Reader Store
私にふさわしいホテル
私にふさわしいホテル
柚木麻子/扶桑社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

164件)
3.7
27
60
47
7
2
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    加代子が強い女性すぎた!最初はなんだこの人…と思って全然引き込まれなかったのに、ページめくるごとに自分の夢掴み取っててすごかった。 自分に向き合うメンタル、いざというときの度胸、野心的な向上心、諸々がパワフルすぎた。 ありとあらゆる人と険悪な雰囲気になってるのに、最終的に和解?して仲良くなってるの加代子マジック。でも島田かれんとは仲良くならなかったの、積年の恨みを貫いている感じがしてて良かった。

    0
    投稿日: 2026.03.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初は加代子のキャラに中々 感情移入し難かったが、読んでいて 段々加代子に魅了されて行く 自分がいた。 ただのサクセスストーリーでは なく加代子がむしゃら精神は 真似したい位だ。 東十条とのやり取りは漫才みたいで 面白く、加代子に振り回された人々 は何故が最後は幸せになっているのが またまた興味深い。

    0
    投稿日: 2026.03.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    めっちゃ面白かった! あ、短編?と思いきや短編じゃなかった! ちゃんと自分に向き合って エネルギッシュに成長して反省して、 進化していく加代子が読んでてほんとに 好きすぎるし 東十条先生も大好きです。 加代子は間違いなくAB型です。

    2
    投稿日: 2026.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    出版社のパーティーなどに既存の作家さんの名前が出てきて笑った。復讐に燃える主人公、小説家という職業。

    0
    投稿日: 2026.02.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった!一気に読んだ。映画も面白かったから読んだけど、てっきりコメディと思ってたのに、最後の章でまさかの復習話になるとは。加代子と東十条の間柄が不思議。先輩との仲も不思議だけど。作家より役者の才能のがあるんじゃないかと思うけど。3作目からあと、どんな小説書いてきたのか気になる。実在のホテルや作家の名前がバンバン出てきて楽しい。山の上ホテル、泊まってみたかったな。

    0
    投稿日: 2025.10.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    貪欲で負けん気の強い主人公、中島加代子の生き様に痺れる作品。自分の欲望に忠実で、自分も周囲も巻き込んで爆走、ときに暴走する姿には、憧れつつハラハラしつつ、作中の登場人物である遠藤先輩の気持ちで見守ってしまう。 因縁の相手、東十条との丁々発止のやり取りも章を追うごとにどんどん面白くなっていく。 心にモヤモヤを抱えたときに一気読みしたくなる一冊。 もう一点、作中に出てくる作家さんたちの描写に笑った。

    0
    投稿日: 2025.09.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     作家が本を書いて人気が出ると言う事が、なかなか思い通りにいかず、時には人気作家に媚びを売って色々コツを教わることや、出版社の編集者との人間関係なども大事である事、万引き犯を捕まえたりする社会貢献も大きく関係して いる事が書かれていて、どこの世界も大変だなぁと思いま した。

    0
    投稿日: 2025.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画にもなった私にふさわしいホテル。 おもしろい〜カーミラの話が出てきたり… 山の上ホテル行きたかったなあ

    0
    投稿日: 2025.07.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公がのし上がっていく感じがめっちゃおもろい ダメダメなところも含めて愛すべき主人公 うざい老害も出てくるけどその人も含めてザマアミロと思うが最後は愛嬌さえも感じてしまう不思議

    0
    投稿日: 2025.07.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    痛快サクセスストーリー!面白い作品でした。 「私にふさわしいホテル」というタイトルが、最初は、ただプライドが高い無名作家の主観的な意地にしか見えなかったのに、読み終わってみると違って見えて、というかそれこそ彼女にふさわしいホテルだなー(色んな意味で)と感じられるのが興味深い。 柚木麻子先生は本当にいつも女性の細かい心理描写がお上手で引き込まれます。 キャラクターの個性もクセツヨで読みやすい!特に東十条先生が抜群にいいなー。イケオジ! あと個人的には朝井リョウ先生の登場シーンも一読の価値あり!笑

    9
    投稿日: 2025.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    面白くて一気に読んでしまった!作家ってやっぱりすごいなあ…東十条先生のこと、最初はわかりやすい老害だなあとしか思わないのに、気づけば愛すべきキャラクターになっているのがすごい。最終的に素敵な家族になれてよかった。 主人公の女性、パワフルすぎ!

    0
    投稿日: 2025.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    他の人の評価が良かったので読んだけれど、小説家として絶対売れてやるというバイタリティーというか根性というか、執念がすごくて、売れるためなら何でもやる行動力にちょっとついて行けなかった。

    0
    投稿日: 2025.06.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公が好きになる。こんなふうに自分で道を切り開いていくことも大切だよね。朝井リョウが出てきたのびっくりした。出版業界の話って結構面白いかも。もっと読みたい。のんの映画もみたい。でも、頭の中では主人公伊藤沙莉で再生されてた。

    1
    投稿日: 2025.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公の人間らしい、欲に素直な性格がとっても良くて、そこから生まれる発想が突飛で面白い 人間生きてれば浮き沈みあるけれど、頑張りたいなと思える作品だった

    0
    投稿日: 2025.06.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2025.06.作家を目指している中島加代子は,自腹で文豪が多く滞在した山の上ホテルに宿泊していると,大学のサークルの先輩で大手出版社分鋭社の編集者として活躍している遠藤先輩がやってきて,「上の階に有名作家の東十条宗典が宿泊し執筆している.明日が原稿の締め切りで間に合わなければ,以前に加代子が書いた原稿が小説ばるすに掲載される可能性がある.」という.そこで,加代子は東十条の部屋にメイド姿で侵入し原稿執筆の邪魔をし,その結果原稿が間に合わなくなる.加代子は相田大樹という名前でぷーアール社の新人賞を取るが,この賞は出来レースでタレントの島田かれんと相田大樹のダブル大賞受賞となるが,島田ばかりにスポットが当たり相田大樹は単行本も出してもらえない.そこで,加代子は遠藤先輩と相談し,有森樹季という名前でデビューし分鋭社の新人賞を受賞する.東十条は,有森樹季の邪魔をしようと色々と画策する.有森樹季の作品が権威ある鮫島賞の候補になるものの,その選考委員が東十条宗典だった.加代子は東十条の妻や娘と友達になり画策し,ついに鮫島賞を受賞する.加代子と遠藤先輩のコンビが痛快だったし,敵役の東十条宗典の対応もよく,とっても面白かった.

