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テレビ局の裏側(新潮新書)
テレビ局の裏側(新潮新書)
中川勇樹/新潮社
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総合評価

22件)
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    表題の通り、テレビ局について知らなかった裏事情が書かれていました。 テレビ局はスポンサー企業からの収入がメインなのでスポンサー企業にとても気を使っていることが改めてわかりました。ある会社に取材に行ったらスポンサーの競合他社のパソコンを使っていたため、全てスポンサー企業のパソコンに一時的に入れ替えて撮影した、と言う話には驚きました。 また、番組のスタートが10時55分からなどキリの悪い時間からになったのは、他局でCMの多い時間にチャンネルを変えてしまう視聴者に自局の番組を見てもらうためだと言うのも、知らなかったのですが納得しました。 やらせの話についてもいくつか事例が載っていました。事件の報道なども、視聴者の興味をひくネタのみとりあげ、興味をそそる話の方向に持って行く傾向があると書いてあり、そうだろうとは思っていましたが、いざそうだとわかると、報道局の担う重大な社会的責任について考えさせられました。 テレビが伝える偏った情報を鵜呑みにするのは危ないと改めて思いました。

    1
    投稿日: 2021.02.17
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    テレビについて少しは分かった!でも人から聞いて知ってた話も多かった!!どこまでが仕込みでどこからがやらせかという問題はどこかがちゃんと決めない限りは個人の価値観でしかないんだろうね。再現なのかノンフィクションなのか。そのあたりってどうでもい言っちゃどうでもいいけど、それが一歩間違えばねつ造になるところが怖いところ。この著書でもあるある大事典の事例は出ていた。 この中で一番印象的なのは、トヨタの奥田取締役相談役の発言の部分はすこしぞっとさせるものがある。そこには報道機関が年金問題などで厚労省をこき下ろしていた時に総理官邸てで開かれた有識者会議の席で「(メディアが)朝から晩まで厚労省を批判している。あれだけ厚労省が叩かれるのは異常。何か報復してやろうか。例えばスポンサーにならないとかね。」と発言。同席者が、「マスコミは批判するために存在している。言い過ぎでは。」と反応すると彼は「編集権に介入できないといわれているが、やり方はいくらでもある」といったという。これが日本を代表する”エクセレントカンパニー”とやらの元トップの思考なんでしょうか。素晴らしい。脅し。でもこれってPRの双方向的なコミュニケーションじゃないよね・・・。(ちなみにこんなWEBサイト発見”奥田氏のマスコミ脅し「トヨタ広報部はパーフェクト」(大前研一氏)”http://www.mynewsjapan.com/reports/956) ただそのうち、広告モデルはどんどん崩壊していくだろうし、そうしている間に、メディアは新しい収入源を見つけるだろう。というか、そうしなければ生き残れない気もする。広告収入の依存度が下がれば、企業におびえることはなくなる。企業との関係も解消に向かい、メディアが本来のチェック機能もう少し回復することができるかもしれない。ただ、テレビは電波を国から独占の認可を受けて運営しているから、限界はもちろんあると思う。企業の影響力も行政の周りに大企業の役員を天下りでもさせれは、少しは維持できるとも思うけれど。

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    投稿日: 2013.07.23
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    まぁ、テレビ局が仕掛けてるイベントの位置づけについてはなるほどとは思ったが、それ以外は裏側ってほどの内容では無かったかな。

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    投稿日: 2013.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テレビの本文は報道である。 CMによる広告収入で成り立つテレビ業界。スポンサーに気を使い、番組の質が落ちて視聴率が下がるという負のスパイラル。 広告媒体としての役割からの変遷が求められている。

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    投稿日: 2012.04.08
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    子供ころ、テレビで流されているものは 全て正しい情報だと思ってたけど、 テレビってスポンサーがいて やはりスポンサーに都合が良い 情報が流れているのですよね。 あるいはスポンサーとの関係を維持するために テレビは視聴率が取れれば社会に悪い影響が あっても放送してしまう。 こういう悪い側面も考慮しつつ テレビを見ることが大事だなってこの本読んで思った。

