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吾輩は猫である
吾輩は猫である
夏目漱石/岩波書店
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総合評価

77件)
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     有名作だがちゃんと読んだのは初めて(読んだというか、オーディオで聴いた)。抱いていたイメージは、「滑稽もので、他の名作に比べると、そんなに熱心に読む価値は…どうだろ?」といったものだったが、音声コンテンツで別のことをしながら流し聞くにはとても良かった。ポッドキャスト「吾輩通信」アーカイブ全エピソード一気聴取、みたいな感じだった。文字の本では冗長すぎて読みきれなかったかもしれない。    スタイルはたしかに滑稽風味だが、達観した猫や胃弱でぶーたれたくしゃみ先生の語る内容は、私は共感できることが多く、当時新聞連載を楽しみにしていた読者の気持ちは、今なら様々なSNSのお気に入りアカウントの更新を楽しみにするような気持ちだったかもしれない。西洋文明に出会った明治の時代、「もっともっとと成長、発展を目指す今の考え方は、どこまで行っても決して満足できない仕組みなのだから、心の修養を積むしかない」といった文明論は、今も有効というか、何も変わってない。  漱石さんのこと、私はまだそんなによく知らないけれど、くしゃみ先生も猫も彼の分身なんだろうな。他の人物たちも多少は。漱石の頭の中でいろんな声がわんわん(にゃんにゃんか)鳴り響いていたのかも…。「あいつはきちがいになって巣鴨に入れられたよ」と噂される知己からの手紙に実は感じ入っていたくしゃみ先生は、自分も狂っているのではないかと延々考える。そうして深刻になる主人を猫が呆れて見ている。どちらも自分の声なのだろうな、と想像した。  太宰治『人間失格』の手記の男も「脳病院」に入れられていたな。(最近伝記を読んだ)ブラームスの師匠だったロベルト・シューマンも。精神病の歴史にも興味がある。  一方で、もっと女性の書いたものも読みたい。

    17
    投稿日: 2026.02.20
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    読んだのは青空文庫だ。意外に長編だが、筋がある訳でもないのでどこで終わっても良いし、どこまでも続けられる。 当時はどう受け取られたのか知らないが、ユーモア小説であって文学という固さはない。これを崇め奉って文学研究が重ねられているのが不思議。そもそも何故残っているのかも分からない。もっと売れていたものもあったやに聞くが、歴史の篩というのも気まぐれだと思う。いや、面白いんですけどね。 明治の苦悩と現代の苦悩は真っ直ぐに繋がっていて、解決されないままむしろ複雑化して今に至るので、古典に直接答えを求めても無駄ですね。どの時代もその当時には今こそが時代の転換点だと感じるものなのだろう。

    0
    投稿日: 2025.11.08
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    めちゃくちゃ長い。読むのにすごく時間がかかった。だけど一度は読んでおきたかったので、読み切れてよかった。 こんなに言葉や書くことが溢れ出てくるような文章、初めてだった。 Aについて会話してたらいつのまにかBについて話していて、そこに新しい人物が現れてCについて語っている…みたいな会話描写や猫視点の人間観察の描写の多さに圧倒された。 猫視点の人間の様子は、物事を客観的に見たら滑稽に映る、それが面白い、という感じ方は、読む前から予想できる。 しかし実際に読んでみると、想像以上に鋭い言葉で描写しているというか、漱石は本当にこの人間の様子を馬鹿馬鹿しく思っているんだな、じゃないと書けないな、というレベルで辛辣だった。 あと解説にあった、漱石が晩年まで書いてきた「エゴへの執着の醜さ」はたしかに『こころ』に通ずるところがあるなあと思ったし、この解説の言葉を読んで、本編の以下の文章を思い出した。 今の人の自覚心というのは自己と他人の間に截然たる利害の鴻溝があるという事を知り過ぎているという事だ。そうしてこの自覚心なるものは文明が進むに従って一日々々と鋭敏になって行くから、しまいには一挙手一投足も自然天然とは出来ないようになる。ヘンレーという人がスチーヴンソンを評して彼は鏡のかかった部屋に入って、鏡の前を通るごとに自己の影を写して見なければ気が済まぬほど瞬時も自己を忘るる事の出来ない人だと評したのは、よく今日の趨勢を言いあらわしている。寝てもおれ、覚めてもおれ、このおれが至る所につけまわっているから、人間の行為言動が人工的にコセつくばかり、自分で窮屈になるばかり、世の中が苦しくなるばかり、丁度見合をする若い男女の心持ちで朝から晩までくらさなければならない。 この文章を読んで、たしかにわたしは自分が他人にどう見られるかをすごく気にしているし、SNSやインターネットも自分のために、自分をどう見られたいか、という情報で溢れているし、自分をよりよく見せることにすごく肯定的だし積極的だと感じた。 そして前の時代の人たちは、おそらく自分と世間の境界が曖昧、またはほとんどなくて、自意識が世の中に溶け込んでいたんだろうか、となんとなく思った。 今の自分と他人の境界が明確に存在する価値観が、少し前の時代だと違っていたのかと驚いたし、興味深く感じた。 昔の小説は今の時代に通ずることもあり、今の時代の当たり前がそうでないことを知ることができて本当に面白いなと思った。