    0
    投稿日: 2025.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    電子図書、返却期限ギリギリで読了。これはなんだ?よーわからん話の展開に、いまいちそのテンションになかなかついて行かれなかった。加代子の大胆で強引なやり口に虜になりそうなところで、やっぱり最後まで世界に入れなかった。内輪ネタを延々と見させられてる感じ。。 柚木さん「本屋さんのダイアナ」から読了2作目。ダイアナがとてつもなく大好きだったので、だいぶハードル上げてしまってたかも。星3.5。 他の小説もチャレンジしたい。

    29
    投稿日: 2025.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あっという間に春休みが終わっていたΣ(-᷅_-᷄๑) 新年度はみなさんいかがお過ごしですか? 我が家もみんな進級し、 ちょっとお姉さん、お兄さんになれて 嬉しそうに登校してます(*´꒳`*) 私はなんだかバタバタしていて スローペースで少しずつしか本が読めず_:(´ཀ`」 ∠): ガッツリ読みたいー! さて、柚木麻子さんです 一流作家を目指す加代子のサクセスストーリー! 連作短編です ちょっとランチのアッコちゃんシリーズっぽい雰囲気を感じさせつつ、 そこに少し柚木さんらしいピリッとしたスパイスを足した作品でした 毎回スカッとさせられ、 ハッとさせられる展開もあり 楽しく読めました♪ 主人公のバイタリティがすごい。 こんな貪欲に物語を生み出しているんだな、、 いろんな作家さんの名前も出てきて面白いです! セリフのある方も!!笑 思わず笑ってしまいました(//∇//)

    79
    投稿日: 2025.04.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    声を出して笑えるコメディな場面と残酷な場面が入り混じる展開は昔読んだオヨヨ大統領等小林信彦の作品を思い出しました。 ヘンリー君とアバラーは課題図書だったので主人公とは同世代なのかもと思ったりも 山の上ホテル始め知らない固有名詞を調べながら読んでいると物語がいっそうリアルに感じました。

    5
    投稿日: 2025.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文壇界を舞台にした抱腹絶倒痛快コメディ。とにかく単純に「面白い!」。文壇界の描き方も解り易くとても良い。軽く読む派も深読み派もみんな満足できる名作だ。

    2
    投稿日: 2024.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    フォロワーさんの感想を読んで 読みたい!と図書館で借りた 凄いなーこんな事までする?? と思いながらも引き込まれて グイグイ読めた 最後の最後まで まだやり返すのかい?と 執念深い?いやいやー エネルギッシュな主人公の中島加代子 最初は嫌な感じの大御所  東十条宗典氏だったけれど 2人がタッグを組み、サンタとトナカイになったり(≧∀≦) だんだん憎めないかわいいおじさんに なった! 嫌な感じもなく 愉快に楽しく読み終えた

    27
    投稿日: 2024.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作品紹介より 「元アイドルと同時受賞」という、史上最悪のデビューを飾った新人作家・中島加代子。さらに 「単行本出版を阻止される」「有名作家と大喧嘩する」「編集者に裏切られる」etc.絶体絶命のトラブルに次々と襲われる羽目に。しかし、あふれんばかりの野心と、奇想天外なアイデアで加代子は自分の道を切り拓いていく-。何があってもあきらめない不屈の主人公・加代子。これぞ、今こそ読みたい新世代の女子下剋上物語。 ======================= のん主演で映画化されると知り、その前に原作を読みたくて手に取った。 自分の欲しいものを自分の手で掴んで行く主人公 中島加代子、または相田大樹、または有森樹李、大学時代のサークルの先輩で編集者の遠藤と、大御所作家の東十条宗典は加代子に巻き込まれながら変化して行く。 なるほど、スピード感があり映像化に向いていると思った。 加代子の純粋で不気味な執念をのんなら面白おかしく演じてくれるのでは。 体重増加や見た目の変化もしてくれるかな? 現実ではありえないから面白い。痛快だった。

    2
    投稿日: 2024.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    正月休み初日はダラダラとw ってな事で柚木麻子の『私にふさわしいホテル』 売れない小説家の相田大樹こと中島加代子は、有名小説家達が執筆の為に贔屓に利用している老舗の山の上ホテルで自腹で3日間の執筆するのが、ここ3年の楽しみの一つ。 しかし何年経っても一向に本の掲載や出版に至らずモヤモヤしている所へ……w 引込み思案だった加代子は実は恐ろしい程の強い信念があり、誰に頼るでも無く自分の信念と行動で出版、著名人への道を切り開いて行くw やり方は非常に汚い所も有るけど、その行動力には美しさと言うか清々しささえ感じられる♪ こんなに強い人に成りたいもんだw 2016年56冊目

    0
    投稿日: 2024.02.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    題名からは想像できないスカッとするお話でした。読み進めていくうちに主人公や他の登場人物が魅力的に感じていき最終的にはこの人苦手だなぁと感じていた方が好きになっていました。本好きな方や生き生きとした主人公の話が読みたい方にお勧めしたい一冊です。

    1
    投稿日: 2024.01.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    異性愛者の男女の関係性は、肉体関係または恋愛関係だけではない。色々な可能性がある。心からつながることができるそう思えた。ドタバタコメディーでサクッと読めた。

    0
    投稿日: 2024.01.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    痛快!と思いながら読んでいたけど、それだけじゃなかった。 主人公が自分の人生を取り戻すまでのお話。 そこに大御所東十条さんと担当編集者の遠藤先輩の視点と3つの視点で物語が進んでいく。 絡み合ってもつれ合って良いコンビになって解散して…いやいや面白い!としか言いようがない。

    37
    投稿日: 2023.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初は荒唐無稽すぎて、いやいや流石にありえないでしょー…と思いましたが、読み進めるうちにどんどん面白くなって、主人公の行動から目が離せなく、次はどんなことをやるのかワクワクしてしまっていました。マンガにしたら面白そうなコメディーでした!

