
総合評価
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powered by ブクログ結末がわかっているが故に、読み進めるのが荷が重く感じる。 マリー・アントワネットの美しさは、どこか価値観が王妃らしい、危ういところにあるのではないかと思う。 たくさんの人の前で、祝福されて受け入れたれたのに、 結末は、投獄されて処刑される運命は悲劇すぎるし、人間の恐ろしく、愚かなところが見え隠れしているのではないか。
0投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ「革命」という言葉の持つ高揚感や疼きを、じゃあ実際どうなのって史実ベースで語ると常軌を逸している。身体の奥底から湧き上がる、滾ってくる激情が、正義だの平等だの権利だのお題目を無視て破壊衝動のみを連れてくる。理性的な生き物がただの獣に戻る。「民衆」という、数のみが頼みの存在は、しかし一度でもその武器を振るうと、制御が効かなくなり暴徒と化す。 エネルギー。それはしかしもしかすると、今の時代に求められている力なのかもしれない。 マリー・アントワネットが悲しいだとかというよりも、フランス革命がいかにありえないことだったのかが伝わってきた。 「ありえない」なんて事はありえない
9投稿日: 2025.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マリーアントワネットの生涯を書いた歴史小説。 上下巻あわせて1000ページ近いのだが一気に読めてしまった。 上巻はアントワネットの輿入れから首飾り事件まで。華やかで豪奢な宮廷生活の裏で貴族同士の陰謀が渦巻く。 続く下巻では首飾り事件後、民衆の蜂起からアントワネットの処刑で幕を閉じる。 アントワネットを通して華やかな宮廷生活を描く一方で、アントワネットと年齢も背格好も似せたマルグリットという娘を登場させて絶対王政時代の庶民の貧苦を描いており、概ね二人の目線が入れ替わり物語が進んでいく。 (時折、物語中に作者視点の文章が挿入され、現代に引き戻されるのが少々気になった。) カリオストロ、サド侯爵、モーツァルトと同時代の人々が脇役として絡んでくる。またメインキャラクターの一人でもある修道女アニエスは、シャルロットコルデーを少しばかり設定変更した人物で、こんな試みも小説ならではで面白く読んだ。 後世に生きる私はフランス革命の顛末を知っている。 逃亡が絶対に成功しない事がわかっているのに、ハラハラしつつ応援してしまうし、アントワネットが助かる結末を願ってしまった。 丁寧な心情描写のおかげだと思う。 本書を読んで印象が変わったのはルイ16世。 妻や貴族の言いなりの暗愚な王様だと思っていたのだけど、機械と狩猟を好み家族を愛した心優しい国王。 自身が改良の助言を与えたギロチンがその首を刎ねたのは皮肉であるが、罪人を苦しませたくない、という優しさで改良された刃が彼自身を救ったのは不幸中の幸いなのだろうか。 彼の処刑シーンはアントワネットのそれよりも読んでいて辛いものだった。最期に見せた王としての威厳にハッとなる。 革命の色濃い下巻を最後まで読み終えた時にはなんだか眉間が痛かった。 知らぬ間に眉間に皴を寄せていたらしい。 野蛮で卑しい血に飢えた群衆たち。 しかし、だからこそ、その歪んだ正義感と汚い加虐心の中でフェルセンのひたむきな忠誠が、アニエスの慈愛が、国王の善良さが、アントワネットの気品が美しく輝かしいものに感じられた。 他の作者が書いたものも読んでみたい。
0投稿日: 2025.04.25
powered by ブクログパリに行く飛行機で一気読みした。翌日に実際にマリーアントワネットが処刑されたコンコルド広場を歩いたり、幽閉されていたコンシェルジュリーやチュイルリー宮殿を外からだけでも見られて、ここで、と感慨深かった。 上巻ではただ我儘で世間知らずだったマリーアントワネットが、群衆の人々の心の変わりやすさを知り、優雅と気品だけは守り通して死んでいこうとする姿が描かれていてとても良かった。
6投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログ後半になるとほとんどが史実を追っていたようで、物語としての面白さは失われたような気がする。 脚色しすぎても考えものだし、このくらいでいいのかな。 人の生涯はそれだけでドラマがある。 彼女ほどの規模じゃなくても、一人一人に訪れるドラマを、こうやって俯瞰して見られたら誤らないのかな。 お菓子を食べればいいじゃないと言った人、なんて薄っぺらな理解でなく教養が身につきました。
0投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
