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ひらめき脳(新潮新書)
ひらめき脳(新潮新書)
茂木健一郎/新潮社
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総合評価

57件)
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    ひらめきは無から生まれることはなく、必ずなにか理由がある。安全地帯≒十分な記憶のアーカイブを持っておくことが大切。

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    投稿日: 2024.03.02
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    ひらめき(「アハ!体験」)と脳の関係について、さまざまな角度からわかりやすく解説している。 あとがきからもわかるように、一般の人向けに、茂木氏の考えをわかりやすくまとめた一冊。テレビ番組(「世界一受けたい授業」など)での茂木氏の話をそのまま本にしたような内容。脳科学の難しい話は置いておいて、「ひらめき」とはどういうものか、脳の中では何が起こっているのか、日常生活との関連などを説明している。 ちなみに、私は3枚目の「アハ!ピクチャー」だけは答えを見てからも暫くわからなかった。やっとわかったときでさえ、スッキリ感はなく、「えーっ、これかよー」という感じ…

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    投稿日: 2019.01.03
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    脳がひらめくとはどのようなものかを分かりやすく解説している。科学というより茂木思想に近い印象を受ける。日常、脳に対してどのように接するべきかということに対して割と体系的にかかれており、実践向き。ちなみに創造性豊かな脳を作るためには、やはりある程度の詰め込み(この作業は脳のデータベース作成に重要)は必要らしい。ゆとり教育大反対!!!。

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    投稿日: 2018.10.23
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    ひらめきのメカニズムについて、これだけ科学的に、なおかつ分かりやすく書かれている本はないと思います。 ひらめきが生きる喜びをもたらすという著者の主張にも賛同できます。

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    投稿日: 2018.10.16
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    あれ?あんまり面白くなかった。 なんだか物足りない。 実生活で役に立ちそうにない(再現性がない)ような気がする。 僕には読まなくても良かった本かな…。

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    投稿日: 2016.05.04
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    商品開発のコンサルティングをしている際に読んだ一冊。 創造性は体験(側頭葉)✖︎意欲(前頭葉)で決まるとのこと、無からひらめきは生まれません。地道な学習が創造のための肥やしになるとのことです。 創造性は、直面する不確実性にうまく対処するためにも大事な力です。科学的に学びたい方にお勧め! (中田)

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    投稿日: 2016.02.03
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    著者自身があとがきで書かれていますが、茂木先生の本は難しい。いつも難しいことばかり考えているから、本の内容も難しくなってしまう。そこで今回はなるべく一般読者にも分かりやすくするため、編集者の方を前に語ったことを編集者が文章に直し、それに著者が手を加えるという方法をとったのだそうです。「バカの壁」方式です。確かに分かりやすく仕上がったと思います。本書で一番なるほどと思ったところを紹介します。それは、ど忘れしたものを思い出すということと、ひらめくということではどうも脳の中で同じような働きが起こっているらしいということが最近の脳科学の研究でわかってきたということです。私はしょっちゅう人の名前を忘れます。それを何とか周りの状況(同じ学年に誰がいたか、どこの学校に進学したかなどなど)を思い出しながら、側頭葉(頭の横のほう)から前頭葉(頭の前のほう)に引っ張り出してきます。そのときの感じと、数学の図形問題などを考えているときの感じ方が確かに良く似ているのです。ここまで出ているのに・・・というやつです。そして、この思い出すという行為は、記憶が感情と結びついていると容易になるそうなのです。教科書から無理やり覚えこんだ知識より、実体験として身につけた知識のほうが長持ちするのはそういうことだろうと思います。さて、茂木先生はテレビでは「アハ!体験」で有名になりましたが、本書にもアハ!ピクチャなるものが掲載されています。答えを言ってしまうと面白くないですが、ウシが見えたときは本当に感動しました。何しろ答えを読んでも、最初は全然見えてこなかったのですから。それより、イエスの顔がまったく見えてきません。誰か分かった人がいたら教えてください。

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    投稿日: 2015.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「こうすれば必ずひらめく」というような方法でもない限り「再現性」と「普遍性」を大切にする科学研究の対象には、なかなかなりにくいのです 適切な文脈における不確実性は、それ自体が脳にとって報酬になりうる

