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父の詫び状
父の詫び状
向田邦子/文藝春秋
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総合評価

70件)
4.4
32
21
7
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    向田邦子さんのエッセイ集てす。落ち着いて品のある文章をとても好もしく感じ、また、昔テレビで見た原作のドラマを懐かしく思い出しました。

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    投稿日: 2026.01.25
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    読書会のテーマ本でした。昭和の家庭はこうだったんだろうなと思います。同じ昭和生まれとしては、懐かしなと思うエピソードもあり、とても面白かったです。

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    投稿日: 2025.12.16
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    発達障害のようすを、「ちょっと頭のゆっくりしたひと」と表現する、この…この感じ……。向田邦子はすごいなぁ……。 あと、うっかり勘違いで訪問セールスの人とタクシードライバーをお誘いすることになってたエピソードが、なんか…言いようもなく色っぽくて好きだな…色っぽいってか…なんだろう…上手く言えないんだが…。 本当にどこを切り取っても上手い、と素人目にも思ってしまう。 心に刺さるし、ああそうだよねと共感もできる。だけど、戦時中の感慨も、なるほどそうなのか…と次世代の人間としては学びもある…。 本当に凄い文章の力を持っていた女性なんだなあ…。 「突然あらわれて、ほとんど名人」て、めちゃめちゃかっこいい褒め言葉だよな…。 解説は沢木耕太郎先生ですが、そっか、沢木耕太郎って向田邦子より年下なんだよなあ…。そっか…。 リアルに向田邦子の航空機事故をラジオで聞いていた世代、というのがあまりにも衝撃。

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    投稿日: 2025.10.23
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    エッセイ。知らない誰かの思い出話が詰まった本なので読んでも読まなくてもどっちでもいい。でも退屈せずに読めた。 放送作家の著者が初めて文章を書いたのがこの本らしい。 お父さんが威張り散らしている。会社員だけど同僚が家に来るから接待する。長女より長男を優先する。このあたりが昭和だなと思った。 一つのテーマでいろんな話が出てくる。経験の引き出しの多い人だなと思う。

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    【347冊目】脚本家向田邦子さんのエッセイ集。妙齢の女性視点×昭和の家庭生活×戦争中の記憶×一流の表現者=最強のエッセイ爆誕!という感じ。  ひとつの作品に複数のエピソードが詰め込まれており、それぞれの連関は必ずしも明らかでないのですが、なぜかスッキリ読めてしまう。それは文章力の問題だけではなく、生活者・労働者としての視点が現代を生きる私たちとそう離れていないからなのでしょう。海外旅行やら深夜残業やら、多くは現代と地続きの生活風景です。  他方で、東京大空襲の日のエピソードがあったり、トイレに行くことを「ご不浄に行く」と表現したり、昭和の前半の香りがそこかしこに散りばめられているところも読み応えのひとつ。  この現代っぽさとレトロ感の絶妙なミックスが、作品のとても良い味になっており、唯一無二の作品に仕立てあげています。  そして、ここに「家族の物語」という芯がぶっ刺さっていることで、なぜだかぐっと我々読者の心に詰め寄ってくる感じが生まれるんですよね。「父の詫び状」なんてタイトル、どうやったら思いつくんでしょう。これだけで、「あぁ、昭和の頑固な父親が何か失敗したんだな。でも、素直に謝れないから手紙にしたんだろうな。どんな失敗したんだろ?本当に素直に謝れたのかな?どれどれ、最初の一編だけでも読んでみるか…」と、思ってしまいます。  一度開いたらもうおしまい。最後まで時にくすっと、時に深くうなずき、時に胸にツンッと、と色んな感情を味わいながら向田邦子ワールドに引き込まれていきます。

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    投稿日: 2025.07.23
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    松浦弥太郎さんの『エッセイストのように生きる』の中で紹介されていたので手に取ってみた。 エッセイとは何か?をまさに体感できる一冊だった。家族のこと、何気ない日常のこと、仕事のこと、一見何の繋がりもないようだが、向田邦子さんの"気づき"や"記憶"を介して、全てが一つにつながるのが、読んでいて気持ちよかった。 あと単純に文章がすごく上手なんだなあと。 言葉選びとか描写力が卓越している。

