
総合評価
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powered by ブクログ衝撃でした。20年前の事だけど、今はどうなっているのかな? 貧富の差は、益々広がっていて、日本もそんな風にならないようにしないと。
0投稿日: 2023.11.13
powered by ブクログカンボジアの地雷障害者やネパールの麻薬売人、幼児を誘拐して物乞いをさせるマフィア組織。アジアの最深部に分け入ったノンフィクション。 アジア諸国で物乞いをする障害をもつ人々について、なぜ物乞いをするに至ったのか、なぜ手足を失ったのか知りたいと思った著者が、現地で実際に人と触れ合いながら知った現実を書くノンフィクション小説です。 先天的な障害、地雷による事故、薬物中毒の症状、憐みを誘いより多くの金銭を得るために手足を切り落とされた子供達。障害を持つに至った経緯は様々ですが、理不尽で辛い話ばかり。全体的に置かれている状況に対して本人たちも著者自体も諦めの雰囲気が強いのもより気分を落ち込ませます。 そんな中、産婆の女性の話や呪術師の話など、前向きで希望の持てる話がわずかに救い。 話を聞くため、真実を知るためと言いつつ、個々の語りたくない事情を問い詰めたり、その結果相手を精神的・状況的により辛い状況に追い詰めたりしているので、そこまで踏み入って良いものか、それこそ先進国と呼ばれる国に生まれた人間のエゴや歪んだ好奇心だけではないのかと、そんな本を読んでいる自分自身に対してもだんだんと嫌悪感が強くなっていきます。ジャーナリズムの闇というか。 とはいえ、誰も知らなければ変えるための一歩すらも踏み出せないわけで、そのあたりの気持ちの折り合いはなかなか難しい。
18投稿日: 2023.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
著書の作品はこれで5冊目の読了となりました。 本書でスポットライトを当て照らし出されるのはアジア諸国で物乞いをしながら生きながらえる子供や障害者。 いわゆる社会的弱者と呼ばれる人々を潜入取材した衝撃のノンフィクション。 世界の他の国々よりも日本人としては親近感が持てるアジアの国々。 目を覆いたくなるような事実と共に、物乞いで命を繋ぐ人々の日常が描かれています。 彼等、彼女達が物乞いをしないと生きていくことさえ出来ない事実とそこに関わる戦争の悲劇やドラッグ、売春、臓器売買、マフィア... 先天的に障害を持って生まれてきた方も含め、彼等に罪はない。 むしろ国家や周りに居る人々が共に生きる為にサポートすることが必要。 自分自身、振り返って出来ているのか?と問えば、出来ていないとしか答えられません。 自分の中で何かが変わるキッカケとしないといけないと思いながら読み終えました。 説明 内容紹介 アジアの路上で物乞いをする子供や障害者たち。彼らと共に暮らし共に食らうことによって、その実相を伝える衝撃の大宅賞候補作 内容(「BOOK」データベースより) アジアの路上で物乞う人々と触れ合い、語り合ってみたい―。そんな思いを胸に、著者の物乞いや障害者を訪ねる旅が始まる。カンボジアの地雷障害者やタイの盲目の歌手、ネパールの麻薬売人らと共に暮らし、インドでは幼児を誘拐して物乞いをさせるマフィア組織に潜入する。アジアの最深部に分け入った衝撃のノンフィクション。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 石井/光太 1977年、東京生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。国内外の文化、歴史、医療などをテーマに雑誌や本に寄稿、そのほか、ペンネームでの写真発表やラジオ、漫画のシナリオなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
11投稿日: 2021.10.16
powered by ブクログアジアの仏教国の身体や精神に障害を持った物乞い・乞食の人達に取材をしていく。違う国の人という立場だからこそできることなのかも。著者も話を聞いてもどかしい気持ちかもしれないが、悲しい辛いを表す言葉を引き出すべく質問を投げかけ、結局救いがないのが辛い。それでも前向きな気持ちを持ってる人もいるからすごい。最後のインドでの話は衝撃で、これは何とかしないとならないし、世界の機関は何とかできないものか。
2投稿日: 2021.08.03