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    投稿日: 2013.06.01
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    この本は、脳の仕組みが説明されていて・・わかりやすかった。 的が絞ってあるのがよかったのかもしれない・・・ 『ひらめく』のは、なぜか? 記憶を呼び戻すという行為とひらめきがにている・・ 前頭葉と側頭葉のリレーによって、記憶が呼び戻される。 『大脳皮質の前頭葉というのは、「私」という自我の中枢です。 その「私」の中心が、側頭葉に対して、 「これに関する記憶をよみがえらせてくれ」 とリクエストしている。』70p 『ひらめきや創造性は、記憶の働きから生まれる可能性が高い。 記憶というのは、覚えたことをただ再現するのではなく、 編集されていく。 この編集する力こそが、ひらめきを生む原動力につながる』 この記憶が編集されるというのが、 人間の脳の一番重要な働きかもしれない。 記憶の編集技術が、どういうシステムでできるのか・・ 興味が深いですね。 『編集力がないということは、つまり体験から学ぶことができない。』130p ということは、・・・ 編集力をなくした脳を、『サヴァン能力』という この脳の編集能力を十分効果的に使う方法と・・ 編集能力の差が、個人差として生まれてくるということかな。 ペンローズはいう 『想像することと記憶することは似ている。』 『ひらめいた瞬間に驚いているのは、 自我の中枢である前頭葉だけです。 前頭葉にとっては驚きでも何でもなく、すでに知っていること』 私の脳の中で、私という部分と私と違う部分が存在している。 私の違う部分が、知っていても、私は知らない・・ 私は、脳の中では、分裂しているようだ。 脳の90%は、使われていない・・・という俗説を信じていたが、 どうも違うらしい・・アハ! ●追記 『脳の中の人生』より・・・ 記憶は、編集される・・  『人間の脳のなかでは、記憶は一度定着されても・・・ 長い時間をかけて、編集され続けるようなのだ。 その編集過程で、人間は世界について、 新しい意味、新しい見方を獲得していくらしい。』 『記憶の編集プロセスを通して、 私たちは、自分自身の生き方について、世界のあり方について さまざまな新しい見方を獲得していく。』 『中途半端』という言葉が、激しく揺れ動き・・ そのなかで、さまざまな思いが編集される・・。 そして、ひとつのまとまりになっていくというのは・・ 脳の編集能力なんですね。

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    投稿日: 2013.02.10
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    生活科での気付きと、ひらめきが結びついた。院に入った時に、研究で使いたい本。茂木さんの脳科学の取っ掛かりとしてオススメの本。

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    投稿日: 2012.08.01
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    あとがきが最初に欲しかった…。 講義形式の内容を文章に起こした、「授業1回分」の内容。 つまり言いたいテーマ1つを、各章で違った角度から説明していく形式。 ところどころ「これは面白いたとえだな」「この説明でこの表現はなかなか思いつかなかったな」と思わせる文があるのはさすがですが、期待しすぎた。

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    投稿日: 2012.03.17
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    脳がリラックスしてないとひらめかないということが 書いてあって、そうすると会議の席では良いアイディアが なかなか出てこない理由がわかった。 リラックスできる雰囲気じゃないし。

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    投稿日: 2012.03.13
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    脳についてのウンチク本。 茂木さんの本は以前も読んだことがあるのですが、なかなかページが進まず読み終わるのに時間がかかったことがあります。 この「ひらめき脳」はさらりと読めました。 「理性と感情」の関係性、「セレンディピティ」についての記述が面白かった。 毎日の生活のなかで「ひらめき」があらわれてくれることを待つのも楽しいかもと思わせる本。

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    投稿日: 2011.09.18
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    今更ながら、初★茂木健一郎。 アハ!ピクチャーが未だに解読できない。 答え見ちゃったのに…(^_^;)

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    投稿日: 2011.08.05
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    知識を詰め込んでいないとひらめきは起こらない。 勉強は必要だということだと思います。 そしてやっとアハピクチャーが分かった。