    1
    投稿日: 2025.06.03
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    何度読んだかわからないくらい大好きなエッセイ。 生まれた時代は全然違うけれど、わたしも「曽祖母が仏壇に備えていたお米を食べていたな」と思い出したり。 鹿児島旅行に行くことが決まり再読した。 向田邦子さんが見た桜島を見ることができてうれしかった。

    0
    投稿日: 2025.05.01
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    死が通奏低音となっているのは、筆者が病気を経験したからというだけでなく、私は彼女が墜落事故で亡くなる運命ことを先回りして知っているからと思う。『女の薬指』に収められた一つ目のエッセイ(「チャンバラ」)の書き出しにも驚いたけど、このエッセイでも飛行機の墜落に何度か言及しているから、その度に薄暗さを感じ取ってしまう。文章の組み立て自体が記憶というものがその人のところに訪れる唐突さを再現的に表していると思った。

    0
    投稿日: 2024.09.04
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    面白かったり泣けたり。 昭和の家庭では、当然のように父親が一番強くて、特別だった。 怖くて、時に理不尽な存在だった。 先生に叩かれることだって、あった。 それでも、そこにはしっかりと愛情が通っていた。 そんな風景が広がる本。 しかし、よくこんなにいろんなエピソードを持っているなあ、と感心する。 物事をしっかりと感じて捉えて生きてきた人なんだなあ、と、そのさっぱりとした文体から垣間見える人柄に魅かれる。 2006.11.25 私は本を読むのが遅いので、なかなか読み進まなかった。が、それはこの本が面白くなかったということではない。エッセイを読むと、その人の人生に同化するような気がする。経験を共有する、というか。ものを違った角度で見ることができる、というか。向田さんの人柄がにじみ出ているのであろう。とても愉快で、温かい本だった。いばる父と、その父をあたたかく支える母とおばあちゃん。その生活が見えた気がした。

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    投稿日: 2023.05.30
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    秀逸なエッセイ。思わず笑みも溢れる。でも、すっと寂しさもよぎる読後感。 個人的には黒柳さんのエピソードが盛り込まれていた「お辞儀」が面白かった。そのなかでも、母を香港旅行に送り出した飛行機の下りの描写が、その後の向田邦子さんの最期につながるようで、なんとも言えない気持ちに見舞われた。

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    投稿日: 2023.01.20
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    読み終えるまでに何ヶ月もかかった。それだけこの世界観に浸っていたい、終わってほしくないと願ってしまったのだ(実際は長い放置期間を挟んだ)。彼女の目や心を通して観る昭和初期の風景、家族の営みが、決して派手ではないけれどささやかなユーモアに満ち満ちている。断片的なのにしっかりテーマとリンクした思い出の数々は、時々ゾッとするものもありつつ、けれどそれらを見つめる眼差しはあたたかい。彼女のような文章を書けるようになりたいと素直に思う。そして彼女にとって大切な、身も心も移り変わる時期を過ごした鹿児島が、わたしにとっても「転」の地であることを誇りに感じた。

    1
    投稿日: 2021.08.29
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    すごい。読み進むうち、目の前に、昭和の生活が生き生きと再現され、路地裏の音が、生活の匂いが、さては、戦時中の光景までが、浮かんでくるようです。まさに生活の昭和史と言っていいのでしょう。 昔のことなんですが、読んでいて、全然違和感なく、引き込まれていくのは、いかに向田邦子氏が、すごい作家であったことの証なんでしょう。

    0
    投稿日: 2020.04.29
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    幾つかの違う記憶がタイトルに収束され、最後の数行で一つの作品として立ちあがる様が、ホントに素晴らしい。記憶にどっぷりと浸かりたくなる。自分自身の忘れているささやかな記憶を、なんとか思い出して愛でたくなる。

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    投稿日: 2020.03.10
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    庶民の日常史の一つというところでしょうか?正直に言って現実感が持てないのですが、時代は大きく変わっているということの証かと。それこそこんなの今だったらニュースになりそうな話もあるけれども(まぁニュースになること自体おかしいというレベルの話もありますけれども)。 それにしてもどのエッセイにも死の影が漂うのは意図したものなのか、はたまたこの作家の個性なのか、判断しかねるところですが、凄みは間違いなくあります。簡単に読める読み物ではなく、ゆっくり味わい、余韻に浸るエッセイかと思われ。