powered by ブクログ世界の物乞いと障害者。貧困層にとって、障害者が産まれるとだいたい更に貧困になり、生活が苦しくなる。なかなか海外の障害者にスポットを当てている本に出会ったことがなかったので、知らないことばかりだったが、情景が浮かぶとなんだか辛くなってくる。 カンボジア、ラオス、タイ、ベトナム、ミャンマー、スリランカ、ネパール、インド。 インドはずば抜けてエグい。赤子をさらい、レンタルチャイルドとして乞食に貸し出し、5才になって使えなくなったら、手足を切断し、物乞いさせる。マフィアももともとストリートチルドレンや、さらわれた過去を持ち、加害者であるが被害者でもあり、どうしようもない。どうしようもできない事実、現実に筆者も苦しむ。読んでいる方も苦しい。 自分の想像を超える現実があるが、どうしようもできない。大抵の人はどうしようもしない。 そして、どこにでもいる娼婦…。
1投稿日: 2021.06.13
powered by ブクログ最終章のインドは特に衝撃的。 前章の諸国も強烈だったけどどこか希望めいたものがあって暖かい気持ちになれたけどインドに関しては絶望しか無かった。 この本は15年前に書かれたものだけど今はどうなんだろうか。 いずれインドも含め東南アジアはゆっくり旅したいと思っているけど、石井氏ほどは無理としてちょっと踏み込んだ旅にしたい。
0投稿日: 2020.01.02
powered by ブクログ内容 アジアの路上で物乞う人々と触れ合い、語り合ってみたい―。そんな思いを胸に、著者の物乞いや障害者を訪ねる旅が始まる。カンボジアの地雷障害者やタイの盲目の歌手、ネパールの麻薬売人らと共に暮らし、インドでは幼児を誘拐して物乞いをさせるマフィア組織に潜入する。アジアの最深部に分け入った衝撃のノンフィクション。
0投稿日: 2019.07.09
powered by ブクログ内容が内容なのでなかなかヘビー。ゆっくり読んだ。 読み進めているとなんだか夢見心地になってくる。『本当に起こっているのだろうか?』とすら思ってしまう。 それだけ今が恵まれている証拠だろう。日本の場合、ストリートで生活する人たちは地方で生きることはほぼ困難で、都会に住む場合が多いように思える。それ故に、その景色を目の当たりにしたことが無い人達がたくさんいる。 最も印象的だったのが『出来ることが物乞いしかなく、それを仕事にしているだけ。それがどうして恥なのか?』というフレーズ。培ってきたレッテルが剥がれかける瞬間であり、言葉では説明がつかない感覚だった。 どの章からも、悲痛な叫びが今にも聞こえてきそうで、辛かった。それでも読んでよかったと思う。知らずにいることは出来ないと思うから。時には命をかけて取材を続けた著者に感謝したい。
0投稿日: 2018.12.08
powered by ブクログ読み始める どうしても つらいところで 立ち止まってしまい … しばらく 他の本に手を出して しばらくしてから また 読み進める そして 過酷なルポに ついつい考え込んでしまって しばし ページを伏せて また 他のモノに手をだして の繰り返しを しながらも 結局 最後のページに至って ほっ と ため息をついている
0投稿日: 2018.10.11
powered by ブクログ著者が東南アジアから南アジアにかけての国々でホームレスのような障害者と出会ってのルポ。先天的な身体障害者、知的障害者もいれば、稼ぐために手足を切断されたような子どもたちも出てくる。子どもたちの手足をほんのいっとき稼がせるために奪い、使い捨てのように扱うようなことがこの世の中で起こっている不条理。「物乞う仏陀」という美しいタイトルとしっかり練られた文章と構成にぐんぐん読んでいけるのだが、それだけにちょっとあざといような感触も。 何かというと売春したりスケベ話をすることで男どうし渡りをつけていくのって、それが真実なんだろうけど嫌悪感。実際そうなんだからしょうがないじゃん的にしっかり利用している感じが嫌だ。しかもこの本、障害者のことは気の毒だ何だといっておきながら、買われる女性には無頓着なんだもの。そういうところにもあざとさを感じるのだろうな。 この本に限らずなんだけど、読みながらふと思ったので書いておくと、最近の世界放浪ルポって著者の言葉が陳腐だし感じがするんだよね。どこかで聞いた、誰かも同じようなこと言ってるって印象。たとえば、「無論、このような利用する利用されるといった構図は肯定されるべきものではない。しかし、それによって絶望と悲嘆に暮れる者もいれば、喜ぶ者もいる。あらゆる人間がひしめき合っている。それが都市の姿、バンコクの真の姿なのではないだろうか。」(p.125)みたいな感じ。「だろうか」って、ふんわりと保険をかけて言い切らないのも何だかね……。
2投稿日: 2018.06.02
powered by ブクログ本当にこれは現実のこのなのか疑ってしまうような内容。特に最後のインドの話は、マフィア物のフィクションを読んでいると思い込みたくなるような内容だ。しかし、そんな現実も実際にあるのだということ。自分が生きているこの時代に場所を変えれば、日本でだってそのような非情なことは沢山あるのだろう。それを知ったところで私がなにを出来るわけではない。しかし、知らないで良いということにはならない。 知ったからと言ってどうにもできない、、、。う〜ん堂々巡り。