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    投稿日: 2011.07.06
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    いまや茂木さんは各方面の話題に精通したエッセイばかり書いてらっしゃいますが、脳科学者と言われるそのど真ん中ストライクの、脳のひらめきについてちゃんと書いてくれたのが本書です。 ひらめきには、記憶力が関係しているそうだ。膨大な記憶がアーカイブとして機能するんだと。記憶力の弱い自分にはなるほどなと思える。自己改革のキーワードが記憶力です。

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    投稿日: 2011.07.05
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    [ 内容 ] ひらめきは一部の天才の脳だけに起こるものではない。 すべての人間の脳にその種は確実に存在している。 突如「Aha!」とやって来て脳に認識の嵐を巻き起こす、ひらめきの不思議な正体に、最新の脳科学の知見を用いて迫る。 ひらめきの脳内メカニズム、ひらめきを生み易い環境、「ど忘れ」とひらめきの類似、感情や学習との関係は? 創造の瞬間を生かすも殺すもあなた次第。 不確実性に満ちた世界をより豊かに生きるために、ひらめきをこの手でつかみ取ろう。 [ 目次 ] 1 ひらめきの時代 2 ひらめきを生む環境 3 ひらめきの正体 4 脳とひらめき 5 ひらめきと学習 6 記憶の不思議 7 不確実性を乗り越えるために 8 ひらめきとセレンディピティ 9 ひらめきを掴むために [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2011.05.21
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    セレンディピティの話は興味深かった。偶然はないと思う。発見とか、そういう物事が起こるには必ず理由がある。

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    投稿日: 2011.03.28
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    せセレンディピティ 『思わぬ幸運に偶然で会う能力』 6つの条件 行動 気づき 観察 理解 受容 実現 99パーセントの努力 1パーセントのひらめき 事前準備が出来ているものに、幸運は訪れる。

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    投稿日: 2011.03.11
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    口頭記述を文章化したものということでかなり簡易で読みやすくサクっと読めた。 内容についてはドーパミンによる学習仮説やセレンピディティなど、茂木先生の一連の本の中で語られているものと重複しているところが多かったが ・感情と理性は一体であること ・スランプに陥っているときはちょっと視点を変えて物を見てみること など、なかなか示唆に富んだ意見もあり興味深く読むことができた。

    0
    投稿日: 2011.02.27
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    セレンディピティについて知りたくて読書。 対人コミュニケーションが脳にとってはもっとも鍛錬となる。 予想外の不確実性が、実は重要な要素であること。 セレンディピティを活かすには、 1.行動。2.気づき。3.観察。4.受容。5.理解。実現。の6つだとしている。 セレンディピティという存在を認識していないと、気づくことなくスルーしてしまう。 戦後の日本は、直感などの非科学的なものをGHQにより否定された影響を残したまま今日を迎えている印象がある。しかし、日本は歴史的に、ひらめきや直感などを生活の知恵としてきた土壌があると思う(迷信などもその中に含まれるかもしれないが。)。 セレンディピティを日常的に感じられる体験をしてみたい。 はじめに-「アハ!体験」は最初の2枚は、数秒で認識できるも、後半2枚は、解答を見ても全く見えてこない・・・・・。 読書時間:約45分

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    投稿日: 2011.01.05
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    茂木さんのツイートのなかによく「アハ体験」というのあ出てくるので、なんだろうと思っていたら、この本の中で解説されてました。共感できる内容が少なく、何が書いてあったのかあまり記憶に残りませんでした。

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    投稿日: 2010.11.30
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    読んで良かったと素直に思えた本です。 普段あまり意識しない、「脳」の活動についての本です。 茂木さん自信「わかりやすさ」に腐心したとのことで、専門知識のない私でもスラスラ読めました。 知ってて得する脳情報満載です。 例えば、ど忘れして思い出せないときの、あの感覚は脳にとって最高の喜びなんだ、とか。 読後、自分の脳と仲良くなれた感じがします。

    1
    投稿日: 2010.11.28
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    「セレンディピティ(Serendipity)=思わぬ幸運に偶然出会う能力」 「人生というものは、一瞬のうちに風景がかわることがあるということです。どんなに人生を見切ってしまったと思っても、自分には未来がないと思っても、絶望に打ちひしがれ、あるいは得意の絶頂にあったとしても、一瞬のうちに何かとてつもないことが起こり、それまでとは全く違った風景が見えることがあります。その点にこそ、人生の最大の希望があり、幸福があり、また時には底知れぬ恐ろしさがあるのです。」