脚色されていると思われるところもあるけれど、物語としてとっても面白かった。 歴史を学ぶ際に、こういう本を読むと歴史上の人物が身近に感じられるというか、どんなに昔の人でも私と同じ感情を持っていたのかなと想像できて楽しい。それがきっかけで例えば、マリーアントワネットの周辺の国の歴史も知りたくなったり、その時栄えた文化(服とか食事、芸術、文学とか)を学びたくなるし、マリーアントワネットのお父さんの時代は、その前は。息子の時代は、後世は、と一人の人をきっかけに興味がわいてくる。 マリーアントワネットの最後はとっても悲しいものだった。 彼女自身が処刑されるしかなかったのか。王政という制度の象徴として一人の人間を殺すことが必要だったのか。今では当たり前になっている人権という概念が形成させていく途中の時代。 歴史の出来事には常に、本当にこれでよかったのか、この時代の常識は、ということを考えさせらせる。
1投稿日: 2024.11.01
powered by ブクログいよいよ革命が起こる!7月14日!ちょうどこの本を読み始めた日。なんと言う偶然でしょう。 財政の悪化、市民の苦しみ、貴族への恨み。 そんな中最後まで国民と国王とは愛し合わなければならぬと言う義務を果たそうとするルイ16世。 この日の日記には、何もなしと書く。 自ら意見を出し、苦しまずに死刑執行されるようにと、こころから祈った断頭台で自分が処刑されるとは思いもしない哀れな国王。 そして何もかも理解した上で、最後まで正面を向き、優雅を守り王妃としての威厳を死守しようとするマリーアントワネット。 群衆の残酷さが人間の悲しさをものがたり、なんとも耐え難い文章を綴っていく。 唯一の救いは、愛するフェルセンの存在。 そしてなにより、マリーアントワネットが、白髪になっても最後まで美しさ、王妃の威厳を失わなかったこと。 ベルサイユにタイムスリップしてきましたが、ちょっと辛すぎてのめり込めずに、遠くから眺めておりました。誰にも感情移入できずでした。
11投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログ革命の凄まじさと、処刑台に上っても優雅であろうとしたマリーアントワネットの姿が、ものすごい対比をなして描かれている。一方で、マルグリットという女中とマリーアントワネットとのコントラストもある。王族や上流階級の貴族の生活と、下級人民の暮らしは隔絶しており、贅沢を極めるマリーアントワネットは、困窮する国民の生活に気づくはずもなくどこまでも世間知らずであった。革命は、人民を顧みない王族に対する怨嗟からより良い社会を求めて起こったはずなのに、正義の名を借りただけの獣の殺戮へと化してしまった。えてして歴史の大きなうねりは残酷で、個人の運命を飲み込んでしまう。 サド公爵やモーツァルトなども出、ドラマティックなストーリーの味つけに一役買っている。マリーアントワネットはフランス人ではないがフランスの象徴的な歴史人物であるのは間違いない。ひとりの母親としてみるととても哀れだったが、しかし、生まれながらの王妃であり、善良な王であるルイ16世に貞節を護った天衣無縫の女性であった。姿を見せると怒号もぴたりと止むくらいの人心を惹きつけてやまないカリスマ的人物だったのだろう。作者の文体によって活き活きとして伝わった。
4投稿日: 2024.05.03
powered by ブクログルイ16世が処刑される前夜の様子が、泣けた。 幼かった王妃が、苦境に立たされ、本当の王妃になった。その様をみせられたような思いがした。 マルグリットという対照的な存在が、とてもうまく物語をひきたてている。 おもしろい小説だった。 史実と比べながら読むのも楽しかった。 2001.11.10 人間である限り、過ちもある。マリー・アントワネットは過ちも多かったかもしれないが、悪い人ではなかった。主要登場人物の関連性が面白かった。歴史の中に生きた人々を感じることができた。生きざま、死にざまというものにちょっと感動した。王妃である生きざまと死にざま。私は何者として生き、死ぬのだろう。確固たるものなくして生きて死ぬ、それが大衆の典型なのかもしれない。
0投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログ三部会からバスティーユ牢獄襲撃、ヴェルサイユ行進、ヴァレンヌ逃亡事件、8月10日事件、そしてルイ16世・マリー・アントワネット処刑へ。 こういう本を読むとどうしても国王夫妻に同情をしてしまうが、現代のフランス人はどう思うのだろうか。 ところどころに、著者のキリスト教徒としての視点を感じ取れる。 「わたくしたちは今、基督そのものに向かっているのよ。基督とは聖絵に描かれている姿ではないの。わたくしたちが目標として行動によって創りあげていく存在なの」(49頁)
0投稿日: 2024.02.11
powered by ブクログ上下巻とおして終始オリキャラのマルグリットがウザかった。もう一人のオリキャラのアニエス修道女が、歴史人物の某という設定がどうにも受け入れられず、少し残念な読後感に……。文体も辻邦生のようにもう少し端正なほうが好み。読みやすくはあるのだけど。
0投稿日: 2023.12.02
