
総合評価
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powered by ブクログマルグリットという架空の女の子がいることで、物語、市民らに共感でき、読みやすいと感じた。 マリー・アントワネットは、「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」の印象しかなかったから、首飾り事件などもっととんでもないことをしているとは驚きだった。 そんな中で、可愛げがあるところがたまらない、王宮にはやはりロマンがある。そう思わされる一冊だった。 トリアノン、ヴェルサイユ宮殿いきたくなる。 実際、訪れてみると広すぎて、もう行きたくない^_^
0投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ子供の頃、一人の偉人にスポットを当てた学習まんがをよく読んでいた。マリー・アントワネットもその内の一人だった。小学館のもので、ネットで調べると未だに出てくる。子供の読み物では、主人公を肯定した一面的な描かれ方をする。これは子供が読むことを想定して矛盾を生じさせないように、一貫性を持たせるということなのだろう。しかし、そんな常に善に向かって生きている人間はいないし、何よりつまらない。 今回この遠藤周作の描くマリー・アントワネット及びマリー・アントワネットを取り巻く人物がいわゆる革命前夜にどう蠢いていたのかを、関係性を持たせながら描いており、完全な善悪を区別出来ないところが非常に面白い。主人公マリー・アントワネットは可憐でどこまでも無邪気である。その無邪気さは、言い換えれば鈍感さになってしまう。浪費に浪費を重ねる王宮周辺が日常の世界であって、今日の食にも困窮している民衆に気付かない。無垢なる罪はやがて…… 大人になり、自分なりの物事の物差しを用意できるようにならないとこういった物語には手を出してはいけないのか?何せ義務教育には道徳の授業があるから。要は教育しやすくする為の装置として機能させているというだけ?世の中そうも言ってられなくないかね。
8投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログ感想は下巻へ書きます。 (https://booklog.jp/edit/1/4101123225)
0投稿日: 2025.04.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。オーストリアから国の友好のために嫁入りした美少女マリー・アントワネットの、宮廷での人間らしい振る舞いは等身大で、ルイ15世の愛妾デュ・バリー夫人に義憤を募らせるところや、小太りでうだつの上がらない夫ルイ16世への親愛と失望や、人間としてあるあるな心の動きが描かれていて理解しやすかった。悪気はないけどわがままで楽天的でチャラくて、それでもコミュ力はあって華やかなこういうギャルいるよなぁ。決して悪人ではなくて、スエーデン人のフェルセンを弟のように保護してあげようとする女心とか、無邪気なところとか、良いところも悪いところもひっくるめた人間アントワネットをそのまま描いていて好きだ。一方裏では孤児マルグリットが娼婦に身を落としながら逞しく、アントワネットに復讐しようとしていたり、飢えている民衆から打倒王室の革命の声が聞こえてきていたり、旧体制や古い基督教道徳への反発が描かれている。その中には遠藤周作によくある、こんなにも民は飢えて苦しんでいるのに、神は沈黙しているという投げかけがある。遠藤周作的と言えば時代的に仕方ないのかもしれないけどねちっこさやいろんな不快な性質を「多くの女に見られるあの性質」的な感じで語るの若干イラっとくる。
0投稿日: 2025.03.21
powered by ブクログ面白かった! 恥ずかしながら高校卒業以来世界史には触れず、マリーアントワネットの名前は知っているくらいの知識レベルでしたが、それ故楽しむ事も出来た作品でした。情景を思い描きながらするすると読み進める事が出来ます。 豪華絢爛な王室の様子と対比のように描かれる民衆の暮らし、刻一刻と広がっていく革命の声。。下巻でどのように更に書き進められていくのかが楽しみです。 ちなみに、1番印象的だったのは最初の情景、マリーアントワネットがオーストリアからフランスに来たばかりの様子ですね。まだ政治的な話がそこまで介入しておらず、ひたすらに彼女の可憐な動作や周囲からの印象などが描かれており、自分自身も息を呑む民衆の1人になったかのような感覚になりました。
0投稿日: 2025.03.01
powered by ブクログ40年近くも古い本だけど、 マリーアントワネットの生涯について興味があり、 何故罪に問われ殺されたのか、 その時代の王室と市民の乖離した感覚など、面白かった。 少しは(どの程度か分からないけど)脚色され、物語としている部分があるので、全てが真実ではないけど。 上巻なので、まだ半分。
0投稿日: 2024.11.22
powered by ブクログ今更になって読む遠藤周作。 マリー・アントワネットと対の立場となる少女を据えたのが面白い。ただ彼女が読者を映すわけではなく、性格はそれほど良くないし恨みがましい。 知らないエピソードが多く、興味深くてどんどん読み進めることができた。 歴史の教科書でしか知らない人物に血が通っていくのは何度経験しても良いものだ。
0投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今フランス革命(というかマリーアントワネット)に興味を持っていて、でも知識が高校の世界史ほどしかないので、いきなり学術書は難しいかなと思い選びました。 分かりやすい文章で物語が書かれているので、楽しいんでいる間に勉強になるという感じでとてもよかった。 史実に忠実というわけではないので、マリーアントワネットの生涯や関わった人を知ってその後に史実に基づいた書物を読みたい私にとってはぴったりでした。 歴史を授業で勉強したときには人民の敵、浪費家、庶民のことを考えない女王、のイメージでしたが、その時代を考えると仕方がないのかなとも思えてきました。 貴族・王族に生まれたものと庶民とは、そもそももとから交わる運命になくって、情報が今みたいに簡単に手に入るわけでもなく、平等が当たり前ではない時代に生まれていたら私もギロチンに架けられていたかも・・・
0投稿日: 2024.10.16
powered by ブクログ「だがその頃のマリーアントワネットは実に芙蓉のように美しかった。たぐいなく美しかった」 時代に翻弄される王妃と、マルグリット そのまわりで時代を大きく動かそうとする人々 このエネルギーはこの時代だからこそなのか? 美しい王妃が哀れでもある。さあこれから後半革命が始まる!遠藤周作さんのこの作品は読みやすくてどんどんのめり込んでいく!
