
浪速の女ハスラー 玉撞き屋の千代さん
南川泰三/集英社
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総合評価
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強い、そして明るい
貧しい生い立ち、甘ったれでわがままな夫、問題を持ち込む妹弟、複雑な境遇から親に反発する子供たち……こうした色々を抱えながら、その全てを受け入れ、全てをユーモアで包んだ責任感と共に乗り越えてゆく千代さん。とにかく強い。そして明るい。 皆が大変だった時代とはいえ、お金のトラブルとか夫への愛憎とか、出てくる問題はどれも重く生々しいものが多いのに、立ち止まるよりとにかく行動といった千代さんのバイタリティせいか、読んでいて暗い気持ちになる事は無くて(夫のわがままっぷりに時々イラッとさせられる程度)。 「昭和の下町オカン」の逞しさと懐の深さを、存分に教えてもらえる本。
0投稿日: 2014.10.13
