えっ…？の2巻完結。 劇団員の皆さんとの関係、ライバル？劇団との関係や恋、 日常生活での変化に、演技者としてのこれから…。 もっともっと広がりを見たかったなーと思います。 でも、（旅もしてるはずなのに）何となくコンパクトに 感じる作品世界と、自分と向き合いつつ成長していく くるみちゃんの視野がほどよくマッチしてて、 何だか「身の丈」感のある作品でした。 青木さんの別の作品も読んでみたいと思います（＾＾）。

ひとつずつ成長していったくるみちゃん。過去とも向き合い、えらいなぁ。レンタルビデオ屋さんの店長さんやほのかに思いを寄せる彼との恋の行方も気になります。おわってしまい残念です。

「表現すること」とは何なのかというテーマが心にしみる。話の展開はややご都合主義な面もあるけど、テーマを掘り下げるために選ばれた、花束のようなまとめ方のようでもある。

着ぐるみ劇団「くるみの木」でがんばる、くるみちゃんのお話第２巻。 １巻と同じく、話は都合良いところもありながら進んでゆくのですが、読んでるとあったか気分になれるところも変わらず。 これから、というところで終わってしまった感もあり、もうちょっと読んでみたかったなという気がします。

あっという間にコミック終了。もっと読んでいたいのだが、倍々ゲームでライバルがでてきたり、大風呂敷を広げ過ぎて収集不可能な漫画が多いのでとってもよくできた漫画でした。僕もハニマル王子とヒンベーと一緒に踊りたくなってきた。