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    投稿日: 2012.02.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テレビ東京、TBS=赤坂不動産、CMの話、やらせ、 あるある大事典の話、など面白い逸話もいくつか。 報道に関するビジネスモデルも把握できてよかった。 でもなぜかありがちな本で、そこまでオススメでもないと感じるのは不思議。 星4つを付ける程でもないので、星3つの評価。

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    投稿日: 2012.01.09
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    少し前の本(2009年)であったが、自分の知らない世界をのぞき見る事ができて興味深かった。なんとなく業界構造については知っていたが、内部の人の文章は、リアリティがあり説得力がある。 しかし、TVの世界(特に民放)は、ジャーナリズムを捨てているね。 スポンサーへの配慮は問題。 いっその事バラエティだけを作れば良いのではないかとさえ思う。

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    投稿日: 2011.12.06
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    もう2年近く前の本になってしまうので、裏側感はそんなになかったですが、業界に入りたいと思っている大学生くらいにはちょうどいい現状を理解する本かも。今年、震災後、デジタル後に書かれたようなこういう本を次は探します。

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    投稿日: 2011.09.24
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    本書はフリーのテレビディレクターである著者の経験に基づき、徐々に世間の信頼を失いつつあるテレビ局の世間には余り知られていない側面を紹介している本です。 冒頭のテレビ局の正社員と下請け、孫請けにあたる制作会社の社員の待遇格差に触れた内容から始まり、 ・人手不足の制作現場の状況、 ・女子アナ定年30歳説、 ・「あるある大事典」ねつ造のプロセスとその背景、 ・テレビ番組の「決定的瞬間」におけるやらせと仕込みの境界線、 ・番組制作費ダウンの背景とそれが引き起こす事態、 ・視聴率とCM収益の関係、 ・スポンサーとテレビ局の力関係、 ・スポンサーの逆鱗 ・スポンサーに対する謝り方 ・放送外収入確保に走るテレビ局、 ・デジタル放送とテレビ局の関係 等について書かれていました。 本書によれば、CM料金の基準となるGRP(Gross Rating Point)は以下の計算式で導かれ、 GRP = 視聴率(%)× CM本数(15秒を1本と見なす) 例えば、視聴率が10%の番組で300本のCMを流した時のGRPは 10 × 300 = 3000GRP となり、1GRPあたりのCM料金はおおよそ10万円前後なので、この番組のCM収入は 3000GRP × 10万円 = 3億円 となる。 また、民放連の取り決めによりCMを流す時間は「総放送時間の18%以内」と定められているので、必然的にCM収入にも上限があり、その中で出来るだけ収益を上げようとすると視聴率にこだわらざるを得ないとの事。 この様に視聴率にこだわる事情を抱えた民放各社。 本書の解説によれば、これら民放各局がやらせやスポンサーに都合が悪い事は一切報道しない等、様々な世間の不信感を買うに至った歴史的経緯は以下の様な物らしいです。 視聴率を追求していく過程で、1960年代半ばから登場してきたワイドショーを切っ掛けに、報道番組や情報番組、バラエティ等と言った番組の垣根を越えてそれぞれをミックスした新しい番組が登場。 その結果、報道番組にバラエティ的(正確な内容よりも面白さを重視)な内容が増え、やらせ等で世間の信頼を失いつつある。 また、娯楽番組でも長く続く人気番組になればタレントのギャラも増える。 しかし、番組制作予算は増えない為、制作会社に支払われる番組制作資金がその分減り、苦しい資金で追い詰められた制作会社がやらせ等が起こす。 加えて、広告市場が減少に転じた1992年から(テレビ局に対する)スポンサーの力が強くなり、この流れは福岡放送、北陸放送、静岡第一テレビ等のCM間引きの発覚により更に加速。 この様な経緯を経て今ではスポンサーにとって都合が悪い事の放送自粛が当たり前になっている。 そして、厳しい状況下で放送外収入の拡大に生きる道を求めるテレビ局は、赤坂不動産と言う異名を取ったTBSやコンテンツを利用した放送外収入開拓の豊富な経験を持つフジテレビ等、各局様々な生き残り策を模索中との事。 本書を読んでみると、(本書の内容はフリーのテレビディレクターと言う著者自身の視点からの主張ではありますが)何と言うか・・・ 放送外収益の拡大も大事でしょうが、根本的にテレビ局は人件費も含めた全ての経費を見直して自社を余り維持費がかからない組織に変えていかないと、制作資金不足によりつまらなくなった番組内容が世間の興味を引かなくなり、それでも強引に世間の関心を引こうとやらせ等を連発。 結果、スポンサーにはますます頭が上がらなくなり、その事が更なる世間の不信感、そして視聴率ダウンを招くじり貧状態にから抜け出せなくなりそうにも見えます。 #と言っても、人件費カットはとても難しい事ですが・・・ まあ、昨年には日本テレビが人件費カットと言うニュースもあり、今後、その他の各局も人件費カットに取り組んでいく可能性は大きいのではないかなと思います。 しかし、この人件費カットにテレビ局が自分たちの取り分を少なくし、その分、下請けにまわすと言う側面がなければ、今後もテレビ番組おける不祥事は続々と続いていくのでしょうねえ。。。 どうなる事やら。