0投稿日: 2018.02.25
powered by ブクログ図書館で。 昔、アメリカ人の教授が学生時代にアフリカに旅行した時、初めて「貧困」というものに接した、と言っていたことをふっと思いだしました。 社会的弱者である障害を持った方や孤児が東南アジアの国でどのような扱いを受け、どうやって生き延びているのか。中々重たい事をよく見聞きしようと思ったものだなぁと読んでいて思いました。 ベトナムに行った時、道路の側にバナナがなっているのをみてのっぴきならなくなったらここに来たら飢え死にはしないで済むかなぁなんてぼんやり思ったことを思いだしました。いや、そんな甘いもんじゃないだろ、とも思うけれども気候が暖かいって大事。でもここにマフィアなどの組織が絡むと…弱者はさらに虐げられるんだなぁ…つらい。 カンボジアの青年は同じような経験をした仲間が居るという事と外国人の案内とかそれなりにする仕事があることが希望なのかなぁと思いました。する事が無い、奉仕される、施されるだけの生活では…未来も見えないだろうし。 でも作者さんの立ち位置がよくわからなくてその辺りはん?と思う所もありました。各地に日本のNPOが社会的弱者に手を差し伸べているのを感謝された、とありましたがきちんと訪れる先の福祉対策や制度を調べるならその辺りのプロから話を聞けばいいのにとかその活動を紹介したらいいのに、と思いました。お膳立てされたインタビューじゃ無くて現場の生の声を聞きたいんだ、ということなのかもしれないけど… でもそれだって全体のほんの一部の声だし、嘘か本当かも判断でき兼ねる。それに、行き当たりばったりでいきなり訪ねてきた怪しい外国人にそんな自身の生活の辛さや本心は見せないよねぇ…とインタビューを受けた人にちょっと同情しました。 ただ知りたいというだけで行動できるのはすごい。でも知ってどうするんだ?次のアクションは?という辺りがちょっと曖昧すぎて… モニョっとしながら読み終えました。
0投稿日: 2017.09.01
powered by ブクログ著者である石井光太さんがアジアの国々の物乞いや障害者を訪ね歩き、その体験をまとめた本。 東日本大震災の被災地を訪ねた「遺体」を読み、深く心に刺さったので彼の本を他にも読みたいと手に取ったが、読みながら何度もつらさに手が止まった。 彼が出会う人々は実に様々だ。 戦争によって障害を負っていたり、先天的に障害を持って生まれたり、そして貧しさ故に障害を負わされた場合もある。障害を仕方のないものと受け入れる人もいれば、これは自分の業が悪いのだと諦める人、乞食という仕事にさえ誇りを持つ人もいる。 特に胸がつまったのは、インドのレンタチャイルドの実情だった。 彼らは幼い頃に誘拐され、物乞いする大人たちがより自分を可哀想に見せるために貸し出される。そして、子供としての商品価値が無くなれば腕や足を切断されるなどして、次は自分が乞食をさせられるのだ。 こんなことが世の中に起こっているのかと、衝撃だった。 もちろんもしかすると今現在では状況は多少なりとも良くなっているのかもしれない。ただ、わたしにはそうして暮らしていくことが普通になってしまった場所がそう簡単に変わるとは思えない。 日本で普通に暮らしていて想像する「障害者」とはまったく違う彼らの暮らし。 いつか世界中の人々が、普通にやりたいことをやり、幸せに暮らせる時代はくるのだろうか。そもそも幸せな暮らしってどんなものなのだろうと途方に暮れた。
0投稿日: 2017.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2008年(底本2005年)刊行。東南アジア、イスラム圏等各地の現地取材をベースに、各地域の貧困の実相を白日の下に晒してきた著者。本書は、南アジア・東南アジアにスポットを当てる。戦争・虐殺政権の爪痕が他地域よりも生々しい東南アジア(地雷、不発弾)固有の問題も含まれるが、総じて、貧困と治安不全に由来する南側諸国の問題点を喝破する。「魚を与えるよりも魚釣りの方法を伝授すべし」とは成長を促すための必要な視座だが、それが空々しく思える。殊に、マフィアの跳梁跋扈は治安と公務員の清冽さの重要性を雄弁に語る。 また、著者のイスラム圏関連書(「神の捨てた裸体 」)の読破時にも感じたが、本巻の対象地域に関しても、貧困や貧困層の有りように対して、宗教色や宗教的影響を看取することは難しい。
0投稿日: 2017.01.23
