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総合評価

35件)
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    初めての遠藤周作さんの作品。 昭和の時代を生きた若い女と男の話。 同じ時間を共有してもいづれはそれぞれの道を歩んでいく。昭和の時代背景を書きながらも自身もどう生きていくのかを考えさせられる作品でした。

    0
    投稿日: 2025.03.08
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    遠藤周作の本って大体こういうオチだよな、という予想通りのラストだったけど、良かったです。賢い生き方も、かわいそうな人生も、本人が幸せならいい。全て美しいと感じさせてくれます。

    0
    投稿日: 2024.11.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「その地点をバスが通過した時、スチュワーデスたちは窓をあけて、一本、また一本と次々に花を投げた。花は血の染みのように滑走路に赤い点をつけていった」

    0
    投稿日: 2024.11.03
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    『万葉と沙羅』という作品に登場した本作。 気になって手に取りました。 文章が柔らかく綺麗で読みやすかったです。 高校から短大へ、 青春時代を過ごす泰子を主人公に、 周囲の変化や人間関係を描いています。 個人的に印象に残っているのは、 冒頭の泰子が16最になった際に届いた亡き母からの手紙です。 戦争を経験し、自分の愛しい我が子に思いを伝える文面がとても。 そこから泰子はブレずに成長していくのも個人的には読んでいて安心しました。 恋をしたり思想をもったり、それぞれが変わっていく中、泰子の自分を見失わない姿が協調され、泰子を羨ましく思いました。 (私自身はブレブレの人生のため。苦笑) そして、物語の途中で登場する星野さんのくず具合にイライラさせられますが笑、いつの時代でもあるあるなのか、このダメな感じは!と思いました。苦笑 それだけではなく、泰子の母が慕っていた恩智と泰子が偶然出会い、話をする場面はとても印象的でした。 美しいもの、善いものをいつまでも信じられるようにしたい、と。 本作は初版が昭和54年ですが、 まったくそれを感じさせず読みやすく テーマも青春でこの時代にもつながっていると思える作品です。

    5
    投稿日: 2024.08.16
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    高校の同級生である、早良泰子と水谷トシという二人の女性の青春をえがいた作品です。 泰子は16歳の誕生日に、死んだ母から彼女にあてて書かれた手紙を、父親から受けとります。そこには、泰子とおなじ少女時代の母が、恩智勝之という男性とひそかな交流をつづけており、しかし戦争によって二人の運命が別れてしまったことがつづられていました。その後泰子は、母の夢を追いかけるように、得意の英語を生かしてCAとなる道に進みます。 他方トシは、星野という男を追って神戸にわたり、信用金庫で働くことになります。星野は定職に就かずギャンブルが好きというだらしのない男ですが、彼に泣きつかれるとトシはついお金をあたえてしまうことになります。そんな彼女自身の暗い生活も、好きな男のために生きるという意義を彼女に感じさせ、その泥沼のなかに彼女は落ち込んでいくことになります。 対照的な二人の女性の生きかたをたどるというストーリーですが、キャラクター造形がくっきりとしていて、エンターテインメント性の強い内容になっています。

    0
    投稿日: 2023.07.15
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    青春の試練に、人生の難しさ、厳しさを思い、それを重ねるべく努めないといけない。 若者が夢想と空想のうちに築いていた青春=砂の城は崩れていく。

    0
    投稿日: 2023.01.29
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    理想像として描かれる母の青春、醜く歪んだトシの青春、そして疑問や不安を抱えながらも、清く正しくあろうとする泰子の青春。 青春という浜辺で作るそれぞれの砂の城は波に攫われ消えてしまうけど、たしかにそこにあった。泰子の清らかさに眩しくなりながらも、私もそうありたい、と願う瞬間も幾度となく。 美しい言葉が多くある本だなという印象だった。 「夢みたものは ひとつの幸福 ねがったものは ひとつの愛」「負けちゃだめだよ うつくしいものは必ず消えないんだから」「美しいものと、けだかいものへの憧れは失わないでほしいの。」「人間がつくりだす善きことと、美しきことの結集」

    1
    投稿日: 2022.12.18
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    うっかり裏表紙を読んでしまって結末を知りながらの読書となったのが悔やまれる。何も知らずに衝撃を味わいたかったなぁと。 同時代を過ごした若者たちがそれぞれの信念の赴くままに歩む人生。破滅であったり、道を踏み外すことも美しく善きものをものを求めて本人たちが選びとったものなのだろう。母の想いを辿りながらの旅はドラマチックで美しい描写で魅了された。古いお話なのだけどとても引き込まれた。

