
総合評価
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powered by ブクログ張家軍を追うため、梁山泊は北京を占領する。 梁山泊が富を持て余し、天下統一を夢見る者が出てきた。 一方、張家軍は扈成が劉ヨに取り入って、斉となった。 岳飛は巨大な軍を支えるために税を課し、街が疲弊していた。 3度目の金との戦で、蕭珪材が岳飛とぶつかる。 蕭珪材は岳飛に敗れたが、岳飛の別働隊も金に敗れる。張俊の軍も梁山泊がやすやす破った。 青蓮寺の赫元を捕らえる。李英が斉に誘われていた。
1投稿日: 2024.08.09
powered by ブクログ3.9 梁山泊初離反か。二部ももう終わりだしこれがキーになってくるのか。 そして岳飛・楊令の2人の個は今後どのように進み、三部へと繋がっていくのか。
0投稿日: 2021.06.30
powered by ブクログ其々の勢力が形を整えてきている。 意外な人が敵の手に落ち、意外な人が寝返る。 梁山泊は物語の中で最も安定している時期かもしれない。 いつまで続くかはわからないけれど、いつ迄も一日でも長くその安寧が続いてほしいと心から思います。 物語はあと二巻で終わり岳飛伝へと続くのですが、楊令自体はどうなってしまうのでしょうか? 梁山泊はどうなってしまうのでしょうか? そして岳飛はどのように運命に翻弄されていくのでしょうか? 次巻が楽しみです。
2投稿日: 2020.09.06
powered by ブクログ天立の夢 地数の光 地短の光 地煞の光 天敗の夢 第65回毎日出版文化賞 著者:北方謙三(1947-、唐津市、小説家) 解説:張競(1953-、中国上海、比較文学者)
0投稿日: 2019.03.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
水滸伝に引き続き、一気読み。 単なる国をかけた闘争を描くだけでなく、『志』という不確かなものに戸惑いつつも、前進する男たちの生きざまが面白い。壮大なストーリー展開の中で、たくさんの登場人物が出てくるが、それぞれが個性的で魅力的。よくもまー、これだけの人間それぞれにキャラを立たせられな。そして、そんな魅力的で思い入れもあるキャラが、次から次へと惜しげもなく死んでいくのが、なんとも切ない。最後の幕切れは、ウワーーっとなったし、次の岳飛伝も読まないことには気が済まない。まんまと北方ワールドにどっぷりはまっちまいました。
0投稿日: 2018.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ひとつの目的のために、大勢が心を一つにして立ち向かう。 そんな時代を過ぎてしまった梁山泊は、もう一枚岩ではない。 国を造る。 いうのは簡単だが、思い描く国の形はそれぞれ。 楊令に託す国の形が、自分勝手なものになってきたとき、梁山泊の未来に暗雲が立ち込めてくる。 まるで哲学の書のように、「国とは?」を考える人物たち。 国とは、民衆を守るための強い軍隊と考えた岳飛は、守ってきたはずの民衆から反乱を起こされる。 国とは、民衆から搾り取った税金で潤っていくものと考える旧宋の生き残りたち。 国とは、民族の独立のためにあるものと考えた女真族の国・金。 国とは、民衆が安寧に暮らせる場所と考える楊令。 歴史的に見ると梁山泊は生き残れない。 だとしたら物語の着地点はどこか。 楊令が生きている限り梁山泊は負けないのなら、楊令の死をもって終わるのか。 しかし楊令は戦いに負けることはないはずだ。そういう存在に作られている。 だとしたら病死、事故死、暗殺、自殺…のうちのどれかなのか。 「仲睦まじい父と子」という存在が楊令の唯一の弱点で、それすら克服しかかっている現在、楊令は無敵だ。 