8投稿日: 2024.07.14
powered by ブクログ読み易く、物語としても面白い。 マルグリットの話をうまくからめて、マリー・アントワネットと対比させているところが、うまいと感じる。 庶民と王室の違いを鮮明に描いている。 首飾り事件までが上巻。
0投稿日: 2024.02.25
powered by ブクログ上巻は王妃の首飾り事件まで。フェルセンが出てくるあたりから面白くなってきたけれど、王太子とあるべきところが皇太子になっているのが気になってしまって、いまいち集中できず……。
0投稿日: 2023.12.02
powered by ブクログ創作が多分に含まれてはいるとは思うが、ブルボン王政末期の状況を追体験できる。 ルイ16世もアントワネットも完全な悪人ではないのが辛い。
0投稿日: 2023.11.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
下巻まで読了。 史実と虚構が織り交ぜられながら語られる、しかし硬派な歴史小説。 マリー・アントワネットとフェルゼン伯爵とのやり取りや、首飾り事件の顛末など、読み応えのある場面は多々あれど、ラストに向かっての展開はやはり鬱々として息苦しい。 ただ、「優雅さ」だけをただひとつの武器として、苦境に耐え、死んでいこうとするマリー・アントワネットの姿は、気品ある文体で書かれていることで余計に際立って感じられる。
2投稿日: 2023.07.26
powered by ブクログマリア・テレジアの末娘であるマリー・アントワネットは、フランスの皇太子妃としてオーストリアからやってきます。夫であるルイ16世は、ひとが好いだけで彼女の心を動かすことはありません。しかも彼女は、国王ルイ15世の寵愛を受けるデュ・バリーとの対立を引き起こしてしまいます。 パン屋での過酷な労働から逃げ出してパリに出てきたマルグリットという少女は、売春宿に身を置いて働くことになります。女主人である「兎のおばさん」は彼女の世話をしてくれますが、指名手配を受けているマルキ・ド・サドの逃亡を助けたことで逮捕されてしまいます。マルグリットは、生まれながらにして自分とはまったく異なる境遇にあり、すべてを手にしていると思われたマリー・アントワネットに対して、激しい憎しみをいだくようになります。 世間は、フランス革命へ向けてしだいに騒がしさを増していますが、心に空虚をかかえるマリー・アントワネットは、ぜいたくな暮らしぶりをあらためようとしません。そんななか、彼女に取り入ろうとして失敗したカリオストロは、マリー・アントワネットにそっくりの横顔をしているマルグリットに目をつけ、彼女を利用してマリーへの復讐をおこなうことを計画します。 マリー・アントワネットという歴史上の人物を中心に置きながら、マルグリットという対照的な立場に置かれた少女が、サドをはじめとするさまざまな人物たちのあいだを動くことでストーリーを関連づけており、歴史を知らなくてもたのしんで読むことができる内容になっています。
0投稿日: 2023.07.16
powered by ブクログずいぶん昔に読んだのであらすじの大部分は忘れてしまいましたが、マリーアントワネットが幽閉されてギロチンにかかるまでをどのように過ごしたのか想像を掻き立てたのをよく覚えています。
0投稿日: 2023.02.25
powered by ブクログフランス史好きにはたまらない……読みやすいー!!フィクションを混ぜているからこそさらに面白いのかなあ。
1投稿日: 2023.02.21
powered by ブクログベルばら展後、実家に昔からあるこの本を手に。ベルばらのマリーアントワネットとはまた少し違う印象でより我儘に感じましたがこちらの方が史実通りなのでしょうか。人物・場所など調べながら読むとより歴史に触れられて◎でした。
0投稿日: 2022.12.09
powered by ブクログマリー・アントワネットが14歳でフランスに嫁いでから、首飾り事件まで。ヴェルサイユ宮殿の壮麗さを思い出しながら読了。遠藤周作の作品初めて読んだけど、面白いなぁ…!下巻もすぐ読み終わりそう。
0投稿日: 2022.04.18
powered by ブクログ初めて読んだ遠藤周作の本。こんなに面白いとは! マリーアントワネットの事を非常に詳しく知る事ができる。また、1700年台のフランスの生活がよくわかる。貴族であるアントワネットと一般庶民であるマルグリットを交互に描いており、読み手を飽きさせない。 他の作品も読んでみたくなった。
0投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログマリー・アントワネットの生涯、とっても気になる。 マルグリッドの登場とか、(たぶん)創作の部分はあるものの読み応え十分。
0投稿日: 2021.01.08
powered by ブクログ冒頭からとても読みやすい。たくさんの書籍などを参考にしているのだろうけど、そんなことにも気づかされないくらい物語の進行が滑らかで、堅苦しくなく、娯楽としてスラスラ読める。