    1
    投稿日: 2024.11.15
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     吾輩は猫である。名前はまだない。  この有名な書き出しは知っていても、読んだことはなかった。伊集院静さんの『ミチクサ先生』を読んで、この小説をどうしても読みたくなった。  思ったよりもずっと分厚かったけれど(岩波文庫515ページ)、漱石のユーモア、風刺を交えた文章に引き込まれた。電車で読んでいる最中に、面白くて思わず吹き出してしまうことも。例えば、「ダムダム弾」をめぐる攻防。  あくびを「鯨の遠吠のよう」と書いているのも面白い。  日常を「猫」の目から見た物語ですが、人と人とのやりとりが面白かった。しかし、あのような結末になるとは思いもしませんでした。そういうことになるとの予想はつくものの、まさか本当にそうなるとは思わず、でも、その結末もユーモアがありました。

    0
    投稿日: 2023.10.09
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    ピア・サポーターズNさんのおすすめ本です。 「『サザエさん』のような日常のわちゃわちゃ感。猫視点という斬新なアイデア。 落語のようなテンポの良い会話。 「こころ」=夏目だと思っている人に読んでほしい! 明るくくだらない夏目のデビュー作!!」 最新の所在はOPACを確認してください。 TEA-OPACへのリンクはこちら↓ https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00041512

    0
    投稿日: 2022.03.15
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    毎晩スタバで少しずつ、3ヶ月以上かかってやっと読み終えました。 (私にとっては2021年の読書10冊目) (読もうと思ったキッカケは、内田百閒先生が心酔していたから) (夏目漱石の作品なので、岩波を選んだ) 全体の印象としては、登場人物ご一同さ、皆さん饒舌というか、多弁で、まぁよく語ること語ること。 そのおかげで、だいぶ語彙が増えた気がします。 明治38年(1905年)から翌年にかけて書かれた作品だから、勝ったばかりの日露戦争に関連して色々な単語が出てきます。 (旅順が落ちたので市中は大変な景気だとか、征露2年目とか、乃木希典、バルチック艦隊、東郷平八郎とか) 特に印象に残ったのは、禅語とか仏教用語が、登場人物の口からいっぱい出てくること。 そして、ネコの飼い主、苦沙弥(クシャミ)先生の口からは、古代ギリシャの哲人とか学者さん達の名前やエピソードが、次々と出てくる。 漢籍(中国から入ってきた古典作品)の数々からの引用も多くて、夏目漱石の博学さに驚きました。 ゲーテのファウストやウェルテル、熊坂長範、楠木正成、ナポレオン、アレクサンドロス大王、その辺は大丈夫。 だけど、ニーチェとか漢籍とか、さらには落語からも引用してるみたいで、その辺は本当にいちいち1つ1つググっていったので、ものすごく時間がかかった。 ただただひたすら、Wikipediaと日本国語大辞典で調べまくりの3ヶ月間だった気がする。 10代の多感な思春期にこの作品を読んで衝撃を受けたという、内田百閒先生や芥川龍之介。 彼らの頭脳と感受性、どちらもマジですげぇわ。 次に何を読むか、なんだけど…… 漢籍の数々をこの年齢から次々と読破して行くのはハードルが高い一方で、禅語はちょっとかじってみたいなぁと。 でも、友達がいない私には、禅語とか仏教に詳しい知り合いもいない。 漢籍と禅語をある程度おさえておくと、小津映画も理解が速くなりそうな気がする。 色々な本を読めば読むほど、あちこちで引用されてますよね。 本来なら、古事記や日本書記、イリアスやオデュッセイアや、旧約聖書や新約聖書と同じレベルで、まず最初にそっちを読んでおくべきなんだろうな。 今までろくすっぽ読書してこなかった人生を反省させられた1冊となりました。

    1
    投稿日: 2021.10.20
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    ラストにやられました。 波があるようで波がない。猫視点の日常です。 どう終わるのだろうと思って読んでいたら、驚きました。 猫が可愛いです。猫が悟りを開いている感じです。 少し分厚いので、薄い本が好きな人は少し読むのが大変かもしれません。 ちなみに、私が初めて読んだ文学作品でもあります。

    0
    投稿日: 2021.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    言わずと知れた名著。読んでみたかった作品。 思いの外コメディ寄りというか、登場人物のやり取りに結構くすりと笑えた。 個人主義に関する件などは、どことなく今と通ずるところを感じた。 ただ、主人の女性観など、時代を感じる部分は当然あった。 個人的には「こころ」の方が好み。

    0
    投稿日: 2021.02.16
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    誰もが知る超名作。人間の営みや世の真理に隠された明暗を純然たる猫の視点から解き明かすという甚だ興味深い作風。諧謔性の暴力ともいえるほどの極めてユーモラスな文体にはついつい笑みがこぼれてしまう。圧倒的会話量を以ってして迫真性を突きつけ、凄まじい熱量を感じた。細部に渡るディティールで稀代の滑稽味とリアリティを紡ぎ出す漱石のメソッドには感服の念が絶えない。日本随一の文豪の源流を肌で感じ、ますます敬愛が深まった。

    0
    投稿日: 2021.01.26
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    意外と面白かった。 まさに明治のサザエさん一家っていう感じだった。 短調でそんなに長く引っ張る必要あるのかなぁっていう場面も所々あったが全体的に苦沙弥先生や迷亭、寒月、細君らのやり取りがおかしかった。 特に泥棒に入られた時のエピソードはコントを観ているようだった。 ただ最後はちょっと残念だった。せめてもっと苦しそうじゃない死に方でも良かったんじゃないかと思った。