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    投稿日: 2010.09.12
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    S先生推薦図書。思考の整理学と通ずる点が多く見られた。 側頭葉では、蓄えた情報の編集活動が常になされている。脳をリラックスさせることで、側頭葉を中心とした自分の無意識に耳を傾け、自分の潜在能力に気づくことが、ひらめきを生む。 無からひらめきは生まれない。この一言に尽きる。

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    投稿日: 2010.08.28
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    著者にとっては易しく書いた本なのかもしれませんが、脳科学というものに今まで触れたことのなかった私にとっては難しく思える内容でした。しかし、実際の例として4枚の図を見て考えさせ、「ひらめき」というものがどういうものかを体験させ、感覚をつかんでから本文を読むことで理解が深まったと思います。 また、身近なことでは、4枚の図を見て何か分かった瞬間とプログラミングのエラーの原因が分かった瞬間というのは非常に似たような感覚がありました。これは、何個かの勉強した知識を側頭葉から呼び込み、それらの記憶のつながりから答えを導きだし、ひらめきが生まれたと思います。 このように身近な場所に「ひらめき」は多くあると思うので「ひらめき」日頃から意識していければいいと思います。

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    投稿日: 2010.06.17
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    何の変哲もない状態で脳の空きを埋める。 物事の不確実性がドーパミンを誘発し,また新たな好奇心をくすぐる。 これは生来人間が身に着けていること。 創造力=体験×意欲 これを忘れないように。 「幸運とはその準備をしているものに来る」

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    投稿日: 2010.06.16
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    <印象に残った点> ・不確実性が脳の報酬となるのは適切な不確実性のときのみである。 ・セレンディピティの条件  ① 行動  ② 気づき  ③ 観察  ④ 受容  ⑤ 理解  ⑥ 実現

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    投稿日: 2010.06.05
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    ひらめきは脳に良いひらめくまでにあれこれ考えることが良いこと。 暇、退屈なとき、脳がひらめきを感じることがある。 歩いた方がひらめきやすい ひらめきには自分を客観的にみること大切。

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    投稿日: 2010.02.28
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    人生の出来事は予測可能なものと不可能なものがある。 その不確実性に立ち向かうためにひらめきが必要であり、今最も求められているのである。 では、ひらめきをいかに手にするか。 確実な方法などないが、積み重ねが無ければ生まれない事は確かだ。 その未知への挑戦こそが脳に歓喜をもたらすのだ。 以上のように解釈しました。 「努力したものが全て報われるとは限らん。しかし! 成功した者は皆すべからく努力しておる!!」(鴨川源二@はじめの一歩)を思い出します。 ひらめきを内省的にアプローチした本「はじめて考えるときのように」もオススメです。

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    投稿日: 2009.12.11
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    有名なアハ!ピクチャーに始まり、脳の傾向と対策を解説、最後にひらめくため、そしてひらめきをモノにするための色々を説く。正本だねこれが。

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    投稿日: 2009.10.31
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    思い出のある本です。 初めて読んだ茂木さんの本です。 高校の時の先生からのお勧めでした。 個人的にセレンディピティのくだりが好きです。

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    投稿日: 2009.10.27
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    【生きるということは、何か起こるかわからない不確実性にいかに向きあうかということが本質なのです。】 今までになかった視点に気がつく。 やっぱりひらめきって気持ちいい。

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    投稿日: 2009.08.19
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    茂木健一郎って人の本は何冊か持っているんだけど書いてる内容が少しむずかしい 読んでると本当に頭が良いなあと思うし、少しぶっ飛んでる感もある この人の本に共通してるのは一方的に受け取らせるような感じじゃなくて読んでる方にも色々考えさせるような感じが強いような気がする 今日読み終わったので3周目だったけど、ある意味ニート向けに感じる 今の俺がそうだからそう感じるんだと思うけど ひらめきやすい環境はリラックスできる環境であってリラックスできる環境とは表現を変えると退屈な時間、退屈な場所と説明してる まさにニート 俺は思った、ニートという24時間を自分の事に使える環境だからこそ自分の人生をより良く考えるチャンスがあるんじゃないかと 何かに追われてるわけでもなければ、やらなきゃいけない環境だからこそ 後の方で思わぬ幸運に出会う能力は、行動をしてないニートには無いって書いてあるけどw 人生というものは、一瞬のうつに風景が変わることがあるということです。 その点こそ、人生最大の希望があr、幸福があり、また時には底知れぬ恐ろしさがあるのです。 漫画でもゲームでも映画でも何でも最初から結果がわかるモノに面白みはない 人生もいっしょだろって事ですね、素晴らしい