powered by ブクログ東南アジアの最下層に生きる障害者の周辺を追うルポ。 枯葉剤の後遺症の先天性傷害者、 少数民族間での近親婚の繰り返しによる傷害、 地雷被害者、麻薬中毒から心身を喪失していく人たち、 事情は色々。 さらに上座部仏教やヒンドゥー教やキリスト教などの宗教が 生活に大きく影響する土地柄や南国人特有の気質が絡み。 物乞いを睡眠薬で眠らせ、臓器摘出するから本人は 斬りつけられただけと思っているとか、 攫ってきた赤子と物乞いに貸し出し、 成長すると手足切断して障害を持つ物乞いとして 搾取し続けるとか、凄まじい。 そうした生れ落ちた環境でたくましく生きていく人たちの 同じ人間としての活力とか胆力の違い、 ひいては生物としての生命力の違いを思い知らされます。 平成日本に生きる我が身に引寄せて考えるのも 忸怩たるものがありますが、科学技術や文明の代償に 失ったものの大きさが感じられて、不気味。
0投稿日: 2016.11.01
powered by ブクログルポルタージュ風だがフィクション的文調。お金を払って読もうとする方にはここが最大の焦点。 個人的には強烈な違和感も、既に醸された物議。著者の明確な意図に基づくものと判明している。 そういう意味ではこの酸鼻なるタイトルは中味に如実。著者の恣意的な文学表現付き印象操作に惹かれる方にはお勧め。そうでなければ、出来損ないの私小説のような語り口に吐き気を催すだろう。 ただ取材の内容は素晴らしく期待を満たすものであることは保障できる。 著者が好ましくない私は星4をつけました。
0投稿日: 2016.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
貧困層の障碍者達の社会へ体当たりで飛び込んでいった著者の感想文という感じ。すごいなと思う反面、少々エモーショナルになりすぎる感もあったり。
0投稿日: 2015.08.31他には類を見ない。
実際のインドが、まんま描かれている。他の旅行記とは、違いアンダーグラウンド込みの現実を描いている。 約20年前に行ったインドと今じゃかなり変化しているが、裏の部分は表面化していないだけで残っていると思う。 目を背け蓋をする社会だが、こういう現実もあるという部分は知っていたほうがいいと思わせる書。
1投稿日: 2015.03.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
[ 内容 ] アジアの路上で物乞う人々と触れ合い、語り合ってみたい―。 そんな思いを胸に、著者の物乞いや障害者を訪ねる旅が始まる。 カンボジアの地雷障害者やタイの盲目の歌手、ネパールの麻薬売人らと共に暮らし、インドでは幼児を誘拐して物乞いをさせるマフィア組織に潜入する。 アジアの最深部に分け入った衝撃のノンフィクション。 [ 目次 ] 第1章 カンボジア―生き方~買春と殺人 第2章 ラオス―村~不発弾と少数民族 第3章 タイ―都会~自立と束縛 第4章 ベトナム―見守る人々~産婆と家族 第5章 ミャンマー―隔離~ハンセン病と信者 第6章 スリランカ―仏陀~業と悪霊 第7章 ネパール―ヒマラヤ~麻薬と呪術師 第8章 インド―犠牲者~悪の町と城 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
0投稿日: 2014.11.07
powered by ブクログ同じ作家さんの本を続けて読むのは3冊くらいまで、と、なんとなく自分の中で考えているのだけど(やはり、なんとなく飽きてくるので)、どうしてもハマりやすい体質のため、次々に読んでしまう。 重いー。 ベトナムやタイ、行ってみたいなーと思ったりした時もあったけど、とてもとても・・・。 同じ人間なのに、こうも"生きる"ということに違いがあるなんて。 だけど、笑顔があるのっていい。
0投稿日: 2014.07.15
powered by ブクログ著者の人間味溢れる記述に心打たれます。 天下から言葉を発するようなものでなく、 見たこと・感じたことを素直に記述する。 だからこそ、読むこちらに訴えかけるものが違う。 絵本→写真ルポ→本書と流れたので余計読みやすかったのかも。
0投稿日: 2014.06.09
powered by ブクログ凄まじい実情。 東南アジアやインドに行ってみたいなと軽い気持ちで考えていたが、こういう面があることを知ると、怖いです。 人間って自分が生きるためにどこまで他人に対して残酷になれるんだろう。
0投稿日: 2014.04.30
powered by ブクログたった数百円の為に体や命が無くなる。日本のインフラ・社会保障のありがたみを認識した。 インタビュアーにもかかわらず相手の気持ちを読めない著者に苛立つが、こうした本の存在価値は大きいと思う。
0投稿日: 2014.03.29
