしか同居はできず、ある程度動きが取れるようになったら出て行くっていうのが、ホントだよなぁ。 と。 笑笑 そう考えると、東京バンドワゴンは理想でこちらは現実大家族かな。笑笑 それより、これも大概にしてなかなかない状況ではあるし、大家族になれたらまだいい方な気もするそんな令和ではなかろうかと思いました。
0投稿日: 2021.07.18
powered by ブクログ身につまされた。一行一行がうんうんという思いで読みおえた。それぞれに希望の一筋を与えてくれて、読後感も良かった。
0投稿日: 2019.12.02
powered by ブクログストーリーラインは極めて悲惨、72歳の当主に66歳の妻、30歳の引きこもり長男3人家族に、自己破産した娘婿家族、離婚して未婚の母となる次女、そして姑。よくここまで集めたなといったオールスター軍団がひとつ屋根の下で集う(正確には3つ屋根の下、なんなら一つの敷地でもよい)物語。一つ一つの家族の形は取り出してみると、昔ほどは悲惨ではないが、でもやはり厳しい状況である。そしてそれが一つの敷地に集うとなると通常は「親の育て方が悪い」となるが、それはほとんど感じないのである。なるべくしてなった、そんな自然な形で物語は構成されている。 しかし、である。どことなく明るい。おそらく想像だが少しずつ上向き気味に描かれていて、この展開はあとから振り返るとなるべくしてなったと言いようがない。それは例えば引きこもりがいきなり結婚したり、自己破産した娘婿は新しい生きがいを見つけるし、いじめられないように慎重にストーリー建てした孫は、取り返しのつかない態度を悔い改めることで前向きに吹っ切れ等など。どこはかとなく明るかったものが、物語の展開とともにくっきりとした明るさに変化していうのだ。いつまにかシーンが置き換わる、これを映画ではなんというか知らないが、小説としてはかなり良くできた作りだと思う。 『平成大家族』は『小さなお家』で直木賞を受賞した中島京子の作品。『小さな~』には到達できていないが、全体のトーンを垣間見ることはできる。しかも完全にダークグレーという世界ではなくどちらかと言うと青空が広がる爽快感に包まれる物語で読後感が非常によい。だって、どうみて暗い状況が無頓着な家族のおかげで、明るい喜劇的な小説に仕上がっており、そして最終的には世界と自分の平和を祈ることができるかな!(ご長男とご相談)
1投稿日: 2019.10.17
powered by ブクログ図書館で。 個人的には小さなおうちよりも面白かった。作者が登場人物をある程度客観視して、彼や彼女の正義や主張を俯瞰して書いているので距離を置いて読めるのが良かったです。こういう考え方もあるのね、みたいに読めるので。 ま、人間だれしも自分の事は可愛いから起きた事や言ったことも自分の都合の良いように解釈しがちだからなぁ。それを「絶対正しい」とかキャラクターに主張させるお話だと自分の考えと合わないと読んでいて辛いんですよね。 平成大家族と言うだけあって、出て行ったはずの娘一家だの、出ていかない息子だのが右往左往して大変な感じ。それにしても正規雇用では無さそうな次女の妊娠・出産は大丈夫かいな、と思うけどそれもそれなのか。 そして引きこもりの知り合いが周囲に居ないので(そりゃあ引きこもってたら知り合いにはなれないか)長男の独白はちょっと面白かったかも。何がきっかけというわけではない、でも考えてみれば全部がそう言う要因で、結果として引きこもってしまったという事もあるんだろうなぁ。ただ、引きこもれる場所があって、何のかんの言って生活を保証してくれる家族が居るってのが前提なんだろうけど。引きこもり一人じゃ家の契約も更新も、光熱費などの生活費も払えないだろうしな。ネットがこれだけ発達してもやはり外に出てやらなくてはならない事もあるわけですしねぇ。 そして妊娠した者はフィクションだとちゃんと出産するなぁと考えていて、これは実は少子化社会に向けたアピールなのかと思ったり。こんな大変そうな状況でも出来た子は産むもんだよ、というメッセージなのかなぁ? そして時代はホワイトカラーよりもブルーカラーだよなぁ、という主張が見えたり見えなかったり。昔からの、絵に描いたようなエリート像が合わない人だっているんだよな。第一次産業とかに目が行くようになるのは良い事だと思う。 知らぬは亭主ばかりなり、と言う感じで大体蚊帳の外な父親ってのも…ワカル。事なかれ主義、易きに流れた結果がアレならばまぁいいんじゃない?と言う感じ。 今の世の中、結婚願望はあっても実際に結婚まで至らない人が多いのも頷けるなぁと思ったり思わなかったり。
0投稿日: 2019.09.03
powered by ブクログひきこもりや離婚やシングルマザー。 それぞれが抱えている問題は決して軽い物ではないけれど、 それでも皆が前向きにどこか楽しげに生きていて、 それが軽やかな読後感になりとても気持よく読み終わる事ができました! これから先もいろんな問題あるだろうけど、 この一家ならだいじょうぶそうですよね。
0投稿日: 2019.08.29
powered by ブクログ一気読み。そして初読みの作家さん。とにかく読みやすかったです。本当は平成のうちに読んだほうが良かったのかもf^_^; まぁフィクションとはいえこんなに大団円で終わって良いものかと、ひねくれ者は思いました。 でもちょっと泣いたり笑ったり共感したりできる本です。不妊治療の辛さにわかるわかると共感し、中学生のいじめに怖っ!とおののき、克郎がんばれとちょい泣きし。 ほか作品も読んでみたいです。 いつもの脳内再生は、龍太郎さんは中村雅俊さん、春子さんは風吹じゅんさん、逸子さんは広末涼子さん、友恵さんは深田恭子さん、克郎くんは松山ケンイチさんでした☆
