
総合評価
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powered by ブクログ『孤高の人』『栄光の岩壁』より面白かった。好みだと思うけど。生まれる前に書かれた本と思えないほど、引き込まれた。 実話を元にしてるだけあって、人間関係もリアル。 物語として読んだけど、改めて考えると、この時代に女性がすごい。
2投稿日: 2024.02.04
powered by ブクログp37 感情を殺してはいるが、その言葉は淑子の胸を打った。先輩と後輩の関係がこのような温かい形で現れたことが嬉しかった。 p345 救助隊だと思ったとき、杉山は、彼らしくもなく、その場にひろみを背負ったまま座り込んだ。稜線上には風のために雪が吹き飛ばされて、氷板を覗かせているところ、雪をかぶっているところ、所によっては吹き溜まりもあった。その稜線を、強風をものともせず、ほとんど走るように近づいて来る先頭には、駒井淑子がいた。
0投稿日: 2023.01.03
powered by ブクログ女性が厳しい登山をするとき、筋力や体力の面で男性より不利になることが多い。それでもこの時代に、女性クライマーが優れた技術を身につけて歴史に残る登攀に挑んだ偉業を知ることができてよかった。 2人の女性クライマーの、静かで強い意志、男性に甘えようとしない自立した心、人の命を守ろうとする優しさと責任感に感銘を受けた。 冬の谷川岳の吹雪と雪崩、アイガー北壁の落石地獄の場面では手に汗を握る。登攀中に準備された温かい食事は、この過酷な環境の中の、温かい部分として際立っていた。 実在する2人の女性クライマーがモデルだからこそ、この迫力と切なさがあるのだろう。読了後の喪失感がずっしりと残る。山は命を簡単に飲み込んでしまう恐ろしいものでありながら、取り憑かれたら離れることができない魅力をもつと改めて感じた。
1投稿日: 2022.05.01
powered by ブクログマッターホルン登頂後、世界を驚かせた2人の女性は全く違った歩みに。医者、そして鎌倉彫の藝術家としての活躍。そして山への取組も大きく変わる。山岳会を退会した美佐子。一方、淑子たちのグループのアイガー北壁登頂成功の瞬間の開放感!そして谷川岳での美佐子のあわや遭難とそれを救った杉山たち。美佐子が救われる場面、淑子との出会いはあまりにも劇的な感動のシーンでもらい泣き。クライマックスは淑子のグランドジョラス北壁と同時並行の美佐子のドリュー西壁登頂。2人の女性の運命的な繋がりから、2人の最後の結末へ向けた緊張感の高まりにはぐいぐいと惹きつけられた。2人の登山家女性モデルの実像がどうだったのか、関心は尽きない。
3投稿日: 2022.04.25
powered by ブクログ2人の女性登山家を対比しながら物語は終盤へと進む。どちらかの方が亡くなってしまうのか!っていう描写がどんどん出てきてハラハラして読みました。 またこれは毎回の事なのですが、とても深刻な場面でちょくちょく面白い表現が出てきます。例えば、ザイルのダルマ、ザイルの化け物みたくなってなど。必死になって登ってくる男性を女性が心の中で思っている表現なのですが、他にも色々あります。
0投稿日: 2021.09.14
powered by ブクログ女性二人の個性がきちんと描かれていて、 読後感がとても良い。 特に前半の、それぞれが若かったころは、 文体も展開も生き生きとしていて良い。 あえて言えば、後半、主人公も年を取ってきたあとが、 やや物足りないかな。 しょうがないか。
3投稿日: 2020.11.04
powered by ブクログ7月19日 マッターホルン北壁登頂の日 にちなんで選書 【以下、https://zatsuneta.com/より引用】 1967年(昭和42年)7月19日、東京女子医大山岳部の今井通子と若山美子の2人がマッターホルンの北壁からの登頂に成功した。女性だけのパーティーでの北壁登攀は世界初だった。 1975年に新田次郎が、若山と今井をモデルとした本小説を刊行した。新田は当初、今井1人だけをモデルにする予定であったが、若山の存在に惹かれ、主人公を2人に変更したという逸話がある。
0投稿日: 2019.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後は事実と異なって良いから下山させて欲しかった。女性の描き方はさすがに古臭いが、山の表現についてはさすがという感じ。山には行ってみたいけど、こういう登り方はしなくていいや。
1投稿日: 2014.08.10
powered by ブクログ新田次郎3部作の一つ。読み応えのある、感動的な小説でした。 今井道子、若山美子という実在の二人の女性登山家をモデルにしていると知り、一層引き込まれました。
1投稿日: 2013.02.28
powered by ブクログ上巻から引き継き一気に読んでしまいました。 下巻では主人公二人がそれぞれの道を歩んでいく姿に強さを感じました。 危険と隣り合わせの岩壁登頂。何がそこまで駆り立てるのか、考えても答えは出ないが、ここまで打ち込める何かを見つけたいな。
1投稿日: 2013.02.08
powered by ブクログ孤高の人、栄光の岩壁、銀嶺の人。山とは何かを問う三部作読了。 踏み出す勇気と山への希望を捨てなければいつでも挑戦できる!
0投稿日: 2012.10.17
powered by ブクログ上巻とはまた違った角度からの山へのアプローチ。 こういう感じも面白い! この人の本は、物語を具体的に1〜10で書くのではなくて 1〜10の物語をあえてA,B,C,,,で書くようなイメージ。伝わりづらいんだけど(笑 何か一つの出来事が実際に起こって、それを具体的に文章で書いてるんだけど、読んでいる側は観念的な主張を受け取ったような感覚になる。 どこかちょっと非現実的だったり、あえて具体的に書かないところがあったりするからきっとそう感じるんだと思う。 結末を楽しみにする本というより、本がもつ印象をぼん、っと受け取るような本です。
0投稿日: 2011.10.03
powered by ブクログ実在する女性クライマー今井道子さんと若山美子さんをモデルにした山岳小説。これを読んだあと、追浜の鷹取山に行ってください。感動すること間違いなし!山好きならお勧め!
0投稿日: 2011.07.26
powered by ブクログ新田次郎の長編小説。 今井通子と若山美子をモデルとしたものだ。 世界有数の女性クライマーがどのように誕生していくのか、また実生活と登山とのバランス、実生活での活躍なども面白い。 今井通子は後にヒマラヤにも行くが本書では、グランドジョラス山頂で結婚式を挙げるところで終わっている。 山を目指す女性にお薦めの一冊です。
0投稿日: 2010.06.27
powered by ブクログ話の作り方がうまいよな〜。電車に乗って読んで、降りる駅気づかんかったわい。時間を忘れるくらいに貪り読んでもーた。そっかー越沢バットレスはクライミングの練習場だったのか。登ってる人、初めて見たときは度肝ぬかれたを思い出した。
1投稿日: 2010.05.17
powered by ブクログ--彼女は泣き続けた。泣くことによって、いままで彼女が山に対して抱いていたもののすべてが新しく変っていきそうだった。(中略)彼女はただ泣きたかった。泣くことによって、彼女の中にある、山に対するすべての思いを、無条件でそこに吐き出したかった。-- 泣かない女、登山家の駒井淑子が、アイガー北壁直登ルート登攀に成功したときのシーンが印象的だ。
0投稿日: 2009.11.21
powered by ブクログヨーロッパの大岸壁に挑む女性クライマーの栄光と苦悩の物語、後編 個人的には熊のような男性との話が楽しかった
0投稿日: 2006.08.27
