
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
他に類を見ない、独自の社会・政治システムで現代を生き抜いていくスウェーデンについて総合的に書かれています。 内容は、スウェーデンが現在の状況に至るまでの歴史的流れや、頻繁に取り上げられる社会保障システム、スウェーデン企業のスタンスや、政治指針など、総合的内容が素人にもわかりやすく説かれています。スウェーデンは移民問題に直面していますが、世界規模で先進国が高齢化社会に突入し、経済が低迷下する中で、古くからいかにプラグマティックに問題に取り組み、それを支えるための情報の透明性の維持を重視し、なにより政治への国民の信頼を大事にしてきたことで、極めて柔軟に時代に適応してきたかが本書を通して論理的によくわかります。良書でした。
0投稿日: 2018.09.21
powered by ブクログ国会議員の多くはもともとの本業を続けているんだそう。 政治家が実社会から遊離せず、政治屋になることを防ぐ。 国会議員は職業でなく、一種の社会奉仕であるとの認識。 国会議員にはどれだけの給与が出てるんだろう? 活動経費にはすべて領収書が求められ、だれもが確認できるってあったし。 1クローネにも領収書が必要。 小難しい話も多くて、だんだんついてけなくなったけど、 スウェーデンにあって日本にないもの。 政治への信頼 高い投票率 は、はっきりとわかった。 信頼するための根拠が1クローネからの領収書を誰もが確認できることで、あるのかなとか。 大企業の破綻を政府が支援しない。 本当に優良企業なら破綻はしないだろうし。 男女同権で女性の社会進出も高くて、 医療費は上限があって学費は無料で、 育児手当や育児休暇、託児所や保育施設などのハード面の強化も整ってて、実践できるだけのものがある。 うーん 日本政府って口だけ感が強いのかも。 老後の生活が保障されてるなら入ったぶん使い切っても不安はないなら、消費多くて経済も回りやすいのかなとか。
0投稿日: 2016.07.18
powered by ブクログスウェーデンに関する新書2冊目。この書ではスウェーデン政府の「国民の家」としての機能に着目している。WW2後、戦後女性の雇用を押し出したスウェーデンでは伝統的な家族のあり方が失われ、社会は喪失感、不安に襲われ自殺率は急増した。そこで政府が子や年配者の世話をする「父親」の役割を果たし、社会保障を充実させる事でこの問題を解消したという経緯がある。すなわち福祉社会が女性の雇用を推進したのではなくその逆で、女性の雇用によって従来の形態が崩れた事が、福祉社会というスウェーデンの今ある姿を誕生させたのだ。私は日本人の若者の自殺率の高さは就職や老後での先知れぬ不安にあると思う。スウェーデンはその不安をセーフティネットという防波堤を充実させることで解消してきた。福祉は足かせに成るのではない。福祉が社会問題を解消するリーダーシップを担えるのだ。
0投稿日: 2014.08.11
powered by ブクログ福祉大国で有名なスウェーデンがなぜ成功しているのかをわかりやすく紹介してくれる。 成功に至るまでにあった問題などもわかりやすく提示してくれているので、マイナス面もきちんと書かれているので信ぴょう性が高い。 高福祉高負担を国民が受け入れることができた理由は、国民が国を信頼できていること。そのために徹底的な透明性を実践している。 福祉政策の持続可能性を国民が信頼できているからこそ、国民が安心感を持つことができ、その安心感が消費増大に繋がりよい方向に回っていくという仕組みには納得であった。 キーワードは、国の理念と国への信頼感、福祉の持続可能性である。 残念ながらどれも今の日本には無いのだけれど。
0投稿日: 2013.11.07スウェーデン旅行前の情報整理に
北欧行きの機内で読みました。 国民に対する制度のあり方と その国民の受け止め方のほか、 H&MやIKEAの企業理念が 国民性に大きく影響している点が 面白かったです。 旅行前に読んでよかったです。
1投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログオランダに本社を置くスティヒティング・インカ・ファウンデーションがIKEAの持ち株会社、インカ・ホールディングスを所有している。IKEAグループはこのインカ・ホールディングスの傘下にある。オランダに設立したのは税金回避とM&Aを防ぐためにあるという。INGKA・ファウンデーションは、カンプラードが1982年に設立した慈善団体。慈善団体に最終的な会社の支配権を委ねるやり方は、欧州ではよく見られる形態だ。カンプラードは自らつくりあげてきた会社をだれにも支配されたくないのであろう。p96
0投稿日: 2013.01.29
powered by ブクログスウェーデンの実像がよくわかる。今まで自分がいかにイメージでスウェーデンを語っていたかに気づく。また、福祉政策について日本との比較もあるので、読み応えがある。