powered by ブクログパリの民衆たちの王政に対する不満の声は日増しに高まり、ついに革命が勃発します。マリー・アントワネットは、頼りにならない王の背中を押して、暴徒と化した民衆を押さえつけようとしますが、彼女たちはしだいに後退を余儀なくされ、幽閉されてしまいます。 一方、革命軍もジロンド派とジャコバン派の対立をかかえており、マリーはどちらに転ぶともわからない不安のなかで、けっしてあきらめることなく、彼女を慕うスウェーデン人伯爵のフェルセンに協力を求めて再起の道をさぐります。しかし、革命を実現した民衆たちの高揚は鎮まることなく、やがてルイ16世は死刑台に引き出されることになります。以前は頼りにならなかった夫でしたが、彼はフランス国民の前で国王としての威厳を守り、そんな彼のすがたにマリーも彼とともに暮らした日々の幸福を認識します。 そしてついにマリー自身も、断頭台による処刑を受けることになります。民衆の好奇のまなざしにさらされながらも、彼女は最後まで優雅な振る舞いを保ちつづけようと心を奮い立たせます。 上巻では、過酷な運命に翻弄されながらも生き生きと活動するマルグリットのすがたと、味方のいない宮廷で心の闇を打ち消すように奔放に振る舞うマリーの二人が対照的でしたが、下巻では、革命の高揚に飲み込まれて暗い情念に支配されるマルグリットと、最後まで誇りをうしなうことのないマリーという、それぞれ立ち位置を変えての対照的な役割を演じています。
0投稿日: 2023.07.16
powered by ブクログベルばら展後、実家に昔からあるこの本を手に。ベルばらのマリーアントワネットとはまた少し違う印象でより我儘に感じましたがこちらの方が史実通りなのでしょうか。人物・場所など調べながら読むとより歴史に触れられて◎でした。
0投稿日: 2022.12.09
powered by ブクログ首飾事件の帰結から、マリー・アントワネットの処刑まで。フランス革命の混乱に翻弄された人生。何度も逃走し、全て失敗して最後は運命を受け入れたというのは初めて知った。終盤は妻として、母としての心理描写が多くて読むのが辛かった…。創作も一部あるけど、基本的に史実に基づいてるので教養として読んで良かった!
1投稿日: 2022.04.21
powered by ブクログマリーアントワネットの生涯がよくわかる。彼女の最期は切なかった。時代が彼女の運命を決めたのであろう。
0投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログ世界史を学んでいたので、マラーを殺したのはジロンド派の父を持つ女性だった気がしたから、そこで相違があり、「あれれ」という感じがした。全体的には史実+著者の創造が混ざっていて、実際と比較しながら読むのは楽しかった。ただ、少し長い。
0投稿日: 2021.05.25
powered by ブクログ今この時、台湾やミャンマーを思う。 人は同じ過ちを、立場で犯してしまうのかな。 権力を持つものだけではない。 全ての人が。 史実から学ばなけらば。 物語からも。
0投稿日: 2021.04.14
powered by ブクログとても面白かった。題名が『王妃マリーアントワネット』という本だけど、歴史的に重要なフランス革命が起こった行きさつなどを、とても優しく、忠実にその流れを描き表せている。登場人物の描写やその心情が分かり易く、物語に深みを与える。 最後結果はわかっているのにどうなるのかと、ハラハラした。
0投稿日: 2020.03.12
powered by ブクログまるで今の日本。無知で無能なアホバカ首相。我々の税金を私的に勝手に使いまくるその妻。そして全てにおいてレベルの低い一般大衆。違うところは、人が良く善意のルイ16世に対してアホバカだけでなく性格最悪で腹黒い我が国の首相。気品があり美しい王妃に対して下品で醜い首相の妻。無気力で他人事の日本国民に対して血の気の多い第三身分のアホども。 フランス革命は明らかにやりすぎであのうす暗いコンシェルジェリーに幽閉されていた王妃に同情するが、日本の革命は徹底的にやれば良い。早く起こらないかな…
1投稿日: 2020.02.24
powered by ブクログ御園座でのトークショーで吉原光夫さんが読んだと言っていた原作。オルレアン公爵は1か所しかなかった。4回見たミュージカルなんで,脚色すごくて。 マリーアントワネット,確かに暗い話でしたが 残酷な部分はオブラートに包んだ感じでした 図書館さん,ほんとごめんなさい。明日返します
0投稿日: 2019.02.06
powered by ブクログ東宝ミュージカルの原作という事だが、舞台の内容と全然違う マルグリッドは最後まで裏稼業の人だった…だから違和感だったんだな。舞台も本もそれぞれに面白い。アントワネットが最後まで気品と優雅を忘れずにいたのは感動的だった
0投稿日: 2019.01.17
powered by ブクログちょうど幽閉されたシャルルを描いた絵画を観た後で 興味があったところ同僚に勧められて読んだ本。 フィクションを含めた歴史小説。 堅苦しさがなくとても読みやすかった。 お陰様でフランス史に興味が出てきたので 他も当たってみようと思う。
0投稿日: 2018.12.09