けれどなんでだろう、巻が進むにつれて楊令の内心が虚ろに感じる。 何のために闘い、何を守ろうとしているのか。 誰に相談することもできない、誰にも意見を聞くことがない、絶対的な頭領・楊令。 楊令の幸せはどこにあるのかな。 軍事的過ちをうやむやのうちになかったことにされた李英は、やっぱり自分を反省することなく、出世できない不満だけを膨らませていくことになった。 「あれはなかったことになったはずなのに、なぜだ?」 反省するきっかけを得られなかった李英は、成長するきっかけも得られなかった。 これは本当に聚義庁(しゅうぎちょう)の落ち度だ。 そして、楊令から子ども呼ばわりされた岳飛が、今は子持ちなのである。 時間の流れが速すぎて…私も年を取るはずだよ。←違う
0投稿日: 2018.04.20
powered by ブクログ北京大名府に自由市場を開きますます交易が盛んになっていく梁山泊。「天下を!」という内部から意見が出るのは当然の流れかもしれない。理想と野望、国作りの難しさを読みながらいろいろと考えてしまう。 この巻はなんといっても岳飛だろう。 かつて苦杯を飲んだ蕭挂材との激闘、そして一騎打ちによる決着。護国の剣が折れるシーンのかっこよさ! そして楊令との束の間の邂逅。 苦悩を内に秘めながら前に進む楊令、打ちのめされてもなお立ち上がる岳飛。楊令の過酷な運命を本当の意味で理解できるのはもしかしたら岳飛だけかもしれない。出会う場所が違ったならば最高の友になれたはず。 残り二巻。志を持つがゆえに闘う宿命にある二人の英傑にどんな結末が用意されているのだろうか。
0投稿日: 2017.12.14
powered by ブクログ岳飛 対 蕭珪材の対決。 しかし戴宗はしぶといな。 顧大嫂は、商売でも料理でも殺人でも、なんでもできる。 作者にとって非常に便利だが、万能すぎる。 楊令を継ぐのはこの人物かもしれん。
0投稿日: 2017.10.12
powered by ブクログ闇の軍の闘い、岳飛の闘いなど戦話中心。 そのためかサクサクと。 岳飛の自分を思い直す場面など見どころもあり。
0投稿日: 2016.06.22
powered by ブクログ北方謙三描く水滸伝の続編シリーズ。交易の富により民の安寧な暮らしを実現した梁山泊。しかし急激に力をつけた斉や南宋の李富、禁軍残党の岳飛に囲まれた状況の下、水面下の闘いは続く。見所は簫珪材vs岳飛の一騎打ちですかね。アツい!
0投稿日: 2014.06.29
powered by ブクログ形を変えて戦は続く。 その最中でも、梁山泊の物資に目をつけた商人たちが願い出て、物資はますます広範に広がっていく。 読みながら、いつどこから崩されるかも知れないハラハラと、見たことのないものが生まれ広がっていくワクワク感が同居している。
0投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログ国作り(天下)という考え方で、いろいろな考え方があり、民にとってどのような国がベストなのか?ということを考えさせられる巻でしたね! 楊令と岳飛が国とはどうあるべきか?についての意見を直接ぶつけ合う場面というのも面白かったです。 また裏切りといった行為も出てきて、このあとの終盤の展開がどうなるのか?楽しみになってきました。
0投稿日: 2013.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
蕭珪材「剣が、私に死ねと言ったのか」 護国の剣と蕭珪材の最後が一緒なのが凄く良かった。 苦悩する岳飛は、どんどん魅力的になっていく。 李英を自分の愚弟に重ね合わせて読んでいたので、こういう形での梁山泊離脱は残念!でも、物語としては、ここに来てますます楽しくなってきたと感じる。 あと2冊で終わるの!?