0投稿日: 2013.01.03
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スウェーデンにあって日本にないのは、政治に対する信頼…、という結論。ほんとだねー。選挙に行くけど、誰に入れたらいいか分からない国、ニッポン。投票率が8割ってすごい。
0投稿日: 2012.11.12
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伝統的な家族の崩壊を受けて、国家が「国民の家」となる制度が出来上がったこと。国民の負担が増えてでも、持続可能な制度を構築することを重視したこと。福祉政策がむしろ経済を成長させる効果を持つこと、などについて書かれています。 日本にとって必要なのは、明確な未来のビジョンを持ち、国民の間で共有すること。情報公開や透明性を徹底し、政治への信頼を取り戻すことだとまとめておられます。
0投稿日: 2012.03.23
powered by ブクログ最近スウェーデンという単語を何となくよく耳にしていて、どんな国なんだろうという興味から、読んでみた。 スウェーデンというと、税金が高く、社会保障が充実している国というイメージだと思う。 本書はその根底に何があり、なぜそうなっているのかを教えてくれる。 「国民の家」という理念の元、全ての国民を国家の家族と考え、全員に「安心」を提供することを約束する。 それを実現するべく考え抜かれた、持続可能な政策。 「持続可能」という意味は、国民に、短期的な利益でなく、予測できる20年後、30年後の未来を提示するということだ。 (考えてみれば、安心を得るためには「予測が立つ」ことが一番大事だ。) そして、そこから生じる国民の国家への「信頼」。 投票率は何と80%を超えるそうである。 近年、日本も政策の面でスウェーデンに学ぶことが多くなったらしいが、表層だけ真似してもこうはなりそうもない。 そもそも、スウェーデンとは国民性も人口も気候も全然違うのだから、まずは日本をどういう国にするかを国民全員で共有し、その理念のもと選挙公約や政策が話し合われるようにならなければならないだろう。 まあ、そうなるにはとても時間がかかるだろうし、そもそも我が国でそんなことが可能なのだろうかという気もしなくもないが・・・
0投稿日: 2012.01.03
powered by ブクログ高負担、高福祉で有名な、スウェーデンについて書かれた本。 なかなか、面白いですね。 #以下かなり個人メモ ただ、若干掘り下げが少ないand/or結論で、そうかな?~というとこもあったような。 政府が、高負担、高福祉の基本的考え方「国民の家」や「女性の就業率」を掲げて推進し、実際にそうなったようです。 気になったのは、この辺が、推進しているので浸透したって感じで、結構簡単に言われていいる点。 しかし、日本政府が推進しているものはたくさんあると思いますが、そこまで浸透してないような。。 この理由として、(国の)「理念とビジョン」の作成と「情報公開」を上げていました。 確かに必要&日本に欠けていると思いますが、それだけでできるのかな?という気がします。他の理由はなんだろう? あとは、二院制から、一院制になっているというのも、ちょっと気になりました。最近日本では、二院制の弊害がでているきがしますが、その利点もでているんでしょうか? なお、年金では「持続可能な制度なので、国民の不安感がなくなっいる」というのが、なるほどという感じです。 日本では、「持続可能」な制度と思われていないと(苦笑) ちなみに、ざくっと勉強しただけですが、これまで読んだ話だと、日本では、スウェーデン方式である確定拠出型を採用しても、賦課方式であるかぎりは、日本の人口変動が急過ぎて耐えられない?積立方式ではないといけないような。。
0投稿日: 2011.07.10
powered by ブクログ日本人が学ぶべきは、スウェーデンの個々の具体的な福祉政策ではないことに、本書を読んで納得。 将来をどうするかの国家理念、政治の透明性や情報公開の在り方など、国民と政府の相互信頼という根幹が日本に欠落していることは衆目の一致するところだと思うけれども、対照的に、スウェーデンでは何事を進めるにあたっても理念が徹底的に議論される点や、政治家が国民のために働く仕組みができあがっている背景といったことが、表層ではなく歴史や社会の全体像から分かりやすく解説されている点がとても参考になった。 また、H&MやIKEAの企業戦略や、国としては環境、CSRにおいて世界トップレベルであることも、戦後の高度成長期に必要とされた"国民の家"をつくった理念国家ならではの強さ所以と言えるのではないか。 日本の将来を考えるなかで、スウェーデンという特異な社会、経済を参考にする入門書としてはとても分かりやすい。新産業の創出、CO2を増やさず経済成長を遂げるスウェーデンモデルは老後に向けての?個人的研究課題に…(笑)。☆5つ!