powered by ブクログ物語はあまりにも有名な悲劇に向かってどんどん進んでいきますが、悲惨な状況でも誇りを失わないマリーは輝きを増していきます。しかし革命の残虐描写が意外とキツいので、「ベルばらが好きで」という方は要注意です。またこれを下敷きにした帝劇版とも細部がかなり違います。観劇後に同じものを期待して読むとショックを受けるかもしれません。読了後、軽いトラウマになりました。
0投稿日: 2018.11.07
powered by ブクログ転落の象徴的逸話である首飾り事件の余波で民衆のアイドル的存在から憎悪の対象へ一変し公開処刑に至るまでを描く。気まぐれで移り気な民衆の怖さ、それでも貴族としての立ち振舞を意識し愛と優雅さに生きるアントワネットの姿が印象的だ。徹底的な悪政のイメージが強いルイ16世だが、王と王妃は囚われ逃亡しながらの何度も救出が試みられることから貴族社会からはそれなりに支持があったことが窺える。 搾取された民衆に同情すべきであるが、万策尽き刑宣告まで幽閉され疲弊しながら衰弱するアントワネットのさまはなんともいたたたまれない。ギロチンによる公開処刑直前、執行人の足を踏み一言「あらごめんあそばせ」、最後まで気品ある態度で臨んだオーストラリア出身の王妃の象徴的エピソードである。
0投稿日: 2018.09.29
powered by ブクログパリ行きの飛行機の中で何とか読み終わりました。 彼女に関してはいろいろ逸話がありますが、こちらは良い人に描かれています。 時代背景も興味深く、生まれたときから運命づけられたかのような翻弄された人生は切ない気持ちになりました。 個人的にはこの本の通り、魅力的な人だったんだろうなと思います。
0投稿日: 2018.01.20
powered by ブクログ首飾り事件~バスティーユ陥落~ヴァレンヌ逃亡事件。王家がかわいそうで、途中で読むのをやめてしまった。 フェルセン伯爵の活躍が際立ち始める。マリー・アントワネットに最後まで献身したスウェーデン出身の貴族。 (世界のすべてが、あの方を裏切ろうと) (私はあの方を忠実に守り続けよう)
0投稿日: 2018.01.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
歴史小説の中では断トツで好きな一冊です。 初めて読んだのは学校の授業でフランス革命を学んだ直後で、遠藤周作は革命のさ中にフランスに居てその目で見たことを小説にしているのではないかと錯覚するぐらいのリアルな描写とドラマチックな展開に感激し夢中になって読んだ記憶があります。 物語の終盤、アントワネットが最期に口にする「ごめん遊ばせ」「うっかり、いたしましたのよ」の言葉に彼女の王妃としての誇り、気高さ、優雅さの全てが集約されているように感じました。
2投稿日: 2017.03.29
powered by ブクログ下巻はフランス革命がいよいよ始まる。市民の暴動や貴族たちの特権はく奪など、革命に向かうそれぞれの立場での情景が描かれている。14歳で異国から嫁ぎ、37歳で断頭台の露と消えたマリーアントワネット。統率力のない王へのいらだち、貴族たちの策略、裏切り、ひそかな愛…なんと波乱に満ちた短い人生だったのだろう。フランスの財政難を理解できなかった王妃は湯水のように公費を使う。そして、その贅沢三昧は、やがて恨みから国民の暴動へと発展。今や歴史を代表する悪女のレッテルを貼られた王妃だが、その行動の中に、心から楽しんでいるわけではない、何かとても暗い孤独を感じた。晩年の生活を読み進むとさらにその印象が一転する。心から王を愛し、子供たちを溺愛するひとりの妻、母であった。そして断頭台に立つ瞬間までエレガントさと気品を失わなかった美しい女性であった。
1投稿日: 2017.02.21
powered by ブクログ普通の人間の物語、なのに時代や立場に飲まれてなんともやりきれない悲しい物語になってしまった。勝者はいないし正解もなく、でも残した足跡から後世の人は色んな思いを抱いたり。歴史てすごい。面白かった。
1投稿日: 2016.12.20
powered by ブクログ自分の過酷な運命を受入れ、潔く死地に赴くマリー・アントワネット。幽閉生活の中で彼女は何かを学び、死を静かな心で受け入れる境地に至ったのだ。
0投稿日: 2015.10.12
powered by ブクログ・読んだ動機は、自由主義を考えるにあたり、古典的自由主義が発生した時代背景を感じてみたかったこと。 ・特権階級の優雅さと平民の苦しさはある程度表現されていたので、概ね満足。この格差が不満を募らせる、革命の要因になったことが伝わってきた。 ・古典的自由主義は、特権階級による圧政からの自由であることが具体的にイメージ出来た。 ・革命後の平民の狂暴さと残忍さがよく描かれていた。 ・一般的に革命を起こしたあとの混乱をどう治めるかは、革命前に考えておかなければいけないが、革命が考えている以上の自体に発展するために上手く行かないという構図が見えた。 ・マリーアントワネットの死までが描かれているが、フランス革命という点ではまだ先が長い。