    3
    投稿日: 2022.08.13
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    壊れゆくことをわかっていて作る砂の城。高校・大学の打算的だけれど甘酸っぱい青春がよく描かれている。大学から就職にかけて社会を知る時期というのは、ある種現実を知って社会に対する夢や希望が壊れる時期でもあると思う。それを感じられる作品。

    0
    投稿日: 2022.05.29
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    2022.1.15 再読 前回どう読んだのか全然覚えていない。 が、今回はかなり心に刺さった。 それぞれの青春の痛みが。 動き始めたら止まらない。転げ落ちていく様が。 中でも水谷トシの行動は愚かで醜い。けれどそれを否定できない。だってそれが正しい事だと信じているから。 泰子が本当の意味でそういった事に巻き込まれないのは、賢いからだけなのだろうか。

    1
    投稿日: 2022.01.15
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    長崎の短大で学ぶ泰子、友人トシ、そして英語劇を合同で行ったN大の学生、西宗弘とその友人たち(星野ほか)。彼らのそれぞれの青春の歩み方が痛々しく感じられる。特にトシと星野の転落、そして思想に生きた西たち。ヒロイン泰子がそれらを否定的ではなく受け止めようとしていることに泰子の包容力を感じさせる。彼らの青春像と別に早世した泰子の母が娘に遺した16歳の青春。そこに登場する恩智という人物の魅力。泰子が一度恩智に会ってみたいと願うのは当然だろうし、西宮の甲東園・仁川・逆瀬川あたりを歩く情景の描写が、地元の私には嬉しい。いくつもの社会的事件を織り交ぜながら泰子たちの青春を描く小説は愉しかった。しかし、小説としてトシ、西の人間像が今一つ不自然で、展開に唐突感を感じて、纏まりきれていない印象は免れなかった。

    0
    投稿日: 2021.01.23
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    ◯青春小説、と帯にはあり、解説にも軽小説・青春小説とあるが、個人的な感想としては、別段軽小説でも青春小説とも感じなかった。(解説の文芸評論家は片手間で書いたのだろうか、それともこれが世間的な評価なのだろうか。) ◯「善なるもの、美しいもの」(自分が信じるなすべきことなのか、)を追い求めるも、時代や環境の波に飲まれ、脆くも崩れ去る砂の城としての人間の「エゴ」が描かれており、そういった重厚なテーマを、掲載雑誌テーマと、その読者層に伝わるように書いていると思う。 ◯もしも軽小説・青春小説と読めるのであれば、表面的な感想であるが、むしろ著者の技術の賜物である。 ◯ただし、その根底に流れるテーマは、「軽」でも「青春」でもない。著者の他の小説にも引けを取らない、私の好きな遠藤周作そのものであった。

    3
    投稿日: 2019.08.07
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    内容紹介 憧れは裏切られ、理想は傷つけられる。傷ましく、美しく、儚い青春物語。 それでも人は生きてゆく。35万部突破! 青春小説の金字塔。

    0
    投稿日: 2019.07.09
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    体験の一つ一つが重く、学び成長するのが青春の時。解説によると、著者の著歴では軽小説に属するようだが、確かに読みやすく爽やかな読後感である。2017.7.3

    0
    投稿日: 2017.07.03
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    親友、遊び人の彼氏、過激派の友人。 美しいもの、善いものは、 一人一人の中に、それぞれ。 キラキラ築き上げられては、一瞬で消える。

    0
    投稿日: 2017.02.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    思いきりメロドラマだけど、テンポよくすすみ、一気に読んでしまった。 自分でもただしくない(=幸せになれない)と分かっていても、あえて社会的に間違った選択をしてしまう親友たちを、客観的に見つめる主人公。間違った選択をしても、なぜか鮮やかな生き方に見える彼ら。多種多様な生き方の選択が描かれている。 そして風景描写がとてもうまく、目に浮かぶよう。 長崎の素朴で美しい風景、神戸のかなしい裏びれた古いアパート街、インドの暑く不穏な空気。 ストーリー展開ごとにマッチするオケージョンが、物語をひきたてる。

    0
    投稿日: 2013.07.07
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    それぞれの美しさとは、善いこととはを、テーマにしており考えさせられる。 新潮社版で読んだが背表紙の解説には結末がズバリ書いてありガッカリ…

    0
    投稿日: 2013.01.06
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    築いたものが砂の城ならば結局は崩れやすいよね。情熱に身を注いだ西もトシも、また泰子ですらみんな崩れたんだろう。 美しいものと善いものは砂じゃないんだろうけど、それがなんだか分からずみんな探しながら生きてるってことなんかな。おもしろかったです。