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    投稿日: 2009.06.03
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    ひらめくことが大事なのではなく、ひらめきを見逃さないことも1つの大事な能力。 そういわれれば、そうですよね。いくら頭がよくっても、ひらめいているのに、その ひらめきのすごさに気づけなかったら、通り過ぎてしまうわけですから・・・・・ ひらめきを抱きしめる準備をすることが、「ひらめき脳」の作り方なのかな〜。 茂木さんらしく、科学的な話でありながら、いろいろなエピソードや理論がたのしく 読めました。

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    投稿日: 2009.01.24
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    1月11日読了。図書館にて一気読み。脳の能力の主眼は記憶力にあるのではなく、ひらめき力にあるのだ、という筆者の主張にはうなづけるものがある。ひらめき力を発揮する・鍛えるためには座してただひらめきを待つのではなく、物事について徹底的に考え抜いた上で他者との交流・偶然の事象の観察を大事にする、という要素が必要なのだとか。たくさんの本を読むというアクションにしても、知識を蓄積させるというより「ある知識をきっかけにひらめきを生むためのトリガーを増やす」ために有効、ということだな。ちなみに冒頭のアハ問題、4問中2問を正答できた。私の脳もなかなかのもの?

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    投稿日: 2009.01.11
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    不確定な要素はおもしろい。 不確定だから人間ドキドキする。 例えばサプライズなプレゼントは喜びが大きくなる。 この前茂木健一郎さんの公演会行ってきました。 プレゼンがうまく聴衆を引き込んでいました。

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    投稿日: 2008.11.05
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    ---------------------------------------------- ▼ 100文字感想 ▼  ---------------------------------------------- 広告づくりはひらめきの連続だ。つねに求められるのが 斬新さ。どうすれば斬新なアイデアをひらめき続けられ るのか?のヒントがあると思う。脳科学を知ることは人を 知ること。人を知ることがいい広告をつくる近道と感じた。 ---------------------------------------------- ▼ 5つの共感ポイント ▼  ---------------------------------------------- ■脳は快楽を得ると、再びその快楽を得るため、同じ  行動を繰り返す ■人間は追い詰められなければ、本当のひらめきを  起こすことはできない ■無からひらめきは生まれない、学校の学習も無駄  ではない ■セレンディピティを起こす6つの条件   1.行動 2.気づき 3.観察 4.受容 5.理解    6.実現 ■幸運は準備のできたものに味方する

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    投稿日: 2008.06.26
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    ひらめくことは脳に良い?絵や文章にかくされた秘密が解けたとき「アハ体験」で脳はどんどん活性化される。テレビでもよく目にするボサボサ頭の脳科学者・茂木健一郎さんの本。

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    投稿日: 2008.05.03
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    すぐに読めちゃいます。 今までつめこみ教育でたたきこんできたものは、ひらめきに変える材料とすることができるっていうのはうれしいことです。 不確実性を喜べる人間になれればしめたものです。

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    投稿日: 2008.04.11
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    感情がある意味 セレンディピティ 脳をリラックスさせたほうがひらめきやすい 空白を作るには何かに集中する(哲学の道の例) ひらめきのための安全基地 無意識を言語化する 記憶は編集されてゆく 人間とコンピューターの違い 不確実性、偶有性ガあるからこそ人生は楽しい 上記は自分用メモです。 いろいろ知らないことが多くて楽しかった。 この著者の別の本も読んでみたいと思う。