2投稿日: 2020.02.26
powered by ブクログ王妃マリー・アントワネットの華やかで孤独な宮廷での生活が、マルグリットという架空の最下層の娘の暮らしと対比されます。ノストラダムスやサド侯爵など同時代の有名人もたくさん出てきます。
0投稿日: 2018.11.07
powered by ブクログマリー・アントワネットの壮大な一大歴史叙事詩を遠藤周作氏が描く。アントワネット氏の豪奢で絢爛な面だけでは品性を保ちながらもフランス革命前夜の時代に翻弄される姿が印象的に描かれる。史実を、マルグリットやフェルセンのフィクションで照らすことで、さらに物語的な深みが増している。マルグリットとサド侯爵のやり取りはもちろん架空だがひょっとしたらこういうエピソードもあったのではないかと思わせるのは遠藤氏の極めて高度なレトリックの結果だろう。特にギヨサンとサンソンの話は結果皇妃自らが裁かれることを知る我々にとっては不気味にそしてなにかもの哀しい。 教科書で見る浮世離れしたアントワネット氏の姿ではなく、純粋な14歳の少女から王妃としての自覚と品格を備え毅然とした態度で社交界で振る舞う姿が印象的だ。ひとりの女性としてどうであったか、マルグリットの嫉妬と羨望の眼を通してアントワネットの僥倖と苦悩が描かれる。
0投稿日: 2018.09.29
powered by ブクログフランス革命に消えたフランス・ブルボン家の女王マリー・アントワネットを描く物語。マリー・アントワネットがオーストリアからフランスへと嫁ぐ場面から始まる。そしてそれを恨めし気に眺める、パン屋の奉公少女マルグレット。この2人を軸にストーリーが展開してゆく。 マリー・アントワネットは、まだあどけない少女ながら宮廷政治に大きな影響を持つ立場となり優雅な暮らしながら自由も何もない。時には孤独を感じることも。ルイ15世の愛人デュバリー夫人との対立など、トラブルも起こす。 マルグレットは、パリに出てきたものの、娼婦となりその日暮らし。自らの世話をしてくれた兔のおばさんの逮捕をきっかけに、王家や貴族への恨みをますます深いものにしてゆく。物語のアクセントの存在として、サド侯爵がいる。遠藤周作の『留学』という短編集におさめられた、「汝も、また」という短編はサド研究者の話であった。サド伯爵が破廉恥罪で投獄されたり、活躍(?)したのはこの時代だった。
0投稿日: 2018.01.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
史実にある部分とフィクションを織り交ぜて、フランス革命前後を実におもしろく描いています。しかしここで言う「フィクション」とは、虚構とはまた違ったものだと思います。 史実にある点と点をつなぐ時に、「どうやったらこの点がつながり得るか」というあたりを実にクールに、そして情熱的に考えてできたのがこの作品なのではないでしょうか。 ハイライトは「首飾り事件」辺りだと思います。史実は史実としてちゃんと記述し、その裏事情をおもしろく、そして緻密に描いています。山師カリオストロを黒幕として登場させたあたりはさすがとしか言いようがありません。 主人公は題名の通りですが、たくさんの登場人物が作者に命を吹き込まれ、生き生きと動いています。実によく作られた群像劇だと言っていいと思います。
1投稿日: 2017.10.14
powered by ブクログなにやら私のマリー・アントワネットの印象に変化が。 彼女の行動に、気持ちに、どんどん引き込まれていきます。 上巻は、オーストリアから嫁がれる日からあの有名な首飾り事件まで。さて、後半に進むとします。
0投稿日: 2017.02.09
powered by ブクログこの作品を読みながら感じたことは、この王妃がここまで浪費をして、民衆に憎まれなかったら、フランス革命はあそこまで血で血を洗う極端に残虐な結末になることもなかったであろう。少なくとも庶民に愛された王室であったなら、王も王妃も処刑されることもなかったのではないか。
0投稿日: 2015.06.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マリー・アントワネットは、フランス王妃。14歳で結婚し、37歳でギロチン死刑となるが、フランス革命は王妃のお金遣いが荒いせいだけではなく、軍事費(アメリカ独立革命に干渉してのこと)によって財政の苦境に見舞われた。王妃のスキャンダルもあったが、実際は王だけで浮気はしていない。スウェーデン人ウェルセン伯爵とはプラトニックで終わっている。どんなに辛くても、王妃としての優雅さを忘れず死刑のときも保っていたという。
0投稿日: 2014.07.30
powered by ブクログ学校の歴史の授業ではその名前だけがさらっと流される程度で奥深い部分を知る機会にとてもいいと思う。 自分が学生の時に読んでいたら歴史の授業も面白くなったはず。 華麗に贅沢に生きていただけと思っていたアントワネットの内面を冷静に見つめられる部分も面白い。