    0
    投稿日: 2019.11.27
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    著者の人生を振り返っての、些細なそれでいて多彩な出来事が綴られていきます。 本当にその多彩さには驚く。 著者の記憶力と表現力、感受性の豊かさには感嘆するばかりです。 そして、これは明らかに家族の幸福な思い出を綴ったものでもある。 関川夏央がこのエッセイ集をモチーフの一番手として「家族の昭和」を書こうとしたことに深く共感することができます。 数ある魅力的なエピソードの中で個人的にもっとも印象的だったのは「お辞儀」。 年老いて心臓を病み入院した母を姉弟4人が見舞いに訪れた見送り際、エレベーターの扉が閉まる向こうで深々とお辞儀をする母。 その姿を笑いながら涙ぐむ姉弟たち。 家族の深い深い絆を感じないわけにはいきません。 向田家の父は貧しい出自から叩き上げで大保険会社の支店長を務めるまでになった人物。 向田家はけっして金持ちではないが貧乏でもない。 父の厳格さ横暴ぶりには苦労させられるが、けっしてギスギスした雰囲気の家庭ではない。 そういう家庭環境の中で著者の魅力的なパーソナリティが育まれたことは想像するに難くありません。 著者は自身を評して「行き遅れ」「甲斐性なし」「オールドミス」「テレビのシナリオ書きなどというやくざな商売」などと卑下する言葉が連発されます。 また、鼻が低くて丸いことなどを取り上げ、器量もいまいちだと云う。 しかも食べ物の大きい小さいがついつい気になってしまうような貧乏臭さが抜けないことなども書き連ねます。 その一方で、少女時代から勘が鋭く目立つ子供であり、この時代の女性としてはかなりアクティブであったとも思われ、また、その器量(写真をみれば本人の卑下に反して明らかに美人である)と利発さから特に年上の大人の男性から好意をもたれることが多かったことをほのめかすようなエピソードも散見されるなど、その庶民性と才女ぶりという両面を持ち合わせていることが、著者の魅力なのだと思う。 この本には、飛行機事故を心配する場面が2か所も出てくる。 一か所は母と妹が海外旅行に旅立つ飛行機を見送りながら「どうか落ちませんように」と祈る場面。 もう一か所は著者自身が友人とペルーに旅行し、アマゾン行きの飛行機に乗る場面。 飛行機事故に遭う可能性が限りなく低いことは広く知られていることなのにもかかわらず、このような場面を描いていた著者が、これを書いた数年後に飛行機事故で生涯を閉じることになった皮肉。 著者の勘の鋭さがこんなところにも不幸にして現れてしまったのかも…などと今となってはふと考えてしまいます。

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    投稿日: 2019.01.06
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    さすが、お見事、と思ったら、コレエッセイとしては初モノ?ドラマの脚本ではなくての書き物として。 すごく気分良く読めて嬉しい。 解説の人の言うこともよくわかる。 飛行機のことが出てくるとドキッとしてしまうけれそ、書いているときはまさか自分がそんなことになるとは、もちろん想像もしていなかっただろうし、生きていてくれていたら、あれからどんなにまたたくさんの面白い作品を私たちにくれていたんだろうと思うと、返す返すも悔しい。 また向田邦子は読みたい。 日本語学校バザー ¢10

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    投稿日: 2015.10.08
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    なんとなく、有名っぽいので読んでみた 向田邦子さんって人は何した人かも知らず 解説よんでびっくりした けっこう面白くて、それなりに共感したり、なんか向田さんという人のことをちょっとわかってる感覚で読んでたから、(けっこう前だけど><)突然死んじゃったって知ってびっくりした・・ 戦時中のこととか、不条理なお父さんのこととか おもしろかった。

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    投稿日: 2015.01.25
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    再読 好きなエッセイの中のひとつ。 昔読んだ時より 父の詫び状が 様々な面から読めた気がするが また年を重ねて読むと 違うんだろうな 鹿児島時代の話が とても好き。時代は、違うが 同じ小学校に通っていたことが 私にとっては、嬉しい。