    0
    投稿日: 2013.01.06
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    新潮文庫の解説で遠藤周作の中のいわゆる軽小説と書かれてるけど、この言葉が気に入らない。別に軽くないし。どうせなら青春小説と書いてほしかった。 さらに言えば新潮文庫の裏表紙のあらすじは結末をドーンと書き過ぎじゃないかしら。 まず物語が亡くなった母の手紙から始まるというところが好きです。 冒頭の泰子とトシの高校時代が無邪気で楽しそうで明るい未来が待っているという感じ。砂の城を築き上げている途中といったところですね。初めて読んだのが高校の時だったから2人の楽しそうな姿が目に浮かびました。 それなのに泰子とトシは全く真逆の道に進んでいくことになるわけで。 トシの気持ちは分かる気がするんです。泰子って完璧すぎる。こんな人が隣にいたら劣等感の塊になりそうなのに、トシはそればっかじゃなくて、ちゃんと泰子のことを親友だと思っている。 でもやっぱり泰子より…って思うのは当然だと思うんです。その方向性が世間や泰子の思うような“美しいもの、善いもの”ではなかっただけ。 泰子の言ってることは正論なんだと分っていながらも引きずられていくトシのことを、泰子は理解できないだろうなぁ。 西に関しても、容赦なく泰子さえも殺すと言ったとき、あれは泰子じゃなくてあたしもショックでした。砂の城が崩れたのはトシと西よりむしろ泰子だったのかもしれません。

    1
    投稿日: 2012.12.16
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    16歳の誕生日に母親の遺書を受け取る泰子。母親のいう「美しいもの、善いもの」が、まるで潮に流される砂の城のように彼女の周りで崩れていく。変わり果てる昔の仲間たち。じぶんの生き様に感じる焦燥感と、大切なものを失う喪失感との間に言われようのない歯がゆさを抱きながら泰子は生きていく。

    0
    投稿日: 2012.07.02
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    最初の母の手紙の 「あなたはこれから、どのような人生を送るかしれませんが、その美しいものとけだかいものへの憧れは失わないでほしいの。」 という一文が、印象づいた。 泰子の話はだらだらと続いて面白くないな……と思ってたけど 最後の最後で大きく展開し、引き込まれるように読んだ。 人生の上手くいかなさが描かれた作品。

    0
    投稿日: 2012.06.19
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    この世界には「ずっと変わらないこと」の美しさ・善さも存在する。けれど,他人が振りかざす正義の名の下に簡単に散ってしまうような危うい愛やはかない信念に,魂を捧げた登場人物たちの生き方は,はたして無駄だったのか。 宗教色はなくても,弱さや惨めさに目を向けているという意味で,根底に流れるものは他の遠藤周作作品と共通するように感じる。 本来,人は人を裁けない。永遠の美や強い信念ばかりが褒めそやされる世の中だけれど,砂の城のようにはかないものを受容できる心の空間を残した大人でありたい。

    0
    投稿日: 2012.02.04
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    ~夢みたものは ひとつの幸福 ねがったものは ひとつの愛~ この世のなかには人が何と言おうと、美しいもの、けだかいものがあって、母さんのような時代に生きた者にはそれが生きる上でどんなに尊いかが、しみびみとわかったものです。あなたはこれから、どのような人生を送るかしれませんが、その美しいものと、けだかいものへの憧れだけは失わないでほしいの。

    0
    投稿日: 2011.09.26
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    多感の高校生の頃に読んだ本で唯一、ストーリが記憶に残っている本。 青春時代に出会い、違う人生を歩み、ある場所で再会し、そして運命的な別れを迎える。強い信念に基づき行動する人間を制することの難しさを感じた。

    0
    投稿日: 2011.04.27
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    人にはそれぞれの人生がある。世間の判断では落ちぶれてしまったような生活であっても、その人が一生懸命に善いもの、大切なものを追いかけた結果であれば、それは立派な生き方であると思えるようになった。主人公の素子も、何が本当に正しいのかわからないというが、物語の展開に沿って一緒に考えていくことで、最終的に答えが出せたのではないだろうか。

    0
    投稿日: 2010.10.04
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    主人公の泰子の亡くなった母親が残した手紙に書いてあった言葉で 最後まで何度も出てくる、「美しいものと善いもの」。 それを求めて、行動する泰子の事をうらやまく思ってしまった。 私も美しいものと善いものを探求する気持ちを心の奥に留めておきたいな。 九州弁もとてもリアルでよかった。