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    投稿日: 2008.02.19
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    「ひらめき」とは何か、どのようにして起こるのか、を平易に解説します。この本を読んで発見したのは、「思考を支えるのは感情」(感情が不安定だと何も決められない)「ひらめきは脳の空白から」(ゆとりがひらめきを産む)「ひらめきの原料は知識と経験」などです。古代人の描いた壁画(ラスコーやアルタミラなどの)は実は自閉症の人が描く画に非常に似ている、という指摘はなるほど、と思いました。(今でもある才能だけが突出した自閉症の方が多い。食うや食わずの古代人がどうして画を描こうと思ったかというと…)

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    投稿日: 2007.12.14
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    アハ ピクチャーを見つめてる時間が楽しかった。 ど忘れという脳の不思議が気になります。 無意識化でおれの脳はどうなっているのか。

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    投稿日: 2007.11.08
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    アハッピクチャーでおなじみ茂木健一郎が書く、アハッ(ひらめき)とは? ひらめきで人生が変わる? ひらめきが脳に及ぼす効果とは? すべての疑問がアハッしちゃう解説本!!

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    投稿日: 2007.05.16
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    本の中ではテレビ番組の「世界一受けたい授業」で紹介されていた「アハ・ピクチャー」が載せてありました。一瞬見ると何が描かれているかわからないけどよーく見ると意味のある画像が浮かび上がってくるという絵です。この絵で何が描かれているかわかった時、つまりひらめいた時脳は大きな快感を得るそうです。 ひらめきはニュートンやアインシュタインのような天才だけに起きるのではなく、誰にでも起きる可能性がある。ひらめきが起きやすい脳になるには、まずは基礎的な学習(義務教育で教わるようなこと)が 必要だそうです。基礎的な知識が無いのに、いきなりひらめくことは無い。物理学の基礎知識が無いのにいきなりニュートンが万有引力を発見することはあり得ないということです。それから、脳に余裕を残しておくこと。あまりに考えることが多かったり、詰め込みすぎるとひらめきが起きることは難しいそうです。 人間が日常の生活で常にひらめきを起こしながら行っていることがあります。それは人との会話だそうです。会話は相手がどういう風に言ってくるかわからない中で 相手の言葉に対応しながら行う行為なので 常にひらめきが起きているということです。

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    投稿日: 2007.03.20
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    脳というものは、本当に神秘的で、面白いと思う。人がひらめく瞬間に、脳で何が起きているのか、興味津々である。どんどん、報酬系の細胞を刺激して、いい気分になりたいと思う。幸運とは、準備ができている者に、味方するのだ。とにかく、行動を起こそうっ!

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    投稿日: 2007.01.26
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    数学においても「ひらめき」の瞬間は快感を伴う。この本は数学に限定しているわけではなく、もっと広く一般的に「ひらめき」について書かれている。数学教育を考えるものとしては、必読の書であろう。

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    投稿日: 2007.01.26
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    茂木健一郎が書いた本 忘れるということは情報を整理すること?なかなか興味深い。サバン症は特殊な能力を持っているのではなく、むしろ情報を整理する能力が欠けている?

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    投稿日: 2006.11.22
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    数学においても「ひらめき」の瞬間は快感を伴う。この本は数学以外に限定しているわけではなく、もっと広く一般的に「ひらめき」について書かれている。数学教育を考えるものとしては、必読の書であろう。

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    投稿日: 2006.09.05
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    創造は体験×意欲なんですと。 体験をいっぱい積まないと素材が集まらない。意欲がないとひらめきを掴むことができないそうです。 脳にとっての快感=ひらめきを掴むことが楽しいことなんでしょうね。 ところで、英国の社会心理学者が国連やWHO、シンクタンクなどの調査を分析して国民の幸福度を調べた結果、デンマーク、スイス、オーストリア、アイスランド、バハマ、フィンランドの順だったそうです。ちなみに日本は90位。結果を学者は「小規模な国では国民に共同体としての意識が強く、国の美観を保ちやすいことが、生活への満足感につながっているのではないか」としています。どうなんでしょうか、、、。