    1
    投稿日: 2023.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初は実在の作家さんが出てくるし、これはエッセイかと思いきや、はじけたコメディっぽい小説だった。「私にふさわしい○○」の○○の中に私だったら何て入れようかと呑気な気分で読み始めたら、加代子大暴れ。でも「私にふさわしい○○」と思うことは大事なこと。生きる力になる。

    1
    投稿日: 2023.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公、中島加代子がとにかく素晴らしい。 小説家を目指している彼女は、良く言えば機転がきく、悪く言えば悪知恵が働く。ピンチをチャンスに変える力は感服する。学生時代演劇サークルに所属していたという事で、演技、アドリブ、はったりでピンチを毎回切り抜ける。小説家になりたいと言っているけど、どう考えても舞台女優になるべき。彼女は不運続きで可哀想と思うけど、そんな同情は彼女には必要なし。とにかく彼女のハングリー精神は素晴らしい。 私が読んでて好きだったのが、落ち目の大物作家、東十条宗典とのバトル。大物作家VS新人作家がとても面白い。新人が大物に食ってかかっていいのか?大物が新人のやる事なんか無視してドンと構えてればいいのに…。今回はどんなバトルがあるんだろうか?連作短編集なんだけど毎回そんな事を思いながら読んでた。歪みあってるけど、なんだかんだでこの二人は仲がいいんだと思う。最後の話『私にふさわしいダンス』でダンスをするシーンはなかなか良い。 以前、柚木麻子さんの作品『本屋さんのダイアナ』を読んだ事がある。二人の女子が色んな問題に直面しながら運命を切り開いていく内容で、読了後はジーンとして癒された覚えがある。今回読んだ『私にふさわしいホテル』は読了後はジーンとする事はなかった。でも気分爽快になり、ある意味癒された。主人公、中島加代子から元気を貰えた。

    38
    投稿日: 2023.04.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ドタバタコメディだと思ってたら壮大な復讐劇だったでござる。 出てくるキャラみんな好きになれるし コメディも復讐も面白かった。 幸せになって欲しいなぁ。 たぶん一般的な幸福は無理なんだろうなぁ。

    3
    投稿日: 2023.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私にふさわしいホテル 背表紙だけで選んだ本だけどとても面白く読めた。 ホテルの話ではない、女流作家の成長記だ。 本人の成長というより周りから認められていく過程の話。 ドロドロとしたありえないストーリーなのに納得させられていくような丁寧な描写がよかった。

    0
    投稿日: 2023.02.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中堅出版社で新人賞を取ったのにそのまま鳴かず飛ばず・・・なアラサー小説家が自分の力で(というかもはや力業でw)己の欲しいものを手に入れていくドタバタ劇。 表題の私にふさわしいホテルのみが雑誌掲載であとは書下ろしなので掲載した後に膨らませていったモノなのでしょうか。 実在するホテル、小説家の名前も多々出てきますし現代文学読む人はそういう意味でも楽しめるのでは?と思います。 ドタバタ劇でフィクション味は強いものの作中にはいくつもの「真実」が書き込まれていてメインストーリーの周りに散りばめられた言葉にも作者の「文学が、本が好きなんだ」という強い気持ちを感じられます。 登場人物が決して善人じゃないというところもまたいいのかもしれません。 柚木麻子さん作品久しぶりに読みましたが、何なら1番好きかもしれない。。。

    0
    投稿日: 2022.11.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ホテルやワインの蘊蓄が多い内容かと期待しつつ読み進めていたのですが、そうではなく。 デビューした作家がいわゆる売れっ子作家になるまでの道のりの物語でした。これはこれでとても興味深い!後半にいくにつれてますます面白くなります。 途中、朝井リョウまで出てくるし! 高畑充希ちゃんでドラマ化してもらえないかなぁ。東十条先生は松重豊さんで、島田かれんは、最近話題の松本若菜さんだったら絶対面白いと思うんだけど。

    1
    投稿日: 2022.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すごかった。主人公の、なんとしても自分の夢をかなえようとする姿、手段を択ばぬやり方。作家という職業は不安定だと思うが、自分を鼓舞し続ける原動力は相当なパワーがいるだろう。

    5
    投稿日: 2021.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文学新人賞を受賞したものの、同時受賞は元アイドルだったため注目をさらわれ不遇な道を辿る加代子。それから加代子の激闘ぶりがはじまる。この強烈なキャラは本性なのか。夢を叶えるにはこれくらい打たれ強く、執念深くってことか。 コメディと捉えればいいのだろうが、やりすぎ感が否めず笑えないところもあった。そして、復讐に燃える加代子は好きではない。 なのになんでだろうラストの場面はとても美しく感じた。最後なんとかきれいにまとまってゆくでもない、これからも何が起こるか分からない加代子の作家人生の荒波の幕開けのようでもあり。 最初は宿敵だった東十条。妨害し合った東十条の心まで澄みわたらせ、かけがえのない友人になってゆく。東十条を奪い立たせることができるのは、編集者でも読者でも美女でもなく、もはや有森樹季(加代子)ただ一人。樹季が目障りだからこそ彼は東十条らしくいられる。そういう関係ってあったんだ、そうかもしれない、と気づいた。 こうあって欲しくないという出版業界の事情。編集者の本音もわかったし、一冊の単行本が発売されるのにどれだけ作家の魂が込められてるか、より伝わってきた。 テンポがよく頭の中で映像が動き出す感じ。個人的には加代子はイメージ的にあやせはるかさん。 ナイルパーチの女子会をテレビドラマで見て、怖い、これを小説で読んだらどれだけ怖いだろう、と柚木さん、なんとなく遠ざけていた。こちらも、面白さの中に、人の内面を抉った怖さや、重さを感じた。

    27
    投稿日: 2021.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    濃密な関係性だなぁ、作家と編集者って。いや、全てではないだろうけど。東十条氏がだんだんキュートになってて笑う。

    2
    投稿日: 2021.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公の中島加代子の演技力や行動力、 発想力などがおもしろすぎて、たまらんかったー笑 ちょっとアッコちゃんに通じるものがあるかもー。 売れない小説家の加代子がどうやったら、 売れるか!!と試行錯誤しまくる。 発想力がヤバすぎて、一気に読めてしまったよー。 所々で、本物の作家さんの話も出てきたりして、 「本当にこの作家さんはこんな感じなの?」と 面白おかしく読めちゃったー。 アッコちゃんと同じで、元気の出る本だなぁー。

    4
    投稿日: 2021.07.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    文学新人賞を受賞した加代子、本格的に小説家の道を歩もうと思うのだが、何故かこの賞に人気アイドルもW受賞で加代子は全く目立てず。加代子の受賞は全く蚊帳の外。これに怒った加代子は大物の男性作家である東十条宗典を出し抜いて彼の執筆枠を横取りする。この東十条も熱いお爺ちゃん。加代子との対決を楽しむようになる。この2人の対決がとてもコミカルだけど作家の苦悩を考えると他人ごとではいられない。作家の世界は厳しい。それだけ個性の強い、批評に負けない図々しさを有する人が、本屋の陳列棚に作家のスペースがあるんだと尊敬と感動