powered by ブクログ小説のようでもある。詩のようでさえある。しかしこれはノンフィクションである。題名の『物乞う仏陀』が示す独特な世界観を以って貧困の世界を描く。 衝撃度でいえば「第8章 インド」がもっとも貧困の闇を描いている。しかし他の章にもぜひ注目したい。「第1章 カンボジア」はさながら「羅生門」のような雰囲気を持つ。「第7章 ネパール」のザグリと少女の話は呪術の持つ「現実的な」効用とともに希望を感じさせる。 特に私は「第5章 ミャンマー」が印象的だった。老婆の感情が瓦解する場面は胸が締め付けられる。現世を否定されることはいまの自分を否定することになる。だから輪廻転生の来世を信じる老婆。やりきれなさを感じずにはいられない。 ときには生命の危険を冒しながらも貧困社会へ入り込み、自然な目線で人々を捉える石井氏。彼を突き動かすものはなにか。慈善心とは違う。好奇心だけでは語れない。使命感という言葉がもっもとしっくりあてはまる。良し悪しではなく「知らなくては」と「伝えなくては」という思い。 多かれ少なかれ我々は差別や偏見を持つ。過度な拒絶と同様、過度な優しいも差別であり偏見である。文章はその要素、つまり視覚や嗅覚、触覚を徹底的に排除する。文字のみを通して素直に自分自身の感情と向き合うことができる。貧困を描くことに対する賛否両論はあるだろうが、その成果は大きい。
0投稿日: 2014.01.26
powered by ブクログこういうのは感想を気安く書けないけど、 僕はけっこう冷酷な人間になれるというか、 正義感って何なんだろうとかって思う。 でも読んでよかった。 こういう世界というか観点は、僕には少ない成分だから。
0投稿日: 2013.08.28
powered by ブクログ日本だって60年前はこうだった。忘れちゃいけない、いろんな犠牲のもとに今の日本人がある。もっと必死に生きなくちゃ
0投稿日: 2013.05.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アジア諸国で身体に障害を持つゆえに物乞いとならざるを得なかった人々、マフィアにより誘拐され障害者として物乞いを強要される人々等を描いたノンフィクション。そんな人々が著者には仏陀に見えたのか?悲惨な現実を突き付けられても、なすすべもないのですが…。
0投稿日: 2013.05.26
powered by ブクログカンボジア 生き方〜買春と殺人 ラオス 村〜不発弾と少数民族 タイ 都会〜自立と束縛 ベトナム 見守る人々〜産婆と家族 ミャンマー キリスト〜信者 スリランカ 仏陀〜業と悪霊 ネパール ヒマラヤ〜麻薬と呪術師 インド 犠牲者〜悪の町と城
0投稿日: 2012.09.26
powered by ブクログノンフィクション。アジアの物乞いに魅せられた著者が、各国で出会った人々のエピソード集。 情熱大陸で著者を知り、気になって読んでみた。ノンフィクションってもっとお堅い文章なのかと思っていたけれど、短編ということもあって驚くほど読みやすかった。良くも悪くも、小説のようだと思った。読みやすすぎて、なんだかフィクションのように感じてしまう部分も。挟み込まれている会話のテンポが良いからかもしれない。けれど、その中にさらっと描かれている現実は、想像しようとしてもなかなかできない。 自分の無知を恥じたり、旅先で恋に落ちたり。ノンフィクション作家の人って、こんなに作品の中で自分をさらけ出すものなのだろうか…。ノンフィクションって、ある意味では小説以上に著者の個性が表れるんだなぁと思った。他の作品も読んでみる。
0投稿日: 2012.08.27
powered by ブクログ一端の旅人として、ずっと読みたいと思っていた石井光太氏の作品。 古本屋で見つけて、ミャンマーへの旅をするにあたってジャストフィットやと思い、購入しました。 内容としては、アジア各国の街を歩きながら、乞食や障害者などの弱者に対してインタビューを行い、各国の実情を明らかにしていくといったもの。 ハンセン病患者の村を訪れたり、町の乞食を食事に連れて行って話を聞いたり、マフィアとの関係を調査したりと、本気のジャーナリストってすごいな、と改めて感じました。 今では日本でも障害者の人権が主張されるようになってきたけど、それっやっぱ経済的に余裕が生まれて、福祉を充実させたり、家計の中で障害ある家族にお金を使う余裕ができてきたからなんやというのを再認識しました。 障害者雇用なんてのも、雇用環境が整ってから実現するものやしね。 経済的に恵まれないアジア各国では、障害を持った子どもが生まれた途端、その家族は不幸になると、みんなが思ってる。 家計が圧迫されるだけでなく、隣人からは迷惑がられるから、人目を避けて生活しなければならない。 さらには、輪廻転生を信じる地域では、傷害の持った子どもが生まれたら、それは両親の悪業が要因だと思われて、村を追われたりする。 そんな不幸の要因とされている障害者は、自ら乞食や露天商になる道を選ぶ。 そんな状況が、もう何十年と続いているのが、アジアの障害者や乞食の現状である。 この作品では、そんな現状を明らかにしているだけで、ほんなら自分たちに何ができるかというところまでは書かれていない。 けど、作者はまず現状を自分が知りたい、そして多くの人に知ってもらいたいという想いで書いているんやと思う。 経済的援助や教育支援ももちろん大事やけど、こういった現実も知っておかなければならないと感じました。
