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総合評価

30件)
3.7
4
14
7
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    貫多と秋恵の短編集。 別れた8年後に生活を思い出している話しは哀愁感もあり斬新。やっぱりかというオチもバッチリ。

    0
    投稿日: 2025.12.13
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    「苦役列車」未読だが大いに楽しめた。オール「秋恵」短編集。全話期待を裏切らぬ貫多と秋恵の同棲事件簿(てか喧嘩録)。笑った喧嘩は三話目、切ないテイストの四話目も良。

    0
    投稿日: 2024.09.30
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    『腐泥の果実』は破局間際なのでともかく、この本に収められてる話の秋恵はいずれもこれまで読んできた数冊に比べてやや強い感じがする。不思議なもので秋恵が強いほど貫多が余計に理不尽におもえてくる。それにしてもいまさらながら西村賢太の私小説にすっかりハマってしまった。

    16
    投稿日: 2024.09.12
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    秋恵モノ。貫多まじ最低最悪なんだけど、秋恵にタクシー乗っただろとか詰めておきながらじつは自分も乗ってたとかなんか笑ってしまう。

    1
    投稿日: 2024.08.15
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    クズ沼⁡ ⁡⁡ ⁡ってな事で、西村賢太の『寒灯』⁡ ⁡⁡ ⁡陰雲晴れぬ⁡ ⁡肩先に花の香りを残す人⁡ ⁡寒灯⁡ ⁡腐泥の果実⁡ ⁡⁡ ⁡の連続短編集。⁡ ⁡⁡ ⁡じゅんこに貰った『暗渠の宿』の続編になるんかな… ⁡⁡ ⁡北町貫多と名を変えた著者の自伝となる内容じゃが、暗渠の宿より更にクズっぷりな歪んだ性格に、己に辟易しながらもどうにも直せない性格とセルフコントロール。⁡ ⁡⁡ ⁡こんなにも自分の恥部を晒す小説を世に出せる、度胸と言うのか… 感動の念すら覚えて西村賢太クズ沼にズブズブとハマっていっている自分… ⁡⁡ ⁡貫多の怒りの沸点が、何故そんなことでっ⁉️や⁡、喧嘩の言い返しの我儘で鬼の様な自己中心的な攻撃がクセになる ⁡⁡ ⁡ほんま無茶苦茶 ⁡⁡ ⁡苦役列車を再読したくなるな~ ⁡⁡ ⁡2023年6冊目

    0
    投稿日: 2024.02.03
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    図書館借り出し 陰雲晴れぬ 肩先に花の香りを残す人 寒灯 腐泥の果実 北町貫多、秋恵もの ちと物足りない感じかな もっと振り切って欲しかったな

    1
    投稿日: 2023.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

     匂いに過敏な北町貫多の物語。連作4話。西村賢太「寒灯」、2011.6発行。自分本位で、一緒にいる女性に対する思いやりがなく、些細なことで暴言を吐き怒声をあげる男。これでは共同生活はできません。

    0
    投稿日: 2022.07.22
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    私のブログ http://blog.livedoor.jp/funky_intelligence/archives/1998279.html から転載しています。 西村賢太作品の時系列はこちらをご覧ください。 http://blog.livedoor.jp/funky_intelligence/archives/1998219.html 秋恵シリーズのみで構成された書。貫多の自己中ぶりが際立ち過ぎ。 「陰雲晴れぬ」 秋恵シリーズ。同棲のため引越ししてすぐの初々しい頃の話。ゴミ分別のトラブルで管理人さんとバトル。 「肩先に花の香りを残す人」 秋恵シリーズ。タクシーに乗ってオッサンの整髪料の匂いを服に付けられた貫多は、気にならないという秋恵を攻撃。 「寒灯」 秋恵シリーズ。同棲して初めて迎える正月に帰省しようとする秋恵を窘めて東京に残留させるが、年越し蕎麦で大喧嘩。 「腐泥の果実」 秋恵と出奔後、渋谷で再会。その後8年経過して、誕生日の思い出に浸る貫多。