0投稿日: 2014.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マリー・アントワネットは、フランス王妃。14歳で結婚し、37歳でギロチン死刑となるが、フランス革命は王妃のお金遣いが荒いせいだけではなく、軍事費(アメリカ独立革命に干渉してのこと)によって財政の苦境に見舞われた。王妃のスキャンダルもあったが、実際は王だけで浮気はしていない。スウェーデン人ウェルセン伯爵とはプラトニックで終わっている。どんなに辛くても、王妃としての優雅さを忘れず死刑のときも保っていたという。
0投稿日: 2014.07.30
powered by ブクログ史実通りではない部分も多いようですが、概ね史実に基づいて描かれている事もあり、これが現実に行われた事かと思うと胸が締め付けられる想いを感じる。 フランス革命までの華やかなフランスの貴族社会やフランス革命さ中のフランス国内の情勢などは、日本の歴史の授業では第1次世界大戦の方に重点をおかれるのでなかなか詳しいことを知る機会がないので、こういう物語を通して歴史を知るいい機会になると思う。
1投稿日: 2013.10.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【後編4‐3 政治経済および思想の成熟期】 フランス革命前夜からその顛末を、王妃マリー・アントワネットと娼婦マルグリッドの両方の視点から追いかける。カイン型人生観の一つの集大成として起こったのがフランス革命。人類の自由史において消すことの出来ない華々しい一ページを飾ったこの革命であるが、その背景にある人々の感情、時代の軋みを見つめると、その大輪の根が吸い上げるのは、時代において流されてた人々の涙と鮮血である。 最高の栄華を極めたブルボン朝ルイ14世の時代から、急激に陰りを見せ始めたルイ16世の世が舞台である。フランスの第三階級は明日食うパンにも困窮し、空腹は憎悪に満たされ始める。人々は徒党を組みその血走った眼は国家の転覆を夢見る。ベルサイユ宮殿で金と権力と愛憎の茶番に没する王侯貴族にはそんなことは露知らず、王と王妃に至っては、自身が国民に愛されていると信じてやまない。国民の願いは王族が美しくいること、優雅でいること、それこそが自らの義務だと信じてやまない。 そしてバスティーユ牢獄襲撃、革命の狼煙である。ベルサイユ宮殿を襲う黒い濁流。手に手に武器を持ち、聞かざる白い人々を打ちのめす。そしてギロチンが無機質に落下する。世界の自由はこのように奪取されたのだ。それだけは事実である。 これを読むと、歴史とは人の生涯の集まりであるのだと、胸に刺さるような思いがよみがえる。
0投稿日: 2013.10.12
powered by ブクログマリー・アントワネットがフランスに嫁いでから、最期までの物語。 彼女と、彼女に似た孤児、マルグリットとの2つの視点から描かれたもの。 2人の運命も考え方も読んでて辛かったなぁ。 運命をなんとなく感じながら、改善できないマリー・アントワネットも、 そんな彼女を初めて見た瞬間からひどく憎むマルグリットも。 ストーリーは辛かったけど、文章は読みやすくて、さすがだなぁ。
1投稿日: 2013.08.27
powered by ブクログ下巻。フランス革命が始まってからの疾走感が凄まじい。人間の狂気をえぐるように、しかしあくまでも宗教的に描く、遠藤らしい作品だった。 歴史の痛みを垣間見たような感覚だった。そんな史実の上に立つ我々だと、痛々しいほどに感じ、考えざるをえない時間を得た。 13/5/16
1投稿日: 2013.05.16
powered by ブクログ首飾り事件以後から彼女の最期まで。淡々と最後まで書かれている。ソフィア・コッポラ監督の「マリー・アントワネット」は華やかな部分が多く描かれてたけど、こちらは暗く重い部分が多い。こちらの方が、より、彼女の芯の強さだとか誇りだとかが強調されていた。マルグリットは民衆を代表するような存在でピリリと光る。マリー・アントワネットが処刑されたときの涙がすごく印象的。
0投稿日: 2013.02.06
powered by ブクログ下巻は首飾り事件とその後のフランス革命、王妃たちの逃亡、そして最期までです。 ベルばらではこの逃亡計画から最期までがわりとあっさり描かれてて、詳しくはあんまり知らなかったので、今巻は私的に読みごたえがありました。 私はやっぱり同じ女としてマリー・アントワネットには同情するし、尊敬もするなと思いました。 王妃としてはダメなとこもいっぱいあるし、もっと国民を見てたら違うフランスが今あったのかなとは思うけど、王妃としての誇り高さはすごいです! 上巻は、ふーん、そうなんだ。みたいな感じてただ読み進めていくだけだったけど、下巻は何度も感動できるとこがあって良かったです。
1投稿日: 2012.12.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