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    投稿日: 2014.09.23
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    「エッセイ」という言葉よりも「随筆」という言葉の方がよく似合う名作。一篇一篇が珠玉と言える名品集だ。 最近のエッセイ(まがい)で、このような文章が読めないのが淋しい。

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    投稿日: 2014.01.19
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    昭和っぽいけど、でも他人事じゃない感じ、、、 家族それぞれの人間味。あったかい。小さいころあんなことあったなぁ、大人に囲まれて育ったあの頃、あの人は何かんがえてたんだろう、 怒られたり、一緒にいたり。あの会話の時には?あの帰り道では? あの人は何を考えて、一緒にいてくれたんだろう?私に接してくれてたんだろう? 家族への思いが増す。今思い返すと、子供のころに見えなかったいろんなことが、子供のころの自分の目の記憶を通して見えるような、そんな本です。

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    投稿日: 2014.01.18
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    向田邦子のエッセイ。戦前の普通の家庭の日々が綴られてる。お父さんのはちゃめちゃさは、大人にならないと分からないよね。

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    投稿日: 2013.12.30
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    黒柳徹子の留守番電話の話は何度読んでも笑える。電車の中で読むときは要注意です。笑い死にしそうになりました。

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    投稿日: 2013.06.13
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     時々読みたくなる一冊。  向田邦子さんの文章はとてもきれい。美しい。日本人として触れておきたい文章だと、つくづく思います。  そして何回読んでも、同じところでクスッと笑ったり、ほろっときたり。何気ない会話や文章でつづられる日常に、こうも引き込まれるとは。   実はこの本、義母の蔵書。いい感じにやけた本を手に取ると、それだけで昭和に戻ります。  

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    投稿日: 2012.12.04
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    「ごはん」は中学校のころの教科書にも載っていて、何度も唾を飲んだのを覚えている。 食いしん坊な女子中学生だったな笑

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    投稿日: 2012.08.26
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    「思い出はあまりに完璧なものより、多少間が抜けた人間臭い方がなつかしい。」 留守番電話のエピソードに思わず笑ってしまった。

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    投稿日: 2012.08.02
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    著者の切り取ってくる場面に泣かされました。 あとがきの沢木氏の解説にもあるように、 最後に様々な場面が数珠繋ぎの様に結びつき 爽快感と余韻を残します。

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    投稿日: 2012.07.09
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    はじめての向田邦子です。 この歳になってようやく向き合い、じっくり読ませていただきました。 とにかくとっても文章が「綺麗」です。 それから構成が絶妙。 この本に出会ってはじめて、これからというときに 逝ってしまったことも知りました。 沢木耕太郎さんの解説ならびに、引用していた「ねずみ花火」が、私にも印象的です。

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    投稿日: 2012.06.10
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    これも大好きな本。こないだおばあちゃんの本棚からボロボロになった同じ本を見つけて再読した。読んでるとおじいちゃんの姿が浮かんでくる。おばあちゃんが大好きだった作家を、自分も大好きなことが幸せ!

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    投稿日: 2012.06.02
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    カオサンの宿の喫煙所の本棚にあったのを持ち出してコラートで読んだんだけども、「KL日本人会蔵書」と判があった。1981年12月25日の初版本だった。シェムリアップの日本人宿で交換してきた。

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    投稿日: 2012.03.30
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    太田(爆笑問題)が向田邦子向田邦子って言っているので読んでみた。やられましたー。 沢木耕太郎(解説)いわく「精妙にして鮮やか」な短編集。飛躍が激しくとも最後の数行にはひとつに向き直るダイナミックさっていうか。そしてにやにやしちゃうようなユーモア。と、少しの感傷。あーおもしろかったー。

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    投稿日: 2012.01.10
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    今なお高い人気を誇る放送作家・向田邦子のエッセイ。 身の回りの出来事をきっかけにしてそこから子供時代の思い出に飛躍的に導いて、戦前の情景と共に思い出を静かに、どこかユーモラスに書き綴っている。 様々な思い出やら思うところのものがタイトルテーマに沿ってテンポよく描き出される。 癇性の父親を軸に繰り広げられる暖かみのある家庭の情景を鮮やかに描写して、微笑ましい読後感へと誘ってくれる。 のんびりと本を読んで過ごしたいときにおすすめの一冊。