0投稿日: 2019.07.09
powered by ブクログ「笑顔いっぱいで育ってくれたら」 という言葉を根底に、上にいろいろ乗せてしまう。 すくすく育って 自我が芽生えて 要望を言うようになって 社会に出始めて 解決という頂点への道しるべはきっとなくて、 その都度頭を悩ませるんだろうなぁ。 道のりで歌ったり道草くったり たまに引き返したり立ち止まったり。 深呼吸、も忘れないようにしておこ。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ軽い感じで読める、ライトなエンタメ小説。 1回目は楽しく読めたけど、もう一回読もうという気分には多分ならない。
0投稿日: 2019.05.05
powered by ブクログ出て行った娘たちがそれぞれの理由で戻ってくることになり突然8人の大家族に。 家族個々の視点で描かれているのが面白い。 それぞれ抱えている問題は深刻だったりするけどどこかほのぼのしており悲壮感はなく家族っていいなあと思う読後感。
0投稿日: 2019.02.11
powered by ブクログ題名のとおり。 解説では、「東京バンドワゴン」シリーズに触れられているけど、私から見ると、全然風合いの違う作品。バンドワゴンさんは、ノスタルジック&ファンタジックですよね。そして、この作品は・・・ 登場人物のそれぞれの山アリ谷アリの人生(序盤に谷が次々にやってきますが)が、元二世帯住宅+物置で、ゆるく交差し、次の道を見つけ出すまでのお話。幸せのレールのようなものが機能しなくなったなら、じたばたしながら、己の力を振り絞り、谷の時期をやり過ごすのは、それぞれにとても大切なこと。 あと、上下関係が希薄な中で誰かと暮らしていくのには、適度な距離感や、いい意味での鈍感さや忘れっぽさ、等々が必要かな。 題名の「平成」というのも象徴的だけど、この元二世帯住宅というのも、象徴的。次に来るのは、さらに年を取った老夫婦と3人の子どもたちが直面する看取りと、この住宅の相続問題だろうなぁ、などと考えたら、背筋が寒くなりました。人生の谷、谷、谷、に出会った時、羽を休める場所は、次の時代には、どうなるのでしょう。 なんてことを書いてしまいましたが、この作品に描かれる人生の谷は、リアルで、決して甘くはないのに、読み終わってみると、不思議とからっと明るいお話でした。
0投稿日: 2018.08.25
powered by ブクログ「ヒントを出そう。少なくとも、私は猫ではない。」 (龍太郎) 家族のことを知ってそうで実は知らない。 それでも一緒にいるだけで心強い。
0投稿日: 2018.05.10
powered by ブクログ30を過ぎた息子、90を過ぎた姑と暮らす夫婦の元へ結婚して出ていった娘たちが戻ってくる。 長女は夫と息子の家族と共に。 次女は離婚して。その後、子供が宿っていることに気付くといった具合。 そこが昔の家族とは違い、平成となっている所以なのだろうなぁ。 2017.12.15
0投稿日: 2017.12.15
powered by ブクログ序盤は、何とも救いようのない家族が当主・龍太郎宅に集まる描写に、がっかりしながら読み進めた。「さようなら、コタツ」のようにオチのない物語だったらどうしよう、と……でも、尻上がりにジワジワと面白くなってきた。訳あって集まった家族が、それぞれ様々な問題に対峙していくうちに、それぞれが収まるべき鞘に収まっていく。そんな構成に好感が持てた。
0投稿日: 2017.09.06
powered by ブクログ最近、中島さんばかり読んでいるけれどこの作品が今のところ一番面白い!計8人、後に9人の大所帯をとてもうまくまとめている。中だるみもない。それぞれに個性の強い緋田家の面々、長男が30歳にしてひきこもりというのがすごく現代ぽいのに悲壮感まるでなし。長男はある時から悟り、むしろ外に出ないということを決断したから天晴。でもその長男がなんと。。タケおばあちゃんのエピソード、長女夫のエピソード素敵だった。山田洋次監督の『家族はつらいよ』を彷彿とさせる。話は違うけれど。誰も不幸にならない良質なホームドラマ、ここに有り。
1投稿日: 2017.05.24
powered by ブクログ『小さいおうち』しか読んだことがなかった中島京子。直木賞受賞作のそれは映画化されたさいに原作ということで読み、とても心に沁みました。その作風しか知らなかったら、これは森見登美彦などにも通じるコミカルなタッチ。びっくりしましたがさらに好きになりました。 72歳の緋田龍太郎と66歳の妻・春子。90歳を過ぎた姑と30歳のひきこもりの息子との4人暮らし。いろいろ文句はあるものの、穏やかに暮らしていたはずだった。ところが、事業に失敗して破産した長女一家が同居させてくれと言う。続いて次女が出戻ってきて、一気に倍の8人所帯に。 本作はそのひとりずつの目線で語り継ぐ11話。なにしろ1話ごとのタイトルからして面白い。龍太郎が好んで使うややこしい横文字に始まり、「酢こんぶプラン」、「公立中サバイバル」、「時をかける老婆」などなど。特に好きだったのは長女の息子編。家にお金がなくなったせいで、猛勉強して入学した私立から公立への転校を余儀なくされ、公立でどう生き延びるかをひたすら考えます。各話にたびたび姿を現す少しボケ気味の姑もなくてはならない存在。時折声に出して笑ってしまうほどユーモラスでした。 『小さいおうち』以外ノーマークでしたが、これは大人買いしたくなってしまう作家です。
1投稿日: 2017.04.26