    0
    投稿日: 2022.01.22
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    主人公貫多と恋人秋江との蜜日の日と後日談。甘やかされ育ったどうしようもない同実の男として身につまされる思い。いつもの如く剥き出しの人間性で同様の男の様を想起させ悔恨と反省に至らせて頂いた。今年1冊目から安定の西村作を読了できいいスタートを切れた。

    1
    投稿日: 2020.01.05
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    芥川賞を授賞した西村賢太氏が受賞後に最初に発表した作品「寒灯」を読了。彼の授賞前の私小説にも出て来た貫多と秋恵の同棲生活を描いた短編を集めた作品だ。糊口を凌ぐすべとしてかける物が自身の赤裸々な過去だったのだろうが、読者としては他人の生活をのぞいてしまっている気まずさみたいのが読み始めてからずっとありあまり気持ちよい読後感はなかった。まあ本当に簡単に読めるという意味では軽い物を読みたい人にはいいかもしれないが、先に書いたが他人の恋愛での失敗模様を読みたいかどうかで購入を決めた方がいいかも。そんな最近ではめずらしい私小説を読むのに選んだBGMは

    0
    投稿日: 2016.08.18
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    北村貫多と秋恵の夫婦喧嘩を克明に記載していることに驚嘆した.これらの喧嘩を演じた作者の記憶力も大したものだが、かなりのドメスティックバイオレンスだな.表題作の暮れの出来事、帰省や年越しそばの話しが面白い.

    1
    投稿日: 2013.10.23
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    著者お得意の「秋恵と貫多」シリーズが4話。空気を読めない秋恵のちょっとした無神経っぷりが空回りし、貫多の怒りは段階を経て沸点に達する。そして、爆発。しかし、すぐに後悔する貫多。そして土下座謝罪。 基本的にどの短編もこの流れ。安定感のある西村作品の王道だ。マンネリなんだけど、純文学を思わせる芸術性のあるタイトルと中身のギャップ、そして、貫多が沸点にたどり着くプロセスが抜群におもしろい。

    0
    投稿日: 2013.07.26
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    4つの短編からなる秋恵との日記。表題の「寒灯」は、初めて一緒に過ごす正月に秋恵が貫多に断りも無しに単独帰郷を決めていた事に対する憤りの話。男が嫌いな、女性のこうした無神経さを短編に上手く纏めてあり共感。巻末の「腐泥の果実」は秋恵と別れてから八年後に、当時を想起させる品と出会い、その心情を語る一編。 巻頭の「陰雲晴れぬ」で始まる同棲の開始から巻末の一編までで、短いながらも充実していた初の素人女性との同棲生活が生々しく語られ、当初活き活きしていた二人が次第に淡泊な惰性の日々の果て別れてしまう様には、良く有る話とは言え、やはり刹那さを覚える。

    0
    投稿日: 2013.07.06
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    貫多と秋恵のネタはワンパターンだが、ぜんぜん飽きない。 一番面白かったのが、「肩先に花の香りを残す人」。秋江恵をののしる「貫多節」はここに極まる。

    0
    投稿日: 2013.03.08
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    「ぼく、おまえをずっと大切にするから、今後ともひとつよろしく頼むよ」待望の恋人との同棲生活の始まり。仲睦まじく二人で迎える初めての正月に貫多の期待は高まるが、些細な事柄に癇の虫を刺激され、ついには暴言を吐いてしまう。二人の新生活にあやうく垂れ込める暗雲の行方は―。