    31
    投稿日: 2021.06.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    新人賞は獲ったがその先になかなか進めない新人作家、中島佳代子がパワーとハッタリ、成功に対する執念で文壇の海を貪欲に泳いでいく。最初は無理して泊まった「山の上ホテル」で階上で缶詰になっている大物作家東十条の執筆の邪魔をして原稿を落として自分の短編を捻じ込むためにさてどうするか?から始まるのだがその解決法が可愛らしく思える程次々出てくるピンチに対する対処が大学の先輩編集者遠藤他を巻き込んでどんどん豪快になっていく。これが痛快かつ表現者の闇の深さをびりびり感じてページをめくる手が止まらない。東十条初め嫌な奴!なのに後半は掌返してしまう。実際の作家達や読書メーターまで出てきてにやり。最終章こうきたか!と単なるサクセスで終わらないのがいい。姫川亜弓のカーミラって嫌味過ぎる。表現者はこうできゃ。

    24
    投稿日: 2021.06.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本は、さてさてさんのお薦め本です。私の本棚に嬉しそうに並んでいます。 ありがとうございました。 本名、中島加代子。三十才。作家。ペンネーム、相田大樹。なかなか売れず、改名して有森樹李になる。 加代子は自分のことを、史上最もついていない作家だと思っている。歴史の浅い、中堅出版社主催での新人賞を獲ったが、それは 二名同時受賞で、もう一人は元アイドル、加代子は引き立て役だった。作家デビューはしたものの、出版社はいつになっても本を出してくれなかった。 ・・・・女は恐い。加代子は10年後、引き立て役にさせられた、この復讐を果たす。 作家になりたい人、この指止~まれ。 そんなことを言ったら、指が何本あっても足りないだろう。 作家が本を出すには、出版社、編集、担当者、書店、そして読者が必要だ。 圧倒的なエネルギーと貪欲さ、物語を生み出す力。貪欲さはいつも持ち続けているべきではないかと思う。その時の自分の状態に、 甘んじていると向上は目指せない。作家でなくとも、誰でもが同じではないかと、思う。 この本は、本当に面白い。 電車の中で読んでいて、もし面白さにニヤついてしまったら、恥ずかしいことこのうえない。それというのも加代子の性格が何とも言えないからだ。あんなに凄い土壇場で、いい案を思いつき演じきり、窮地を切り抜ける。 この本には、ベストセラー作家の60代、オヤジ野郎(個人的な感想)の存在が欠かせない。二人は、何度にも及ぶバトルを巻き起こす。この本の見どころ、いや、読みどころだ。 二人は、歳が親子のように離れて いるが、きっといいライバルであり、お互いを高め合えるいい関係でいるのではないかと思う。 2021,6,6 読了

    58
    投稿日: 2021.06.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    新人作家と有名作家のバトル⁈ やってることはめちゃくちゃなのに、応援したくなる。 小説を売る苦労も見え隠れしてました。

    1
    投稿日: 2021.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    有名になるため、売れるため手段を選ばず這い上がっていくタイプ すごーいと思ったけど、ラストの復讐の場面は好きではない

    0
    投稿日: 2021.03.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で。コメディタッチの短編で軽く楽しめて良かった。ドラマ化したら良さそう。実在の作家が出てきて楽屋オチ的なところもあり。他の作品でも出てきた気がするけど、読書メーターなのね。私はなぜかずっとブクログ派。 ランチのアッコちゃんとかあまからカルテットみたいなほっこり短編系リアリティ薄め柚木麻子はあまり好きではないんだけど、ここまでギャグっぽくなると好きに転じる。

    1
    投稿日: 2020.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作家で功を挙げることに必死になってる主人公が、たくましくもあり、怖くもあった。(笑)現実離れした突飛な行動が、小説として楽しく読めた。最後は、ハッピーエンド的な感じで終わる。

    1
    投稿日: 2019.07.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    良い意味で、思っていた話と全然違っていて、面白かった!作家の実名がチラホラ出てきたり、作家と編集者、書店員との関係なんかも裏話ぽくて楽しい! 主人公の七変化が痛快だし、恨みや苦悩もリアリティがあり楽しめた。

    1
    投稿日: 2019.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2019/5/11 運のない作家/有森樹李の奇想天外なのし上がり。 コメディタッチで、朝井リョウ作品の雰囲気ある。と思っていたら、朝井リョウ氏が登場。 他にも実在の作家たちが出てきて楽しい。 作家って大変だな。 作品を読ませてくれて、ありがとう。

    2
    投稿日: 2019.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    成功するためにはどんな手段も厭わない主人公で、勢いがあって面白かった。 この言葉がいいっ!↓ スポットが当たらなかったら、スポットの前に飛び出せばいい。そう、それが成功する最速のルール!

    1
    投稿日: 2019.04.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ぶっ飛びキャラが駆け抜けていった様子を、あれよあれよと言いながら眺めていた感じです。ドラマになってるのかしら。

    1
    投稿日: 2019.02.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公のパワーがすごい! 良い意味で強烈。 次の展開が読めなくて持ってかれる。 登場人物全てが愛おしい。

    1
    投稿日: 2018.10.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「どうせ盗むなら、売れっ子以外の本もちゃんと盗め!口惜しかったら自分が本当に欲しい本探して盗め!犯罪者のくせして、世の中のものさしに従ってんじゃねえよ!」(有森樹李) 中島加代子の「売れたい!賞が欲しい!」ってパワーがハンパない。佳代子も東十条先生も読み進めていく内にどんどん素敵なキャラクターになっていく。 また実際の作者さんたちが出てきて面白い。 作中、「どこかに「木」が入ると売れる。」と話があったけど柚木麻子さんも意識して付けたのかなとふと思った。

    3
    投稿日: 2018.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    加代子のパワーにぐいぐい引っ張られる。加代子強すぎ!演技力ありすぎ!口悪すぎ!執念深すぎ!怖っ!物語に現役の作家さんが登場するのも面白い。

    1
    投稿日: 2018.06.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作家が描く、出版界のドロドロ下剋上の世界。 勝ち上がっていくためには手段を選ばない新人女性作家の加代子。 物語の展開が早く、コメディータッチでどんどん進んでいく。小説好きには堪らない、作家と編集者の関係や出版界のウラ事情が覗ける。有名作家が脇役として実名で登場するのも面白い。 が、逆にこれを読んだら夢が砕けちゃう人もいるかもねー(笑) 編集者側からでなく、作家からの目線でないと描けない出版業界ストーリーでした。 「もちろん、君を嫌う人もいるだろう。でも、本を愛する彼らこそが、君の居場所を作ってくれているんだよ。」 2018/02

