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八十日間世界一周(下)
八十日間世界一周(下)
ヴェルヌ、高野優/光文社
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総合評価

17件)
4.5
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    キングオブ娯楽小説! 八十日間で世界一周できるのか? 今の技術ならあたりまえの話で、誰に聞いても「当たり前だ」という回答の来る質問。 しかし本書が執筆された当時はそれが賭けの対象になるほど。 上巻に引き続き世界一周を続けるが、やはり日本の読者にとってはとうとう日本に一行がやって来るのが嬉しい。しかも、なかなか大事な場面だ。あとは日本の当時の様子を知るのも楽しい。社会や歴史の授業で知識は得るのだが、この様な小説の中で海外の人の目を通して知る機会はなかなか貴重だと思う。日本もそうだが、当時の世界情勢やその土地々々の風習や風情風景、イギリスの隆盛ぶりなども興味深く読める。 しかし、やはり楽しいのは本当に八十日間で世界一周できるのか?! 行く先行く先で何らかのトラブルに巻き込まれる一行。沈着冷静なフォッグさんを見るとなんとかしてくれると読んでいるこちらも心強い。パスパルトゥーはその明るさと軽快さで一行の助けになるし、読者を楽しませてくれる。そんな旅の楽しさやドキドキ、さらには登場人物たちの魅力でも素晴らしいのだが、さらにもう一段。フォッグさんが銀行強盗ではないかと刑事が追ってくるドキドキもそこに加わってくる。そりゃあ楽しくなりますよ。 ラストがどうなるか、本当に八十日間で世界一周できたのかは読んでのお楽しみと言うことで。 当時のことに思いを馳せながら、老若男女に読んで欲しい作品だと思います。

    0
    投稿日: 2025.12.24
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    そんなもん面白くないわけがない と言うわけで、上巻でフォッグ氏一行が利用した交通手段で、当時と現在も変わらずにあるものの答えは「象」です 簡単すぎて申し訳ない それにしても、なによこの面白さ そして面白ポイントは無限にあるんだが、今回は主人公フォッグ氏の魅力について語りたい フォッグ氏はまずイギリス人紳士なんです で、外からは感情が良く分からんの 常に冷静沈着、言葉数も少ない だけど中身はめちゃくちゃ情が厚くて、親切で、誇り高い そしてなんかちょっと変なことするとだいたい「イギリス人らしい」とか書かれる ヴェルヌはフランス人なので、恐らくちょっと馬鹿にしてる イギリス紳士馬鹿にしてる んでも、このフォッグ氏がほんとに魅力的で、みんな好きになっちゃうんよね 果たしてフォッグ氏は『八十日間世界一周』を達成することは出来たのか! 超有名なお話だけど、意外とみんな成否知らんよね

    67
    投稿日: 2025.03.26
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    ヴェルヌはとても面白くイギリス紳士を描く。 (極端に)典型的なイギリス紳士フォッグ氏が、フランス人の召使いパスパルトゥーとともに旅をするにつれ、さまざまな感情を身につけて行く。 「極上のタイムリミット・サスペンス」 帯のキャッチが叫ぶ、19世紀最速の大冒険!

    6
    投稿日: 2025.01.13
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    さて、下巻である。 前回、上海で乗り遅れたかにみえたフォッグ氏らだが、間一髪乗せてもらうことができた。そして船ではパスパルトゥーとも再会できる。 舞台はアメリカ大陸へ。アメリカは主に鉄道の旅であるが、インディアンとの闘争が繰り広げられていた時代、鉄道旅といえども一筋縄ではいかない。 ニューヨークを目指して急ぐが、大西洋を渡る船にまたしても乗り遅れてしまい…。 フォッグ氏らは、約束の時間に戻ってくることができるのか。 上巻の感想と重なるけれど、この時代の国々の様子がわかるのが一番面白いところ。 そして降りかかる問題に、(主に金の力をもって)フォッグ氏が慌てずに適切な次善の策をとっていくところも。 アウダ夫人との間で信頼関係から恋心も生じてきて、ロマンスもある。 飛行機移動が当たり前になってしまった今ではもうできない旅行。 今はあらかじめいくつかの条件(飛行機は乗らない、携帯を使わない)を決めておかないと、面白くならなさそう。 「あっ!」と驚く逆転劇もあり、最後までハラハラ楽しめます。旅行記が好きな人はぜひ。

    9
    投稿日: 2024.03.11
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    アウダ夫人の登場以来、旅を彩る紅一点として、心穏やかになる瞬間もしばしば。フォッグ氏に対する感謝と同時にわずかな恋心のようなものも感じ取れ、最後に2人は結ばれるのではないかとワクワクしながら読み進められた。最高のハッピーエンドが見られて非常に満足である。

    1
    投稿日: 2024.01.09
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    本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 汽船、汽車、象と、あらゆる乗り物を駆使して次々巻き起こる障害を乗り越えていくフォッグ氏たち。インドで命を助けたアウダ夫人も仲間に加わり、中国から日本を目指す。しかし、酒とアヘンに酔ったパスパルトゥーはフォッグ氏と離ればなれになってしまい、最大のピンチが訪れる。 ---引用終了 ジュールの代表作と言われている作品は、 ・海底二万里(1869年) ・八十日間世界一周(1873年)