0投稿日: 2013.10.29
powered by ブクログ高校生の頃、世界史の授業でフランス革命について学び、もっと詳しく知りたいと思って手にとった本。これを読んでいたおかげで、テストではバカ暗記をせずに済んだ。教科書に書いてあることだけを読んで「フーン」と暗記に時間を取られるよりも、本を読んだり、映画観たりして理解するのが断然効率が良い。…と、実感した次第でございます。テストに出てくるような人物も必ず物語に登場するしね。
0投稿日: 2013.05.17
powered by ブクログフランス革命前夜。王妃マリー・アントワネットと娼婦マルグリッドの視点を中心とし、時代が傾き転覆するまでの交錯とすれ違いを匠に描写した作品。前編は「首飾り事件」によるフランス革命の始まりまで。 13/5/15
0投稿日: 2013.05.15
powered by ブクログ初めて読んだ遠藤周作です。 フランス革命前後の小説という意味でも初めて読みました。 ただただきらびやかな一面だけが書かれているのではなく、アントワネットの内面も丁寧に書かれていて、「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」という有名な(?)アントワネットとは違う一面を読めました。 彼女のその内面に、共感できるかどうかは別ですが。。。
0投稿日: 2013.02.11
powered by ブクログ私の大好きなマリー・アントワネット。色んな書き物、映画で描かれているけど、この遠藤周作のは、割とこざっぱりとしてる。あまり深くのめり込まず、少し客観的に書いてるのが好き。14歳で嫁ぐというのは早いよね。だってまだ子どもだもん。あまりに無知で無垢で無邪気で。彼女の最期を知ってるから悲しくて仕方なかった。
0投稿日: 2013.02.06
powered by ブクログ中学生の時にベルばらにハマって以来、この時代のフランス史が好きになりました。 ベルばらはかなりフィクション要素が強かったから、こっちの方が史実に忠実かなと思って買ってみました。 ベルばらとか映画とか観てフランス革命までの大体の流れは知ってたから、割と読みやすかったです。 気になったのはフェルセン伯(ベルばらだとフェルゼン伯)の性格が違うなというところです。こっちの方が史実だとしたらちょっとショックです。 マリー・アントワネットに関しては、ベルばらの時と同じ印象でした。王妃としては幼稚だけど、生まれながらの誇り高さはすごいです。 フィクションって分かってるけど、私はベルばらのストーリーの方が好きです。アンドレファンなので(笑) すぐにでも下巻読みたい!とはならないです。
1投稿日: 2012.12.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
物語は王妃・マリーアントワネットと、庶民の娘・マルグリットの視点が交互に進んでいく。 歳はたった1つしか違わないのに、一人は華やかで煌びやかででも満たされない生活を送り、一人は孤児院出身で娼婦にまで落ちてギリギリの生活を強いられている。 この2人の対比が本当に良いです。 マルグリットがいてこそのマリーだし、マリーがいてこそのマルグリットという感じ。マルグリットのマリーアントワネットに対する憎悪という名の執着が、まるで好きな男を追いかけているような……。 臨場感があってテンポがよく、ページをめくる手が止まらない。本を読んでいるというより壮大なドラマを見ている気分になりました。 ただ、何回も読んでるからってわけでもないけど、あまりに有名過ぎるマリーアントワネットの最期を知っているだけに、豪遊する姿さえも切ないです。 何か少しでもタイミングが違っていればフランス革命は起こらなかったのかも、と思いましたが、マリーアントワネットの運命は変わらなかったような気がします。
0投稿日: 2012.09.26
powered by ブクログフランス最後の王妃、マリー・アントワネット。その華麗な宮廷生活や、フランス王室を揺るがした革命の時代を、作者の生み出した個性溢れる脇役達で彩る。 複雑な革命の歴史的側面を詳細に描いているが、漫画『ベルサイユのバラ』の映像とオーバーラップしたせいもあってか、一気に読めてしまった。マリー・アントワネットは我儘で短慮で到底王妃の器ではないのだけれど、やっぱり人を惹き付けてやまない魅力があるらしい。
0投稿日: 2012.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
似通った容姿を持つ、生まれも育ちも対照的な二人の女性-マリー・アントワネットとマルグリット-の二人の生活を軸に物語は進んでいく。 アントワネットは歴史書が示す通りの豪奢で優雅な生活を、マルグリットは当時のフランス貧困層を代弁するかのような生活を送り、マルグリットは社会への、そして何より自分と同年代の少女でありながら自分と天と地の差があるかのようなの贅沢を送るアントワネットへの恨み、憎しみを募らせる。 歴史の教科書を読むよりも、リアルで活きた登場人物が織りなすフランス革命の前哨。読みやすく面白いです。