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    投稿日: 2012.01.04
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    初、向田邦子さん。 エッセイってパラッとサラッと読むものだと思ってたけど熟読しました。 黒柳徹子さんの留守電の話には電車の中なのに声をあげて笑ってしまい、東京大空襲のあとの食事の話には涙しました。 たわいない話もこの人にかかれば風景や匂いが想像でき、ずいぶん昔の話なのに身近に感じました。 ずっと手元に置いといて歳をとったらまた読みたいなと思いました。

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    投稿日: 2011.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    身の回りのたわいもない出来事を通じて人の心情を巧みに描いている。 初めてのアルバイトのエピソードが面白い。

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    投稿日: 2011.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時に厳しく時に優しい父、母や妹弟、祖母らの思い出を綴ったエッセイ集。沢木耕太郎氏曰く、「真打ち」と絶賛されたエッセイの最高傑作。著者が幼かった戦中から戦後にかけての、仙台、鹿児島などの生活の一コマがまるで昨日のことのように鮮やかに描写されている。一見無関係に思える出来事が視覚的なシーンとして淡々と現れては消え、関係ないようで最終的には一つのテーマに帰結する。

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    投稿日: 2011.09.04
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    読むたびに味わいの変わる本。 さりげない会話とさりげない日常が心に沁みる。 時々取り出して読んでみたい。

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    投稿日: 2011.08.09
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    初エッセイ。 とても面白かったです。 ものの見方の多面性だけでなくて、 単純に記憶力がすごいと思う。 昭和の家族ってすばらしいな~ 黒柳徹子氏が、九回に渡って留守番電話を残したという話は、 つい声を上げて笑ってしまいました。 その様子があざやかに想像できた。

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    投稿日: 2011.07.27
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    83013.329 完成度の非常に高いエッセイ。描写が精密で行き届いている。 再読→1985

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    投稿日: 2011.03.19
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    20111115読了 話が時間も空間も飛躍しまくる。けど、嫌な飛躍ではない。それぞれの話はテーマ(題名)でゆるくつながっている。ただ「伏線」と呼べるほどのカタルシスではなく、気張らずに、頭も使わずに、読めるエッセイ。あと、昭和の生活史が垣間見える、という解説。ほんとにその通り。

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    投稿日: 2010.11.18
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    何度も読み返す1冊。実際は虚実ないまぜなのだろうが、向田さんの筆力で、生き生きと現実感が息づいている、昭和のおとぎ話。

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    投稿日: 2010.09.12
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    向田邦子さんのエッセイ。 幼少のころ、特に家族のことを中心に書かれた 昭和を感じる暖かな作品です。 ここ数年オフロバに文庫を常備して 半身浴のお供に繰り返し読んでます。

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    投稿日: 2010.09.04
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    自分も昭和生まれなのに同じ昭和でも戦争前後を経験すると随分違うなとおもしろかった。お父さんのむちゃくちゃぶり、今じゃ絶対受け入れられない気がするけど、当時は典型だったようだ。各地方のおいしいもの。子どものときはおいしいものは本当においしかったな。

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    投稿日: 2010.06.19
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    向田さんの祖母の話が大好きです。 「明日ありと思う心の徒桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」 あと黒柳徹子さんの話も 笑

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    投稿日: 2010.03.30
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    高校時代の国語の師が日記でよく紹介していたので興味を持って手に取った一冊。 30年前の文章とは思えないほどびっくりするくらいスラスラ読めるエッセイ集。 昭和の家族の姿が快活でユーモアが散りばめられた文章で描かれている。 各章のまとめに書かれている哀愁を含んだ美しい回顧の言葉がこの本をただのエッセイ集でなく歴史に残る本たらしめているのだろう

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    投稿日: 2009.10.27
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    かなりの記憶力で幼少のことがつづられています。 右手が不自由で左手で書いたことがよかったのかもしれません。 じっくり思い出しながらかけたのでしょう。

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    投稿日: 2009.10.16
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    2009.08.07 話が二転三転…、電車で数ページずつ読むならともかく、腰を据えて真面目に読もうと思ったら退屈極まりない 黒柳さんの留守電の話だけは笑えた

