Reader Store
まぼろしの完全犯罪
まぼろしの完全犯罪
斎藤栄/文藝春秋
作品詳細ページへ戻る

総合評価

1件)
4.0
0
1
0
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「勝海舟入れ替わり説」をテーマにした小説をめぐる殺人事件の話をメインに、2本の推理小説を含む作品。 メインとなる「勝海舟の殺人」は、誰が読んでもびっくりさせられる話。というのも、章が変わった瞬間、それまでの章が作中作だと明かされるからだ(この程度書いてもネタバレにはならないのであしからず)。 確かに登場人物が「とてもおもしろい推理小説」と評するだけあって、全く作中作にありがちな手抜きは一切なく、その中の表現をめぐって推理が進んでいく。 若干動機などが曖昧な気はするが、力作。 もう一本は、半村良が書きそうな話。しかし、ちょっと歴史の交渉が甘い。

    0
    投稿日: 2016.03.04