    1
    投稿日: 2018.02.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルや表紙に騙され 序盤からの急展開にギョッ。 そうだったこの筆者はえげつない女描かせたら天下一品なんだった。 不思議な爽快感さえ感じさせる 虚実混交の文壇暴露小説。 【図書館・初読・2月16日読了】

    0
    投稿日: 2018.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で借りたもの。 若手女性作家があの手この手でのし上がっていく物語。 『スポットが当たらなかったら、スポットの前に飛び出せばいい。 そう、それが成功する最速のルール』 樹李と大御所作家・東十条の対決が笑える。 時には敵対し、時には共闘したりしていつの間にかよい友人に。 だんだんと樹李が変わっていく様子が怖かった。 敵にまわしたくないタイプ。 ほんわかした表紙のイラストとは違って、なかなか毒のある話だった。 本当の作家さんがたまに出てくるので(朝井リョウ、宮木あや子など)妙にリアル。

    1
    投稿日: 2018.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第一話を読んで、コミカルな奮闘記なのか~と思っていたら加代子が成功していくにつれ作家の業?みたいなものも漂ってきて、ただ単に笑える話ではなかったです。若干の痛々しさがあるというか。 加代子の執念深さがすごいですね。作家という職業に対してだけでなく、人に対しても。ここまでないと作家なんてやれないのかな。 朝井リョウがちょろっと出てきたのには笑えました。加代子と老作家先生との関係性も良かったです。

    2
    投稿日: 2018.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2017/12/30読了 怒りというか心のエネルギーで満ち溢れてる作品!こういう作品がとっても好き。小説家になるため野望を抱いた女の子の果て。 初めの頃は純粋な欲望に包まれていたのに、いつの間にか色んなものに影響を受けて、その野心を忘れて、また思い出して、忘れて。一人じゃそのまま作家にもなれず、なれても消えてたんだろうなぁ。 個人的に好きな要素はその怒りのようなエネルギーと、老年の文学大御所との友情、編集者との恋愛とも友情とも仕事関係とも言えないのにある意味それらよりも近いあの距離感。あー好き。

    1
    投稿日: 2017.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文学賞の新人賞をとった不遇の新人作家加代子の奮闘記。 エンタメコメディ小説。 読みやすいけど、主人公が好きになれず、また設定も無理矢理な感じで面白くなかった。 ドタバタな感じが、今の私には合わなかった様です。 残念。

    0
    投稿日: 2017.12.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    (2017/12/7読了) アラサー女子のサクセスストーリー。のし上がり方がかなり強烈、ありえないやり方ばかり。思えば柚木作品の女性たちって、かなり個性的だなぁ。 夢を叶えること=満ち足りた人生ではない。 周りの人たちに散々迷惑かけても憎めない主人公。特に男性たちからはかなり見守られてる。なぜ? もし、彼女が実在したら、私は関わりたくないけどね。 (内容) 「元アイドルと同時受賞」という、史上最悪のデビューを飾った新人作家・中島加代子。さらに「単行本出版を阻止される」「有名作家と大喧嘩する」「編集者に裏切られる」etc.絶体絶命のトラブルに次々と襲われる羽目に。しかし、あふれんばかりの野心と、奇想天外なアイデアで加代子は自分の道を切り拓いていく―。何があってもあきらめない不屈の主人公・加代子。これぞ、今こそ読みたい新世代の女子下剋上物語。 (目次) 第一話 私にふさわしいホテル 第二話 私にふさわしいデビュー 第三話 私にふさわしいワイン 第四話 私にふさわしい聖夜 第五話 私にふさわしいトロフィー 第六話 私にふさわしいダンス

    1
    投稿日: 2017.12.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文学新人賞を受賞した加代子は、憧れの小説家になれるはずだったが、同時受賞した元アイドルに話題をかっさわれて二年半。バイトで稼いだお金で、文豪たちが缶詰になるホテルに泊まった。文学編集者の遠藤先輩が訪ねてきた。上の階で大御所小説家の東十条宗典が執筆中と訊いて… 最初は、楽しく読んでたと思う。だけど、だんだん手段を、選ばない加代子になんだか嫌な気持ちになってきて、さいこのほうはダメだったなぁ。 無名の小説家って辛いかもしれないけど、こんなに手段じゃないと売れないの?みたいな。 悔しかった気持ちはよく分かるけど、ちょっと強引過ぎて無理。 2017.6.10 読了

    1
    投稿日: 2017.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    売れる作家になることを目指して、がむしゃらなガッツと機転とハッタリと…で、のし上がっていく話。同じ頃から痛々しくて応援しきれなくなっていたのだけど、ラスト、遠藤ともども少し楽になったのが救いかな。

    1
    投稿日: 2017.03.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どんな困難も全力で体当たりしてく樹李が最高!!最初から最後までフルパワーで面白かった。 元気をもらうってこういうことか。

    2
    投稿日: 2017.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ホテルを舞台にした作家や編集者たちの物語、連作6話。柚木麻子さんの「私にふさわしいホテル」、2012.10発行です。「アッコちゃん」ほどには心が躍らないけど、ほどほどには面白かったですw。当然のことですが、主人公のキャラは小説の面白さを大きく左右しますね!

    1
    投稿日: 2017.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小説家を目指すアサラー女子の波乱万丈!?な成り上がり物語。 主人公の中島加代子こと有森樹李(もしくは相田大樹)と、大学の演劇部の先輩で、大手出版社の編集者の遠藤先輩と、ベテラン作家の東十条先生との関係がおもしろい。

    1
    投稿日: 2016.12.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初柚木さん。主人公もいいけど東十条がいい。これ、大丈夫だったんでしょうか(笑)。ぜひとも実写で観てみたい。無理かな? 主人公がじたばたもがいて、周りの人まで引きずり落としてしまう様が気の毒であり痛快でもあり。面白かった!!!

