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powered by ブクログ●70年代から00年代の30年の間に新刊発行点数は4倍になった。けれど、本は売れなくなった。→コスト・質を下げてでも本を出す。なぜなら再販制度があるから、書店・取次に返金をしなければならないため、それを上回る本を出す。→自費出版、ネット本、素人ライターでコストダウン→そして、質は下がり、売れない本がますます増える。こうして悪循環が生まれて、出版業界の自転車操業と新刊洪水は、本の短命化をもたらした。読者の知らないところで、本が生まれ、返品される。
0投稿日: 2018.10.22
powered by ブクログ読書離れは本当に進んでいる?そんな疑問に答えてくれる本。簡単な統計ひとつとっても電車の中で本を読む人は減っていない。これは青少年の犯罪が実際は減っているのに増えていると感じるのと同じこと。唯、本が売れていないだけ。その他にも本屋大賞の成り立ちや新刊の現在の発行状況等について詳しく教えてくれる。
0投稿日: 2015.06.08
powered by ブクログ出版業界で起きている様々なコトをルポ。 出版社や本屋にとって、今の状況は全然よくない。でも何かを変えるのは、怖い。 もう限界だ、システムが破綻してると言われ続けて何年経ったんだろう。 この本が出て、もう5年。事態はさほど変わっていない。
0投稿日: 2014.11.30
powered by ブクログ書店の平台に並んでるのが嫌韓・嫌中系の本ばかりだという批判があるが、それを取り除いたところで残るのは『長生きするには肉を食べるな』みたいなあやしげな健康本か『ほんとうに夢を叶える引き寄せの法則』みたいな胡散臭い自己啓発本か『◯◯力』みたいな芸能人が書いた(とされている)中身の無い新書ばかりだろう。そもそも本の中身に関わらず、買われた本はろくに読まれていないとすれば、扇情的なタイトルでいかに売るかだけを考える業界の構造は、システム的に当然の帰結だ。 再販制度、自費出版、ベストセラー、本屋大賞、新書ブーム、インターネットとの関係、などなど。本書では、業界外にもよく知られた問題を取り上げるが、共通するのが『本』というのはもはや純然たる『読み物』ではなく、物質としてのパッケージングがあることにより、タイトルの内容に興味・感心があることを内外に示す自己顕示欲としての意味合いの方が強くなっているということだ。スマフォの普及により、ネットニュースで、まとめサイトで、twitterで、LINEで、と活字を読む機会はむしろ増えているが、現状の本の売れ方が『読むためのもの』ではなく、『物として所有すること』による面が大きいとすると、本をそのまま電子書籍にしても今までのような売上を維持できないのは必至だろう。 業界というものはあるべき姿が存在したとしても自然にはそうはならず、ただシステムのインプットとアウトプットのフィードバックの流れにまかせ、行く末が決定される。だからといって正しい眼と耳を持って予測したとしても、ブラックスワンのような、予想が出来ない方向からの革新が登場する可能性もある。そこそこの顧客でありながら業界の裏側の端っこにもいる自分としては、せめて既得権益の保護のためではなく、新しいシステムの構築のために働きたいものだ。
0投稿日: 2014.10.19
powered by ブクログ逗子図書館で読む。非常に興味深い本でした。久しぶりに著者の声を聞きました。腹の探り合いでした。そのうち、どうにかなるでしょう。
0投稿日: 2014.07.20
powered by ブクログ本の生まれ方 読まれ方 売られ方 並べられ方 フリーライターの著者。読後、出版事情や図書館事情に明るいっていうよりは、あちこちに顔が広い事情通のおっさんというイメージが出来上がります。 現在と状況が異なるために、時代遅れの感が強い意見も見られるけれど。書店・出版・流通・作家たちの悪戦苦闘が、僕たちの読書に大きな影響と偏向をもたらしうるという・・・。 「わかってたけどわかってなかったようなこと」がほんの少し分かった気になる本です。 幅允孝や沢辺均との対談も載ってます。 しんどくて給料安い業界だけど、決して地味な人ばかりではないんだ、と。 先(現在)を追ってみたくなる、間口の広い入門書です。
0投稿日: 2014.04.12