世界史好きにはたまらないなぁ。授業で習った歴史上の人物がたくさん登場です。 誰かの血が流れなければ時代の流れって変えることはできないのかな。それはフランス革命に限らずです。フランス革命では王と王妃以外にも多くの血が流れているんです。2人の死をもってフランス革命というわけではないと改めて感じました。 マルグリットが認めた人格者のアニエスの処刑。革命とは何か。彼女の最期の言葉がすべてだったように思います。 日本だって軍国主義から民主主義に変わるまでにどれほど多くの命が失われていったんだろう。もちろんあたしも含めて今生きている人達はそれを忘れてはいけないし、学ばなくてはいけないと思いました。 血なまぐさい後編の中で国王一家の絆にほっとしました。 ルイ16世は王妃と子供たちを愛していたし、マリーも国王と子供たちを愛していた。もちろんフェルセンには惹かれていたのかもしれないけれど、常にルイ16世の妻である王妃としてあり続けた。 読み応えのある作品だったと思います。
1投稿日: 2012.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
フランス王室の華やかさを描いた上巻とは打って変わって、下巻ではアントワネットの環境が血と死の匂いに染まっていく。 面白いのは敬虔な修道女であり、神は貧しい人々を救済するはずだという信念の下革命に参加し、革命に付きまとう人々の血への死への渇望と熱狂を誰よりも嫌悪したアニエスのモデルは実際には「暗殺の天使」と呼ばれた人物、シャルロット・コルデーであった事。最後には事故によるマラー暗殺で断頭台に送られたアニエスであるが、断頭台に消えゆく暗殺者コルデーが信じられない程毅然とし、愛らしくいられたという史実も作中のアニエスの人物像を考えれば納得できるものであり、作者の深い史実理解と創作の巧さを感じた。
0投稿日: 2012.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マリーアントワネットといえば悪女の代名詞くらい思ってたけど、 これを読んだら考えが変わった。 それにしてももっと堅苦しい本かと思ったら意外と読みやすくてびっくり。
0投稿日: 2012.03.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
度重なるフェルセンの脱走計画に対して彼女が運命だから、と言ったのはある種の諦念を持ちえるだけの月日が経ったのだろう。 カペーが息子と最期に別れる時にも、こうなったことを恨んではならないと釘を刺していたのも彼女と同じ気持ちだったからなのだ、きっと。 歴史小説は、結末がわかっているだけに、至るまでが苦しかった。 歴史の授業で習えば、単なる暗記事項のひとつにしか過ぎないけれど 本当は小説で登場人物が様々なことを繰り広げたように、連続した事象の上に成立している。 それを痛感したし、感じさせるだけの精緻な文章力。面白かった!
0投稿日: 2012.03.27
powered by ブクログ最後は断頭台で命を絶つという、アンハッピーエンドの本を読むということに抵抗が有ったのですが、以前から気になっていたので読みました。 読み始めたら、描写の分かり易さと、軽快な物語の展開に、あっと言う間に下巻まで読み進めてしまいました。 マルグリットや修道女アニエスは架空に人物らしいですが、それ以外にこの時代に活躍した様々な人を題材にして、どうマリーアントワネットに関ったかを具体的に描いており、全てが彼女の破滅へと繋がっていくところが読んでいて圧巻でした。 王様のルイ16世が処刑されるシーンや、民衆が罪の無い貴族を虐殺するシーンなどちょっと心が痛みますが、とっても勉強になりました。これで、次回フランス旅行に行った際は、街の見方が随分変わりそうです。。
0投稿日: 2012.02.20
powered by ブクログフランス革命によってヴェルサイユ宮殿の栄華は過去のものになった。 貴族たちは財産を奪われ、特権を剥奪され、次々と裁判にかけられます。 王と王妃の処刑を要求する民衆の声は、日増しに高くなっていく。 激しい愛を胸に秘め、フェルセンは王妃救出を必死に画策するのだが... 苛酷な運命の中、愛と優雅さとを失うまいとする悲劇の王妃の生涯を、円熟の筆に描き出す華麗な歴史絵巻となっています。
1投稿日: 2011.10.06
powered by ブクログ歴史書として、純粋に楽しかった。キリスト教信者としての作者の思想も入っているといえば入っているが、スパイスとしてアリだと思う。
0投稿日: 2011.05.23
powered by ブクログマリー・アントワネットともう一人の女性の視点から、王宮での様子と庶民の生活の両方を対比させながらドラマティックなミステリータッチで描かれています。
0投稿日: 2010.12.29
powered by ブクログフランス王妃マリー・アントワネットの結婚から宮殿での栄華、革命、ギロチンまでの運命。 この話はかなりアントワネットに同情的に書かれていました。庶民の苦しさを知らない、世の中がどうなっているのかを知らない、何も知らされずに暮らしてきた女性という描き方。とてもベルばらが読みたくなった~。フェルセンもロザリーも実在の人物だったんだね。
0投稿日: 2010.08.15
powered by ブクログ王妃を恨むもの、助けようとするもの、様々な思惑が交錯しあう。自業自得といえど最後のほうなんか可愛そうだった。ほんと壮大な歴史ロマン。
0投稿日: 2010.07.25