powered by ブクログ要介護の義母と妻、 そして引きこもりの息子、 4人で生活しているところへ 長女夫婦とその息子、 そして次女までもが実家にやってくる。 いると、煩わしかったり気がかりも多かったりするが、 いよいよ旅立ちます、となると 妙に寂しい。 引きこもりの理由、それぞれの家族の事情が平成風。 なんだかんだで面白かった。 結局、緋田家は春子さんが家長みたい。
1投稿日: 2017.01.25
powered by ブクログ小さいおうちもこの作品も、害のない安心して読めるよい作品だと思います。人物が順々に入れ替わり、彼あるいは彼女の他人にはわからない本当に個人的な出来事を重ね合わせて物語は紡がれます。 きっとどの家庭も、ワタシんちも、こんなふうにして幸せだかそうでないんだかわからない毎日を送っているんでしょう。
0投稿日: 2016.07.17
powered by ブクログ【2016.5.3】 タイトル通り、まさに「平成」の「大家族」の物語なのだな、と。 考えてみたら家族というのは定義が難しい。血がつながっている、一緒に暮らしている、そうしたことが必ずしも家族を作るわけではないだろうと思う。たとえば祖父母を含む2世帯6人暮らし、これを6人一家族とするのかどうかだってきっと誰から見るのか、角度によって見え方がちがう。平成のこの世はとりわけ家族の色が様々だ。(ちなみに6人暮らしは我が家の家族構成で、私にとっては6人家族でした) 『平成大家族』で描かれる緋田家は、老夫婦ふたりと15年間家から出られない長男、92歳の老母の4人暮らし。そこに会社を潰して帰ってくる長女一家3人。離婚、かつ身重で出戻る次女。 誰と誰がどこまで家族なのか、みんなまとめて大家族なのか、それともそれぞれ孤独を抱えて一人なのか。 異なる登場人物から切り取られる家族像が色とりどりで読み応えがある。距離が近ければ近いほど衝突が起きて家族じゃない!という気持ちを強めることもあれば、そこまで衝突できるような関係性は家族だからこそ、と思ったり、奥行きがある。 さらりと読めたけれど、深い後味を残す一編でした。家族って寄せ植えのよう。うまく育ったりそうでなかったり、植え替えたり場所を変えただけで育ち直せたり。
1投稿日: 2016.05.05
powered by ブクログおもしろく無いわけじゃないし、文章も難しくない。 でも、なんだろ。 まったく心に残る話じゃなくで、なのにラストあたりに盛り込まれた、いやな予感させる描写になんかイヤなもやもや感じて終わってしまった。 というわけで、評価低め。
0投稿日: 2015.11.12
powered by ブクログ緋田夫妻は引き籠りの息子克郎、認知症の母との4人暮らし。 問題が有りながらも静かな日々を送っていたが、長女の夫が事業に失敗し、孫を連れて身を寄せてきた。次女は夫と離婚し戻ってくるがお腹には子供がいる。 居住人数が4人から倍の8人(お腹に+1人)となり喧々諤々の生活が始まった。 8人それぞれの人間模様を描いた連作集で、ひとりひとりの考えている事は本人しか分からずバラバラに動き回っているように見えるけれども、各々は自分の人生をより良くしようと必死にもがいている様子がとってもプリティー。 誰も彼もちょっと自分勝手で、それでいてなんだかんだ繋がっているのに、お互いの心はちっとも分かっていない。きっとそんなもんなんでしょう家族って。 緋田家の構成 龍太郎 72歳当主 元歯科医で事なかれ主義。 春子 龍太郎の妻 タケの介護と家事全般を受け持つ主婦。龍太郎には気障なセリフで口説かれて結婚した想い出がある。 タケ 春子の母 認知症だが自分の事は自分である程度出来る。現在と過去が入り混じるが概ね健康。 克郎 30歳過ぎ 長男 存在感が希薄ですぐに忘れられてしまう。太っているのは少年時代にイカふりかけと出会いごはんを食べすぎたせい。働いた事が無く絶賛ニート中。 逸子 長女 夫が会社を潰し財政的に立ち行かなくなったため実家に身を寄せる。夫を責めたりしないが、息子が市立高校を辞める事に心を痛めている。 友恵 次女 フリーライタ 結婚していたが妊娠計画のあまりの鬼気迫りっぷりに夫がドン引きし離婚する。離婚前に目を掛けていた若手芸人とイタシテしまい妊娠、シングルマザーへ。 聡介 逸子の夫。会社を潰し途方に暮れるが基本的にやろうと思った事は追及するタイプ。何故かブドウ畑の手伝いのバイトをするが、農業に目覚めその経営手腕に一目置かれる。 さとる 逸子、聡介の息子。名門校い進学していたが経済的理由で公立へ転校。いじめをされないように自分でマニュアルを作成し実行している。いじめを受けない為にいじめを見て見ぬふりをする自分に葛藤する。 僕のお気に入りは克郎君で、ニートながら株で小銭を稼いでいる。一応お風呂なんかも夜中に隠れながら入っているので臭くは無さそう。タケの介護をしている女の子と可愛らしい恋愛をするが、その時に彼女からは森のくまさんという評価を受ける。 森のくまさんのような風貌とうまい棒大好きという所がとってもシンパシー。とても他人とは思えません。
1投稿日: 2015.09.21
powered by ブクログ出ていった家族が戻ったきて大家族になり、また出ていって大家族が終焉する。その間に家族各々に起こる心の変化を軽妙洒脱に書いた作品。中島京子はおもしろい。
1投稿日: 2015.08.02
powered by ブクログバラバラだった家族が、家に戻ってきた。そこで起こるドタバタコメディ?引きこもり長男の結婚は出来過ぎ。
0投稿日: 2015.06.12