powered by ブクログ本の現在(2005から2007の原稿)を制作側と読者側の両方から考えている本。 本書の特徴は何といっても著者の想像や推測の産物ではなく、関係者へのインタヴューや統計資料を基に考察が行われているという点。 そのため楽しく読め、かつ、他の本では扱われていない現場(編集プロダクションなど)の声も汲み取られている。 電子書籍に関してはまだまだ携帯漫画だけの時代なので、ほぼ言及はない。 ネット発の本に関しては現況の本ということに限るのであれば、現在にも当てはまるのでは。 ただ、ブログやニュースサイトなどはそれはそれで一つの形態であり、パッケージされた本とは別の次元で考えるべきだとは思う。 どうしてベストセラーに対して嫌悪感があるのかとういことは自分も気になる。 多くの人が楽しく読めるということは内容が平易だろうと思ってしまうからか、はたまた、ありきたりな内容の携帯小説がベストセラーになったことがあるという過去の実績からか..。
0投稿日: 2013.02.14
powered by ブクログ7年前の本なので、背景的な部分はかなり古い。ただし出版を取り巻く環境や、人といった視点ならば内容的には参考になる部分も多い。 細かいところまでは理解していなかったが、既存の出版界は返本制度のために「返本による返金があるために、返本になる以上の本を出版しなければならない(出版分-辺本分の金額がキャッシュ・フローになるため)ために、内容の粗悪なものでも数を出して稼がなければならない」という状況。 こーゆークソな環境がまかり通っていて、それを変えられないような業界ならばもう息は長くないのでしょう。 なるほど。
1投稿日: 2013.02.13
powered by ブクログ書籍の発行数の変化などのデータがグラフ化されると近年の本の事情がよく把握できる。編集者の役割、朝の読書運動、流通・書店事情など、まさに「本の現場」を見せてくれる。
0投稿日: 2012.02.21
powered by ブクログ04年~07年に書かれた記事+補足。 電子書籍に関する本を読んだ後でやはり古い感じはする。 ネットの影響がこれ以降どこまで進んでいるのか。 本を読むって形はそう簡単に変わらないだろうが 本の形で出てくるものはどんどん変わっていくのかも知んない。 なんて本屋に行っても洋裁の本しか最近見てない私。 もっとうろうろしないとなー。 http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1970.html
0投稿日: 2011.12.18
powered by ブクログ夏に大学の資格講習で紹介された本。 副題の通りに「本はどう生まれているか」「本はどう読まれているか」と二部立ての構成になっている。 読書ターゲットは出版業界に関わる人や業界を志す学生。グラフや表などを多様しており、興味や問題意識を持つ人には、わかりやすいのだろう。文体も易しく、高校生程度なら読めるのではないだろうか。 ただし、門外漢の私にはいまいち理解できず… どうやら著者は、出版業界に問題意識を持っており、それを批判する立場らしい。 わからないなりにも、「あ、そう言えば…」という部分はたくさんあった。 私たちの読書も、目的や必用性のあるものは選書に気をつけないといけないな、と感じた。
0投稿日: 2011.12.18
powered by ブクログ本好きな人もそうでない人も出版業界や書店のことが少し見えてきて、おもしろくなるかも… あなたは本をどう読みますか? 【熊本県立大学】ペンネーム:本好きの読書キライ
0投稿日: 2011.10.27
powered by ブクログ発行部数の増加→1冊あたりの販売部数の低下→返品率の増加(4割) 出版社は納品数より返品数が多くなる事態を避けるため、納品数(新刊数)を増やす→→本の短命化(1冊の本が書店に並ぶ時間が4分の1に) 出版社が本の内容の良さを保障していないことが問題 漫画誌→ネットへ→出版社が楽になる インターネット=無料・おもしろい →コンテンツを作るプロと素人の差別化が重要=おもしろさの保障 情報の無料化について考える →自分の会社に利益をどうやって出させるか 無料=多くの人に見てもらえる、読んでもらえる手段 値段と情報流通の関係 フリーペーパー=消費者の値段の感覚を変える?→本の首を絞める? ex)bookoffは安い→正規の価格は損なのではないか 出版社:売れないからたくさん作る→出版点数の増大→書籍の短命化→1冊あたりの販売部数の減少 →→→売れないからたくさんつくるという状況をやめるべき!! 売れない原因の追及が必要 書籍本来の目的=読んでもらうこと
0投稿日: 2011.10.06