0投稿日: 2011.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スェーデンの実情を教えてくる本。やはり、福祉制度がしっかりしている。医療費がタダで、年金もしっかりしているから、国民安心しているみたい。意外だったのは、市場を敵視していなくて、上手に使っていること。IKEAやH&Mという世界的な大企業も生み出している。
0投稿日: 2011.07.01
powered by ブクログスウェーデンの経済や福祉政策の良さについて歴史を踏まえて見ていく。IKEAやH&M、国の政策に共通するのはブレない軸と個を大切にする事。だから国家の家や福祉と市場主義の両立ができる。日本も見習うべき事がたくさんあると再認識させられる一冊。
0投稿日: 2011.04.09
powered by ブクログスウェーデンは、国家の家の理念( 自由と共生と平等)を実現しようとしてきた。国家の家では、国家が親の役割りを果す。これには、国民の政治への信頼が不可欠である。そのため、スウェーデンでは、政府の情報公開、説明責任などが徹底されている。 スウェーデンの強さは、確固とした福祉政策の理念とビジョンがあることだ。日本は理念なき福祉政策で、場当たりてきな改革になり、全体的に整合性がない。
0投稿日: 2011.02.13
powered by ブクログもともと興味のあったスウェーデンという国について。 「信頼」という無形の社会資本。これがスウェーデンの国としての強さ。「国民の家」という理念。 単に社会福祉が発展した、ゆえに税金がやたら高い国のイメージだったけど、その背景が知れてだけでも読んだ甲斐があったなー。 ただ、書き方がくどすぎて逆に読みにくいな。言いたいことは分かるけど。
0投稿日: 2010.11.23
powered by ブクログ高福祉、高税率のスウェーデン。 スウェーデンが福祉国家となり成功するまでの背景や国の成り立ち。 スウェーデンのことを知らなくても、その歴史とか国家戦略とか面白い!! 結局、ぱっと見て分かるのは、表面の結果とか知識だけで、その元となるものをしっかりと知ることって大事だなって思いました。
0投稿日: 2010.10.24
powered by ブクログH&M、イケア、ソニエリがスウェーデンの企業。ソニエリには行ったな。スウェーデンはいいところだった。世界中で事業をしている。 低価格と多様化のビジネスコンセプト。 ユニクロに経済的メッセージはあっても社会的メッセージ性は薄い。そこがH&Mとの違い。 イケアのカンプラードはドイツ系で、戦争中ヒトラーを支持し、戦後イケアで働くすべてのユダヤ人に謝罪した。 信頼という無形の社会資本はスウェーデンにあって、日本にないもの。 スウェーデンの人口は935万、東北地方と同じくらい。 ノルウェーはスウェーデンの支配下にあり、フィンランドはロシアの管轄下にあった。 ノルウェーがスウェーデンから1905年に独立、フィンランドはロシア革命の混乱に乗じて1917年に独立。 ノルウェーはEUにも加盟していない。スウェーデン、デンマークはEUには加盟しているがユーロは使われていない。 フィンランドは両方OK。 スウェーデン:EU デンマーク:EU ノルウェー:なし フィンランド:EU、ユーロ
0投稿日: 2010.09.10
powered by ブクログスウェーデンの国家感、国民意識がビジネスにもたらす強み 信頼ある国家、 エリート 、 万人向けのデザイン多様性戦略 H&M IKEA
0投稿日: 2010.07.28
