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眠れぬ夜のラジオ深夜便(新潮新書)
眠れぬ夜のラジオ深夜便(新潮新書)
宇田川清江/新潮社
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総合評価

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    NHKラジオ第一で現在も放送中の「ラジオ深夜便」の裏舞台を綴った本。 著者は番組開始当初から「ラジオ深夜便」を担当してきたアナウンサー。番組の名物コーナー、リスナーとの交流会「深夜便のつどい」のことなど、番組アンカーから見た「深夜便の世界」を紹介している。

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    投稿日: 2016.02.06
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    [ 内容 ] 毎晩、二百万人もが聴いているという人気番組、その舞台裏をアンカーが明かします。 意外な始まりの経緯、手探りで作ったスタート当初の思い出、毎回超満員となる「集い」のウラ話、まるで深い海の底にいるようなスタジオの雰囲気、ちょっとした言葉遣いの難しさ、あるいはなぜ高齢者に受けるのかの秘密も…。 番組のファンはもちろんのこと、聴いたことのない人も思わず引き込まれる「マイクの向こう側」。 [ 目次 ] 第1章 ことはじめ(正月のショック;銀河鉄道のように―始まりの経緯 ほか) 第2章 時刻を追って―十一時台と零時台(番組開始、でも挨拶はむずかしい…;思い入れたっぷりに『待ち合わせは映画館で』 ほか) 第3章 演芸大好き!午前一時台―演芸特選(都家歌六師の『芸能博物館』;江戸っ子は「腹」、内海桂子さん) 第4章 聴取者からの手紙「広がる無限の世界」(『田奈の森』;鳥がとり持つ縁、世界で最も高いソプラニスタ ほか) 第5章 十年ひと昔の「時の流れ」(スタジオ、今昔;そしてアンカーも今昔) 「最後のことば」あとがきに代えて [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2011.05.23
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    ボクのラジオの原点となっている、 深夜ラジオのモンスター番組の裏話。 200万人以上の猛者たちが、 古くから引き継がれる正しき日本語でのハガキ内容もすごい。

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    投稿日: 2010.11.19
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    年配層向けの深夜放送として誕生したNHKの「ラジオ深夜便」。 昔歌った歌の歌詞をみんなで補完しあったり、パーソナリティと一緒になって リスナーと俳句の腕を磨いていったり 同じ時間を共有するラジオというメディアに人々が掛ける思いが見えた。 深夜放送は「同じ時間をすごしている」という境遇の人同士をつなぎ、 紹介・回顧・協力という要素において特化している印象を受けた。 社会からリタイヤした高齢者に自尊心の回復機会を与える いわゆる「コミュニタスメディア」の事例としても考えられるのでは?

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    投稿日: 2006.01.10