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    投稿日: 2011.09.03
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    最近は薄々気づいていたのですが、テレビで報道されている内容は、送り手の意識がかなり入った編集がなされていて、真実を伝えるというよりは、「送り手の伝えたいことを伝える・スポンサーに気を遣って視聴率が高くなるようにする」になっていると思っていました。 この数年でテレビを観るのが急につまらなくなり、テレビをつける回数が減ってきて平日などは全く見ないで過ごす日も増えてきました。来年には完全地デジになりますが、慌ててテレビを買い換える必要もないと思っている次第です。 この本は現役のディレクターがテレビ局の真実の姿を伝えてくれていて興味深い本でした。この20年の間にインターネットや種々の技術革新のために、番組制作者もかなり苦労をしているようですが、良心のある方に頑張っていただいて少しでも良質の番組をつくり続けていただきたいと思いました。 一番驚いたのは視聴率の測定方法を示した箇所とその誤差(p149)についてで、10%の視聴率の場合の誤差に、打ち切り検討のケース(マイナスケース:10-2.4と、表彰されるケース:10+2.4)が含まれている点でした。 以下は気になったポイントです。 ・最近は番組製作会社が殆を作っているが、それでも80年頃までは、報道番組とスポーツ番組は局の聖域であり、テレビ局と直接子会社で制作されていた(p18) ・テレビ業界は、ほぼ同じ仕事、職場、キャリアで、3倍以上も給与格差が存在する、TBSのテレビ局社員の平均給料は1472万円(p23) ・ワイドショー、ニュース番組では、スタジオで使うフリップの原稿、リポーターのための台本、司会者のための台本等、放送作家が書くことがある(p50) ・あるキー局は、書類選考(1万人程度)から始まって、一次面接、講習会・カメラテスト、二次面接、最終面接で、3名程度に絞られる、その後に準キー局えある大阪局、名古屋局が続いて、そしてローカル局となる(p58) ・最近では最終面接で残った学生の殆が、各局のスクール出身である(p60) ・「あるある大辞典」の制作は、タレントが出演するスタジオ部分と、実験等を行うVTR部分があり、その部分は、関西テレビの東京支社から発注を受けた大手制作会社から、制作会社9社に孫請けしている(p76) ・70年頃迄は、番組分類は、「報道・教養・スポーツ・娯楽」であったが、現在では、「報道・情報・スポーツ・ドキュメンタリー・バラエティ・ドラマ」であるが、実際には各種の要素がミックスされた番組が増加している(p87) ・VTRを編集して時系列を入れ替えることは、当たり前に行われる、2日目の出来事を最終日で起こったように報道する、2組のタレントが対決する様子を時系列をずらすことで競い合っているように見せる等(p96) ・報道や情報番組における演出とは、視聴者にわかりやすく、かつ面白く伝えるための工夫と解釈すべきであるが、その演出と「仕込み」「やらせ」は紙一重(p102) ・日本テレビの氏家発言により、テレビ局は、バラエティ番組と銘打っていれば、視聴者に黙って仕込みをして良いと判断した(p112) ・スポンサー料金(スポンサーがテレビ局に払うお金)の3割程度しか、番組制作に回らない(p131) ・地上波テレビ局は報道機関であり、災害などの緊急時にはその役割をはたすために、公共電波の使用権を独占的に認可されているビジネス(p135) ・テレビ東京は、民放キー局中で、唯一報道体制を他局並に充実されることを放棄している(p136) ・新聞紹介やパネルを使ったコーナーが多いワイドショー系番組は、予算に苦しんでいる(p139) ・視聴率の三冠王とは、1)全日(6~24)、2)ゴールデン(19~22),3)プライム(19~23)の平均視聴率のこと(p143) ・週間のコマーシャルの総量は、全放送時間の18%以内と決められている(p145) ・視聴率は関東地区には600世帯、全国で6600世帯に設置された測定機で測られる、関東地区は1700万世帯において600世帯のみ、統計上の誤差は10%でプラマイ2.4%、20%でプラマイ3.3%(p149) ・最近はテレビ局主導の映画が増えている、「三丁目の夕日」のROBOT、及び「スタジオジブリ」は例外中の例外(p191) ・2008年度、地上波ラジオ・テレビ局の合計195社中、107社が純損失、合計212億円で、1975年から統計を取り始めて以来、初めて(p195) 2010/12/5作成