0投稿日: 2013.06.17
powered by ブクログ久々続きを読み出した。楊令伝13巻。秦容の馬の名前がいいね。岳飛がもがいているね。あと2巻だね。国とは何か、民の幸せとは何か、楊令は背負わねばならないものが多すぎたが、岳飛はまだ自分の意思で進める。まだまだ動ける。岳飛伝までにもっと岳飛に魅力がほしいな。『楊家将』も読んでみたいな。
0投稿日: 2013.02.18
powered by ブクログ終焉に向かっている感がひしひしと。 岳飛が大変!の巻とも言えるかも。 それにしても、焚火を囲んで語り合ってしまうって・・・ 〃漢と書いて男と読む〃だな、この人たち。 前巻同様、李英め、余計なことするなー!と思う。
0投稿日: 2012.12.12
powered by ブクログ絶えず悩む岳飛。梁山泊を認めたくないと思いながら、結果は自分の方が劣っていた。そして、それを認め梁山泊の街並みを見に行く。そして、揚令達と会い語る。語りだしても相容れない二人。お互いに違いすぎる考えがある。ただ民への気持ちは二人とも変わらないのに。 また13巻では、蕭珪材と岳飛がお互いの兵を死なせたくないために、一騎打ちをする。 名勝負で最後に分けたのは運なのか。天命なのか。 戦の描写が一番心躍る。本能がそうさせるのかな。 揚令の台詞。 「やるべきことを、やる。ひとつずつだ。それが積み重なって、国というものはできてしまう」 何でも目の前のことを一つずつやることが大切なのだろうか。
0投稿日: 2012.10.21
powered by ブクログこの巻は地味。けどどっちつかずな軍が動きました。さあどうなる? というところでまさかの梁山泊からの離脱者。どうなんの?嫌な予感…。 林冲の馬、百里風の仔に千里風と名付けちゃうとはやりますね秦容。
0投稿日: 2012.08.05
powered by ブクログ死は常に側にあり、漢達はその引受方を見つめている。生と死を分けるものは何なのでしょうか? その分け目を乗り越えたこれからの岳飛からは目が離せません。生を紡ぐ国家に思いをはせる楊令の静謐さの中に危うさを感じた13巻でした。
0投稿日: 2012.08.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もうほとんど惰性で読んでいる。だからこそ次も読みたくなってしまう。李英の嵌められたくだりの意味がよくわからなかった。
0投稿日: 2012.07.23
powered by ブクログ惰性で読んでいるが、正直苦痛。あれだけのキャラクターを書き分けるには北方は力量不足といわざるを得ない。
0投稿日: 2012.07.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
䔥珪材との戦いを経て、いよいよ岳飛が新たなスタートを切った。 梁山泊にも様々な考え方が出てきた。大きな集団が安定し始めると、途端に不満を訴えたり、変化を求めたりするものなんだな。
0投稿日: 2012.07.21
powered by ブクログ護国の剣と吹毛剣は合間見えぬことなく、蕭珪材は敗れてしまった。 楊令と岳飛は、ついにおなじ道を歩むことはなかった。
0投稿日: 2012.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
壮大な物語だ。国家とは何か?国家とはどうあるべきかを問う。北方謙三はとんでもない小説書いてしまったことか。この先どうなることか?