    1
    投稿日: 2020.07.04
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    若い時に何度か読んだのでエピソードそのものはだいたい覚えているのだが、言い回しとか例えとか、文のスピード感などといったディテールが面白く、味わい深い。 また、この最近の岩波文庫版はとても読みやすい。漢字の開きも、雰囲気を壊さない程度にとどめてあるし、読みの難しいものにはほぼ必ずルビがふってある。注も多めかつ簡潔で気になったものだけちょっと見て理解して先に進める。 昔、新潮文庫で読んでいて億劫になって挫折してしまったことがあったのだが、問題はこの読みやすさ、だったと思う。新潮文庫の、漢字はほぼ開かず原文どおりという方針はとてもいいのだが、字が小さく行間がつまっていて圧迫感があって読んで入り込むまでに時間がかかるのと、注がちょっと少な目で気になった言葉がわからないとそこでつっかえてしまって途中で止めがち、ということが問題だったのではないかと今にして思う。新潮文庫さん、ぜひ漢字はそのままにして、読みやすいスタイルと注の充実した新版へのリニューアルをお願いします!

    0
    投稿日: 2020.02.05
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    初めてまともに夏目漱石を読んだかも。 結構読みにくかったなぁ。 でもこれは猫が語り手となっているところが持ち味なのだろう。 確かに猫が軍隊を作るみたいな妄想のところは面白かった。

    0
    投稿日: 2019.11.15
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    この小説のはじめあたりで、吾輩が「言語道断」を「言語同断」と言っているのです。 最初、誤植かと思いました。漱石ともあろう人が何故? やがて、ある時、腑に落ちました。 これは猫が語っているのですよね、だから、これでいいのですね。

    0
    投稿日: 2019.01.28
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    夏目漱石の処女作。小学生低学年のうちの子が知っていたこともあり、氏の著作で一番有名な作品だと思います。 主人公は英語教師の苦沙弥先生にひょんなことから飼われることになった一匹のネコ。 「吾輩は猫である。名前はまだ無い」という有名な書き出しの通り、吾輩などという不遜な一人称の妙に堂に入ったネコ君の目から、苦沙弥先生やその仲間たちの滑稽な会話や、ネコ同士の交流、そして不合理極まりない人々の生体をネコの視線から風刺した作品になっています。 基本的に読みやすく、クスりとくるシーンもあったのですが、冗長なところもあり読みづらさを感じる時もあります。 人々の日常の描写がネコの視点から語られており、物言わぬネコから人の行動の滑稽さや愚かしさをユーモラスに語られるところが本作の特徴です。 児童文学のような設定ですが、子供でも読みやすいような、ライトに読めるような作品ではないと思います。 有名な作品にもかかわらずちゃんと読んだ人が少ない原因は、恐らくそういったギャップによるところではないかと思います。 本作は結構ページ数もあり、内容も冗長で難解な箇所もあるので、個人的には漱石の入り口としては「坊っちゃん」をおすすめします。 もちろん日本文学としては比較的読みやすい作品で、日頃から文学に触れている方であれば楽しく読める作品ですが、そういった方はまず間違いなく読んでいると思うので、「吾輩は猫である」をこれから読もうとする人、つまりは普段文学作品を読まない人に向けては、いの一番に進められる作品ではないと思います。 本作の発表当時はまだ日本の自然主義文学は黎明期なのですが、本作は自然主義とは明確な違いが感じられました。 また、夏目漱石の文学は、後に氏が自ら低徊趣味と呼称していましたが、処女作である本作もその雰囲気が感じられました。 実験牧場的な自然主義とは異なり、ただ登場人物がおりそれを観察するネコがいるだけのストーリーで、物語中出来事はありますが、それによって劇的に場面が変わったり思い悩むようなことはなく、淡々と、というよりは悠然と日常が、ネコによって描写されるのみとなっています。 作中では主人公のネコが恋に落ちたり、苦沙弥先生の家に泥棒が入ったり、いろいろのことが起きるのですが、それは舞台設定に投げられた事件というよりもただのエッセンスと呼ぶべきで、「そういった内容があったのだ」で続く物語となっています。 先が気になる話というよりは、楽しくってページを捲ってしまう、そういう小説だと思います。

    0
    投稿日: 2018.10.06
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    朝日の連載終了。子どもの頃読んだ記憶はあったけど、ほとんど内容は覚えていなかった。こんな話だったっけ?と言うより、この内容は子どもの頃は半分も理解できなかっただろうな、と思う。今回の連載では分かりにくい語句の説明もあり、ときどき時代背景だとか、漱石やその周辺の人物の解説もあってより分かりやすかった。寒月君が理学博士取るために珠を磨いていることとか、実際そういう分野に足を突っ込んでみた人間としては良く分かる。猫が語るというより、途中から、西欧近代(当時の現代)社会とそれに近付く日本社会への思いだとか批判だとか、そう言ったものを登場人物たちに語らせているというお話になっていて、新聞連載らしい社会性のあるお話だったのだと気付いた。最後に吾輩が酔っ払って甕に落ちて死んでいくところは何となく覚えていたような気もするが、連載終了というのと合わせて突然で寂しい終わり方です。南無阿弥陀仏。

    0
    投稿日: 2017.03.28
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    漱石のユーモアとトウェインのユーモアって似てる気がする。相手の主張をあえて受け入れてシニカルに考察するところとか。