0投稿日: 2012.07.09
powered by ブクログ美しいブロンドの髪とあどけない瞳を持つ14歳の少女がオーストリアからフランス皇太子妃として迎えられた。 少女はやがてヴェルサイユに咲いた華麗な花と呼ばれ、フランス最後の王妃として断頭台に消える運命にある... フランス革命を背景に、悲劇の王妃の奇数な生涯を架空の貧しい少女マルグリットなど多彩な人物など登場する壮大な歴史ロマン小説です。
0投稿日: 2011.10.06
powered by ブクログ高校生の時に何故か手に取って読んだ 私の本棚で現在唯一の遠藤周作作品。 世界史の授業やベルばらの影響かなあ。 でもおかげで世界史の授業ではフランス革命のあたりは 満点でした!
0投稿日: 2011.09.02
powered by ブクログ遠藤周作さんのエッセー以外の本を読むのは2冊目だけれど、映画化された深い河より私はこっちの方が好き。非常に読みやすく、一気に読み切った。歴史ものというより、普通の物語として読める。解説を読むとわかるけど、一部歴史と違う創作があり。遠藤さんらしく、キリスト教への信心について考えさせるための登場人物がいるが、深い河ほど、その宗教的側面が強調されておらず、私のような一般人にもさらっと読める。
0投稿日: 2011.08.18
powered by ブクログマリー・アントワネットともう一人の女性の視点から、王宮での様子と庶民の生活の両方を対比させながらドラマティックなミステリータッチで描かれています。
0投稿日: 2010.12.29
powered by ブクログ2010.12.18. 私の中で、マリー・アントワネットといえば、映画のキルスティン・ダンストになってるので、あのほわーんとしたパステルカラーな世界が広がってしまいます。ただただ無邪気で…という、彼女。
0投稿日: 2010.12.20
powered by ブクログフランス王妃マリー・アントワネットの結婚から宮殿での栄華、革命、ギロチンまでの運命。 この話はかなりアントワネットに同情的に書かれていました。庶民の苦しさを知らない、世の中がどうなっているのかを知らない、何も知らされずに暮らしてきた女性という描き方。とてもベルばらが読みたくなった~。フェルセンもロザリーも実在の人物だったんだね。
0投稿日: 2010.08.15
powered by ブクログとにかくワガママで浪費癖のあるというマリー・アントワネットのイメージが変わった。(もちろんそういう部分もあったのだけれど) とても人間的であり、家族を守りたいという母である一面もあったのだということを読み取ることができた。 歴史は(受験のために)一面的に学ぶことも必要であるが、そこにでてくる人物はひとりひとり人生があり、考え方がある。その人たちに少しだけ入っていくことができれば歴史はさらにおもしろくなるということを教えていただいた。
0投稿日: 2010.05.24
powered by ブクログこんなに詳細で、事実に基づいて、尚且つ感動させる歴史小説があるのか、と思わず作者の名前を永久に頭にインプットさせられた。 遠藤周作という作家を恥ずかしながら私は知りませんでした。 正直この小説を買ったのもちょっとした手違いで。 映画化された方の「マリーアントワネット」を読もうと思ったのに、間違えて「王妃マリーアントワネット」を手にとってしまった。 でも、今ではそれが運命だったんじゃないかとすら思ってしまう。 映画版は、映画として見ていたけど、この本によって何もかも覆されたような気分。 所々架空の人物も出てくるけど、本当に歴史がありのままに記されている。 それに、王妃から見た歴史、という形ではなく、貴族と庶民の視点を交差させながら語られているのも、下手な感情移入を防いでくれる。 革命は正義だ、とか、革命は悪だ、とか。 そんなレベルの話を優に越えていて、凄く冷静にフランスを眺めることができる。 そして、王妃をマリーアントワネットという程遠い人としてではなく、一人の人間として見ることができる。 フランスに生きた一人のような気持ちで、革命を起こす民衆の勇気を喜んで、革命の犠牲を悲しむことができる一冊。
0投稿日: 2010.03.29
powered by ブクログ中世ヨーロッパのほとんど犯罪のような富と権力の集中がよく理解できた。実際に中欧へ旅行した時期に重なり、かなり興味深く読んだ。筆者のキリスト教感、詳細な史実調査などが十二分に表現されていると思う。
0投稿日: 2010.03.29
powered by ブクログどうしても「ベルバラ」のイメージで読んでしまっていたが、話が進むに従って、ぐいぐいこの世界に引き込まれた。読みやすい。早く下巻が読みたい!!祝!100冊目。目標達成!!