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    投稿日: 2011.08.16
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    [ 内容 ] 明るい画面のすぐ裏で、スタッフは余ったロケ弁当で空腹をしのぎ、人気出演者は降板宣告に怯え、経営陣はタメ息をつく。 広告費の激減、視聴率の恒常的低下…テレビという巨大産業が、もがき苦しんでいる。 なぜ新聞を読み上げるだけの「情報番組」が横行するのか? なぜあの看板キャスターが交代したのか? スポンサーの地雷はどこにあるのか? ベテランディレクターが非難覚悟で業界の問題点と未来を実況中継。 [ 目次 ] 第1章 決して放送しない話 第2章 なぜ必ず徹夜になるのか 第3章 捏造してでも叶えたかった 第4章 「決定的瞬間」はつくりもの 第5章 人気番組ほどつらい 第6章 お詫びの対象になります 第7章 視聴者が変わる、テレビが変わる [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2011.05.22
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    新聞記事を読みあげるのは低予算のため。 GRP=視聴率×本数(15分)。広告の予算に使われる。1GRPの料金は10万円前後。 現在はCMの7割がスポット。タイムは30秒が基本。 番組内で商品やサービス、店舗などを紹介するタイアップが、番組制作費の補填として認められている。

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    投稿日: 2011.04.20
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    自分のいる業界に詳しくなった!笑 的確なことが書かれていて、納得納得の連続。テレビで働きたいと思っている学生さんにはオススメです。 最近は、単にテレビを悪く言う本が目立つ中、身を置く業界を冷静に見つめた本です。 テレビの現場が、夢だけじゃ働けない場所だと分かると思います。

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    投稿日: 2011.02.27
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    現役ディレクターが書いた現場の本。 テレビ業界に少しでも興味のある人は、難しい本でもないので読んで損がないとおもう。 裏側ってやつはどの業界にもあるけれど、テレビ業界の問題点が端的に示されており、その理由などに真実味があって面白い。 テレビってCM跨ぎなど視聴者をイライラさせるような演出が多くなり、内容も80年代に比べたらすごくつまらなくなったと思うけど、この本を見るとさもありなんと思う。 だからと言って、信頼できないメディアはやっぱり積極的に見ようとは思わないけど。 テレビ以外のニュース映像配信会社があればいいのになぁ。