powered by ブクログ王妃マリーアントワネットからカペー夫人へと立場が落ちていきこれでもかの屈辱にも優雅さ気品を保とうとする彼女に滅びの美学を見させて頂いた。
0投稿日: 2010.06.23
powered by ブクログあまりにも有名な人だから、どこかで聞いたエピソードが多く、 目新しさも感じず読んでいたが、最後の最後で遠藤周作らしさが 出て、面白かった。
0投稿日: 2010.06.21
powered by ブクログこんなに詳細で、事実に基づいて、尚且つ感動させる歴史小説があるのか、と思わず作者の名前を永久に頭にインプットさせられた。 遠藤周作という作家を恥ずかしながら私は知りませんでした。 正直この小説を買ったのもちょっとした手違いで。 映画化された方の「マリーアントワネット」を読もうと思ったのに、間違えて「王妃マリーアントワネット」を手にとってしまった。 でも、今ではそれが運命だったんじゃないかとすら思ってしまう。 映画版は、映画として見ていたけど、この本によって何もかも覆されたような気分。 所々架空の人物も出てくるけど、本当に歴史がありのままに記されている。 それに、王妃から見た歴史、という形ではなく、貴族と庶民の視点を交差させながら語られているのも、下手な感情移入を防いでくれる。 革命は正義だ、とか、革命は悪だ、とか。 そんなレベルの話を優に越えていて、凄く冷静にフランスを眺めることができる。 そして、王妃をマリーアントワネットという程遠い人としてではなく、一人の人間として見ることができる。 フランスに生きた一人のような気持ちで、革命を起こす民衆の勇気を喜んで、革命の犠牲を悲しむことができる一冊。
0投稿日: 2010.03.29
powered by ブクログ中世ヨーロッパのほとんど犯罪のような富と権力の集中がよく理解できた。実際に中欧へ旅行した時期に重なり、かなり興味深く読んだ。筆者のキリスト教感、詳細な史実調査などが十二分に表現されていると思う。 とかく悪者扱いされる王妃ではあるが、遠藤周作さんの描くマリーアントワネットには、同情の感を持った。筆者の優しさか。
0投稿日: 2010.03.29
powered by ブクログ史実に富み、当時のフランスやベルサイユ宮殿が臨場感たっぷりに描かれていて飽きない。とはいえ単なる伝記や歴史小説ではなく、オリジナルキャラクターと対比させながら独自にストーリー展開している。「人は人を裁くことはできない」という修道女のセリフは、他の遠藤氏の作品にも見られる考えであり、注目すべき点だろう。(上巻のほうとれびゅー・感想は同じです)
0投稿日: 2010.02.05
powered by ブクログ内容的にこんなもんかって予想していた通り? ただ大ファンのフェルゼン&マリーの事が特に深く語られてなくて残念(笑) 【友人からのお勧め本】
0投稿日: 2009.11.06
powered by ブクログ「人は罪なきものとして王たりえない」 これはルイ16世を死刑にするために、ある政治家が言った言葉である。 歴史の流れはルイ16世を反革命と封建制度の象徴として、どうしても生贄にせねばならぬと考えた。たとえ彼が一人の人間としては無害な国王だったとしても、国王であったゆえに裁かれなければいけないということだ。 時代にはなかなか逆らえないものだということは何となくわかる気はする。 だって、僕が生きていく時に人生をどう選択していくとどういう未来が待ってるなんてことは当然わからないから。 いかに聡明な人であったとしても未来は見えないものであるし、だからどんな選択をしたとしてもその段階では同じ意味しか持たない。それが正しい選択であったか間違った選択であったかが分かるのは後々になってからなのだから。 マリーアントワネットは本当に傲慢な人だったのだろうか。それとも、良い人であったのだろうか。 生まれた時代が悪かった。生まれた身分が悪かった。そんなことを言うのは簡単だけど、その時代にはその時代の、その身分にはその身分の人なりの苦しみや楽しみがあるものであるし、ある人たちにとっては常識のことが他の人たちにとっては非常識であることもよくあることだ。 それによって、革命が起こったとしてもそれは仕方がないことなのことなのかもしれない。だけど僕にはその時どうすれば良かったなんてことはわからない。 なぜなら、何が正しくて何が悪いかをその時に正しく判断できるということは、ある意味非常識でもあるのだから。革命を起こすのはいつでも、前の制度でいう罪人なのだから。 だけど、この小説に書かれたマリーアントワネットのように、遅くはあったけど、だんだんと人間らしい部分が現れてきた人を悪く言うことはとてもじゃないけどできない。だって、人は罪なきものとして生きえないのだから。 P.188 フェルセンに宛てて 「わたくしにはあなたのほか、相談する友はおりません。そしてわたくしは自分がこれから夫にかわって闘わねばならぬと思っています。おそらくわたくしは負けるでしょう。負けると知っても戦わねばなりません。」 P.354 エリザベート内親王に宛てて 「あの子たち二人が、わたくしが彼らにたえず教えた事を忘れないでほしいと思います。それは人生で一番大切なことは、自分の主義を守り、自分の義務を果たすことだということです・・・・・・娘がいつも弟を助けて行かなくてはならぬと感じてい欲しいのです。息子は彼が決して私たちの死の復讐をしないよう、彼のため亡夫の言葉を繰り返して述べておきます。」