0投稿日: 2012.07.17
powered by ブクログ「第一、戦いをやめようと思ったら、やめれるのか。やがて、戦いは起こる。その準備を梁山泊はしている。いいか、いずれ交易は、商隊を出さなくても出来るようになる。西域の国々から、隊商がくる。日本からも、南の国からも、交易船がくる。物が梁山泊に集まり、散っていく。梁山泊には、金銀がのこるだけだ」 「なるほどねえ」 「そんな国を周囲が許すと思うか。税が安く、商いが自由な国を。よってたかって、潰しにかかる。それは、楊令殿も呉用殿も、よくわかっているだろう。どう凌ぐか。楊令殿の頭は、それで一杯のはずだ」 「凌ぎきったら?」 「周囲は、自然に梁山泊になる。そうなるために流れる血は、童貫戦の比では無いだろうが」 「凌げなかったら、潰れるだけかい?」 「その時、私に何が出来るのか。ほかの商人は知らず、紡鵺盛栄に、なにができるか。いまは、そればかりを考えているのだ、私は」 「楊令殿は、北京大名府を、呼延陵に占領させたよ」 「戦をやりたがっている連中を、宥める意味もあったのだと思う。いずれ、周囲が梁山泊と同じようになるか、試しているのだとも思う。呉用殿の考えが大きいだろうが」 「いずれにせよ、戦はある、 とあんたは思っているんだね?」 「思っているよ。生きるか死ぬかの戦いを、梁山泊は通り抜けるしかない」 「底なし沼を、掻き回さなくてもか」 「沼が、口を開けて嗤っているだろう。人の愚かさや醜さを飲み込もうとな」 「わからないよ、あたしには」 「酔っているものな」 「素面だって、わかりゃしないさ」(159p) 梁山泊、金国、斉国、南宗、入り乱れての混沌の中で、岳飛は僅かに蕭珪材に辛勝する。先が見えない戦乱。楊令の理想は、果たして実を結ぶだろうか。 梁山泊から、一番に裏切り者が出るとしたら、戴宗、韓伯竜、そしてこの盛栄を予想していた。処が、この巻で彼らは一様に「漢」を見せる。意外にも最初の裏切り者は「あいつ」だった。思うに、若いということは、こういうことなのかもしれない。 2012年7月3日読了
5投稿日: 2012.07.15
powered by ブクログ岳飛と蕭珪材の最終決戦 そして南宋、金・斉と梁山泊の関係の緊迫度が増していく。 梁山泊の貿易立国は、予想よりも順調に進む。 そのことが、梁山泊の人々に、周囲の人々に影響を与える。 楊令はどこまで想定して計画していたのか? 梁山泊の行方が非常に気になる巻です。 歴史的には1133年くらいと思われる。
0投稿日: 2012.07.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
愈々終焉に向けて動き出す 梁山泊の印象が薄く成り 南宋の禁軍と金国の戦いの方が 鬼気迫っている様な気がする 執拗に梁山泊を攻撃する南宋の禁軍に対し 梁山泊軍は 最早ぼろぼろ状態です このまま梁山泊軍が 滅びるのかが気がかり 続きが楽しみ
0投稿日: 2012.06.30
powered by ブクログ今回のメインはショーゲンケー。ヨーレー伝で遼とか金とかが出てきて、そこのメイン人物として登場して以来、控え目ながらも存在感が圧倒的で、物語が進むうちにどんどん好きになってた人物。その最期が描かれるけど、何と今回はガクヒとの一騎打ち。考えてみると、一騎打ちらしい一騎打ちって、水滸伝も含めてあまり描かれてなかった気がするし、逆に斬新に感じた。 で、広大な中華のごく一部に限定しながら、かなり安定した国力をみせるようになった梁山泊に、不穏な空気が漂い始めて今巻終了。 クライマックスにかけての展開、ますます楽しみっす。
0投稿日: 2012.06.28
powered by ブクログ中華を分断するように国がまとまる兆しがみえつつあります。 時代の流れに乗って大国に乗り出した「金」。 旧宋の裏の組織だった青蓮寺が水面下で準備をし、万全の形で頭を出した「南宋」。 この後は、この二つにまとまるのでしょうか。 今はまだ、梁山泊はあり、誰もがうらやむ国の形を守り続けています。旧宋が重税を課し、民から搾取し続けた形ではなく、税は一割、交易の道を作りあげ、その利益で国を養っているのです。帝はおらず、民が民政をまとめ、民がすべての中心。 ただ、これまでの歴史の中で、帝のいない国など存在しませんでした。 中華全体のうち、一部の領土だけが切り取られ、異質な存在。 中華統一の流れの中では、どこから見ても邪魔な存在でしかありません。 今後、梁山泊をつぶしにかかる他国との争いがどうなっていくのか。 楊令伝も残すところ2巻になりました。 かつて替天行道を志し、闘ってきた者たちもどんどん世代交代をしています。今後の流れがどうなるのか、どう終結するのか、とても楽しみです。
0投稿日: 2012.06.18