    0
    投稿日: 2016.04.29
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    過去に何度か投げ出したが、今回は何とか通読できた。 別に大文豪の作品にケチをつける気はないが、最後まで読み通すのにかなり苦労した。さして意味のあるとは思えぬ饒舌、皮肉。ユーモアがあるという人もいるが、今の時代ではいかんせん古臭い。時代で仕方ないのだろうが、女性蔑視的な箇所が間々出てくるのも気になる。 人間と社会の洞察に深みを感じるところもあるが、やはり、この小説、猫の視点から人間を見たおかしさ、バカバカしさに尽きる。 この作品、中高生に勧める教師も多いのかもしれないが無理がある。それなりの人生経験を積んでからの方が、挫折しないし味わえる。

    2
    投稿日: 2015.12.13
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    起承転結がなく、他愛もない話がつらつら連なってるという感じ。風刺がきいていてくすりとなることはあってもせいぜいがそのくらい。

    0
    投稿日: 2015.08.20
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    名著、間違いなく名著。楽しく読めてしまうのにすごく深い内容。西洋の思想が入ってからの日本人の変化についての考察は本当に考えさせられた、というか烏滸がましくも同じようなことで悩んでいただけに、妙な感慨が…

    0
    投稿日: 2015.05.02
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    夏目漱石といえば・・・ と聞かれたとき、私は間違いなくこの作品を掲げるでしょう。 猫視点で描かれる本作品は、当時非常に斬新でその後同形式の作品が多数出たという。 私はそのような意味で本作品をお勧めしたい。 時代に新たな風を吹かせるということは、ごく限られた人物にしか可能たらしめない。 特に学生さんにお勧めしたい作品です。

    0
    投稿日: 2014.12.18
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    ”夏目漱石、何読んだ?”と最近の中高生に聞くと、「坊ちゃん」「坊ちゃん」「坊ちゃん」…のみであることがほとんど。”まあ、そういう人は「夢十夜」でも読んでみたらいいと思うよ、おもしろいし短いし。」”。”「吾輩は猫である」も夏目さん?””そう。でも、おもしろいけど、だらだらと長いしな~。小説という表現方法を手に入れて漱石悪ノリしてるところがあるから。ダジャレ連発だよ、ほら、ここなんか」。と、Kindle版でマークしているところを見せる。「ずうずうしいぜ、おい」「Do you see the boy か。」

    0
    投稿日: 2013.10.10
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    思ったより面白くてスラスラ読める。 貸し出しの都合で最後まで読む前に返しちゃったから途中までしか読めてないけど。 またちゃんとゆっくり読みたい。

    0
    投稿日: 2013.07.18
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    これは名作です。 間隔をあけて読む毎に違った印象を受けるくらい、多様な思考が詰まっているように思います。 しかも、皮肉がおもしろい!

    0
    投稿日: 2013.04.28
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    漱石渾身のユーモア小説。とぼけながら常に笑いをとりにいく姿勢は流石漱石。自己を外面から眺めて徹底的にこき下ろし、「真面目」を笑い飛ばす民間療法の産物です。

    0
    投稿日: 2013.01.20
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    ライバルだった幼なじみが、中学生のときにこの本の読書感想文を書いていてすごいと思っていた 悔しかったので、学生になり、名作だし購入して私も読むことにした さすが、新聞に連載されていただけのことはある 読み進めて文体に慣れてくると、思わず笑ってしまう箇所もあった インテリの書いた、ザ・大衆小説、『こころ』とはずいぶん趣が異なるように感じた

    0
    投稿日: 2012.10.13
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    中学1年の夏休みの自由課題で無理やり読んだ・・・ 「細君」がいつも突然家の中に現れるのが、 ずっと疑問に思っていたww

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    投稿日: 2012.09.15
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    個性的な面々による会話は軽妙かつ人の真相心理をついていた。今も昔も考えることは同じなのでと感じさせられた。一方で会話以外の説明は冗長かつ表現が古く読むのに多少苦労した。また、それぞれのエピソードが完結していなく、もう少し結論が知りたい点もあった。  全体的にはさすが文豪の作品だけのことはあった。猫を主人公とした軽いタッチの作品ではあるが、その裏に世相への批判、人間のおぞましい心理など巧みに表現されていた。多少長いが一読する価値はある。

    0
    投稿日: 2012.08.28
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    「無理を通そうとするから苦しいのだ。つまらない。自ら求めて苦しんで、自ら好んで拷問に罹っているのは馬鹿げている」 「猫」に人間の滑稽さをさんざん暴かせ、そしてようやくこのシーンへと到る。 こころで漱石が「先生」に委託した事と同様だが、やはり唐突さは否めない。

    0
    投稿日: 2012.06.02
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    猫の視点で,人をみると,こんなに高慢ちきだったり高尚だったりよくわからなかったりするのかしら, と訝しんでは,何故か人だけでなく猫や犬の目まで気にするようになった中学二年生の春を思い出します.

