Reader Store
二人で生きる技術 幸せになるためのパートナーシップ
二人で生きる技術 幸せになるためのパートナーシップ
大塚隆史/ポット出版
作品詳細ページへ戻る

総合評価

5件)
4.3
1
3
0
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    新宿3丁目の「タックスノット」というゲイバーを営む、大塚隆史さんによる書籍。 内容は、筆者の半生を語った自叙伝であり、なおかつパートナーシップに関する持論を展開していく。 個人的には面白いと感じた。星評価するならば、星4.5くらいの面白さになるかと思う。 過去の描写がビビッドでよい。幼少期や青年期について、筆者の記憶力の強さに驚かされる。描写は詳細で、なおかつその中に感情を込めるのが巧い。 行ったことのない当時のニューヨークに自分が立っているような、自然に手を繋いでデートをするゲイカップルに感銘を受けたような、追体験のような読書ができる。 ゲイの人生について問われたら、自分語りするよりもこの本を1冊薦める方がスムーズかもしれないと感じるほど。 ただし、生きてきた時代背景がそうさせるのか、筆者には恋愛的な部分で奔放さ(と言って良いんだろうか)を感じてしまって、その部分を受け入れがたい読者もいるのではないだろうか。と思ってしまった。 例えば、彼は付き合って9年になるパートナーがいたが、疎遠になってきてしまって、バーに来店した若い男性を自宅に呼び、その日の内にキスを迫る…など。 しかし、そういう部分はありつつも、全体的には学ぶべき箇所がある書籍だった。奔放さとは書いたものの、筆者のパートナー歴は10年、9年、そして現在のパートナー、とそれぞれ長い。その中で学び、試行錯誤した点については、若い読者にとって教訓となりえるかもしれない。 例えば、二人の間の問題について。どちらかが悪い、ということではなく共有することが大事。二人の問題にしてしまえば、問題の半分は解決したようなもの。などと言った教えは、深く頷ける想いがした。 (書評ブログもよろしくお願いします) https://www.everyday-book-reviews.com/entry/2021/12/21/%E3%80%90%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AE%E7%AF%89%E3%81%8D%E6%96%B9%E3%80%91%E4%BA%8C%E4%BA%BA%E3%81%A7%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E6%8A%80

    4
    投稿日: 2021.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    同性愛者の愛の記録である。愛と書いたが人を好きになったのが同姓であれ異性であれ悩みは同じである。楽しかったり、怒ったり、嫉妬したり。出会いと別れの仲でいろいろな思いが交差する。一つだけ違うのは、同性なら結婚という縛りがあるが、同性だとそれがない。だからなのか、同性愛者には長続きするカップルは少数である。 この本はどうすれば長続きすることが出来るのかということを体験を基に考えている。技術というよりこうすれば上手くいくんだよと経験を積んだおじさんが若い者に蘊蓄を話している。しかし、その蘊蓄は嫌味が無くてためになることが多いように感じた。同姓であれ異性であれ愛するということは悩みが多い。そんな人にお勧めの本である。

    1
    投稿日: 2014.10.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    同性愛が異性愛と全く変わらない愛のひとつだということを事実として社会に突きつけることができていると思う。同性愛ということに偏見を受けながらもパートナーを築いていく様子を描く書。同性愛の人が、励まされ共感するところもたくさんあるだろうし、いくつものハードルを乗り越えていく様子は、同性愛だからではなく異性愛でも似たようなことがいくつもあること。だから、あえて異性愛の人にこそ読んでもらいたい。

    0
    投稿日: 2011.03.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すごく、良かった。 なんだろう、何がいいんだろう。 ちゃんと、この人が自分の言葉で自分の感情を言葉にしているからかな。すごく、理解できた。 嫉妬する事、恋愛したときの事、恋人への思い、セックスへ意識・・・。 私も・・・恋人とトゥマンな関係になりたい。 もう、結婚したから幸せ、なんていえない。 ちゃんと、好きな人と、チームを組んで、お互いを許し合って、生きていきたい。 これ…図書館で借りたけど、欲しいなぁ。ほんといい本。 ------------- まずはそこに「二人の問題」があると、二人の間で認識が共有されることが重要だったのです。 僕は、この贈り物を手にしたことで、自分がどれだけ「身近なひとから全肯定されたい」とのぞんでいたのかを知りました。 「一人で生きていく」ことを肯定的にとらえようとしてみる。 「僕にとってパートナーシップというものは、基本は一人で生きられる人間が、敢えて二人で生きることを選択するもの」 現状の把握は、今自分たちがどこにいるのかを教えてくれます。「今どこにいるか」がわかり「どこに行きたいのか」のイメージがあって、初めて正しい方向へと動き出せるのです。 「目的地を共有しておく」 「意思を確認しておく」 「現状を把握する」 「技術によって関係を調整する」

    1
    投稿日: 2010.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私は生物学上も異性ですし、ストレートなので、 ちょっと引く生々しい表現もありますけれども、 表面的なものに惑わされず、きちんと本質を読むと深いです。 普通以上にハードルの高い皆さんの努力の数々は 見習うべきことも多いと思います。

    0
    投稿日: 2010.01.16