    1
    投稿日: 2012.12.26
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    西村賢太作品5冊目を読み終えた。芥川賞受賞作『苦役列車』よりも後に出版されたものなので、話題も比較的新しい。 以前読んだ作品にもちょくちょく登場していた恋人秋恵との同棲生活が話のメインになる。相変わらずの貫多の性癖、嫌いだわ。秋恵もよくこんな奴と付き合って、1年半以上も辛抱したなと思う。でも、男って未練タラタラなんですよ。好きな女が離れていけば、どんな愚か者でもなかなか立ち直れない未練の生き物なんですよ。そんな俺も未練タラタラなタラ男です。「腐泥の果実」では離れていった秋恵への未練タラタラ感が、情けなさと共に何故か共感できてしまう男の性が表現されていて、タラ男の私、読んでいて切なかったですわ。

    0
    投稿日: 2012.09.03
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    北町貫多が30過ぎのころ,唯一同棲した女性との生活が4話集録されています。貫多の幼児性がうまく出ていて面白いです。ついつい貫多に肩入れしてしまいますが,貫多の言ってることはむちゃくちゃなのが逆に気持ち良いです。腐った泥の果実では,秋恵のセリフが秀逸です。

    0
    投稿日: 2012.09.02
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    北町貫多の念願の女性との同棲生活が中心の内容。 これまでの作品の中でもかなり読みやすかった。 それにしても彼ほど後悔がついてまわる人間もいないのではないか。 後悔する様子を見事に描いていると思う。 彼の女性に対する態度は相変わらずにひどいものであると思う。 ただ「腐泥の果実」におけるプレゼント諸々の件は、その思考過程としてわからなくないところもある… しかし思うところはあっても彼のような行動は決してとらない。 本作からその顚末を観て絶対に自分はそうならないと思った。

    1
    投稿日: 2012.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とるに足らない痴話喧嘩。ありふれた睦言に由無し言が赤裸に綴られる。いつものように身勝手な爆発が始まり侘びしく哀しい悔恨慙愧に帰結する。4つの短編がいずれもこのワンパターンに終始しているにもかかわらず飽きさせないのは磨き上げられた秀逸な筆力のなせる技。見事というほかない。ただ淡々と流れる何気ない男女の日常風景に夫婦のあり方、他者を思う心を深く見つめ直すこともできた。得体の知れない力に圧倒された。

    0
    投稿日: 2012.06.30
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    芥川賞受賞後、第一作との事で期待は募ったが、うーん。相変わらずに最低な主人公が主に同棲相手に向けて最低な振る舞いを行うといういつもの西村節なんだが、これに収められた短編どれもが、小手先のテクニックで書かれたという印象以上のものを残さなかった。なんか文章が濃ゆくなかった。話もリズミカルだけど、いささか安易に感じられた。 芥川賞での成功が影響してるのかもしれないが、そこまでは心配してない。俺は、西村賢太の作品は短編集によって、お気に入りとそうでもないものが、2:1ぐらいに分かれるので、今回はたまたま、そうでもないものだったのかなあ、と。 次に期待している。

    0
    投稿日: 2012.05.01
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    やっぱり 西村賢太はいいなぁ…。 読みながら おいおい!とか 分かるぜ!とか ヒド過ぎ!とか ツッコミながら読める。 素晴らしい作家さんです。

    1
    投稿日: 2012.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    NHK週刊ブックレビューで紹介されていたので読んでみた。 他の人のレビューを見たら、シリーズ物らしい。 主人公は性格がクズな人間だけど、初めて同棲する相手を見つけた。 そのことに浮かれていたが、だんだん本性がでて、相手が去っていくという話。 主人公の性格はホント読んでいて理解出来ないレベルでダメだし、若干の不快感さえ覚えるのに、最後まで読むのは文章の上手さだと思う。 ただ、短編の連作だと思うけど、一冊の本としてみると、これで終わり?って思ってしまった。 最後まで書ききらず、読者に想像させる小説(教科書でいうと羅生門とか)はあんまり好きじゃないので・・・