powered by ブクログ初中島京子。THE日本の女流作家=「確かな観察眼に基づく繊細な描写」と女っぽいテーマがどうも鼻につく。もちろん面白いんだけど。気にいった章は「時をかける老婆」90歳を超えたタケの、手を離してしまう少女の話。柿の木の下を通るラストの描写もいい。「葡萄を狩りに」居場所を見つけた元証券マンで元ITベンチャー夫の話。意外といいやつだった。
0投稿日: 2015.02.11
powered by ブクログ夫の事業の失敗で自己破産に追い込まれた長女一家と、 離婚直後に妊娠が発覚した次女が、次々と実家に戻ってきた。 三十路のひきこもり息子と認知症のおばあちゃんを抱える緋田家は 突如大家族となり、てんやわんやの大騒ぎ。 有名私立中学校から地元の公立中学に転校を余儀なくされた 長女の息子が、いじめに合わないようにサバイバルする様子や、 不妊が原因で離婚した、次女の不可解な妊娠で湧き上がる父親の謎など、 各章語り手が変わり各々の事情が明らかになる。 ほんわかムードの、ありがちな大家族小説ではなく、 各々が直面するシリアスな問題を抱えているところが平成の大家族である。 部屋に引きこもり、まともに顔を合わせない息子を不愉快に思いながらも、直接対峙を避ける父親や、 子供の父親は誰なのかを妹に直接尋ねられない長女など、 プライバシーにずかずか踏み込まないのがいい。 子供達を家に受け入れ、小さな不満がありながらも彼女らの選択を尊重する、 のんびりやさんの母親のスタンスが好き。 あっ、父親は何も考えてません。どこの家でもそうですが(笑)
4投稿日: 2014.12.11
powered by ブクログスイスイ読めて面白かったが、ひきこもり男に彼女ができるとか、長女の旦那が天職を見つけるとか、次女の男が東京に来るとか、「ないよねー」という部分がちょっと興ざめだった。
0投稿日: 2014.11.27
powered by ブクログ面白いです。 特に30過ぎの引きこもり息子と孫の絡みが最高です。 あと、あんな引きこもりでも結婚できるんですね(笑)
0投稿日: 2014.09.25
powered by ブクログ事なかれ主義の父、家族を心配しながら見守る母、旦那は事業に失敗し息子は難しい年頃の長女わ離婚した矢先に子供ができた次女、引きこもりの長男、認知症の姑…と困難を抱えた家族が集結し葛藤しながらも人生を再スタートさせていくおはなし。離婚、不妊、引きこもり、不登校、介護と現代の家族の問題てんこ盛り!でもそれらを乗り越えられのはやっぱり家族の力だな〜と思えた。各人物の心情がどれも共感できて良かった!好きな本☆
1投稿日: 2014.08.30
powered by ブクログ中島京子という人は、いったいどうしてこんなに「普通の人」の心理描写がうまいのだろう。心理描写がうまい、というか、どうしてこうも人の心持ちを覗き込んですくいとることに長けているのか? 読み終えてとても温かい気持ちになった。
0投稿日: 2014.05.14
powered by ブクログ中島京子さんて漢方小説のひとだと思って読んでたら、小さなおうちのひとなのねー。 とても丁寧な小説。つめこまれているけど、むぎゅむぎゅにはなっていない。 家を出た娘たちが次々に出戻って。問題ばかりなんだけど、なんかいいな、と思ってしまった。 最後にはみんな自分のみちをみつけて。 地に足のついたお話だった。イメージは煮物。
0投稿日: 2014.02.23
powered by ブクログ面白く読み進められます。 再読は無いと思いますが、中島さんの他の作品も 読みたいと思いました
0投稿日: 2013.10.08
powered by ブクログ歯医者を引退した父、出戻りの娘、旦那の授業が失敗した娘、その旦那と息子、引きこもりの長男、ボケたおばあちゃん、苦労が絶えない母。様々な家族と家族に関係する人の視点から描く日常的ストーリー。続編やテレビの連ドラかかったら絶対面白いと思う。一人ひとりの家族の個性が描けていてとても面白かった。
0投稿日: 2013.10.02
powered by ブクログそれぞれの事情を抱えて長女・次女が実家へと帰って来る。「日常は、些細なことでできている」大きな事件が起こる訳でもない。しかし当人にしたら大事件なのか。サラッとさりげない物語に引き込まれる。
0投稿日: 2013.09.12
powered by ブクログ痴呆も。 引き籠りも。 恋愛のトラブルも。 色んな汚い物をごちゃ混ぜにしても、最後に残るのは信念を持った愛だって話。
0投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログ娘や息子が独立したと思っていたのに出戻ってきて、にわかに大家族に!! という話。 それぞれがいろいろな問題を抱えていて大変なのはわかるけれど、一番大変なのはもとからこの家に住んでいた夫婦ですよね?! バタバタといろいろな展開があって読み終わったときに、すべて丸くおさまったのか、それともまだ問題が残っているのかわからなくなりました(笑) 家族が多ければそれぞれにいろんな問題が起こるのでしょうが、それでもそれは一時期のもので、去ってしまえば寂しく思う。そんなものなんんだろうなと感じました。
0投稿日: 2013.04.22
powered by ブクログ大家族を描いた喜劇。 大黒柱の父親がなにも知らないように、家族っていつの間にか増えたり減ったりするんだなぁ。
0投稿日: 2013.03.23