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    投稿日: 2012.05.19
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    私が初めて夏目漱石の作品を読んだ本。 夏目漱石は確実に父親の影響。 猫の視点で書かれてて凄い面白い。

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    投稿日: 2012.03.10
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    猫の視点で飼い主である自分自身を痛快に自虐してくとこが面白い。猫のシュールできまぐれな視点が個人的に好き。 あと、登場人物がみなちょっとふざけているとこもいいです。

    0
    投稿日: 2012.02.14
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    子供の時にも一度読んだことがあったのですがまったく覚えておらず新鮮に再度読むことができました。今読んでみると昔読んだときこんなの理解して読んでたとはあまり考えられないので記憶に残っていないのも納得。今になって詠んでみると吾輩かわいいし先が気になるしでとても楽しめました。

    0
    投稿日: 2011.12.27
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    思っていたよりはるかに分厚くてびっくりした。 夏目さんが、ひょいひょいっと面白がりながら書いた様子が想像できて楽しい。でもこんなにたくさん書いたのはすごいな。

    0
    投稿日: 2011.09.06
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    青空文庫から やっと読み終わった。正直よくわからない。 文章の意味はわかるけど、 どこが面白いことになるんだろうか。 ただおれの理解力が足りないのかなあ…

    0
    投稿日: 2011.09.05
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    22歳にしてようやく「吾輩は猫である」を読んでみる。 漱石の本は「こころ」についで2作目。 レビューなんてのは全く自分の無知蒙昧を広めるだけのものであると思うけれども、せっかく読んでみていろいろ思うところがあるので書くことにする。 やはりまず第一に感じたのは、猫に語らせることの妙である。 人間ではなく、猫自身が語ることで、社会科学的に言えば、漱石自身の鋭い観察眼及び人間のバイアスをより鮮明に対象化することに成功していると思う。皮肉も人間が語るよりもずっと効いてくる。正直、ギャグ漫画を読んでいるような心持であった。 クライマックスで、人間どもに一種の漱石的講義(?)を語らせ始めたかに見えた時は、漱石の社会に対する鋭い指摘・観察眼に大いに感心しながらも、興ざめしながら読んでいたが、最後にやはり「人間同士の嘲笑を猫が嘲笑する」という本書の面白さをしっかり押さえて終わっていた。 また、明治初期の日本は封建社会から資本主義社会への大転換を迎えていた。物語のクライマックスで語られていたような諸個人の自由・不自由の新たな発現から、多数の人々と同様、彼自身も逃れることができないことを感じていたに違いない。そして、自身をも一人の登場人物として対象化し、当時の日本社会における人間的状況をより一層浮き彫りにすることを猫に託したのではないだろうか。 と、無知をさらけだすことの恐怖。。。 だがそう思ったのでそう書いておくことにする。 とりあえず面白かったが、500ページを超えてて非常に長い。つかれた。

    1
    投稿日: 2011.08.18
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    再読。やっぱ本家は面白いなー。 一回目に読んだときは幼すぎて気づかなかったけど、現代から考えたら女性蔑視とも取れる女性論も書かれていたんだなぁ。 迷亭君みたいな友人がほしいです。

    0
    投稿日: 2011.07.27
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    読んだのはどの出版社のものだったか不明だけどとりあえず。 きつかったー、有名どころってことで読んでおこうと思ったんだけど読み進めるのがきつかった!長い上に日常がメインの物語だから、大した事件とかなくて。ストーリーっていうよりも、私は会話とか描写とかを読む感じになりました。

    0
    投稿日: 2011.07.08
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    有名中の有名とでも言うべき、夏目漱石の代表作のひとつ。今まで読んだことがなかったので読んでみたが、ストーリーらしいストーリーはない。作品全体を通して訴えたいことといった、主題らしいものも読み取れなかった。猫の目を通して人間社会を批評しているといった感もあるが、ささやかな冷笑程度の批評にとどまっているように思える。 読み終えて、あまり心にのこるものはなかった。

    0
    投稿日: 2011.04.29
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    冒頭の文章はみんな知っているのに、最後の結末は知らない。衝撃のラストだからかな? 感想としては、とにかく長い。意外とダークな内容だし、現代では差別的とされる言葉もどんどん出てくる。道理で学校で詳しく教えないはずだ。 風刺された内容は現代を予言しているかのようだ。

    0
    投稿日: 2011.03.30
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    捨て猫の「吾輩」(名前がない)は、英語教師苦沙弥(くしゃみ)の家に住み着く。主人をはじめ家族や友人たちを観察し、彼らを痛烈に批判する「吾輩」だが、最後には酔って水瓶に落ちて死んでしまう。 読もうと思っていた矢先に、国語教師にオチを言われてしまったので、自分も堂々とネタバレします(笑) 言わずとも知れた風刺小説です。猫可愛いよ猫。

    0
    投稿日: 2011.01.09
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    漱石のデビュー作。 意外に分量、内容ともにどっしり感が強かった。 とはいえ娯楽小説なので、あまり難しいことは考えず、サザエさんでもみる気持ちで読むのが一番面白いと思います。

    0
    投稿日: 2011.01.04
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    誰もが知っている日本近代文学の代表作。 正直今まで読んだことがなかった自分がとても恥ずかしくなるほど面白く、唸らされる作品でした。 近代日本社会を「猫」の視点から風刺した作品です。 いつの時代でも生きている人にとって矛盾や問題はいくつもあります。 もし現代社会に我輩(猫)が存在しているとするなら何と言うでしょうか? それをゆるく描く漱石の筆の巧みさにただただ圧倒されます。 まだ読んだことのない方は是非!