    2
    投稿日: 2016.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    生き字引…でもカッコいい…でも笑える重鎮、、流石の東十条先生♪。パロりながら、実は深いキレきれ…作家の性と出版業界物語♪。

    1
    投稿日: 2016.09.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    楽しくはあるのだけど、ちょっとやり過ぎの感があって引いてしまいました。 作家と編集者の関係はこちらからは伺い知ることが出来ず、なにか思いがあるのでしょうかね。 なにか内輪ネタを聞かされたような気持ちになりました。

    1
    投稿日: 2016.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    物語について、誰よりも横から上から矯めつ眇めつ考え抜き知り尽くしているのが言うまでもなく作家という業深い人種なのだろうけれど、それが為にネタベタメタのループに自ら囲い込まれて「ちびくろサンボ」の虎のように口溶け良く蕩けるバターに程よくスパイスを効かせ親しみやすいパッケージに閉じ込めたお菓子のような作品を器用に書いてみせられるのだろう。そして自分のようにこの作品を「つまらない」と思う読者がいることもあらかじめ熟知し(ご丁寧につまらない理由まで本作に書き込まれている)、同時に「面白い」と思ってくれる読者層に支えられていることも良く解っていらっしゃるご様子。恐らく上記ループに閉じこもった己を解き放つ「風船の栓」のようなものを本作中で「イノセンス」と表現しているのだろうと思う自分は、柚木氏の「イノセンス」が前面に出た作品をこそもっと読みたい。

    1
    投稿日: 2016.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作家志望の中島加代子,大学のサークル仲間で編集者の遠藤,一応大御所作家の東十条宗典らが繰り広げる物語だが,加代子が相田大樹,有森樹季と名前を変えて賞を取って成長している過程での,ドタバタ悲喜劇が面白かった.「氷をめぐる物語」「おばあちゃんとリツイート」「魔女だと思えばいい」が加代子の作品だが,実際の内容は出てこない.読んでみたいものだ.

    1
    投稿日: 2016.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    +++ 「元アイドルと同時受賞」という、史上最悪のデビューを飾った新人作家・中島加代子。さらに「単行本出版を阻止される」「有名作家と大喧嘩する」「編集者に裏切られる」etc.絶体絶命のトラブルに次々と襲われる羽目に。しかし、あふれんばかりの野心と、奇想天外なアイデアで加代子は自分の道を切り拓いていく―。何があってもあきらめない不屈の主人公・加代子。これぞ、今こそ読みたい新世代の女子下剋上物語。 +++ 表題作のほか、「私にふさわしいデビュー」 「私にふさわしいワイン」「私にふさわしい聖夜」 「私にふさわしいトロフィー」「私にふさわしいダンス」 +++ 長いスパンの物語である。小説家として成り上がろうともがく主人公・中島加代子(筆名=相田大樹、あるいは有森樹李)の浮いたり沈んだり突進したり突っかかったりの人生模様の顛末なのである。大学の先輩で担当編集者でもある遠藤や、勝手に宿敵と決めた大御所作家・東十条宗典が、反発し合い罵り合いながらも、なんだかんだでいつもそばにいて、互いにお尻を叩き、あるいはもたれ合いながらも、いつの間にか前に進んでいるのも皮肉っぽくて面白い。コミカルな中に、ほろ苦さやほのかな甘み、温か味も感じられる一冊である。

    1
    投稿日: 2016.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凄い女、凄い執念。 作者はいろいろなタイプの女性を描いてきたけれど、このヒロインは、どんなタイプ…というか“系”に分類されるのだろう? 野心家と言えば野心家だし、欲しい物のためならどんなに手を汚してもいとわないし、かといって地位や名声や富を求めてやまないのかと言うと、それだけではなく、実は誰よりも純粋に物を書く事を愛している…いや、取り憑かれているのかな? そう、 魔女だと思えばいい(笑) 編集者である『遠藤先輩』と、『(もうすぐ文豪)大御所の東十条宗典』との、変化していく関係も面白い。 九年かけての復讐は、やはり狂気も感じる。 そして、やり遂げた後に少しも嬉しくない…というのも、珍しい描写ではないけれど… 復讐された方は、もうその瞬間に忘れ去られるんだろうな。 「少しも心は晴れ晴れしない」と言っても、別に後悔するでも同情するでもなく、罪悪感も無く。 洟をかんだティッシュのように屑かごにポイだ。 さて、頂上に上り詰めたけれど、もう求めるものはなく、たった一人ぼっちだった…というお決まりの終わり方はしない。 これからが正念場なのだという。 くるくると激しいダンスで終わるけれど、彼女は“作家”という赤い靴を脱ぐことなく、踊り続けるんだろうなあ~

    1
    投稿日: 2016.03.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「終点のあの子」以来、柚木麻子の小説を読むのは2冊目。 瑞々しく繊細だった心理描写はなりを潜め、野心的でなりふりかまわない女性作家の成長を描く、コミカルでライトな話でした。 新人賞をとっても、その後順風満帆は作家人生があるわけではない。 売れるまでには様々な苦悩や葛藤や試練や、地べたを這いずりまわるような並々ならぬ努力と精神力が必要なのですね…。 それでも表現したい、と思える人だけが生き残れる世界。 とても楽しく読めました。 小説に実在人物がでてくるのって好きじゃなかったのですが、なんだか絶妙でリアルで、辛辣なところもまた面白かったです。

    0
    投稿日: 2016.03.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小説家になりたい女性が成り上がっていく物語。 おとなしそうにみえて、強かな主人公に共感してしまう。 小説家の孤独と嫉妬も描かれていて面白い。作中に実在の作家が登場するのが、リアルでなお良い。

    4
    投稿日: 2016.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公は、多分、私は苦手なタイプ。 なのに、ぐんぐん引き寄せられてしまう。 いや、引きずられてしまう。(笑) どんな困難にも、逆風にも 機転と根性と度胸で乗り切っていく。 のし上がるためには手段を選ばないのだ。 しかし、どうも主人公が嫌いになれない。 滑稽な文学界の表現にも、くすっと笑ってしまう。 何しろ、実名で作家も登場している。 朝井さんなんてイメージどおりのキャラで笑ってしまった。 作家の裏側なんて、近いものがあるのかもしれませんね。 よくわからない爽快感がありました。

    2
    投稿日: 2016.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公の性格が結構ダークでビックリ。最近読む小説の主人公はどこにでもいそうな平凡な女性パターンが多かったので。負の想いがその人を動かす原動力になる場合も世の中にはある。たまにはこういう毒のある小説を読むのも面白いなぁと思った。

    1
    投稿日: 2015.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白く読んだ だけど、共感できない 作家の葛藤とか、うまく描かれてるとは思うんだけど この作家はもういいかなぁ ≪ 最高の ホテルに似合う 私へと ≫

    0
    投稿日: 2015.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公は小説家志望の若手作家。不遇もありなかなか芽が出ない。 30代の著者が明かす、きっとほぼ実話の作家・編集者・出版社との構図がおもしろい。 頭のキレる主人公が手に入れる成功とその先にあるものに、若手社会人はきっと勇気をもらえるはず。