powered by ブクログまさに平成版大家族。 解説で、小路幸也の東京バンドワゴンシリーズと比較している。 東京バンドワゴンの方は、昭和の大家族の空気が残っているけれど、こちらは、そんな空気は全くない。 それでも、どこか明るい気持ちになるのはどうしてなのだろう? 平成にも大家族はいるのだ。 家族というものは不思議だ。 血がつながっている、もしくは夫婦だからと、一緒に住んでいる。 人は本来一人じゃ生活できない生き物だからこそ、よりあって生活するんだろうと思うのだけれど。
0投稿日: 2013.03.12
powered by ブクログ家族小説って初めて読んだけど面白い。このシニカルな感じ大好き。 しかもきれいにまとまってる! 最近読んだ本で1番たのしい。
0投稿日: 2013.02.26
powered by ブクログ母が「読む?」と貸してくれた1冊。 あまり母とはほんのタイプが合わないので、あまり借りて帰ってきたものの興味なく置きっぱなしでしたが、 読む本が無かったので先日何気に開いてみたら、 あらららら、あっという間に物語に引き込まれてしまってました。 家族みんなが主役。 一緒に住んでるんだけど、家族のコトって あんまり知らなかったりするよね。 父が 私に持ってる感情も知らないし、母の交友関係も知らない。兄弟の恋愛なんて もっと知らないー。 一緒に住んでるから ちょっとは何をしてるか、多分こう考えてるのかな?って知ってるけど、本質までは知らない、、、。 そんなのの集まりが家族なんだなーっ。 途中誰のセリフか理解するのが困るほど「」が多かったけど 今ドキであり、普通にありそう、、でもあるお話でした。 初めて読んだ中島京子、違う作品も読んでみたい。
0投稿日: 2013.02.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
身近な物語。大家族には憧れるけど、なかなか実現には至らない。家族とは気易いよい関係、でも自分の生活拠点が別にあるからこそ保ててる関係ともいえる、確かに。春子(お母さん)のペースを乱されたくない気持ち、わかる!娘の自己中なふるまい…いたい、ごめんなさい。みんなそれぞれ欠陥があって、でもそれぞれ事情があって、語り手が変われば、その語り手に共感したり同情したり。各家族の視点から家族を見つめられることで、この物語は奥行を増して、読み手に郷愁を感じさせるのか、も。
0投稿日: 2013.01.20
powered by ブクログホームコメディーのようなノリでとても読みやすい。大きな展開はない。それだけに,リアリティがあって引き込まれた♪
0投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まさに平成の大家族。寺内貫太郎的な父親かと思いきや、ほとんどが内心の独り言で、家族からも軽んじられてるし、解説で北上次郎が触れているように、大家族ならではの食事シーンは全然ない。 それでもなんとかつながっている平成の大家族を描写して、やや世知辛くはあるものの、ホッとする話だった。
0投稿日: 2012.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
気楽に読める小説で面白かった。 合計3世帯8人(9人)がそれぞれの問題と思いを抱えながら生活する様子をうまく描いている。 ひきこもりあり、思春期の中学生あり、離婚で出戻りありと、まさに「平成大家族」。 何かしら共感できる部分がある作品だと思う。
0投稿日: 2012.12.28
powered by ブクログ問題ばかり? でもやっぱり最後は丸く収まる大家族。 家族それぞれの視点から話が進む。みんな考えることはバラバラ。家族といえども、個人なのだ。でも、みんなが通じ合っていなくても、なんとなく、なんとかなっている。それが家族なのだ。 北上次郎が解説で小路幸也「東京バンドワゴン」シリーズと比較している。確かに、「東京バンドワゴン」と比べて、『平成大家族』には、家族で食卓を囲む食事シーンが一度しかない。食卓の意味を考えると、その食事シーンが最後の章、当主・龍太郎によって語られることに、なにかほっとして、満足する。ああ、よい大家族モノを読んだ、と。
0投稿日: 2012.11.16
powered by ブクログ大家族それぞれが重い問題を抱えてるのにこの家族なら大丈夫だなと思う。それはみんなが自分にまっすぐ生きていて、素直に問題を見せれてるからかな。
0投稿日: 2012.11.06
powered by ブクログ三十路のひきこもり息子と90歳過ぎの姑と共に、静かに暮らしていた緋田夫婦。ある日突然、破産した長女一家と離婚した次女が戻ってきて、4世代8人の大所帯に!物置に閉じこもる孫、離婚後に妊娠が発覚した次女、戦中の記憶と現在を混同する姑…平穏を愛する当主・龍太郎の思いをよそに、次から次へと騒動が押し寄せる。悩み多き一家の姿を軽妙に、時にシニカルに描く痛快家族小説。
0投稿日: 2012.10.16
powered by ブクログ平凡な家族に度重なる問題の数々。離婚、妊娠、倒産、引きこもり、思春期、ボケ。単語だけみれば暗いのに読んでる側としては暗くなるどころかわくわくしてました。1章ずつ目線が違うのでそれぞれの考え方がわかって読みやすかったです。私も3人兄弟なのでこうならないようにしなければと学んだ途端に物語はすっぽり収まっちゃいました。何だかんだで結局みんないい方向へ向かいました。 H24.9.4
0投稿日: 2012.09.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中島京子さん”平成大家族”読了。事件が重なり、大家族化してしまった緋田家の物語。相当面白かったですよ。語り部を変えた連作仕立て。少々ボケたおばあちゃんが語る”時をかける老婆”が特に素晴らしい!