1投稿日: 2010.02.27
powered by ブクログ史実に富み、当時のフランスやベルサイユ宮殿が臨場感たっぷりに描かれていて飽きない。とはいえ単なる伝記や歴史小説ではなく、オリジナルキャラクターと対比させながら独自にストーリー展開している。「人は人を裁くことはできない」という修道女のセリフは、他の遠藤氏の作品にも見られる考えであり、注目すべき点だろう。
0投稿日: 2010.02.05
powered by ブクログ内容的にこんなもんかって予想していた通り? ただ大ファンのフェルゼン&マリーの事が特に深く語られてなくて残念(笑) 【友人からのお勧め本】
0投稿日: 2009.11.06
powered by ブクログ私はマリー・アントワネットという人に、とても興味があります。フランス革命にも。 有名なマンガで見るアントワネットとはまた違った、でも知ってるエピソードもたくさん書かれていました。 やはり遠藤周作さんの本はおもしろいなあ、とあらためて思った1冊でした。 下巻もあります。
0投稿日: 2009.10.24
powered by ブクログただの歴史小説って感じじゃなくて、フィクションを読んでいるような感覚。 架空の人物との対比があったりと自由な味付けのおかげか、逆にリアリティがあったりして。 おもしろい。読み出したら止まらない。 しっかし、初めて読んだ遠藤周作がこれっていうのも珍しいよね。 と、我ながら。
1投稿日: 2009.10.17
powered by ブクログあまりにも有名すぎる悪女の話。 私も彼女に関する本は色々読んだことがありましたが、やっぱり遠藤周作は良いですね。 ルイ16世やアントワネットを取り巻く多くの人々、もちろん歴史上の人物も入れば完全な創作の人々も多く出演しますが、それら登場人物が完璧に見えない糸でつながっていくストーリー展開は圧巻です。 また、遠藤周作の作品にはかかすことのできない、人間の残虐さ、不条理と宗教の絡み。この作品も正しく生きることの真の意味を考えさせられます。
0投稿日: 2009.07.29
powered by ブクログフランス革命?マリーアントワネット? って感じだったので、読むことにした。 「ベルサイユのバラ」も名作って言われてるけど、少女漫画特有のキャラの見分けづらさが苦手で読めなかったし、やっぱり小説(しかも遠藤周作!)でしょってことで読み始めた。 王妃マリーアントワネットと一般市民であるマルグリットの二人の視点から物語は進んでいく。 難しい言葉を使いながら書かれている歴史小説と違ってやさしい言葉が多い(この辺は現代小説っぽい)ので読みやすい。 国民の革命思想がだんだん大きくなってきてフランス革命(1889〜1894)となって表面に現れるまでもう少し。 下巻が主にそういう内容になりそう。 死刑の方法や、罪の罰などの内容がえぐい。皮を剥いでそこに熱した鉄をかけるとか怖すぎ。 ギロチンはそういう罰を受ける者を死の苦しみから解放させるために開発された。 この頃フランスでは財政赤字が大きな問題になっていた。赤字が膨らんだ主な原因は、ルイ14世時代以来の対外戦争の出費、アメリカ独立戦争への援助、宮廷の浪費である。 国民には税金を払わせまくり、貴族ばかりがお金を湯水のように使っている。そりゃあ革命も起こるよな。しかもフランスの場合、それを国民に権力の誇示として見せびらかすからよけいに不満も出るだろうし。 そういう視点で見るとやっぱり日本って質素な国だったんやなぁ。ここまで贅沢しまくる例はないから。笑 しかも、天皇は国民に姿を見せないから巧妙っちゃあ巧妙だし。 P.57 サド侯爵「私はこの社会を憎んでいる。この社会がくだらぬ秩序とくだらぬ宗教とで支えられているからだ。あの基督教は人間のすべての自由、すべての可能性を我々から奪りあげてしまった。そしてやくざな正義、やくざな道徳律で人間を縛っている。この社会の秩序も同じことだ。神の意志の具現者は国王。その国王を助けるのが貴族。だからこその秩序を乱す者は神の秩序を乱すものということになる。私が警察に追われたのも、その秩序をかく乱したからだと言う。だが本当の秩序というのは、そんなやくざな秩序では無い。