    0
    投稿日: 2015.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    柚木麻子は気になってたのでちょっと読んでみたが… 大いなる助走という同じジャンルの傑作があることを差し引いてもちょっと他はいいかなあ…

    0
    投稿日: 2015.12.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    若い女性作家があの手この手で世に出て行く話。 奇想天外な成り行きに笑えます。 中島加代子は小説家がよく泊まるという山の上ホテルに、締め切り目前の小説家然として、今年も自腹で宿泊する。 賞はとったものの、元アイドルとの同時受賞という不運で注目されず、本が出版されないままなのだった。 担当編集者の遠藤は、大学時代の文芸サークルの先輩でもある。 遠藤のほのめかしを受けて、文壇の大御所作家・東十条のもとに入り込み、奇策を弄して‥? 大御所で女好きというと、普通はモデルを一人しか思いつかないと思うけど、こんな無茶苦茶な役でいいんでしょうか(笑) 意外な縁が続いて、老大家がいい味出してきます。 実名で宮木あや子や朝井リョウが出てきて、いかにも内幕物風。 でも宮木あや子は何もしないし、確か後輩?の朝井リョウも他で書いてることを言ってるだけ?のような気も。 ことあるごとに、とんでもないことを思いつく加代子の才覚に大笑い。 次々に危機を乗り越えて、予想外に早く出世することとなる展開ですが、最後はそんなに幸せそうでもないという。 毒を含んだ展開。 作家の業のようなものを自覚しているからでしょうか。 柚木さん自身、最初の賞をとった後、すぐには単行本化されなかったよう。 その間に妄想が膨らんだ‥? 生意気盛りの若さを感じさせる筆運びで、面白おかしく、勢いよく書かれていて、何となく元気が出ます☆

    8
    投稿日: 2015.12.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     加代子の強さに圧倒された。執念深くて野心家で、目的達成のためには手段を問わない良くも悪くも前向きな姿勢が、やりすぎ!と思うのだけど何故だか嫌いになれない。自分の目的に邁進できるあの行動力に、真似はできないけど少し憧れているのかもしれないなぁ。  実在する作家が登場したり、アマゾンのレビューや読書メーターのことがちらりと出てくるのも面白かった。全てを読み終えた今、とても痛快な気持ちで不思議と元気が出る。

    0
    投稿日: 2015.12.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公がパワフルすぎる。 正直、最後の復讐に関しては共感できなかったけど 何が何でも成功してやる!というパワーがすごい。 でも手当たり次第に人を貶めすぎ。 出版界の真実?が垣間見えて面白かった。 編集者への愚痴は柚木さんの本音だったり?

    0
    投稿日: 2015.11.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この作家の本は初めて読んだけど、テンポが速く読みやすい!エンタメ小説。目的のためなら手段を選ばない主人公。登場人物がみんな割とやなやつなんだけど、誰も憎めない。ラストですっきり。

    2
    投稿日: 2015.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    軽いセリフにやりたい放題の主人公。ドタバタコメディで終わると思いきや、心に残るラスト。主人公が嫌な奴になって終わるなんて面白いじゃないか。今出会えて良かった本。 皮肉なことに、ようやく目標を叶えると、人は保守的になったり、無気力になったり、傲慢になる。さて、そこからどうするのか?幸せの先にあるものを示してくれた本。純粋さを、ひた向きさを、飢えを、未熟さを、失ってはまた取り戻す、その繰り返しなんだ。人生にハッピーエンドはあり得ない。心の炎を消してはいけないと思った。 2015.6.20 引用 一生己の空洞と向き合って、書き続けねばならないということだ。もっと飢えなければ。少なくとも、その年齢でプラダの黒に真珠を合わせるほど、保守的になるべきじゃないよ すべてを手にした自分をどう鼓舞するか。世界に迎合せずに、いかに己の良心を守り抜くか。これまでがプロローグだったんだよ。さぁ、ここからはますます苦しいぞ。 最も大切な、己の力で取り戻すイノセンス。これから先、何度でも彼女はそれを失い、そして手にするだろう。

    3
    投稿日: 2015.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    好きな芸人が、この作家の別の著作に感情移入して一気に読んだ、と言っていたので手にとってみた。私にとっては、響くポイントが全くなかった。テレビドラマ化を狙ったかのようなテンポの速いわかりやすいどたばた劇の連続。

    0
    投稿日: 2015.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    柚木麻子は本当に面白いなー。上手いなー。外れがないなー。ここまで書いていいのか!と思わず突っ込みたくなるくらい現実世界とビミョーにかぶる世界。実在する作家が何人も出てくる。その中でも朝井リョウの扱いには大爆笑(笑)どう考えても某P社小説大賞のS某さんのことだろうと言いたくなるような描写。主人公のハチャメチャな感じもいい。面白い。ここまで暴走してくれると清清しい。ある意味とってもスキャンダラスな小説だと思う。2012/711

    0
    投稿日: 2015.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今回のヒロインは、小説家志望。しかも、とんでもない方法でのし上がっていく。 バブリーな雰囲気とか、加代子さんにあまり共感はできないんだけど、でも、お仕事にシビアなところだけは脱帽。プロの迫力を感じました。それに、所々出てくる意外な展開がおもしろいから、どんどん引きこまれました。裏話や実名小説家のエピソードもあって、びっくりします。小説のおもしろさって、必ずしも登場人物に共感できなくても、関係ないんだな、と気づかせてくれた本です。柚木さんはやっぱりすごい!

    0
    投稿日: 2015.03.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2015.2.26 読了 これは。。。 あまり 感情移入できなかったし、 主人公にも共感できなかったなぁ。。。 ある小説家のタマゴが いろんな手を使って 大作家になってゆく。。。と ザックリ過ぎる言い方をすれば そんな話なのだけど、 汚い手を使っても、読後は スッキリすれば いいんだけど、 読後感も スッキリせず。。。 ただ 作中に出てくる作家が たまに ほんまもんだったりして、 この作家さんは こんななんかな? と 想像したりして、そこは 楽しかった。

    0
    投稿日: 2015.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    宮木あや子や朝井リョウが出てくると聞いて。とはいえまさか実名で登場するとは(笑) 『文芸あねもね』に掲載された第1話から続く連作形の文壇暴露長編。面白かった。