    0
    投稿日: 2011.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ようやく出来た彼女 秋恵と同棲を始めた貫多。 その約1年の同棲生活を綴った短編集。 秋恵の実家に借金をし、秋恵のレジ打ちのパート収入で生活。 自身は固定収入にならない小説を書き、陶酔する作家の高額な古本を買う。 言ってみれば、秋恵に食べさせてもらっているのだ。 だからと言って彼女を大事にするかといえば、まったくその逆、自分の欲望通りに扱うのみ。 引っ越したマンションの管理人に言いがかりをつけられたと怒り、 それを丸く収めようとした秋恵の常識的な態度にキレる。 帰宅した秋恵の肩先に付いていた香りから、彼女に疑いを抱き、 後日、自分に付いた他人の整髪料の匂いに気付かぬ彼女にキレる。 大晦日、年越しそばの出汁が薄かったというだけでキレる。 キレたら最後、ありったけの屁理屈を彼女に浴びせまくる。 どうしてそうなるのか、私には全然理解できないけど、 出てくる出てくる言葉の数々・・・ボキャブラリーの多さには感服。 決して笑う場面じゃないんだけど、笑ってしまった。 第144回芥川賞受賞「苦役列車」も読んでみようと思う。 この作者は私小説を書くので、この主人公はこの作者なんだろう。 ああ、想像しただけでも、うっとおしい。 そして、秋恵さんは最後には出ていくのだが、すごい人だと思う。 食べさせて、尽くして、キレた貫多をなだめ、悪くないのに謝る。 実在する女性なんだろうけど、今は幸せになっているかな。

    0
    投稿日: 2011.11.11
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     いつも通りの短編集。芥川賞受賞後初の短編集らしいが、受賞前と何が違うのか、あるいは何かが違っているのかは知らない。  個人的にもっとも面白かったのは「腐泥の果実」。木枯しの吹く寒い日、主人公北町貫多は文具店で以前交際していた女性が誕生日にプレゼントしてくれたものと同じペン皿が売られているのを見つける。自身が犯した過ちを悔いるとともに思い出の世界に没入するが・・・そんな話。  秋恵に未練は無いと前半で言っておきながら終盤で「今もただ一人の女性」と認めてしまうところは安定の面白さ。しかもどうしょもないオチまで付いている。  ただ、大切な恋人を失ったと言うより、心の寂しさを埋めてくれるピースを無くしてしまった・・・という感じの印象を受けるのは何故だろう。  甘えさせてくれる対象を求めるマザコン、とも違う気がする。ボロボロの家に入り込む隙間風から必死で身を守ろうとしているような・・・  こんなモノを読んでしまっては、誰かに好意を抱くたびに「それは愛情なんかじゃなくて自分の空虚・寂しさを埋めようとしてるだけなんじゃないの?」と自分に問いかけたくなってしまう。余計なことは考え過ぎない方が幸せになれるだろうに。

