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柳生十兵衛死す(上)
柳生十兵衛死す(上)
山田風太郎/小学館
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総合評価

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    慶安と室町、二つの時代の二人の柳生十兵衛。なんといってもタイムリープの鍵が「能」という着想が面白いです。忍法帖のような奇想天外な忍者たちは登場しないものの、その分主要キャラらが描きこまれ深みがあります。

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    投稿日: 2016.02.04
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    山田風太郎の小説は忍法シリーズを中心にずいぶん読んできたつもりだが、何故かこの「柳生十兵衛死す」は読み残していた。感想は下巻で。

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    投稿日: 2015.06.14
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    そこには、二人の男の死体があった。 一人の名は、柳生十兵衛。そして、もう一人の名も又、柳生十兵衛。 果たして、この二人が死に至るまでに、一体何があったのか? 少年時代の一休さんとか、明正天皇の悲恋を軸に話は展開していきます。最後の、一文に向かって全てが収束されていく、爽快感というか、最後の一文が分かっているのに、けれども、キターッ、と叫ばずにはいられない、悲しく寂しいのだけれども、納得の結末。

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    投稿日: 2010.05.26
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    エンタテインメントを書く人。痛快無比なもので時間をすごすのもいいんじゃないか。見えない都市。物語の中で物語を描くメタフィクション。マルコポーロがどこにもない都市のことを喋る。有得ない世界を綴っている

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    投稿日: 2010.05.25
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    おもしろい。ひきこまれる。楽しい時間をすごせる。素晴らしい。文学小説がエラソーにしてるのはまったくもってけしからん。折角自由に表現出きるのに、それをしない手はない。 SFほど小説にふさわしいものはない。 世界最大のベストセラー、『聖書』だって、ありゃSFともいえそーだ。 『地球に表紙をかぶせときゃいい』と言ったのは坂口安吾だったけか? せせこましいクソリアリズム文学小説程くだらないものはない。ノーベル文学賞改め、ノーベル小説賞にすべきなり。

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    投稿日: 2008.02.23
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    鴉がしきりに鳴く…。茫々と薄墨に染まる木津川の河原に一人の男があおむけに倒れていた。抜きはなった刀身は血ぬられ、脳天から鼻ばしらに絹糸のような刀のすじが見える。「こんなことが!我らの殿をかくも見事に斬るとは!」。死者は天下無敵の剣豪・柳生十兵衛であった。が、開かぬはずの方の目がかっと見開いていた!室町と慶安を舞台に250年の時空を超えて飛び交う柳生十兵衛二人―満厳と三厳。剣の奥儀と能を媒介とした壮絶無比の大幻魔戦。伝奇小説の大御所が放つ畢生の大傑作。

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    投稿日: 2005.11.28