自然を見るといい、その秩序とはそんなくだらぬ秩序ではなく、もっと純粋、もっと生命力に満ち満ちた秩序がある。その秩序とは支配する者と……支配されるもの、主人と奴隷となのだ。」 P.91 商店の中で人気のあるのはカフェだった。カフェは1654年に初めてパリにできたが、この頃は花の都の至るところに濫立していた。そこでは単に珈琲を飲むだけではなく、一杯の温かい飲み物をすすりながら新聞が読め、手紙も書けた。チェスやトランプに興じていても店の主人は何の文句も言わなかった。知識人たちはこのカフェに集まって、国王の体制を批判し、情報を交換し、そして革命について熱っぽい議論を闘わした。
0投稿日: 2009.07.03
powered by ブクログ学生時代にハマった一冊。 読みやすく、面白く、ためになります。 フランス革命を頭にいれる入口にもなるかも。 もちろん、「ベルばら」ファンの方にも、おすすめです♪
0投稿日: 2009.06.05
powered by ブクログ歴史もの。遠藤周作読みました。ちょっと言葉が古いのではと 心配でしたが全然そんなことなかったです。 未来のフランス王妃としてヴェルサイユにやってきた マリー・アントワネットと、それを妬みをもって見つめる 市民のマルグリットの二つの視点から主に物語が進んでいきます。 二人の人間の人生を長い時間に渡って見つめる、読み応えのある 作品でした。 フランス革命というと、人民が一致団結して王政に打ち勝ったという 栄光的なイメージがありましたが、この本を読んで 単純に「勝利」を求めていただけでなく流血を求めていた 人間の残酷さがとても怖いと思いました。 昔、公開処刑は人々の一種の娯楽として存在したと聞いたことが ありますが、流血を娯楽としてとらえてしまう人間の心理は 末恐ろしいものです。ローマのコロッセオなんかもそうですね。 そんな人間の集団にマルグリットも身を投じてしまうが、 身近な人間の処刑を目の当たりにして、これまでの流血を見た際の 言い知れぬ高揚感に疑問を持ちます。ある人間の死を、集団の狂気に駆られて ではなく、個人として見つめた瞬間だったのではと思います。 彼女がマリー・アントワネットの処刑を見たのは、その「個人」の立場を 取り戻した後だった・・。 最後のほう、国王一家がヴァレンヌ逃亡に赴くあたりから 可哀想で読むのが少々辛かったです・・。 読んでてマルグリットがムカつきました。(笑) 時折、カタカナでフランス語のルビが付いててました。 フランス語かじったことがあるのでちょっと嬉しい。 「彼の名はフェルセン」 "Il s'appelle Fersen"でぐっときた!
0投稿日: 2008.11.10
powered by ブクログ東宝ミュージカルの原作だったので読んだ。 ミュージカルと全く違っていたけどコレはコレで面白かった。 世界史は苦手だけどこれはとっつきやすかった気がする。
0投稿日: 2008.10.09
powered by ブクログ友人にすすめられて購入した一冊。 確か二人の人物の目線から書かれていたと思います。 題名だけだとちょっと難しそうなイメージを与えがちですが、 そうでもなく、遠藤ワールドにどんどん引き込まれてしまいます。 確かにおすすめな本だ!と思いました。
0投稿日: 2008.09.07
powered by ブクログフランス国民から最も憎まれ、愛された王妃。 今でも変わらないと想う。 また、マグリットという街娘の架空の人物の登場は、 フランス革命を描写するのに必要な要素だ。
0投稿日: 2007.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マリーアントワネットが好きなので興味がある話だった。文章は分かりやすい。庶民側の生活も描かれていたので当時の様子が理解しやすかった。でも同じ言葉を繰り返してるとこはちょっと退屈だったから読むのに時間がかかった。ベルばらにもあったシーンがけっこうあって意外だった。首飾りの話はおもしろくて引き込まれた。
2投稿日: 2007.08.17
powered by ブクログマリー・アントワネットの生涯に 架空のマルグリット、アニエス修道女を 投入してくるあたりがさすが。 おもしろい!
