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槍ヶ岳開山
槍ヶ岳開山
新田次郎/文藝春秋
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総合評価

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    山岳小説であり歴史小説だった。 当時の登山装備で厨子と仏像を持って槍に上がるというのは、考えられないことだ。念仏行者について深く考えさせられた。 徳念は最後の最後にちょっと残念。

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    投稿日: 2024.11.02
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    自分の犯した罪を僧になることにより浄化しようとするが、中々出来ず死に際に克服したのかなと思われるところに思うところがあった。 播隆の思いとは裏腹に勝手気ままに好きなことを言いまくる弟子達にヤキモキしながら読んだ。 堅実に戒律を守ろうとしているのに、山の掟に従えとめっちゃ怒られて従うところとかは少し笑ってしまった。 槍ヶ岳の開山がどういう事を表していて、そこにどんな人達が絡んでいたのか勉強になった。

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    投稿日: 2023.09.13
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     百姓一揆の混乱の中で妻を誤殺し、修行僧となった主人公播隆が笠ヶ岳、槍ヶ岳を開山する。  その筋だけならあまりおもしろくないが、やはり新田次郎。蘭学医の言葉を借りて頂上に出現する弥勒菩薩をブロッケン現象と切り捨てるあたり心地よい。  主人公と訳ありの支援者の暗い影、そして亡き妻が死の直前に見せた憎悪の表情の理由などが一気に語られるラストは主人公の死とともに読み応えがあるクライマックスとなっているが、主人公の弟子の裏切りが筋の上で不要だった気がするのは読み方が足りなかったからだろうか。

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    投稿日: 2011.09.14
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    映画、『剱岳』を見て、この『槍ヶ岳開山』を読んでみた。 どちらもはじめての登頂を目指すのだが、中身はちょっと違う。 高校生のとき、登山競技ではペーパーテストがあった。その問題で、播隆上人の名前が確か出てきた記憶がある。しかし、この本は読んだことが無かった。 農民が百姓一揆を経て僧侶になり、笠ヶ岳の再興、槍ヶ岳開山へ取り組んでいく、播隆上人の半生の物語です。心に迷いがある人、自殺を考えてしまう人にお薦めの一冊です。一心不乱にいきることが大事です。

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    投稿日: 2011.06.26
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    今も昔も、山の頂からは何かが見えるらしい…。きっと形は変えても、人の心の奥底にあるものが映し出されているのだろうなあ。

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    投稿日: 2008.05.11
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    高山奥地にある槍ヶ岳周辺の地図を作る人の話。 淡々とした言葉を積み上げて情緒を高めていくのが新田作品らしくて好きです。

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    投稿日: 2007.02.18
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    現在では多くの人が登る日本有数の名山、その登頂の道を開いてくれた名僧播竜上人の生涯を描いた作品 彼はなぜこの偉業をなしえるに至ったのかを出家以前から語られる 槍ヶ岳を目指すなら読んでおきたい名作

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    投稿日: 2006.08.27