0投稿日: 2012.08.23
powered by ブクログ大家族の話。でもバラバラ。一編が短くて、語り手がどんどん変わって行って、しかも何時の間にか2年ぐらい経過しているのが楽しいです。 解説が終始「東京バンドワゴン」を引き合いに出していたのがなんだか嫌だったな。 2012/8/18読了
2投稿日: 2012.08.20
powered by ブクログコミカルに書かれていて、気楽に読めた。 一番近いのは克郎か。 やはり、男性登場人物に親近感が湧く。 それだけ、この作家は上手いということなのかな。
0投稿日: 2012.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
元歯科医の龍太郎は、妻と認知症の母、引きこもりの長男と暮らし、平和な隠居生活に満足していた。 ある日、事業に失敗した長女一家3人、離婚した妊婦の次女が出戻り、一気に4世代8人の大家族となる。 それぞれに事情を抱えた彼らに、次から次へと問題が持ち上がる…。 離婚、破産、ひきこもり、登校拒否、介護などの現代社会の問題の縮図のような家族の姿を、ユーモアたっぷりに描いたお話。 一家団結して問題に取り組む昔のホームドラマとは違い、銘々がてんでんばらばらに動き、理解し合っているようで全然わかり合っていない感じが今どきの家族らしいです。 一つ屋根の下で暮らしていても、お互い深くは干渉せず、かといって無関心なわけでもなく。 そんな家族の距離感の描かれ方が絶妙で、作者の暖かい眼差しを感じました。 煩わしいことが多いけど、存在してくれるだけで安心できる、自分を丸ごと受け入れてくれる…家族ってそんなものだよなあと納得できました。
0投稿日: 2012.07.23
powered by ブクログ現代風家族を描いた面白い作品。 現代ならではの悩みや状況には思わず ウンウンとうなずきたくなりました。 ちょっとみんながネガティブに考えすぎかなぁと 思ってしまう部分があったけれど、 それもまた今の不景気な世の中を生きているからこそなのかも。 個人的にはかっつんのストーリーが好き。
0投稿日: 2012.04.23
powered by ブクログはちゃめちゃな家族だけど、どこか憎めない。 お互い嫌がってるけど、根本的には家族愛を持ってる。 そんな変な大家族の話。 なんか自分の家族と重ね合わせて考えれるところがあって、かなり共感しながらあっという間に読めた。 家族って毎日顔を合わせなきゃいけないから、ちょっとしたことでもホントイライラしたりすることがあるけど、 やっぱ最後に頼りになるのは家族なんだなぁってつくづく実感した。 秋吉家のおばあちゃんも今体調悪くて家族会議することが多いけど、 この緋田家のようにお互いに協力しつつ頑張りますかー! って思えた。 ほっこりする話でした!