0投稿日: 2007.07.10
powered by ブクログ……天国の遠藤先生ごめんなさい。こんないい本なのに、あんなミュージカルにしてしまって。って、オイラが謝ることもないんだけどさ。あまりの違いに謝らずにはいられない名作です。
0投稿日: 2007.05.14
powered by ブクログ映画をみてマリーアントワネットの生涯を知りたくなって手にとりました。物語になっているので、面白く読みやすいです。ただどこまで史実なのかがわからないのが、ちょっと戸惑うところ。もっとマリーアントワネットについて知りたくなりました。
0投稿日: 2007.04.10
powered by ブクログ物語になってるから、読みやすいし面白い。 どこまで本当か分からないけど。 シャルトル公爵との駆け引きは実際にあったことなんですか? ”しかしすべての女は、恋心を否定するとき、実はそれを肯定しているのだ。” って、どーなんでしょう。
0投稿日: 2007.03.15
powered by ブクログ高校時代に世界史をもっとまじめにやればよかったと思うくらいに、この作品を通じて歴史の面白さや素晴らしさを感じた。もう一回この頃の時代から学んでみようかな。
0投稿日: 2007.03.07
powered by ブクログ「ベルばら」とは違って、奔放さの陰には常に不安からの逃避があるマリー・アントワネットと、彼女を憎み続けるマルグリットの心理描写が非常におもしろいです。サド侯爵をはじめ有名な人が随所に出てくるのも楽しい。
0投稿日: 2007.03.02
powered by ブクログ王妃のマリー・アントワネットと、一平民であるマルグリットの物語が交互に展開され、徐々にその物語が交わっていく。よくある手法だが、さすがに遠藤周作さんはうまい。混乱することなく、読者の頭にスッと入ってくる文を書けるのがうらやましい。史実を元に、独創的に綴られる本作はマリー・アントワネットに関する小説の中でも読みやすく、入門篇的な感じで読めると思う。遠藤さん独特の神に対する思想も端々にちりばめられているのが面白い。
0投稿日: 2007.02.14
powered by ブクログ今映画化でとても話題になってますよね☆歴史上の人物もやはりこうやって読むと普通の女の子だったんだな、って思います。
0投稿日: 2007.01.18
powered by ブクログちょうど世界史で習ったときに読んだのですごい面白かった。映画のような臨場感。あと遠藤周作らしい心理描写の巧さに泣きそうになる。
0投稿日: 2006.11.27
powered by ブクログ遠藤周作の優しい語り方はやっぱり涙を誘う。分かっていながらも、アントワネットの運命の行方にハラハラした。
0投稿日: 2006.11.24
powered by ブクログこの小説、歴史的観点からも遠藤周作の文学作品としても賛否両論あるようですが、わたしは好きです。マリーアントワネットの精神的な成長と、ドラマチックな人生に、読み出したら止まりませんでした。最近の研究では、彼女はとても聡明で賢明な女性だったという説がありますね。
0投稿日: 2006.01.31
powered by ブクログマリー・アントワネットの生涯をわかりやすく小説化。オスカルは出て来ません。ヴェルサイユ宮殿見学に行く前に読みましょう。
0投稿日: 2006.01.04
powered by ブクログ遠藤周作のフィクション人物も存分に使ったアントワネット。予備知識無し構え無しで楽しめるあたりはさすが小説家。でも正直に言うと読み始めてすぐベルサイユの薔薇の原作なのかと思いました。
0投稿日: 2005.12.23
powered by ブクログむかーし、ベルサイユのバラは読んだけど、久々に、もう一回、マリー・アントワネットが気になり、購入。マリーアントワネットの首飾り事件とか、よくわかった。
0投稿日: 2005.12.04
powered by ブクログ遠藤周作は敬虔なキリスト教信者でありその作品の至る所にキリスト教思想がちりばめられています。 私は無宗教ですがそれでも読者にどんどん読ませてしまう、何らかの魅力があります。この作品では良なる無能者と 呼ばれていたフランス王ルイ16世の下へ嫁いできた彼女の生涯を、歴史に忠実に基づいてはいない形で つづっています。女性として開花していく変化、母親の顔、夫婦としては決して旦那に敬意を払っていなかった彼女の 処刑の頃の彼への気持ちの変化などとても面白く、遠藤周作の中でも印象に残った一冊。
0投稿日: 2005.05.23
powered by ブクログ幼少の頃読んだ子供向けの本で、マリーアントワネット=悪という印象があったが、この小説を通して、その見方が変わった。ドラマのような歴史小説。
0投稿日: 2005.04.07
powered by ブクログ「パンがなければケーキを食べればいいのよ」発言で有名なオーストリア出身のマリーアントワネットについては、すでに多くの書物が出版されているが、その周辺の人物についての細かい描写はこのような小説でしか前景化されえないだろう。
0投稿日: 2004.12.12