    12
    投稿日: 2023.04.13
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    旅行記、サスペンス、アクション、ラブロマンス、いろんな要素が詰まっていて飽きることなく一気に読んでしまった。 ヴェルヌの本は、読んでいるだけで実際に見て体験しているような気にさせてくれる生き生きとした描写がとても魅力的で本書でもそれが存分に発揮されていた。

    0
    投稿日: 2022.11.30
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    2人の世界一周旅行は後半を迎えます。様々なトラブルに対して、毅然と立ち向かうフォッグ氏に感動をうけます。時間に追われながらも東へ東へ旅は継続していきます。 ロンドンは向かい、お話のラストのラストまで本当に目が離せない素晴らしい小説です。有名な小説ですが、活字で通読したのは初めてでした。これまで読了していない方は、ぜひ一度お読みになることをおすすめします。

    0
    投稿日: 2022.11.18
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    子どもの頃わくわくしながら読んだ。解説に時間的に辻褄が合わない箇所が何個もあるとしたが、気になることはなく、評価を損ねるには至らないと思う。2019.1.10

    0
    投稿日: 2019.01.10
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    とても臨場感があり、ところどころで息を飲むようなスリルが展開されていた。フォッグ氏とパスパルトゥー、それにアウダ夫人、フィックス刑事、それぞれが個性豊かでどの人にも好感が持てた。 80日間で世界一周する中で様々なトラブルが起こるけれど、泰然自若な構えでいるフォッグ氏の頼もしいこと。小説の中の人物ではあるけれど、とても魅力的な方ですね。

    0
    投稿日: 2014.12.01
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    20年ぶりくらいの再読。あの有名などんでん返しは今読めばほんと他愛がないのですが、最初に読んだときにはびっくりしましたね。だってどんでん返しが待っているようなタイプの小説だとは思いませんもん。 80日間で世界一周しなければいけないので、旅自体はとにかく慌しく、旅情を感じる暇もないのが残念ですが、19世紀のアジア(日本を含む)やアメリカの不安定な社会情勢を垣間見ることができ、なかなか興味深いです。 それにしても金も糸目をつけずに、象でも船でも何でも買い上げて旅をつづけるフォッグ氏の豪胆さよ。世の中、金さえあれば無理は通るものなんだと教訓(?)を引き出すことも可能です。でもどんなトラブルが発生しても「そんなこと織り込み済みだよ」と泰然自若としているフォッグ氏に見習いたいこともあります。

    0
    投稿日: 2014.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻の冒頭で召使パスパルトゥーが横浜にたどり着く描写があり、作者(フランス人)の目を通した日本の描写が新鮮なものに思えた。 世界旅行は困難とトラブルの連続だったが、主人公のフォッグ氏の意志の強さ、寡黙な性格に潜む優しさに私自身も心惹かれていった。 最後までドンデン返しが絶えない作品であったが、それがまた面白かった。日付変更線をまたいだトリックは、船路が主流であった19世紀ならではのものかと感じられ、そこがまた面白かった。

    0
    投稿日: 2012.06.16
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    わーいわーいたのしー!! フォッグ氏かっこいい。 わくわくどきどき。本当に一周したのかなヴェルヌさん?

    0
    投稿日: 2012.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    旅の終わりの下巻。横浜・アメリカ大陸でイギリスにもどってくるまでの行程が描かれている。アメリカの鉄道での決闘でフォッグ氏の豪胆な一面が垣間見られる。映画とほぼ同じ展開で進むが、ラストのパスパルトゥーの登場&改革クラブの紳士が言った、「This is the end,」的なフレーズはなく、映画の脚色とわかった。アウダ夫人と最終的に結ばれるので、そこは淡い恋物語の要素が加わって物語を際立たせてくれた。

    0
    投稿日: 2011.09.21
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    こういう結末だとは思ったけど、やっぱり良かった! 日本の様子も、あくまで間違ってはないけどごたまぜ感たっぷり。アメリカ人気質もご存じみたいだったし。 結局なんでお金持ちだったかもどんな人間性なのかも分からなかったけど、フォッグ氏は幸せを手に入れられて良かったと思うのです。

    0
    投稿日: 2011.08.31
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    ベタな展開だがやはり楽しい。さすがは古典か。 メインのキャラもいいけど、やっぱりアメリカの運転手とその乗客が最高である。 鉄橋が壊れかけていて汽車が通れそうにない。どうするか?全速力で突っ切れば落ちる前に渡ることができるんじゃね?ひゃっはー。機関が壊れるまで石炭を燃やせー。天才すぎる。

    0
    投稿日: 2011.08.10
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    「人はたとえ、まったく意味がなくても、世界一周をするのではないだろうか?」 流れるように話が進み、あっという間に読み終わった。読後に圧倒的に旅をしたくなる名作だと思う。150年前の世界を垣間見れるのも楽しい。

    0
    投稿日: 2011.07.16