0投稿日: 2009.07.07
powered by ブクログアントワネットにまったく共感できない。なんでさっさとギロチンにかけないんだろうともどかしかった。 わざとそういう面を描いて、王妃と一般民衆の感覚の違いを浮き彫りにしているのかな・・ それにしてもいらいらした。
0投稿日: 2008.10.29
powered by ブクログマリーアントワネットがどうしようもなく好きになりました。 なんだかんだ言われているけど、やっぱり王妃だけあって、気丈さに尊敬。 映画のマリーアントワネットもよかったよ。キルスティン・ダンストが好きになった。
0投稿日: 2007.12.25
powered by ブクログ真相は誰にもわからない。 けれども、この解釈があっていいと想う。 歴史的文書から王妃の心情や、作者の解説は奥が深く視野が広い。 マリー・アントワネットの生涯とともに、 フランス革命、 フェルセン公と王妃の悲恋も描かれている。 フランス革命の本質をしっかり描いている。 遠藤周作の力作。
0投稿日: 2007.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(下)の方がテンポが良かった。もうかつての豪華な生活はなく、ほとんど幽閉されっぱなし。でも逃亡しようとする場面は本当に緊張した。終わりに近づくにつれてマリーアントワネットがかわいそうになってきた。民衆よりむしろアントワネットを応援してた。
2投稿日: 2007.09.22
powered by ブクログこれまた上巻は素早く読んだのに下巻、だんだん気持ちが重くなってきてだいぶ放置していた本。実在の人物に架空の人物を織り交ぜ、今そこにいるかのような存在感を持たせるあたり、さすが遠藤周作作品という気がする。民衆の集団心理の恐ろしさ、そして運命の歯車が狂っていく恐ろしさをひしひしと感じた。
0投稿日: 2007.07.31
powered by ブクログマリー・アントワネットの生涯に 架空のマルグリット、アニエス修道女を 投入してくるあたりがさすが。 おもしろい!
0投稿日: 2007.07.10
powered by ブクログさすが遠藤周作先生!もう素晴らしいです。実話と平行して遠藤先生の架空の登場人物とが、描かれている。その人物とマリーアントワネットの対極した生き方を追いながら、読み手の心情も変化させていく。加虐の快楽、人間の持つ「悪」、遠藤先生のいつものテーマです。
0投稿日: 2007.05.04
powered by ブクログ映画をみてマリーアントワネットの生涯を知りたくなって手にとりました。物語になっているので、面白く読みやすいです。ただどこまで史実なのかがわからないのが、ちょっと戸惑うところ。もっとマリーアントワネットについて知りたくなりました。
0投稿日: 2007.04.10
powered by ブクログラストまで読むと、マルグリットとアントワネットの対比が いかに効果的なものだったかが分かります。 死刑執行人サンソンの存在も。 アニエスとフェルセンの 「もし、私がフェルセンなら、その私とこうカフェで話しているあなたも非難されますよ」 のくだりの会話が好き。
0投稿日: 2007.03.15
powered by ブクログ血に酔っていく民衆の姿が圧巻。 そしてここへきてのマリー・アントワネットの変化はすばらしく誇り高くて素敵です。 そして彼女の処刑をみた後のマルグリットの涙とその感情の複雑さが胸にしみます。
0投稿日: 2007.03.02
powered by ブクログ2006年12月読。 面白かったです。ただ、今まで考えてこなかった革命の狂気、恐ろしさに戦慄しました。マリー・アントワネットが王妃としての誇りを最後まで保とうとしていた姿に惚れ惚れしました。フェルセンとの恋は切ないです。
0投稿日: 2007.01.07
powered by ブクログ人が人の命を奪っていい理由などありましょうか。 とても悲しくて、なにか心にくるお話でした。泣きすぎて眠れなくなります。 とても読みやすかったです
0投稿日: 2006.11.24
powered by ブクログ:上下巻:東宝ミュージカルの原作になっているということで手を付けてみたのですが、面白かった。二人の女性を通したフランス革命が飛び込んできます。上巻の方がわくわく度は高く、下巻は全体的に漂う退廃的な雰囲気が魅力です。
0投稿日: 2006.08.16
powered by ブクログ舞台の終盤。アントワネットの周囲の余計なものがどんどんなくなっていくのがクリアーになっていく感じで好きです。
0投稿日: 2005.12.23
powered by ブクログ彼女はフランスのヒエラルヒーの象徴として夫ルイ15世とともに処刑された。最後までハプスブルク家出身として気丈に誇り高く振舞う彼女の心理が手に取るようにわかるの遠藤周作の傑作。
0投稿日: 2004.12.12