    2
    投稿日: 2011.10.24
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    「ぼく、おまえをずっと大切にするから、今後ともひとつよろしく頼むよ」 待望の恋人との同棲生活の始まり。 仲睦まじく二人で迎える初めての正月に貫多の期待は高まるが、些細な事柄に癇の虫を刺激され、ついには暴言を吐いてしまう。 二人の新生活にあやうく垂れ込める暗雲の行方は―。 … これは"秋恵シリーズ"というんでしょうか。 新潮文庫から出ている「廃疾かかえて」(読みた〜い)にも"秋恵"が出てくるそうなので。 本書は連作短編集になります。 収録内容は、 「陰雲晴れぬ」 「肩先に花の香りを残す人」 「寒灯」 「腐泥の果実」 … 主人公はお馴染み貫多。 待望の"恋人"との同棲生活の始まり〜破局に至る過程が描かれます。 いやー、もう…よく1年持ったなぁと。秋恵ってば忍耐強い! 私だったら、貫多とは同居、ぜっっったい無理ですね。 お付き合いも無理。 とてもじゃないけど耐えられない(苦) でも私も案外、貫多タイプなので…うわぁ凄いサイテーじゃん; でも、小説として読む分には面白い1冊です。 最初は互いに気を使って〜貫多の横暴さとそれに耐える秋恵〜冷めた秋恵の流れ、特に秋恵の変化が生々しくて! 秋恵には悪いけど、貫多がキレて罵詈雑言を浴びせる喧嘩シーンとか笑えます。 人の喧嘩って離れて見ると面白いもんなー(←悪趣味 好きなシーンは、「肩先に花の香りを残す人」から… 嗅覚が鋭い貫多は、タクシーで上着に整髪料の臭いが移ったことに腹をたてます。 「ああっ、何んだよもう! クリーニングに出したばかりのジャケットなのに!」 とキレる貫多。 そして怒りの矛先は秋恵に向けられ… 「今日からぼく、おまえのことを畜膿女と呼んでやるからな」 「…………」 「返事をしろい、畜膿女!」 (略) 「なにがちくのう女だよ! イヤなこと言わないでよ!」 と以降、壮絶な舌戦が繰り広げられる事になるんですが…もうこの喧嘩シーンが最高で(爆) 畜膿女!って…唖然ボーゼン、こうなると笑えますね、もう。 終いには「ゴキブリ女」呼ばわり。かあぁ〜。 しかもヒッドイ事いってるのに一人称は「ぼく」なんだ。 そして秋恵の台詞では「ちくのう女」と畜膿を漢字ではなく平仮名で書く辺りが上手いなぁ、と。 このあと貫多、秋恵にグサリとやられてますが(苦笑) 収録作の中では「肩先に〜」が一番好きですね〜。笑えるし。 面白かった〜♪

    1
    投稿日: 2011.10.08
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    めんどくさい女子って話はよく聞くけど、本作はほんっとめんどくさい男子が出てくる。その男貫多の夢の同棲生活、相手とのやりとり、全体的にレトロ感ただようのに、なぜか新しいおもしろみがあるのは、さすが平成の四畳半小説家のなせる技か。

    2
    投稿日: 2011.09.16
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    西村賢太氏の最新単行本。 おなじみ北町貫多が、恋人秋恵と同棲し、やがて去られてしまうまでの物語。数篇の短編小説が連作の形で収録されている。 秋恵のことを書いた小説は、秋恵シリーズというらしい。今回の小説の中で、同じテーマ(秋恵)ばかり書いているようなことを貫多が言っている。秋恵は西村氏にとって永遠のテーマのひとつであるようだ。 あいかわらず筆が冴え、これ以上ない自虐的なエピソードにしばしばうんざりする思いになりながらも、やっぱりクスクス笑ってしまう。自分を落としこんでユーモアをもたせる腕が達者である。 秋恵は実在するのだと思うが、こんなにあからさまに書かれてしまうと、本人としてはたまったものではないだろう。 私小説を書くということは、回りの人間との関係性を壊してしまうくらいでないと、作品としては成り立たないのだと、あらためて思う。

    1
    投稿日: 2011.08.11
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    北町寛太シリーズで貫太にようやく秋恵という恋人が出来て一緒に暮らし始める「隠雲晴れぬ」から秋恵と別れたあとの話しの「腐泥の果実」まで貫太と秋恵の話しが4編収録されている。 相変わらずの賢太節で仔細な事に腹を立てて自分の事は棚に上げて秋恵に怒り出す。最後の作品では出て行った秋絵に未練たらたら・・・ マンネリで少しパワーも落ちたかなっと思うこともないんだけどこれはこれで面白く読むことが出来ました。

    1
    投稿日: 2011.08.08
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    読めば読むほど不思議な小説である。 書いてあること自体は何の変哲もなく、別して感動も驚きもない。 でも、なんつうかジワッとくるんだよね。 新作が楽しみな作家であります。はい。

    1
    投稿日: 2011.07.27
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    貫多と秋恵。 芥川賞受賞作の「苦役列車」は未読。 あたしには向かない。 かなりの努力を伴って読み進めた。

    0
    投稿日: 2011.07.18