    0
    投稿日: 2010.12.13
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    猫から見ると、ほんとに人間っていうのは煩わしいな。 そんでなんか面白いんだよね。 猫が可愛くて仕方がないです。

    0
    投稿日: 2010.10.11
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    夏目漱石なあ…と思って読まなかった自分に激しく後悔とまではいかないけども、面白い本でした。ヴァイオリンのくだりはバスの中でにやにやするのを抑えるのに苦労しました。最後は知ってたけど、ちょっとツーンときてしまいました。

    0
    投稿日: 2010.07.05
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    吾輩(猫)が最後どうなっていったかは知ってたんだけど、けっこう無理やり終わらせたって感じになってますねw 皆で弁論のような感じですね。 今まで読んだことなかったのでまぁまぁ面白かったと思います。 iPhoneで読んだので、意外とはかどらなかった感じです。 それが本の内容のせいなのか、iPhoneのi文庫のせいなのかはわかりませんがね。

    0
    投稿日: 2010.06.29
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    *ブログ感想あり* http://blog.livedoor.jp/marine0312/archives/51721027.html なんとおもしろい。何故今まで読まなかったし!(10年くらい前から持っていた) 愉快痛快な言い回し。人間世界の皮肉。だいすき迷亭さん。 くだらない日常話をこんなに面白おかしく描けるのってすごい。猫かわいい。 漱石の著作の中で今のトコいちばん好きだなあ。

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    投稿日: 2010.06.26
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    『坊ちゃん』と並ぶ夏目作品前期の代表作。漱石自身の体験が色濃く反映されているのも夏目作品の特徴といえるでしょう。 「吾輩は猫である。名前はまだない。」との冒頭のフレーズは有名。読書好きの小中学生が読了する本のひとつでもありますが、全編を読んでいない...という人も多いのではないかと思います... 【開催案内や作品のあらすじ等はこちら↓】 http://www.prosecute.jp/keikan/060.htm 【読後の感想や読書会当日の様子などはこちら↓】 http://prosecute.way-nifty.com/blog/2010/03/60-4a32.html

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    投稿日: 2010.06.01
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    【内容】 猫を語り手に苦沙弥・迷亭ら太平の逸民たちに滑稽と諷刺を存分に演じさせ語らせたこの小説の特徴は溢れるような言語の湧出と歯切れのいい文体にある。 猫を語り手に苦沙弥・迷亭ら太平の逸民たちに滑稽と諷刺を存分に演じさせ語らせたこの小説の特徴は溢れるような言語の湧出と歯切れのいい文体にある。 この豊かな小説言語の水脈を発見することで漱石は小説家の道を踏み出した。 ■図書情報参照元: http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/DocDetail?txt_docid=NCID%3ABN04568944 ■青空文庫: http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card47148.html

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    投稿日: 2010.03.26
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    基本的に今まで「人間」の目線からの小説を読んできた私にとって、この話の展開というか、目線はとても新鮮に感じられた。この話はある一匹の猫の目線から始まる話であった。猫が人間の行動等を見て思うこととはおそらくこういうことを思っているのだろうなというのが良く書かれている。実際に猫の目線から見たときの感想が「確かにそうかもな」と思えるようなことが書いてある。これは、夏目漱石自身の想像力の高さがうかがえる一冊だなと思った。

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    投稿日: 2010.01.05
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    明るくて軽快な作品だと思ってたのですが… なかなかに厭世感が盛り込まれてました。 後半は作品と言うより、作者の思想吐露って感じで 結構読むのがつらかった。

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    投稿日: 2009.12.03
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    2009年11月3日読了。 難有い難有い。 小学生のときに買ってもらったけれど、意味がわからなくて本棚の肥やしになってしまいました。 今読み終わって、やっとわかったような気がする。 小説らしい小説ではないけれど、それが大事なわけではないのでしょう。

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    投稿日: 2009.11.09
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    猫からみた人間というやつらの日常。 吾輩は猫である。名前はまだない。 猫の目からみたら人間というのはなんと変な動物か、変な社会なのか。 猫の手、ならぬ猫の目(?)を借りた社会風刺が面白い!! たとえば教師というのは書斎にとじこもって、本を数ページめくってあとはずっと寝ていればよいのだから、これなら猫である吾輩にもつとまるのではないか、という冒頭の部分からニヤリ。 だがこれはほんの序ノ口であり、吾輩が電車の中でにたりとするのはもう少し先の事であった…。 泥棒が山芋を盗んだりね。 しかしこの話のいいところは、猫>人という図式ではなく、猫もまた猫なりのおっちょこちょいなエピソードがあるんだよね。 「吾輩」が「餅とはどんな食べ物だろう」と興味深々で食べてみたところ、のどにつまらせてもがいていると。 そこを「先生」の子どもたちが「ほら、猫が踊りを踊っているよw」と笑い者にし、大人たちは「意地汚い猫め」といった感じで微妙に蔑んでいるところ。 人間が変な生き物、でも猫も猫でどうしようもない生き物w 西洋に追いつけ・追い越せとか、とにかく「発展」させよ、という当時の考え方に批判的であったのもまた興味深い。 「のんきと見える人々も、心の底を叩いてみると、どこかかなしい音がする」 特に大好きな言葉。 猫!!おまえよく人間のことを見ているな!!と感じずにはいられない。 「順当が続くとさだめし退屈であろう」 そうそう、うまくいっている状態がずーっと続いても面白くないw 当初はこんなにも長く書き続けるつもりはなかったのだが、気づいたら長くなってしまったそうな。 長い小説だけれども、大きな筋書きがあるわけでもない。 オチはもう面倒くさくなって適当にこんな終わり方にしたんだろ!と思ってしまったwww 読んでいると冗長に感じるけれども、いざ終わるとちょっとさみしい。あぁ、これで「吾輩」ともお別れか、とw 猫という動物がまた良いなぁ。 犬って従順で人間に使えるorハナからナメてそうで人間と同等の立場にない。 けど、猫というのはなんだかんだ同じような立ち位置にいつつも、一歩冷めた目で、でも鋭く見抜いていそうな動物!! 街中で猫を見ると、「こいつらも何考えているのかなー。」と考えずにはいられない。 にゃー。