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    投稿日: 2009.08.07
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    家にあった 発表は78年 この本を、小学生のときに読めと学校で言われたが、当時読んでもよくわからなかったのではないか。 昭和の色濃い雰囲気の中に哀愁が感じられる。 ユーモアのある、素敵な人だったであろう 作者の向田氏がお亡くなりになっているだけに、いっそう。 ねずみ花火、という章が好き。

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    投稿日: 2009.06.13
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     個人的には向田邦子の文章がもっとも好きだ。誰かが「いきなりきて名人である」と評していた。至言。文章は飛躍が多くて、最後に帳尻合わせをするパターンが多い。しかし、文章自体はきわめて洗練された「普通」なのだ。  自分も、向田邦子のような文章が書けるようになりたいと思っている。

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    投稿日: 2009.04.20
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    戦前,戦後の,私が見たはずもない昭和の風景, 家族のたわいない会話,情景,人々。 なのにどこか懐かしい。 向田邦子の本は初めて読んだのだけれどとても良い文章を書く人で, 短いページの中で展開される情報量は多弁で, なのに最後はすっきりまとまっている。 おもしろくてかなしくて,なつかしい本でした。

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    投稿日: 2009.02.26
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    とても頭のいい人だと思う。 ひとつのテーマのなかで次々話題が変わるのに、最後は落ちつくべきところへ落ちつく感じが、読んでいて気持ちいい。

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    投稿日: 2009.02.23
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    エッセイが好きでよく読みますが、個人的にこれを超えるエッセイ・随筆はなかなかないです。 表題の通り著者のお父さんのエピソードが多いのですが、まあとにかくいろいろ滑稽で、可笑しいんです。 でもこれが愛でなくてなにが愛でしょう。

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    投稿日: 2008.12.05
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    ユーモアであふれ、思わず笑ってしまうことが何度もあった作品だが、不思議と読後感は「おもしろかった」とはならなかった。戦争のある時代に生まれた人たちの文章は、少し影があり私達が知らないことをたくさん知っているのだと思う。

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    投稿日: 2008.09.03
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    2008.09.01. 何度も読む。何度読んでも、薄れず色褪せず、いい。戦前の家族の風景というのが、ありありと目の前に浮かぶ。特に、今はもうなくなってしまった偉大なる父の姿が。

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    投稿日: 2008.09.02
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    今でこそ普通のエッセイではあるが、 当時は相当斬新だったに違いない。 向田邦子さん、その人のような、 知的で、シャープな文章。 とてもリズムよく、しゃきしゃき読めた。 結構古い本なのに、 古さを感じさせず、当時の風土や人が いきいきと感じられる様は、20代の私には 逆に新鮮だった。

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    投稿日: 2008.02.21
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    こんな文章が書きたい。なんでもないように、さらさらと書いているようで、でも誰にも真似できない細やかさがあって。こんな女性になりたい。

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    投稿日: 2007.10.22
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    母の本棚から。同じ話の中でも飛躍が多くて、途中で「あれ?何の話だっけ」と彷徨うことが多々あった。でも、遺言状のつもりで書き始めた、という筆者のあとがきを読んで、たくさんの記憶を書き残しておきたかったのだろうと思った。

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    投稿日: 2007.09.24
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    向田さんの文章、好きなんですが、この本と「思い出トランプ」はとりわけ思い出深い本になっています。 初めて出会ったのは問題集。小学生ではまだよくわからなかったその良さが、読む度に深く感じられるような 気がします。 やはりこの本では父親の居る情景、というものがまずオススメしたいものでありますが、私としてはもう一つ。 食べ物の出てくる場面が好きなんです。思わずニヤッとしてしまう感じなんです。 空襲の日、もうダメかもしれないという状況で、あるだけの白米を炊き、不謹慎にも揚げ物のにおいを近所に まきながらさつまいものてんぷらを揚げる。畳に土足であがりこんで、横になる一家。 普段は怒鳴り、威張る父親が、躊躇した、畳に土をつける行為を、潔くやってのけた母の姿が印象的です。 家族の居る姿を見つめる筆者の視線の、優しいだけではない、あたたかさを感じられる名エッセイだと思います。 (2003年12月3日)

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    投稿日: 2007.09.12
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    頑固で不器用ないかにも「昭和の父」という感じがとても新鮮だった。表題作は強い父親の弱い部分が見えてとても感動する。