0投稿日: 2012.08.24
powered by ブクログかなりリアルでヘビーな作品。はじめは興味本位で読めるが、後半になるにつれて、ページをめくるのが苦しくなってくる。 おそらく筆者が疲弊していくにつれての変化なんじゃなかろうか。ノンフィクションのような随筆のような筆致。傍観者であろうとする筆者がだんだんと苦しくのめりこんでしまう様子が伝わってくる。
0投稿日: 2012.08.12
powered by ブクログ現実とは認めたくないような現実であっても、そこには糾弾する相手はいない。そんな現実を少し知ることができた。
0投稿日: 2012.07.16
powered by ブクログ読み助2012年7月12日(木)を参照のこと。http://yomisuke.tea-nifty.com/yomisuke/2012/07/post-2c5f.html
0投稿日: 2012.07.12
powered by ブクログ気候が温暖で米などは年3回も収穫できるし、地方都市なら野菜などは庭でいくらでも手に入るだろうに。干ばつ、寒冷で作物が収穫されず、飲み水も奪い合う地域とは違うのに。集団で平和に生活をして、貧者を救えないものなのだろうか。冬が厳しい北海道では道端で寝ることは死を意味する。逆に道端で裸同然の乞食が生きれる環境が、根本的にその国を替える力を損ねているとしかいえない。
0投稿日: 2012.05.16
powered by ブクログアジア各国の物乞いを取材した本 ・宝くじを売る障害者の姿をよく見るのは、発展途上国に税金を社会福祉に使う余裕がなく、宝くじの仕事や利益を社会福祉事業に回すことを行っているためである。 ・ムンバイのマフィアはストリートチルドレンを捕まえて手足を切断し、沈黙を強制して働かせる。 ・物乞いを眠らせて、臓器を摘出し、闇ルートで販売する。 などなど
0投稿日: 2012.03.17
powered by ブクログ同じ人間として生まれながら、なんというむごたらしい有様なのだろう。 殺人、誘拐、売春、麻薬、地雷、ハンセン病など、過酷な運命や悪に呑み込まれ、最底辺で生きるアジアの物乞いたち。 その現実をほんの僅か垣間見ただけで、言葉を失ってしまう。 寺院へ立ち入ることを拒否されたハンセン病患者が、将来の夢はお寺に寄付をすることだというくだり。 その理由は、苦しみに耐えて功徳を積めば来世は幸せになれると信じているから。そういうふうに考えないと辛い今を生きていけないから。 そしてマフィアに不具にされ、働かされるストリート・チルドレンやレンタチャイルド。 以前石井光太さんの児童書「おかえり、またあえたね ストリート・チルドレン・トトのものがたり」を読んで以来、石井さんのノンフィクションをずっと読んでみたいと思っていた。トトの物語に込めた石井さんの願いが改めて胸に迫ってきた。 劣悪な環境にあっても彼らの中には、夢を抱き、逆境に負けず忍耐と陽気さをもって力強く生きる人たちがいる。 そこには捨てたもんじゃあない人間の強さと寄り添う絆があった。
0投稿日: 2011.12.17
powered by ブクログショッキングな本でした。この本は南アジアからインドまで、最底辺の人たちを追ったルポルタージュです。僕もこの手の本は結構読みましたが、最近の人が書いたものの中では、出色の本です。 この本は以前読んで相当ショックを受けたので、しばらく自分から遠ざけていたのですが、今回、この記事を書くためにももう一度読み直してみました。 これを読んでいると、貧困と無知はとっても仲がいいんだ、ということを改めて思い知らされます。私たちから見ると悲惨な現実を淡々とした筆致で描いていますので、万人受けはいたしませんが、一読して欲しい本の一つです。 貧困・麻薬・障害者…。そして売春問題。この作者の著作の中で一貫して扱われている問題で、これは作者のデビュー作なんですがしょっぱなからカンボジアの不発弾問題で、読んでいた端から鈍器で頭をガーンと殴られたような衝撃を覚えましたね。 そして、日本のマスメディアではまず扱われることのない障害者と障害者の施設も克明に記録されていて、これもまた読んでいて、気分が非常に重くなりました。 極めつけはインドで、これは後に紹介する『レンタルチャイルド』に通じるものですが、マフィアによって手足を切り落とされた子供たちが物乞いをしてたり、女性の物乞いが抱いている幼子が実は…。というので完全にノックアウトされました。
0投稿日: 2011.07.29