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    投稿日: 2009.08.04
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    夏目漱石の『吾輩は猫である』に鏤められた些事から、漱石の日常、身近な人々との交友、家族との折り合いなどなどを論考する読みとりやすかった。さまざまな資料を駆使して書かれているので、明治37年から39年のあるインテリゲンチャの生活の様子が事細かに浮かび上がってくる。面白い試みだと思った。一つ一つの項目に関する薀蓄は本書を当ってもらうとして、最後に笑ってしまったのは、『吾輩は猫である』の評判にあやかって書かれた贋作の数々。勿論、内田百輭の『贋作吾輩は猫である』は有名だが、それ以外にも、保坂帰一の『吾輩の見たる亜米利加』ではなんと”猫”が渡米している。

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    投稿日: 2009.07.31
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    登場人物も非常に個性的で、この作品は長くて、色々なことが詰め込まれていて読みにくい部分も多かったが、それを補って余りある面白さだと思った。

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    投稿日: 2009.07.31
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    夏目漱石の『吾輩は猫である』に鏤められた些事から、漱石の日常、身近な人々との交友、家族との折り合いなどなどを論考する読みとりやすかった。さまざまな資料を駆使して書かれているので、明治37年から39年のあるインテリゲンチャの生活の様子が事細かに浮かび上がってくる。面白い試みだと思った。一つ一つの項目に関する薀蓄は本書を当ってもらうとして、最後に笑ってしまったのは、『吾輩は猫である』の評判にあやかって書かれた贋作の数々。勿論、内田百輭の『贋作吾輩は猫である』は有名だが、それ以外にも、保坂帰一の『吾輩の見たる亜米利加』ではなんと”猫”が渡米している。

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    投稿日: 2009.07.30
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    この作品はタイトルを見てもわかるように物語は猫の視点から書かれている。 この猫は登場人物の英語教師、苦沙弥先生に飼われている。 作品は自体は、「吾輩」(猫)の視点で家で起こることを語っているもの 作品を読んでみての感想は、普通に面白いと思います。 ネットでこの本のことを調べると、夏目漱石の最初の作品って書いてあった 知らなかった。 私も猫を飼っているので、猫からみた家はこんな感じなのかな〜って想像して読んでいました。

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    投稿日: 2009.07.16
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    想像力をつけようと、描写の面白い小説でうちの大学の図書館にもあるもの…と思って適当に選んだ一冊。 話題の名作ということで一度は読んでみたかったものである。 ネコの視点に立つからこそ、「自分(筆者)も人のこと言えないでしょうに」というような人間の皮肉、 醜い部分を面白おかしくかいている。 何でもない日常のただ流れるままにという感じで、全体にあまり論理というものは存在しないようである。 そのわりにはあまりに長編なのでちょっと飽きてしまった。さらにこの時代特有の長ったらしい副詞句も苦手。半分までで断念。 しかし時々いろいろ考えさせられる人間の特性が描かれていて、その点はやはり面白かった。 随分時代も変わったので、現代人にはあまり当てはまらない部分もあるのだが、現代人にもすごく当てはまる部分もあった。 特にそれを感じたのは、他の動物と比較した場合の「人間様」中心てき考え方である。 まあどんな動物も、自分の種族が一番と思っているのかもしれないが、猫の目でこうまで書かれるとなるほど、と思ってしまった。 ちなみに私はこの本を読んでいる頃、今流行のネコカフェにデートに行っったのだが、これがまた新鮮だった。 まさにキャバクラの猫バージョン。しかも猫は餌をもらいには来るが、一向に媚びる気配がない。 撫でようとしようものならすぐ逃げる。「人間にかまってやってるのよ♪」という感じ。 そりゃそうだろうと思ってしまった。 ちなみにこの店の姉妹店、今度新店舗を新宿二丁目に構えるらしい。まさに本場である。

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    投稿日: 2009.03.25
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    子供の教育番組でも取り上げられていて、長い生涯 読んだことがない、これじゃまずい、と思って読んでみました。 なんでしょう。古典落語のような(古典落語もよくわかりませんが)内容。ところどころ笑えるところもあり、これが夏目漱石の文体なのかなと ぼんやり考えさせられのみ。 三四郎とかも読んでみようかなと、そうすれば もっと夏目漱石を理解できるのかなと、まだそんな気持ちです。

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    投稿日: 2009.03.11
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    真面目なんだけどとてもユーモアがある、そんな文章が私は大好きだ。 私が思う文章というものの本質がこの作品だと思う。真面目なユーモアこそ私の全て。

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    投稿日: 2009.02.15
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    最後のほうまで読むと、じわじわ面白い。変人集団を猫目線で楽しむ話。 嘘ばっかりつく人と、ガラスを最初っから最後まで擦ってる人が好きです。

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    投稿日: 2008.12.18
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    元来人間というものは自分の力量に慢じて皆んな増長している。 少し人間より強いものが出て来て苛めてやらなくてはこの先どこまで増長するかわからない。 苦沙弥、迷亭、寒月の3人。それを傍観する猫。 猫の思想や迷亭の語り節、苦沙弥の描写が、コミカルでおもしろい。

