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柳生十兵衛死す(下)
柳生十兵衛死す(下)
山田風太郎/小学館
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総合評価

5件)
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    比較的、地味だった上巻とうってかわって怒涛のごとく話が展開する下巻。上巻の冒頭で提示されたラストシーンに向け、一気に物語が収束していく様は本当に美しいです。まったく無駄のない構成にうっとりしました。それはそうと余談ですが、室町と慶安、それぞれの時代に入れ替わった十兵衛がいきなり予備知識なしで大問題に直面させられ立ち向かう様からは、引き継ぎやドキュメントもない炎上プロジェクトに投入されたエンジニアを想像しました…。

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    投稿日: 2016.02.07
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    とにかく能を媒介としてタイムスリップするという着想に尽きる。プロットはあまり盛り上がらず、ちょっと退屈か。十兵衛の死に必然があり、3部作の完結のしかたとしては納得。

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    投稿日: 2011.09.24
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    徳川と室町時代のタイムスリップと言うか、入れ替わりと言うか・・確かに発想は奇抜で面白い。二つの時代での争いが交互にノンストップの活劇となる。他の忍法帖のような抵抗ある色気はないが、死人も倍?ただ、展開の為とはいえ、偶然、たまたまが多すぎる。人物設定と行動も不自然で無理があり過ぎ。読者の混乱を避けるための表現と書きながら、作者自身がけっこう混同してるんじゃないかな~

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    投稿日: 2010.11.29
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    あいかわらず、上手くまとめるなぁ。 クライマックスシーン、まとめ方は天下一品でつね。読み終えたときはいっつも満腹状態。あとセンセはツンデレ書くのもうますぐる。

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    投稿日: 2008.02.23
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    十兵衛はふしぎな感覚にとらえられていた。謡の声、笛、鼓が耳の奥で響いている。金春竹阿弥の声がした。「十兵衛さま、あなたさまはご先祖の満厳さまに変身されたのです!」「冗談ではない、前の帝・月ノ輪の宮とお前の倅・金春七郎に後水尾天皇が刺客を放たれたので、助っ人に乗り出したとこだぞ!」。そして竹阿弥もなんと世阿弥に変身していた!天皇の地位、幕府転覆をねらう大陰謀に足利義満、一休、後水尾天皇、由比正雪、紀伊大納言頼宣がからむ。剣豪柳生十兵衛の剣と人間くささを描き、奇想天外かつ幽玄な究極の時代小説。

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    投稿日: 2005.12.19