
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自刃して果てた時の自分の怨念と闘う景虎さま。 まさに自分との闘い。 自刃した時の気持ちにはもう戻れないけど、続きを生きてるこの地上にも居場所などないことを悟って苦しむ景虎さま。 吉祥丸の殺戮を目の当たりにして、もう誰も殺したくないのに!と叫ぶ景虎さま、痛々しかった…。 なんでこう毎回毎回過酷なんですか。 「どうしてオレは生きてるんだ!」 この絶叫が突き刺さりますね…。 先は長いよ、まだまだ生きなければならないですよ、景虎さま…(涙) 直江に対しても、復讐心以外の感情が芽生えつつあるんでしょうか。 大っ嫌いな人(直江)に対しても、認めるべきところはきちんと認めて労いの言葉をかける景虎さま、素敵。 そして今回は晴家さん。 やることが激しくてびっくりした! 本気で直江を殺しにかかるなんて。そして黒鳥党の企みを利用して最終的には景虎さまに越後を託す気だったなんて。は、激しい! でもそんな晴家の行動こそが景虎さまを追い詰めることに他ならないと思い知ってる直江。 「あの者の心により近くあるのは貴様ではない!この私だ、柿崎!」 惚れますね。 直江かっこいいですね。 悔しくて恨めしくてどうしようもなかった晴家を抱きしめる景虎さまの優しさにまたも涙…。優しいなあ。 それにしても、わたしが知ってる晴家さんとは性格にギャップがありすぎて戸惑いました。 直江に対してのあのギラギラした復讐心はいつ消化されるんでしょう? ますます楽しみ!
0投稿日: 2014.06.29
powered by ブクログ炎の蜃気楼 邂逅編2。死の際に景虎の怨念により付喪神となった吉祥丸。吉祥丸にとり憑かれてしまった磁妙太は怨霊たちを引き連れ春日山城へ向かう―。 色んな人の思惑が入り乱れてハラハラ。邂逅編1からの景虎の心の成長度合いがすごい。
0投稿日: 2012.03.04
powered by ブクログ出版社/著者からの内容紹介 不動山城を鎮めた後、景虎たちは再び怨霊退治の旅へ。途中、春日城下では人を狂わせる妖刀の噂が町を騒がせていた。それは御館の乱の敗死者が生んだもので、景虎の怨念に原因があるらしいが…!? 内容(「BOOK」データベースより) 死に際の景虎の怨念を受け、付喪神となった吉祥丸。偽景虎を首領とする黒鳥党はそれを利用し、狂刀を生み出していた。一か所に置かれた夥しい数の狂刀は、巨大な刀の化け物となり、殺戮を始めた。景虎は化け物を止めるべく念を駆使するが、苦戦し力を使い果たしてしまう。そこへ、直江が駆けつけて来た。希望を繋いだ景虎だったが、直江は無表情のまま太刀を抜き、斬りかかってきた…。
0投稿日: 2012.02.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
後編読了! えらく読むのに時間がかかりました〜 40巻読了後なので、直江さんと景虎様のこの後を想像してしまって辛かった… とくに最後の景虎様の台詞が辛い。 400年の途方もない年月を、悲しみを抱えつつ歩いていくのかと思うと、なんだかもう切なすぎる!! 晴家さんがとうとう登場! 本編のお姉さんとは違い、筋肉だるまのような大男ですが、景虎様と抱き合うシーンはなんにも変わってないんだなーとジーンとしました。 そして直江さんが、ちょっとずつ景虎様を敵軍の大将ではなくひとりの人間として、自分と同じ立場として意識し始めてきてますね。 う〜ん、ビギニンズ! 謙信様がけっこうちょくちょく登場するので、なんだか身近〜。 困ったときの謙信様登場は、RPG的な召還獣のようで、ちょっとウケました。
0投稿日: 2011.11.01
powered by ブクログいやあ晴家氏、見事な筋肉だ。 自分は「死んで」しまっていて、でも「生きて」いることに苦悩するお二人。 本編が次々と裏付けられる思いです。作者の力量や見事。
0投稿日: 2009.09.13