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    投稿日: 2007.06.13
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    向田邦子さんの文章を初めて読みましたが、何で今まで読まなかったのだろうという気持ちです。こんな風に、大きくなったときに「よかったなぁ」と思い返せる家族ってとっても素敵で、支えでもあり財産でもあると思います。こんなに心に沁みる文章を書く方が亡くなってしまわれたこと、残念に思います。

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    投稿日: 2007.02.11
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    向田さんのエッセイ第一弾。これは、ほんとに傑作だと思う。どこを切り取っても昭和。食べ物や立ち居振る舞い、言葉遣いにいたるまで。しかも映像で浮かんでくるような描写力。また、ひとつのエッセイのなかでかなり飛躍する話題が登場するかと思いきや、着地点ですべてがうまく絡まっているという向田さんの名人芸のオンパレード。秋の夜長にゆっくり味わいながら読むのにもってこい。

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    投稿日: 2006.11.10
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    つくづくエッセイのうまい人だと思う。短い文章に笑いあり、スタイルあり、ちょっぴり切なくなる一冊。テーマでは時代を感じさせつつ、文章は時代を感じさせない。

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    投稿日: 2006.10.18
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    今やどんなタレントでも出版できるもの、それがエッセイ。しかしこの本は別格。質のよいエッセイはやはり芸術なのだな〜。天性の文才を感じました。

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    投稿日: 2006.07.08
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    昭和初期から戦後にかけての生活が書かれたエッセイです。私はその頃まだ生まれてないはずなのにすごく身近な時代に感じます。自然な文章で体にすーっと入ってくる本です。

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    投稿日: 2006.03.12
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    ふだん威張り散らしながらも、家族思いのやさしい父。昭和のお父さんのにおいがする、味わい深いエッセイ集。

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    投稿日: 2005.10.28
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    私の理想の家族像の一つの形が、向田邦子の描く作品の中にある。頑固一徹、昔気質で不器用だが、何よりも家族のことを大事に思っている父親。文句一つ言わず、夫の三歩後ろを黙ってついていく、働き者でしっかりものの母親。できはいまいち、おてんばでやんちゃだが、気持ちが優しい子供たち。貧しいけれど温かい。ものはなくてもつながっていた(らしい)昭和の家族像が私はとても好き。

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    投稿日: 2005.09.24
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    起承転結でまとめられた文章は読んでいてキモチが良い。自分が知らない古い時代に、強い憧れを持った。少女の頃の向田さんや、ご両親のエピソードは微笑ましくホロっとくる。最高の1冊!

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    投稿日: 2005.09.19
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    古きよき時代の日本の家庭の様が、素直に書き記した作品。文章から思い浮かぶ情景が、心地よい気分にさせてくれる。

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    投稿日: 2005.07.08
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    昭和に生きる家族の風景。 この時代に生きていたわけじゃないのに、 読むとなぜか自分の子どもの頃を思い出す。 家族のあったかさとか理不尽さとか… 家族って難しいなぁって思うけど、 やっぱり子どもの頃は家族に守られてたんやなぁって思う。 今もやっぱり守られてるんやと思う。

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    投稿日: 2005.05.14
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    読んでみたら、向田さんの子どもらしくない子どもだった部分が、私の子どもの頃と微妙に似ていて、自分の子ども時代を思い出しながら楽しく読みました。 文の中に、向田さんも小学校を4回も変わった転校生だったとあって、「ああ、やっぱり」と納得。 馴染んで来たものを諦めながら暮らして育つのと、一所に暮らして外に憧れたり、今に満足しながら育つのとでは、考え方や感じ方も違うものなあ。 この本は、ずっと手許に置いておこうと思います。

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    投稿日: 2004.11.22
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    向田さんは思い出をいつも新鮮に持てるかわいくて素敵な女性だった。文春文庫版の沢木耕太郎さんの解説も必読。

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    投稿日: 2004.10.21
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    うちの母親がお気に入りで、彼女の作品はほぼ全て揃っている。昭和の『頑固で怖いくせに涙もろい』父親像が、切なく胸をくすぐる話。向田作品のどれもに共通することだが、何度読み返してもオチのある文章力は脱帽。

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    投稿日: 2004.10.05