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釈迦に説法(新潮新書)
釈迦に説法(新潮新書)
玄侑宗久/新潮社
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総合評価

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    渋柿のそのまま甘しつるし柿◆くらぶれば長し短しむつかしや◆うゐのおくやまけふこえて 著者:玄侑宗久、1956福島県三春町生、小説家・僧侶、慶應義塾大学文学部中国文学科卒

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    投稿日: 2019.05.15
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    玄侑宗久氏のエッセイ集。禅僧であり、作家でもある氏が「禅」の立ち位置を明確に打ち出しながら日常を語る。一休禅師がでてきたり、僧侶が長生きするワケを考察してみたり。 気楽に「禅」に振れるにはなかなか面白い本です。

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    投稿日: 2015.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今日のなるほど 頭では総論を想いながら、行動は一隅を照らす 人間はよい人と悪い人がいるわけではなく、状況によってよい人にも悪い人にもなる。 生きていく最大の楽しみは、おそらく眠っていた遺伝子を目覚めさせ、それまでとは違った自分に出会うこと。 「苦」の反対語は「幸せ」ではなく「楽」。 「自」然の「分」身が「自分」 自然も分身も理解するという方法に似合わない在り方をいている=諸行無常

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    投稿日: 2015.01.18
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    私はこの人の著書が好きです。 作家としての文章力があり、禅僧としての独特の着眼点があり、読むことでなるほどと感心させられる所が必ずあります。 今回も興味深い話が多く、あっという間に読み終わってしまいました。

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    投稿日: 2013.01.28
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    [ 内容 ] 一つの人生観に縛られていませんか? 目標の実現に向けて「頑張る」ことに囚われすぎていませんか? 苦悩した青春時代、己事究明に励んだ修行時代、禅僧であり、また、作家でもある現在―。 幾多の経験を通して、身のまわりの出来事や、世間を騒がせた事件に触れながら、息苦しい世の中を、「楽」に「安心」して生きていくきっかけを教えてくれる。 一話一話、読むほどに、心が少しずつ軽くなっていく。 [ 目次 ] 渋柿のそのまま甘しつるし柿(渋柿の甘さ;一隅を照らす;鰯の頭 ほか) くらぶれば長し短しむつかしや(タマちゃんと、寂しい「安心」;瞑想の中だけの「恒久平和」;正統なき「東洋的正統」 ほか) うゐのおくやまけふこえて(僧侶とお酒;僧侶が長生きするワケ;「あの世」までの四季 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2011.05.23
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    仏教の世界観を現代科学の切り口で説明したり、お坊さんの日常などなぞの多い部分を軽い文体で分かりやすく説明している。仏教の世界観を、仏教の言葉ではなく現在科学の土俵で説明している。この作業は両方の世界の本質を理解している必要があるので、軽い文章だが圧倒的な深みがある。

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    投稿日: 2008.04.24
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    お坊さんの話す禅問答みたいなのが好きな人は面白いであろう一冊です。 視点としてもなかなか面白いことを言ってますが、その話し方や例も面白い。さすが作家さんをやってるお坊さん。 「あるがまま」ではなく「ないがまま」みたいな、ちょっとしたロジック遊び的な話が面白かったです。

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    投稿日: 2006.10.16
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    「あるがまま」でいいじゃないか、といいながらそれにさえ行き詰まってしまったら、どうすればいいか。「ないがまま」でいいのだ、という著者は臨済宗の僧侶。「受け容れることは同することではなくて和することだ」という言葉は今の私にかなり痛い。「目標の実現に頑張りすぎることで囚われてはならない」ああ、そのとおりです。(汗)

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    投稿日: 2005.10.24