powered by ブクログ仏教圏内の最貧民、物乞、障害者にスポットを当てたノンフィクション。イスラム圏内の方も壮絶だけど、こっちもひどい。 私自身の気持ちが引っ張られて鬱に何度なったことか。 でも、これが事実。それから目を逸らしちゃいけない。(イスラムの方でも書いた気がするけど。)そう思わせる、ぐろい本。読み終わっても「これ本当に事実?」て気持ちが消えないもの。平和ボケとか言われるの仕方ないかも。 この本を読もうと思ったきっかけは宗教と経済、国家というものが複雑に絡み合いつつもそして理想を語りながら決してなぜか理想の形にならないのが不思議だったから。 結果、ますます混乱するだけ、だったため、正直いまは宗教というものに疑問しかないけども、何億とも言われる人が信仰するには理由が必ずあるはず。それが少しでもわかるようになりたい。 まぁ、頭の中で理解しようとしてる時点でまだまだだめなんだろうけど。
0投稿日: 2011.05.30
powered by ブクログ石井光太さんの著書を読むのは二作品目です。 私は「そういう」所を訪れたことがないので実際のところは知る事ではないですが、文章から情景が容易に浮かべられるわかりやすい内容でした。現実は思い浮かんだもの以上のものであるでしょうけど、石井さんの文章が自分の想像力と合ってるのかもしれません。
0投稿日: 2011.05.11
powered by ブクログショッキングな描写も多くて、読んだ後呆然となることもあった。けれど、自分の生きる世界とは全く違う世界があるということを知らなくてはいけないと思う。同じ地球に生きていても、歴史や政治や宗教や、いろいろなことの違いがある、ということを知るべきだ。
0投稿日: 2010.12.05
powered by ブクログ著者は南アジアの障害者や路上生活者と寄り添い、インタビューしていく。すさまじい勢いで発展するアジアの都市の影にスポットを当てる。読んでいただくしかない。僕らは何をすればいい・・・ということを超えているような気がする。正直最後のインド、ムンバイの章では吐き気さえもよおす。それだけすさまじい書である。
0投稿日: 2010.11.07
powered by ブクログ石井光太さんの本をあれこれ読んだので、最初に発行した本に手をつけた。 やはり日本で暮らしていては想像もできない暮らし……。あまりにも衝撃的すぎる。 そして日本にいても忘れがちだが、当然障害者はどこの国でもいる。 厳しい世界で医療に頼ることもできない国での障害者は、本当に生きていけるのかと思う。だからこそ著者は調べにいったんだけど。 身体的にある障害で同情を得ることによって物乞いで稼げるお金は、健常者とあまり変わらないことにも驚き。 物乞いしかできない国なのはわかるけど、物乞いでお金をだす人がいるってことだ。 どんな人がお金をだすのだろう?裕福な人たち?旅行者?物乞い同然の人が物乞いにお金を出すのでは? むしろ豊かな日本のほうが物乞いしてもお金は得られないのではないか。 赤ちゃんのころに誘拐されて5歳まではレンタルチャイルド、それ以降は腕や足を切断されたり目をつぶされたあと障害者の物乞いになるなんてとても信じられない話だ。もちろん女性は娼婦へ。 貧困な国ってここまで悲劇が当たり前なのか…。 一番気になったのは、麻薬中毒者と仲良くなるために、著者がマリファナやハッシシを吸うところ。どっちも大麻だよね。知識ないので想像だけどまだ安心(というのも変だけど)な麻薬なのか?(タバコも麻薬みたいなもんだよね)身体は大丈夫なのかと心配。もちろん大丈夫な範囲で納めているんだと思うけど。 私「異国の障害者を調べて本で稼いでいる」とは思えない。危険も多いし…。興味本位なのはあるだろうけどそれがあるからこそこうして踏み込めるのではないかと思う。興味本位だったらいけないのだろうか?本にすると日本に現実を知らせることができるし、売れればお金がはいってくるのは当然のことだ。 まだまだ若い著者なので、これからも頑張ってほしいな。
1投稿日: 2010.10.06
powered by ブクログアジアの路上で物乞う人々のありのままがかかれています。 先進国である日本では考えられないような事も まかり通るほんとに恐ろしい現状にただただ自分の無力感を 覚えました。 不発弾がごろごろと転がる村で力を合わせて 必死に生きている人々 シンナー中毒で路上を這いずり回るストリートチルドレン 物乞いをさせるため手足を切断されたり眼を潰されてしまう子供 臓器や眼球までも売買させられてしまう物乞い こんな事が同じ地球上で生きるために繰り返されているのです。 こんな信じられないような現実が。 苛酷な環境で生きる人々の心に歩み寄り 問いかける事で現状の羅列でなくより真実に迫ったドキュメンタリーです。 だから私に何が出来るのかわからない。 だけど知る事が大事なのだと思う。
0投稿日: 2010.09.02