    0
    投稿日: 2015.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ないわー。 途中までは主人公のむちゃくちゃぶりも面白かったけど、後半ひどい。 朝井リョウとか宮木あや子とか実在の作家さん出しすぎで内輪受けっぽい。 なんで最後は復習劇なんだろう。そんな要素なかったし、あそこまでする必要ないのに。何もかもに不満を抱いて思い通りにムチャする主人公にうんざり。

    0
    投稿日: 2015.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おもしろかった!スピード感があって小一時間で読めたし、実在の人が出てくるのも、これは誰のことを言ってるんだろ、って考えながら読むのも楽しかった。でも復讐劇まではやらんでも、って思ってしまった。サークルの同期が新人女優で注目を浴びるのはちょっと都合よすぎーって思った

    0
    投稿日: 2015.01.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「元アイドルと同時受賞」という、史上最悪のデビューを飾った新人作家・中島加代子。さらに「単行本出版を阻止される」「有名作家と大喧嘩する」「編集者に裏切られる」etc.絶体絶命のトラブルに次々と襲われる羽目に。しかし、あふれんばかりの野心と、奇想天外なアイデアで加代子は自分の道を切り拓いていく―。何があってもあきらめない不屈の主人公・加代子。これぞ、今こそ読みたい新世代の女子下剋上物語。

    0
    投稿日: 2015.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2015.01 市立図書館 柚木さん好きだわ~。 これも面白かった! 主人公のがむしゃらさがスゴイ。

    0
    投稿日: 2015.01.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    念願の文学新人賞を受賞した加代子。 華々しい文壇デビュー、栄光の日々を想像していたが、 実際には、同時に新人賞を受賞した女優に話題をすべて持っていかれ、 世間からは全く見向きもされず、受賞作の刊行すらしてもらえない…。 自尊心をズタズタにさた加代子だったが、 今度はあらゆる手段を用いて、作品掲載のチャンスをつかみ取ろうとする。 大御所作家の原稿を阻止したり、別人になりすましたり…。 はたして彼女はデビューできるのか?! 柚木さん2作品目。 途中までコメディチックなのに、 最後には復讐劇に持っていくという。すごい! 急展開っぷりに着地点を見失いそうでしたが、 最終的には「この主人公ならやりかねない」と納得しながら読了しました。 それだけキャラクターが、安定して奇抜で濃かったです。 面白かったなー! 柚木さんは終わりに向けて徐々に毒を盛ってくる作家さんなのかな? 1つ気になったのは、 実在する作家を出す必要性はなかったと思うのです。 読者の予備知識に頼っている気がして、ずるさを感じてしまう。 きっと朝井リョウさんとは仲が良いのでしょう。 エッセイでぜひやってください。 私みたいに好き勝手感想を書く読者がいるから 作家さんも大変なのね。。。 読者も、無責任にならず、誠実な心のある感想を書かないといけないですね。

    2
    投稿日: 2014.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    史上最悪のデビューを飾った新人作家・中島加代子。 その後も絶体絶命のトラブルに次々と襲われながらも、 自分の道を切り拓いていく。 痛快!って感じがする。

    0
    投稿日: 2014.11.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    新人作家があの手この手で、のしあがっていく。単純に楽しい。色んな作家が実名で出てきてるのも楽しめた。 2014.11.12

    0
    投稿日: 2014.11.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    他の本を図書館に借りに行った時に見つけた柚木さんの本。珍しく食べ物の出番少ない(笑)。 トータルで見るとかなりドロドロしたところがありますが、一編一編はスッキリと読み終えられます。 中島→上野樹里 遠藤→六角精児 東十条→岸部一徳 こんな布陣でドラマ化なんてどうでしょう? 物書きさんが、物書きさん主役で書く本、という目線で読むとまた感じるところが違いますね。

    0
    投稿日: 2014.11.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作家さんが実名でバンバンできて 読んでいるこっちがこんなの書いて 大丈夫なのかと心配してしまうほど。 ぶっ飛んでいる感じは好きだけど なんだか雑いなぁ。

    0
    投稿日: 2014.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    元演劇部、作家を目指す主人公が、苦難を、ここまでするか! というくらいなことをして乗り越え、活躍していく話です。 面白くて一気読みでしたが、近くにこんな子が居たらいやだなぁ。 文学界や出版業界の裏側はああいうものなんでしょうか。 実在する作家さんや、たぶんこの人?と思う作家さんが出てきて、 こんなに書いちゃって大丈夫? と心配します。

    2
    投稿日: 2014.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何があっても諦めない主人公の不屈の精神に感服!私にはここまでぶっ飛んだ真似はできないものの、目標に向かってとにかく立ち向かう姿勢は見習いたい。 いやーでも実在の人物まで登場してここまで書いちゃって本当に大丈夫?と思ったが、発刊からすでに2年がたった今も柚木さんは大活躍中だから、これは失敗作ではなかったってこと。 【2014.7】

    0
    投稿日: 2014.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    柚木作品は「ランチのあっこちゃん」しか読んでいない。宮崎美子のすずらん本屋堂をみて、この本を読みたくなった。そんな気はしていたが、実物の柚木麻子は相当痛い人物だった。そんな作者があんなに照れて語る作品はどんなのだろう… 元ネタがすぐわかる「小説ばるす」東十条のモデルだって、化けて怒り出しそうなぐらいすぐわかる渡辺淳一。直林賞も直球のもじりである。文鋭社は集英社? もはや歴史上の人物である三島由紀夫はともかく、朝井リョウetc.実在の小説家がぱんぱん実名で登場する。どこまでが現実で、どこからが妄想?? 手段を選ばない、はちゃめちゃな作戦、それを行動に移すバイタリティ。アホらしくて、どんどん引きつけられて、どんどん読み進めてしまった。そして時折みせる、作家の苦悩と本音がまた深くつきささる。人気商売で、実力の基準もはっきりしない世界なので、やっぱり芸能界と同じような裏はあるんだなぁ。実力だけでもコネや運だけでも通用しない、そして売れることとクオリティの狭間。エンターテイメントの世界は大変だ。 そして柚木麻子は現実の世界でも、直木賞候補になり、本屋大賞候補になった。まさか、カンヌのレッドカーペットも実現するのか??

    3
    投稿日: 2014.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文学界や出版業界の裏側は、本当に案外あんかものなのか?! 一気に読んだ。面白くて読みやすくて分かりやすい。買わないけど…。

    0
    投稿日: 2014.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作家を目指す主人公が色々な苦難?を乗り越えながら活躍していく話。 とにかく前向きで諦めない主人公に笑いながら元気をもらった。 実在する作家さんも何人か出てきて、それもおもしろかったー。

    0
    投稿日: 2014.07.31