0投稿日: 2012.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
特別大きな事件が起こるわけではないけれど、 四世代八人家族のそれぞれの生活や人生について触れていく内に 色々見えてくるのが面白い。 孫のさとるの中学生らしいものの考え方がとても懐かしかった。 ちょっと癖の強い女性陣が面白い。 コメディではないけれど、 どの話も最後にちょっと笑えるというか 肩の力が抜ける、良い意味での脱力感が好き。
0投稿日: 2012.03.12
powered by ブクログ平安寿子さんの著作にありそう。文章的には平さんの方がさらにこなれてる気がするけど。家族の悲しいようなムカつくようなでもやっぱリ愛ある生活?意外なことに引きこもりの克郎がイイデスね。
0投稿日: 2012.01.31
powered by ブクログ「イトウの恋」が良かったから期待して読み始めたが、最後まで盛り上がりもなく終わった。著者独特のかすかにユーモアが漂う語り口も味わえず残念。
0投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログ面白くてどんどん読めた。 家族の色んな人の視点から書かれてて 同じ家に住んでてもみんながそれぞれ全然違う悩みを抱えてるんだなーって思いました。 家族だからってお互いのことを全部知ってるわけじゃないし、知る必要もない。 それでもやっぱり家族は家族。 温かい家庭はできるんだと思いました。 後味のいい作品でした。 ちなみに私は春子さんの章が一番すきでした。
0投稿日: 2011.11.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
元歯科医の父、専業主婦の母、認知症気味の祖母、 ひきこもりの三十路の長男が住む緋田家。 夫が自己破産した長女一家と、 離婚後に妊娠した次女が戻ってきて大家族に。 長男・克郎と、長女の夫の章は話としておもしろかった。 が、全体を見ると好みではない。 ワンランク上の生活をしている職場仲間に 愚痴を聞かされているような感じ。 まさに「チュンコはいいわね〜」みたいな・・・ ストーリーや表現など上手だと思うのですがごめんなさい。
0投稿日: 2011.11.15
powered by ブクログ以前読んだ同じ著者による「イトウの恋」の着想が見事で、他の作品も読もうと思いながらやっと手にとったのが本作である。いまどきひねりのないタイトルだと思いつつ読み始めたが、大家族を構成する個々の視点から展開するそれぞれのエピソードがよくできている。読み終わってみれば、「平成」と「大家族」という、一見相容れなさそうな言葉の組合せにうまく乗せられたような感じがする。
0投稿日: 2011.10.24
powered by ブクログすごく読みやすく、サクサク進んだ。 いろんな人生がある…。 離婚後の出生児の戸籍取り扱いや、介護認定の件も細かく書かれていて面白かった。
0投稿日: 2011.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
家族が持つ悩み、というか問題、というか現状、がまさに「平成」。 個人的にはおばあちゃんのくだりが好き。 自分のおばあちゃんと重ねて読んでしまった。
0投稿日: 2011.09.14
powered by ブクログいや本当に面白かった!! 緋田家の抱える問題はまさに現代の諸問題のオンパレード。設定だけならどんな悲惨な状況になってもおかしくない。 でもねぇ、これがなんだか不思議と笑えてきちゃうのだ。 家族それぞれ抱える問題を自分の心の中ではグルグルと考え怒り頭をかかえたりしているんだけど、それが他の家族にはわかっていない。 それは自分の気持ちを他の家族に向かってぶつけていないからだけど、もしぶつけ始めたら家族であるがゆえに収拾のつかない事態におちいっていただろう。 この不思議におかしい、問題山積なのになんだかほのぼのとした緋田家の空気ををつくっているのは、話の中では問題解決に全く役立っていない、というか家族のことを一番知らない当主の龍太郎と、おっとりした主婦の春子だと思う。 各章で家族それぞれの気持ちが描かれていて、どれもが非常に面白い。 読む人ごとにこれが好きというのがあるだろうが、 私は春子の部分が面白くておかしくて・・・ 最後に近い部分にこれをもってくるとは、ほんとに構成が巧み。 この夫婦のかもし出すゆるやかな雰囲気の中で、みんなが自分の抱える問題を解決するために必要な時間と静かな環境を手に入れることができ、次への一歩を踏み出そうとしているではないか。 それにしても中島さん、平成の諸問題をこんな小説に仕立てるとは、すごいなぁ。拍手です!!
0投稿日: 2011.09.06
powered by ブクログ2011年のナツイチに選ばれていたので、なにげなく手に取った本だったのですが(作家さんも知らなかったし...)あっと言う間に読めてしまいました。家族構成員のそれぞれの事情、それぞれの視点で書かれたいて、各章が非常に変化に富み、多いに楽しませてもらいました。最後には一人一人に愛着が湧いて、続編が読みたいなあと思うほどでした。
0投稿日: 2011.08.14
powered by ブクログ引き篭もりの息子・惚けたおばと一緒に隠居生活をしていた夫婦の元に、娘一家や妊娠した娘が帰ってきててんやわんやする話。 それぞれの視点から、それぞれの話が絡みながら進む。 一見すると、普通の人生をそれぞれの信念(?)の元にいき、暮らしているように見える。 ある特別な出来事が、その人だけに降りかかっているように見える。 しかし、これは誰にでも起こることであり、一人が全てを体験し得ることでもある。 友人関係に悩み、恋に悩み、家庭に悩み、仕事に悩み、人生に悩み、過去にしがみつき、やがて惚けて一生を終える。 そう思うと、まるで一人の一生に起こることを、一度に別々の家族が体験しているのを見ているようだ。 ある時、急に人が変わることがある。 しかしそれは急に起こったことではない。 その人の中でぐつぐつと煮えたぎっていたものが、何かの拍子に爆発し表面に見える形で出てきただけだ。 そしてそれを知っているのは当の本人だけ、というのはよくあることだ。
0投稿日: 2011.08.14