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    投稿日: 2006.07.29
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    茂木健一郎のひらめき脳を読みました。人間の脳が創造性を発揮するには、ひらめきが発生するには、どのような準備が必要か、ということを解説した本でした。詰め込み教育は良くないという考え方があるが、そもそも十分な知識が詰め込まれていないとひらめきが発生しない。ひらめきが発生するにはリラックスした状態でないといけない。人間の脳は適度な遇有性のある刺激を快く感じる。論理と感情は相反するものではなく、協同して働くものである。というような主張を興味深く読みました。セレンティビティなど、「脳」整理法と関連する話題が多かったですね。

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    投稿日: 2006.07.07
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    月曜日への活力として。茂木さんの本はりらーくすできる。理性は感情を抑制するものではなく、理性は感情に支えられるものだという。脳科学でもそういう方向らしくて、安心した。

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    投稿日: 2006.06.19
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    日テレの『世界一受けたい授業』でおなじみの 脳科学者・茂木健一郎の著書。 内容は、「世界一」で紹介された内容をより深く解説した感じです。 TVで紹介された「アハ!ピクチャー」や「アハ!センテンス」も紹介されてて面白かったんだけど、科学的な話はちょっと退屈な感じがした。 「アハ!ピクチャー」や「アハ!センテンス」を集めた本なら面白そう☆ 個人的には「アハ!体験」も面白いけど、色っぽいお姉さんの「ウッフン♪体験」の方が 脳的にはイイのでは?と思ってみたり・・・w

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    投稿日: 2006.06.18
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    ひらめきをチャンスに変えられるかどうかはそれまでの準備次第というもっともなことを、脳のはたらきからひも解いて分かり易く解説した本。 不確実な状態ほどよくひらめくらしいが、それは何となく分かる気がする。

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    投稿日: 2006.06.12
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    やはり自分のテーマは“閃き”かなと。色々考えて考えて苦しくても考え抜いた先に生まれる『!』という一瞬の閃きはなんとも言えないよなぁ。あんまり効率の良い生き方ではないかもしれないけど。(shin1)

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    投稿日: 2006.05.06
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    過去に自分がひらめいた瞬間がどういう環境であったかを反芻していたのですが、そうした瞬間というのは、自宅から最寄り駅に行く道や、いつも歩き慣れている道をリラックスして歩いている時がもっとも多かったのです。歩き慣れていない京都の「哲学の道」を歩くと、私はキョロキョロと周りの風景に目を奪われてしまって、脳がリラックス出来なくなってしまいます。つまりリアルタイム・オンラインで、時々刻々と周囲から入ってくる情報の処理に脳が手いっぱいの状態になっている。そんな時にひらめく余裕はさすがに誰の脳にもありません。(p.52) ひらめきで重要なことの一つに、「メタ認知」というものがあります。 メタ認知とは、自分の置かれている状況を外から客観的にみる能力のことです。メタ認知がきっかけとなって、ひらめきが起こるということも多いのです。つまりスランプに陥った時、いかに自分の置かれている状況を客観的に眺めることができるのかが重要になるということです。(p.60) 「ど忘れ」というのは不思議なもので、思い出すことができないにもかかわらず、絶対に自分はそれを知っているはずだという認識があります。この感覚は、脳科学では、「FOK(Feeling of Knowing)と呼ばれます。日本語に訳すと、「既知感」とでも訳すことができましょうか。FOKが成立していて、しかも前頭葉からのリクエストに側頭葉が答えを返していない状態、これがつまり、「ど忘れ」の状態です。(p.68) パスツールの有名な言葉に「幸運は準備のできたものに味方する(Chance visits the prepared mind)」というものがあります。小柴さんにしても田中さんにしても白川さんにしても、単なるラッキーではなくて、やはりそれだけの準備ができていたからこそセレンディピティをうまく活かすことができたのです。(p.184) 誰かに何かを伝えたいという気持ちがないと、人間の脳は本気を出さないようになっています。普通の人が経験する最も身近なひらめきというのは会話です。もっと言えば、会話というのは、ひらめきが連続して起こっている状態ともいえます。その場その場で言葉が次々と出るわけですから。(p.190)

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    投稿日: 2006.05.01
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    ひらめきは偶然訪れるものだが、訪れたものを逃がさないための準備が大切とのこと。非常に共感できる。脳の働きに基づいていて説得力がある。

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    投稿日: 2006.04.28