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炎の蜃気楼31 耀変黙示録II ―布都の章―
炎の蜃気楼31 耀変黙示録II ―布都の章―
桑原水菜、浜田翔子/集英社
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総合評価

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    「手話のひとつも習ってないなんて。400年も生きてきたのにな」みたいなことを、耳が聞こえない礼に零す景虎様。憐れみなどではなく、温かい。初期の直江に言わせれば「甘い」のだろうけれど景虎様のこういう所好きだ。(この巻の直江が聞いたらどう思うのだろう。それが書かれていないのが良い)。更に言えば桑原さんの描く心の交流の場面が好き。 「自分たちと同じでないってだけで、祭り上げたり排除したり。腕が三本あったって、心は自分たちと同じだっていう想像力のない連中が、むやみに恐れたりしなければ、彼らの怨念も生まれなかった。」 「他人は別の生き物だとみなすエゴが、《闇戦国》を生んだのかも知れない。」 この景虎様の考えだけで終わらないのがいい。赤鯨衆おもしろいなあ。生きるとは思いの強さ/肉体がなくて生きていると言えるのか/景虎のいう死者が生き人と共存する場は理想主義的。思いの強さのまえで、平等などというものが有り得るのか…など。 ↑こういう事を盛り込みながら、かつ読みやすいエンターテイメントになってる。作者の筆の力だなと思う。 四国から熊野へ、そして京都を巻き込み進む話。上賀茂神社、下鴨神社、北野天満宮、平安神宮…黄金の雨。 八坂神社には雨は降らなかった。続きが気になる。  身近な場所が出てきて面白い。

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    投稿日: 2016.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    譲が出てくるのは嬉しいのだが、どうにもひどいことになっている。 高坂も、信玄に忠義を尽くす訳ではなかったのが、戦国ではありがちとは言えちょっとがっかり。 熊野は好きな場所なのだが、オリジナル解釈の神話でどんどんすごいことになっていくなと思う。 戦国よりも遡り、平氏まで出てくる。 清正と晴家は自分的に数少ない良心だなと思う。 晴家と景虎の絡みは純粋に好きだし微笑ましい。

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    投稿日: 2015.05.24
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    いままで蚊帳の外だった綾子ねーさんが、やっとこ物語の本筋に加わりました!綾子ねーさんと高耶さんの絡みが好きなので嬉しかった!夜叉衆の中でも直江さんや千秋や綾子さんそれぞれ関係性が違いますが、特に綾子さんと高耶さんはお互い大切にしあってて、本編ででてたとおり「家族」なんだなと思います。 また2人でお酒飲んだりできればいいなあ無理だなあとしんみりしてしまったり。 熊野編の伏線部分がビシバシでてきた今巻。なんだか仏教vs神道みたいな話になってきてます。 本当ミラージュを読むたび、その舞台になった現地にいってみたくなります。熊野行きたい。そして毎回どっかの町が大打撃をくらってますが、消されてしまった京都市民の皆様は怒らないか心配…

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    投稿日: 2011.09.20
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    大斎原で高耶さんが泣く場面がとてもとても…。 そして晴家が出てくる場面も全部うるうるきました。 様々な人たちが協力していく様はテンションあがりますが、終わりに近づいてるのか…と寂しくもなり。

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    投稿日: 2007.07.31