powered by ブクログ面白かった。笑えるところじゃないのに、随所にくすっと笑える表現がたくさん。現代の社会が抱える様々な問題を、シリアスにならないように、それでいて鋭く描いている作品だなあと感心。
0投稿日: 2011.08.05
powered by ブクログ文書が好き。 家族それぞれの視点で書かれているのが面白い。 必死だったり、混乱してたり、怒っていたり、 本人はいたって真面目なのに傍から見ると何故かおかしい。 真面目だから余計おかしいのか。
0投稿日: 2011.07.22
powered by ブクログ中島京子さんはこの作品が初めて。 すきだなあ、この話。 ひとりひとりに意味があって、味があって、問題があって、でもいとしいな、と思う。 かっつんの話が一番和みました。 川島先生もなかなか素敵。 とても読みやすい本だと思います。
0投稿日: 2011.07.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昔図書館で借りたことのある本ですが、今回文庫になっていたので買っちゃいました。 緋田家の面々が一人ずつ主人公になって話しが進むのだけれど、テンポがよくておもしろい。 タケさんの回が一番好き。
0投稿日: 2011.07.08
powered by ブクログ三十路のひきこもり息子と90歳過ぎの姑と共に、静かに暮らしていた緋田夫婦。ある日突然、破産した長女一家と離婚した次女が戻ってきて、4世代8人の大所帯に! 物置に閉じこもる孫、離婚後に妊娠が発覚した次女、戦中の記憶と現在を混同する姑...平穏を愛する当主・龍太郎の思いをよそに、次から次へと騒動が押し寄せる。悩み多き一家の姿を軽妙に、時にシニカルに描く痛快家族小説。
0投稿日: 2011.06.27
powered by ブクログタイトル通りの平成大家族。吾輩は猫である…なわけもなく。身勝手な子供たちにイライラさせられるも、そこはそれ。血のつながった子供だからこそ、邪険にすることもできず。ステレオタイプな家族の幸せにこだわると不幸せに見えるかもしらんが、枠をとっぱらったら、いい家族だな。と、思ったりもする。まぁ、面倒くさいんだけどさ。血のつながりなんて目に見えない縛りがある分。
0投稿日: 2011.06.21
powered by ブクログ実際、家族に自分の悩みや思いを打ち明けるのって 難しいよなあ。親子や兄弟なんてねえ。 大家族なのに、みんなで揃って食事をしたことない、 誰の事も、よく分からない、 これぞ、平成大家族。 勘違いや思い違いかもしれないけど、 家族は繋がってるんだなあ。 フアミーリアフェリーチェですね。
0投稿日: 2011.05.21
powered by ブクログ初めて中島京子さんの作品を読みましたけど、 ホントにおもしろいですねぇ。 読みながらくすっと笑ってしまったり、 そんな中にも現代の家族像を考えさせられたり。 現実問題として明日にも体験するかも知れない自分の未来の姿かも? 各章が問題を抱えた9人それぞれの目線で描かれる全11章。 短篇としても楽しめる作品です。 読みやすくて実におもしろい。 書き方が実に上手いなぁと感心しました。 各章のなかでも「時をかける老婆」というタイトルには笑ってしまった。 この作品で一気に中島ファンになりました。(^o^)
0投稿日: 2011.03.01
powered by ブクログ大家族、それぞれの視点で語られていく。 現代の問題を各々抱えた、まさに「平成」の大家族。皆深刻な問題を抱えているが、軽く読めて読後感はほんわか。
0投稿日: 2011.01.13
powered by ブクログたくさんの人たちが、一章ごとに入れ替わる。 人物の視点が変わるのでせわしなくなるはずだが、 そこは家族の物語。 家族は必ずそれぞれの視点の中にいる。 それが、物語を360度深くさせている。 サザエさん的なものが昭和の大家族の典型的な形なら、 こちらはまさに平成の世が体現してしまった家族の形であろう。 ひきこもり息子に、離婚、不倫、リストラ、認知症とさまざまなトラブルを抱えてひとつの家に集う大家族。 とても重たいテーマだがあっけらかんと軽いタッチで描かれ、ハッピーエンドの読後感も心地よい。 しかし軽さのその核を支えてるのは、皮肉にも昭和バリバリの大黒柱としての父親であるのかもしれない。 そういった意味では、この物語がどこか牧歌的な雰囲気を醸し出せるのはこの父親の存在あってこそなのかも。
0投稿日: 2011.01.11
powered by ブクログすばらしい! 現代的な家族像を見事に落とし込んでいます。それぞれの視点で語られる世界は、本当にそれぞれの世界観で、中島さんの筆力は日本の小説会においてナンバーワンなんじゃないでしょうか! エピソードもほんと気が利いていて上手で、いいです!
0投稿日: 2010.12.29
powered by ブクログほのぼの家族小説。 大人になったって、独立したって、子供は子供。 色んな問題を抱えた子供たちと両親のお話です。 ほんわかします。
0投稿日: 2010.12.09
powered by ブクログ娘が次々と出戻ってきて、史上最高の収容人数となった緋田家。それぞれが問題を抱えているけれど、みんなで解決しよう、なんてことには一切ならない。そこがいい。家族ってそういうもんだ。悩む過程での気付きを得る瞬間がなんとも痛快で暖かい。中島京子ってほんとうまい。
0投稿日: 2010.11.13
powered by ブクログ内容的には結構悲惨な話です。 ボケ始めている姑と暮らすリタイヤした歯科医師夫婦の家。そこに起業に失敗し破産した長女の家族が転がり込む。さらには離婚し、しかも妊娠中の次女も戻ってくる。長男は高校時代から引きこもり。長女の中学生の息子も引きこもりになりそうで。。。 でも、なんか可笑しいんですよね。みんな落ち込まずに、どこか飄々としている。キャラクターの設定の上手さなのかもしれませんが、それが不自然でも何でもなくて。特に歯科医師の頑固なのに優柔不断というキャラクター設定は良く出来ています。 も一つには、どのエピソードも先に明かりが見えるのが良いですね。特に長男の逆襲と言いますか、祖母の面倒を見てくれるヘルパーさんとちゃっかり仲良くなってしまうところなど笑えてしまいます。 直木賞受賞の中島京子さん。確かに上手い作家さんです。
0投稿日: 2010.11.09