powered by ブクログとにかく目が醒めました。 とにかく泣きました。 悲しくて泣くと言うより、新たな発見で泣く。 人はこういうとき、こう思うんだなって。 私にとっては心から大切な本になりました。 遠いアジアの現実は自ら端を発して知ろうとしなければ知ることができない。 ボランティアや福祉、ストリートチルドレンや発展途上国問題ににありがちな、施しを乞い悲しい現実だけを捉えた本とは違い、旅をしながらありのままの出来事、感じたことを偽りなく伝えてくれる。 それはときに葛藤であったり、恋心であったり、笑いであったり、嘆きであったりと過酷な旅で得たものは人生における大切な感情そのものたち。 健常者であってもそうでなくてもみんな生きているには違いないんだ。 幸せは他人が量るものではなくて、己自身で量るものだと。 私はなんといってもこの著者の観点がすごく好きで、 この日本のどこかに、こんなにもやさしく芯の強い人がいるなんて、すごく嬉しかった。 石井光太さん、すてき。
0投稿日: 2010.06.27
powered by ブクログか~なりキツい内容だった。 自分の思っていたホームレスとはだいぶかけ離れていた。 ある国のホームレスは恵んでもらったお金で買うのはドラッグやオンナ。 ある国のホームレスはマフィアによって管理されていた意図的身体障害者。 日本のホームレスとは感覚が違う。 正直な感想を言えば、同情ができない。
0投稿日: 2010.06.24
powered by ブクログインパクトが強い。 世界の状況(そっくりそのまま真実かはさておき)がわかる本。 貧困から抜け出せない人々が仏陀の輪廻転生を信じる。それは、死をもってしか貧困から抜け出すことができないからなのだと思う。 宗教になじみの薄い日本人には印象的な本だと思う。
2投稿日: 2010.06.03
powered by ブクログ同じ場所を旅していたのに、気づいていなかったことが多すぎると恥ずかしくなる思いだった。いつもあそんでもらった物乞いの子どもたちを思い出した。
0投稿日: 2010.05.16
powered by ブクログずっと積ん読になっていた本。 読み終えて思うのは、この苛酷な事実に対して著者が感じたことはそれだけなんだろうか、ということ。 事実だからといって、感動する訳ではないな、と深く思う。 この現実については、思うべきだけど、著者のスタンスでは考えるまでは、思考が進まなかった。 悪い言い方をすれば、旅行ですごかったんだよ日記レベルだと思う。
0投稿日: 2010.01.31
powered by ブクログアジアの障害のある物乞いの人々の実態を調べた本。 今まで数々のドキュメンタリー作品を見たり読んだりしてきたが、これは半端ない。知らなかった事が次々に出てき、考え方が180度くらい変わった気がする。 1日150円のために手足を切断され、物乞として働かせられているインドの子供たち。それを操っているマフィアのアジトに潜入してゆく作者。 ハンセン病患者への迫害の実態。 麻薬漬けになりながら、BMWやベンツの下でヨダレを垂らし、這いずり廻り死にゆく子供たち。 レンタルチャイルドの行く末。 自分の無力さに嫌気がさす。 そして、無宗教な私も神にすがりたくなる気持ちがわかったような気がした。神にすがりでもしないと生きていけないからなのだろう。何も変わらないとわかっていても、目を閉じ祈ることで、その一瞬だけでも全てを忘れることができるのだ。 石井光太さんの本をもっと読んでみたいと思った。
0投稿日: 2009.12.16
powered by ブクログアジアの障害者や物乞い、それにからむマフィアなどを追いかけて、その世界を描くこの本。 描かれる世界に、衝撃を受けると同時に、この作者の力量にも衝撃を受けました。 ギリギリの橋も渡りながら、心の奥底を抉り取るような世界から目を背けず、その世界の住民とコミュニケーションをとっていく作者の能力。 そして、それから生み出されたこの本。 誤解があるかもしれませんが、読ませます。 下手にうわべだけの本やテレビ番組に時間を使うより、この本を手にとってみられることをオススメします。
0投稿日: 2009.11.01
powered by ブクログ世の中の、一見見えにくいところで起きている出来事を見る人がいる。見ない人もいる。 どっちがいいとか悪いとかではない。 しかし見ることができるならば、見てみるのもいいんじゃないかと考えさせられた。 とにかく、著者の行動の恥部まで書いてあって、そこがよかった。 美人の障害者とベッドをともにして、最終的に勃起できないところなどがとくに心に残っている。
0投稿日: 2009.07.17
powered by ブクログ世の中の知らない現実を知るには とっておきの一冊 世界の物乞いの実情を綴っています 私にとっては衝撃的な一冊
0投稿日: 2008.09.21
powered by ブクログ「僕と1ルピーの神様」と前後して読むとより印象に残る。個別の物語単位で見るとどちらがノンフィクションでどちらフィクションか分からなくなる。
0投稿日: 2008.07.06