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    投稿日: 2008.11.27
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    登場キャラクターがそれぞれに微笑ましくて心あたたまる。そう思って気を抜いて読んでいると、話題がシリアスになって思いかけず感心させられる。ただ、全十一章を読んでいるとちょっと飽きた面もあった。

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    投稿日: 2008.09.20
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    私は「こころ」の後にこの本を読みました。 夏目漱石は神経衰弱のイメージがあったのですが、これを読んでみて、ユーモアを大切にする人だったのだろうなぁと思います。 内容に一貫性はあまりなく、小さな事件がぱらぱらちりばめられている感じです。 ですが、登場人物のやり取りにユーモアがあふれ、時間を忘れて読むことができます。

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    投稿日: 2008.09.14
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    家に袋とじのままの我輩は猫であるがあります。 昔の本は袋とじのままで、ペーパーナイフで1ページずつ開きながら 読んでいたそうです。 もったいなくて、1ページもやぶれませんが。

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    投稿日: 2008.05.29
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    夏目漱石の処女作にして、『坊ちゃん』と並ぶ代表作。飼い猫を語り手として、英語教師をしているその主の周りに起こることを風刺的に描いている。主人の友人の迷亭や寒月君、東風(こち)君との会話を中心に描写されており、また猫自身の哲学的思想もしばしば顔を見せる。主人は漱石自身がモデルになっており、馬鹿正直で短気、非活動的で胃弱な英語教師として滑稽に描き出されている。猫の主人に対する批評は爆笑。まじうける。ウハ^^ と適当な感想ですが、その文体といい猫の語り口といい、間違いなく今まで読んだ漱石の作品の中で一番おもしろいというか、単純明快でよかったです。それはブログの記事にしてしまうくらいでしたヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

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    投稿日: 2008.02.02
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    風太郎先生がバイブルにしていたとゆー『我輩は猫である』を読み返したくなった。 しかし子供の頃読んだのがこんなに分厚かったわけはないから、子供向けに端折ってあったんだろーか? 安さの岩波か、慣れ親しんだ読みやすさの新潮かで迷うが、100円の誘惑に魅入られ岩波に決す。

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    投稿日: 2008.01.23
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    くしゃみ先生の家の猫(主人公)がお餅を盗み食いするシーンの描写がおもしろい。かなり想像できる(笑)。

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    投稿日: 2007.11.22
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    中1の時に読んだのですが、当時の僕には難しすぎてよく理解できませんでした...それでも面白いと思ったのは覚えています。もう一回ちゃんと読み直したいなぁ

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    投稿日: 2007.08.03
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    猫を語り手に苦沙弥・迷亭ら太平の逸民たちに滑稽と諷刺を存分に演じさせ語らせたこの小説の特徴は溢れるような言語の湧出と歯切れのいい文体にある

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    投稿日: 2007.05.24
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    面白かった。素敵www 小学4年くらいのときに読んだときはこの物語の半分も理解できてなかったけれど、読み返すと「こんなに面白かったの!?」とビックリしますww 人間の生活をちょっと皮肉っているようにも思えました。 物語の結末、猫の最期が切ない・・・・orz

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    投稿日: 2007.04.16
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    言わずと知れた名作です。猫が踊ります。猫がネズミ捕りで大苦戦でします。猫が酒飲んで酔っ払います。とにかく猫がいろいろします。ただこっけいなのではなく、その中で猫がいろいろ考えます、猫の目を通してさまざまな人間関係が描かれます。それがまた面白いのです。やや女性批判的な側面もありますが、わりと面白い作品です。最後の方の哲学になってくると現代にも通ずる部分がある気がします。

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    投稿日: 2007.01.06
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    猫を通して人とか社会を皮肉ってるんやけど、それと似た内容のことがけっこう最近言われてません?くすくす笑って読める本。                    それにしても最後まで名前付けてもらえんかったなぁ、この猫。

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    投稿日: 2006.12.21
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    「我輩は猫である」と「夢十夜」が夏目漱石の最高傑作なのではないか?寒月君の「首くくりの力学」や苦沙弥先生が細君の禿げに驚くあたりでクスクスと笑ってしまいます。

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    投稿日: 2006.09.10
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    淡々と面白い。でも、ラストはちょっと切ない。漱石らしいな、と思えるユーモラスな日記と言った感じです。 うちの猫も、こんな具合でしゃべったらなぁ……。なかなか長いですが、日課のようにちまちまと毎日読むと楽しく読めるかも。

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    投稿日: 2006.06.06
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    永久にこれだけしか読んじゃ駄目! っていう、無意味な定義に、応えるならこの一冊! 本当に素晴らしく面白い。

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    投稿日: 2006.05.25
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    漱石の作品の中で多分一番有名な作品。今の時代に読んでみても猫の目を通してアイロニカルに社会を批判するという形は面白い。ちなみに英訳のタイトルは 'I am a Cat'。イギリス人もうちょっと努力しようよ。

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    投稿日: 2006.03.06
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    猫好きがばれてきたかもですな。この猫はカワイイ。もちを噛んで踊ったり、しっぽを拝むためにぐるぐるまわったり。主人もなかなかイイ感じの人だし。なんといっても働いている感じがほとんどしない。漱石は実はとってもユーモアにあふれた人だ。

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    投稿日: 2005.10.25