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    投稿日: 2010.08.19
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    テレビ局をミーハーに志望してた学生時代。 テレビ局とは制作サイドではなく、広告営業さんとお付き合いのある現在。 こちらの本は主には番組を作っている制作サイドの裏側です。 プロデューサー、ディレクター、放送作家といった職種にフォーカスされてお話は進みます。 局側の人間と、制作プロダクション間の大きな所得格差だったり。 でも、番組に携わるスタッフ中、局の人間は1人だったり。 局からのプロダクションへの強い圧力だったり。 一番の収益源をである広告費を支払っていただいてる広告主からも制作への圧力があったり。 そういった所謂 大人の事情 的な部分が中心です。 学生時代、広告営業という機能すら知らず受けてた自分に読んで欲しい本ですね。

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    投稿日: 2010.07.18
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    広告収入の減少から、番組出演者のギャラが制作費を圧迫しているとのこと。SMAPxSMAPなんて どうなってるのやら、心配になるくらいです。SMAP5人分のギャラだけでも相当でしょうに、彼ら以上の大物ゲストも出演してたり。流石にフジ以外SMAP5人を使うのはSP番組位、やっぱりTV局の懐事情に関係あるでしょう。 嵐が最近各局から引っ張りだこなのも この辺が理由なんでしょう。

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    投稿日: 2010.06.08
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    三宅先生(情報)のおすすめ。「僕の話をきくより10倍おもしろい」といっていたが、先生の話のほうが面白いと思う。

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    投稿日: 2010.06.02
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    テレビ局の実情を赤裸々に語っている。が、どちらかというとメディアサイドの人間なので、既知のことも多かった。これからは、ディレクタの時代だと言いたいのだと思うが、それにはディレクタの性質も現状から変わらなければならないのだと思う。 テレビ番組に限らず、マルチチャンネル化、マルチデバイス化の中で、コンテンツの制作本数は多くなるはずだが、見る側にワンパターンを感じさせない興味のあるものを提供できる者のみが生き残れるのだと思う。コンシューマがコンテンツ製作者にいつでもなれる時代になり、いっそう競争が激化するので、大変だろう。

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    投稿日: 2010.05.27
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    知らないことがいっぱいでびっくりしました。 自分の将来、テレビの将来を考えるとパンクしそーー けど、せっかくなら、どきっとさせるようなこと、したいな!!!

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    投稿日: 2010.03.29
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    mixiニュースによくありそうなテレビ局の内容紹介。わざわざ新書にする必要もないのでは。だけど視聴率の計測に±2.5%も誤差が出てしまうというのは初耳だった。

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    投稿日: 2010.03.06
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    タイトルどおりの内容を、 実際、制作マンとして働いてきた人が書いた本。 ああ、やっぱそんな感じなんだーという、 確認にはなりました。 この仕組みの一端に広告会社がいて、 そこから多くのお金をもらっているという実態を、 把握しておく必要はあるでしょうね。

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    投稿日: 2010.02.03
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    著者の中川氏はフリーのテレビディレクター。 ゆえに下請け制作会社がいかに虐げられているかを、暗に訴えているかのような印象も受ける。給料の差、拘束時間の差、やらせや捏造をせざるをえない状況を強いられる構造etc. その他番組制作費や、スポンサーの圧力の話、そして今後の放送局の行方にまで言及する。 テレビは冬の時代に突入した、とあるが、まさに殿様気分で仕事ができる時代は終わり、DVDや映画、オンデマンド等放送外での収入を増やしていかなければならなくなっってきた。制作費削減という厳しい状況の中で、金持ちNHKに負けないコンテンツを作ることを目指さなければならない。

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    投稿日: 2010.01.16