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船乗りクプクプの冒険
船乗りクプクプの冒険
北杜夫/新潮社
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総合評価

18件)
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  • 昔、わたしは熱狂的な北杜夫ファンでしたが

    大人のための童話と帯封のしてある、この本を買ってあまりの内容に唖然として途中で読むのをやめ、ついでにファンもやめました。それからというもの、北杜夫の本は一冊も読んでない。

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    投稿日: 2024.03.20
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    まぁ確かに子供向けの本ですよね、そういう意味では良い本なんだと思います。がすれてしまった今となっては、ダークな部分が足りないなと思ってみたり。 駄目ですなぁ、当方。こういう本は無心で読んでクスっと笑わないといけないものなのに。

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    投稿日: 2018.09.06
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     著者の北杜夫さんが作中にキタ・モリオ氏として出てくる面白さもあるけれど、それだけではなく、人生の教訓や社会のルールなどが話に織り込まれており、子供の時にも一度読んでおきたかった、将来子供をもったら読ませたい、と思える作品。でも、大人になってから読んでもワクワクできると同時に、大切なことを再確認できるので、読んで良かったと思う。

    0
    投稿日: 2015.11.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最も敬愛する作家である北杜夫さん。 久しぶりに再読。 北さんのユーモアが詰まった童話。 軽妙な内容で軽く読み進められるが、最後は作者の思想を突きつけられて、爽快。 クプクプ改めタローがどうなるか分からないままに終わるのも、単に行って帰る物語でない面白さがある。 キタ•モリオなる人物も登場するが、自分自身をここまで面白く、嫌味なく、笑いに出来る北さんの魅力溢れる作品。

    0
    投稿日: 2015.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み手と作者と登場人物とその中をいったりきたり ファンタジーとユーモア、文明人の土人からがとてもすきです クプクプはこれから帰れないのか、これからまたこの感じがエンドレスなのかとか

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    投稿日: 2013.09.22
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    中学1年の時、私を本の世界に導いてくれた一冊。北杜夫とは思えない馬鹿馬鹿しい内容で、本を読む楽しさだけでなく、書く楽しさまでもが読んでいて伝わってくる。小中学生に読んで欲しい

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    投稿日: 2012.07.28
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    中学時代の愛読書。こんな面白い小説があっていいんだ!と感動した。登場人物が、みんな可愛らしくて素敵。

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    投稿日: 2012.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    冒険ものなのに,とってもゆるーい. どんどんページが残り少なくなっていくのに, 話は全然終わりそうな雰囲気じゃない. なんだかぽやんとした物語でふふふって笑いたくなる感じ. 長新太のカバーと挿絵も良い.

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    投稿日: 2012.01.10
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    小学生の頃の愛読書。大きなハードカバーで何度となく読み返し、どうすればクプクプと友達になれるのか、読むたびに切ない想いをしたものだ。

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    投稿日: 2011.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    近頃、ヴァーチャルとリアルの違いとか関わりとかを ふと考えちゃうことがあって…たとえば、巷のSNSなどは、 どこまでがリアルでどこからがヴァーチャルなんだろなんてこと… FBがリアルでMixiがヴァーチャルとは一概に言えないだろうし… で、この本、そうした気持ちで読んでたからかもしれないけど、 そうしたヴァーチャルとリアルは密接にしらんぷりをし、 関係なさそうで、しっかりと絡んでいるのだと、感じたんです。 なにしろ、作品世界に作者が登場しちゃうんだもの… 作者の実存はリアルで、作品世界はヴァーチャルってこと? ま、そんなことを思いながらも、しっかりと冒険譚 楽しめました…つまり、ヴァーチャルだろうがリアルだろうが 冒険はわくわくどきどきの世界なんです…そして未来を見てる! ラストシーンは感涙ものですョ! ―海、海、海、どこまでもつづく広い海。  やさしくそしてあらあらしい海。  ぼくはおまえが好きだ。  ほんとうに好きだ。  ぼくはもっとおまえのなかへはいっていこう!

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    投稿日: 2011.12.07
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    小学校四年生くらいのときに 親戚のお姉さんから 誕生日プレゼントとしてもらった 「初・文庫本」  すべては、タローの夢の中の話ですが いい加減でめちゃくちゃなことばかり おこる話です。 ちゃんと、宿題をやらないといけないなぁ~ と感じたかなぁ? 紀伊国屋書店本店 北杜夫先生 追悼コーナーで見つけました。 懐かしさのあまり買いました。

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    投稿日: 2011.11.16
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    企画コーナー「追悼- Steve Jobs・北杜夫」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2011/11/1-12/22まで】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1519488

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    投稿日: 2011.11.10
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    私の中の北杜夫ベストワンです。 子供の頃に読んで、それは面白かったと記憶しています。今、私がもし、この本の中に入って冒険してきてってって言われたら喜んでダイブしちゃいますね(笑) 享年84才。惜しい方が亡くなりました。ご冥福をお祈りします。

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    投稿日: 2011.10.26
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    小学校4年生くらいまで、ほとんど本を読まなかった自分が、母にすすめられたこの本をきっかけに読書の道へ。そういう意味で記念すべき1冊。

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    投稿日: 2011.09.01
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    本の中に入り込むという、童話調の話だが、内容は時に皮肉交じり、時に不条理となかなか大人向けな面も見られる。 ただ、作中に作者自身が登場するという手法が、どうも三流作家の悪乗りイメージが強くなじめなかった。

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    投稿日: 2010.02.03
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    おれを本好きにしたのは北杜夫さんだと思います。大人の童話ってゆうか、そんな感じで。ある少年がいつの間にか本の世界に入っちゃって大活躍って感じなんですけどなかなかにおもろいっす。

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    投稿日: 2009.02.26
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    北杜夫はエッセイしか読んだことなかったのですが、ここで物語を読んでみました。 読みやすいわかりやすい、ちゃんと終結している(納得できるかできないかは個人による)お話。これを読んだのは小学生の頃だったから余計にそう思った話。 クプクプという名前ネタにこだわらなければもっと好きになったと思います。早く進めてくれよ!と個人的に引っかかったもので。

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    投稿日: 2008.12.19
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     遅筆の三文作家「キタ・モリオ」の中途半端な小説を世界で唯一買ってしまった主人公タローはこの小説の世界に「クプクプ」として迷い込む。物語から抜け出すために逃げ出したキタ・モリオを追う冒険小説である。北杜夫氏自身が船医だったこともあって、航海の様子は巧み描かれている。時にパロディ的な皮肉あり、時に少年少女への教えがありと飽きさせない小説である。小学校高学年くらいから読める小説だが、内容が幼いわけではない。

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    投稿日: 2008.05.03