    0
    投稿日: 2010.07.16
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    それぞれの道を歩んでいって交差した時に生まれる悲しみが なんとも言えないほど美しかった。 こんな時代もあったんだなぁ。

    0
    投稿日: 2010.03.21
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    美しきもの、善いもの 人それぞれに人生はあって、一度交わったからといって同じ道を歩くわけじゃない 人はそれぞれに変わってゆくのだ

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    投稿日: 2009.10.27
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    クライシスには分岐点って意味もある。 それぞれの人生を歩んでいくなかでそこには何とも越え難い壁ができてしまうこともある。周りからみた自分と、自分の知っている自分は違うし、そのどちらが正しいのかなんてわからない。それでも自分の人生を生きていかなければならない。これは本当に勇気のいることだ。

    0
    投稿日: 2009.07.14
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    遠藤周作の本は「沈黙」「反逆」「海と毒薬」などの純文学系と青春話などを扱った軽小説系に大きく別れてて、この本は後者に属してるみたいだから軽い気持ちで手にしてみたら、予想外衝撃を受けました、はい。 主人公は高校時代から大学時代の青春期に共に夢と希望を描いた友人達を時代の流れに奪われていくというあらすじ。 二度と戻ってはこない素晴らしい青春期に思い描いた夢を、ある人は過激派に求め、ある人は愛人への破滅的な献身に求める…そんな中、主人公は自分の信じた道を突き進み、憧れのスチュワーデスになることができる。しかし彼女には想像もできない形で散っていった友の描いた夢を作っては消えていく砂の城と例えて、この小説のタイトルにかえています。 僕が1番心に残った言葉は、戦争に恋人も人々の笑顔も奪われた時代に生きた主人公の母の遺言の中にある 「この世の中には人がなんと言おうと、美しいもの、善いものがあって、その尊さと、憧れだけは失わないで欲しいの」 というもの。 昭和の雰囲気を感じながら読み取れる、つねに高みを目指す努力、ひとりの人を心から愛する力、人と人との絆、人が決して破壊してはならない豊かな自然。この本が書かれたのは僕の生まれるかなり前だけど、これらのものはすべて現代社会でも失われがちなものだと思った。 「美しきもの、善いもの」人に嘲笑されても、時代の荒波に揉まれても、これを探し続けることが人間の生きる本当の意味なんじゃないかなって思いました。

    0
    投稿日: 2009.01.07
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    これの読書感想文を書いて、いい評価貰いました♪ 話はちょっと難しかったですが…「なるほど」とうなずける話でした。

    0
    投稿日: 2006.10.20
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    画像がない・・・ 平凡な高校生たちが、幸福を夢見て愛を求めて、自分の本能がままに生きていく。理性と感情と共に。つらい現実が待ち受けていることも知らずに・・・ 結構昔の本だから、時代背景がちと古いけど、でも読みやすかった。人生の坂を転がり落ちるトシの気持ちが俺にはわからん・・・ 今はこんなんなってるって、昔の自分は微塵も思わなかったなぁ、確かに。それはみんな同じなんですよね、人生に苦しんでいるあの人も・・・ 少し偶然が起こりすぎな気がした本でした(笑

    0
    投稿日: 2006.04.09
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    「いつの時代でも必ずある、美しいものと善いもの」は、彼らの生き方の中にあったか。むしろ刹那的で、ある意味血なまぐさく醜悪でさえある。輝かしく美しい青春とは、青春期を過ぎた大人の見る、甘やかな夢なのかもしれない。

    0
    投稿日: 2006.02.16
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    遠藤作品でもマイナーな一作。だって、『主婦の友』て雑誌で連載されてたんだって。微妙。 で、女のウケを狙ったのか、ぶっとんだ設定の青春を描いた軽小説になってます。 なんか、中途半端に左派な考え方プンプンで少しいやだった。あと遠藤先生の日常的なものの考え方が浮かんできます。でも、この小説のテーマ『青春時代の理想とその剥奪』はわれわれ大学生の課題ではないでしょうか。みんな自己満足を求めて生きてるんだよ、客観的満足なんて言葉は存在しないんだし、もし存在するなら、客観的満足の一尺度といえる物質的幸福の追求をその学問的領域とする経済学の存在意義がなくなるもん!つまりこの世に経済学はいらねーんだよ。でも俺経済学部生だ、という矛盾を気にせず、他人の目を気にせず行きようぜ、と思わせてくれた作品。

    0
    投稿日: 2006.01.07
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    人生の分岐点、多分、私位の年齢からの人が読んだ方が良いと思います。 美人で頭の良い主人公にはちょっと引け目を感じちゃうけど。

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    投稿日: 2005.05.26