powered by ブクログ2011 8/23読了。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 『インタビュー術』や『恥ずかしい読書』の永江朗の本。 前から気になっていたので、お盆休み明けに図書館をぶらついていて目に入ったのを気に読んだ。 雑誌『図書館の学校』(現『あうる』)での連載をまとめた本。2005-2006年頃の連載に、2008-2009年頃の補遺とインタビューが付け加えられている。 いくつか初めて聞く(あるいは聞いたが忘れていた?)話もあり面白かった。 以下、メモ。 ・本を読むのは若者⇒若者が減れば売れなくなる、という単純な指摘が出版科学研究所員へのインタビュー中で出ている(p.12) ・リストラ/退職した編集者が編プロを作って本作を支えている?(p.21) ・返本に対する出版社から取次への支払いを、出版社からの納品分で相殺している?!(p.24) ⇒・ありゃー、それは出版点数が増えてきたってのもわかるな・・・ ・毎日新聞の世論調査では読書離れは起こっていない(p.114) ⇔・全国農村読書調査では1988-2008年で確かに読書率は落ちている。低いのは40・60代で若者ではない ・通勤電車内での読書も、トーハンの調査によれば1986-2007年で減るどころか増えている(p.124)
0投稿日: 2011.08.23
powered by ブクログ出版社の事情、編集者の事情、ライターの事情、情報の変化・・・。社会はどんどん変化している。 本をとりまく人々やしくみの対応できないさまざまな要因、実験的な試みからの新しい芽。 事情を知っておくことで、関係のとり方を工夫することができると思う。
0投稿日: 2011.03.08
powered by ブクログいろんな角度から 本がどう生まれ 読まれているのかが 書かれているから 興味ある所だけ読めばいいんじゃないかなぁ まぁ ふつーっちゃふつー あと 2005年~2007年くらいに まとめられた本なので ちょっと古さを感じたなぁ 自分にとっては 大学生終わり~社会人始まりくらいだもんな あの頃と今は きっとITの技術が全然違っているんだろうなぁ そう考えると 文化が進化するのは早いなぁ って思いました。 本の話とは違うって まぁその程度の本だったってことじゃないですか
0投稿日: 2010.10.26
powered by ブクログ出版関係の本を読んでおこうかと思って、学校の図書館で借りてみた。うんうんと頷けるばかりではないし、難しくてよくわからないところもあったし、考え方に賛成ばかりではなかったけど、興味深かった。せっかく本屋でバイトしてるんだからもうすこし考えてみてもいいよな。就職希望と関連もあるんだし、と。幅さんのお仕事にとても興味を持ちました。
0投稿日: 2010.09.30
powered by ブクログ1990年代の出版界の状況を書いた佐野真一の本を読んだことがありますが、この本は2005年以降の本の読まれ方と出版界の現状についてまとめています。 最近、通勤電車に乗っていて、本を読んでいる人が増えているように思います。90年代はマンガ本か雑誌や新聞、2000年頃から携帯電話やゲーム機で遊んでいる人が多くなったような記憶があります。ここにきて本の良さがまた見直されてきているのかなと感じることがあります。そのような兆候も既に2007年頃からあったようで、筆者はネットに飽きてきた人達が回帰してきているのではないかと考察しています。そのような読者を巡る環境の変化に加え、出版界の問題(特に再販制度)など多方面から考察しており、とても面白い内容です。現代の読書事情をザックリと理解したい人向け。 (覚え書き) ・新刊洪水の要因は再販制度にある。 ・自費出版ビジネスの問題点、書きたい人は増えるが読みたい人は減っている現状。自費出版は制度にも問題がある。 ・ネット小説は一時期メディアに取り上げられたが、その後は思ったほど売れていない。 ・フリーライターが増加しているが、続けるには書き続ける能力と経営感覚が必要。 ・編集プロダクションは出版社には便利な存在で増加している。実態は過酷な条件での仕事が多い。 ・情報の無料化(フリーペーパーなど)のからくり。無料だけれど、その費用は結局読者が払うことになる。 ・朝読が学校で実践されるようになってきた。若者の読書離れと言われるが、このような活動は効果がある。朝読をやるようになって、生徒が落ち着いて勉強できるようになった。 ・親が本を読まない家庭で、子供に読書させようとしても説得力がない。 ・出版界は、読者の本離れを本が売れない理由に挙げているが、きちんと統計を取っていないなど業界として努力が足りない。 ・新書がブームで各社で競って新刊を出しているが、内容は薄っぺら。しかし若手の学者にとっては良い発表の場となっている。 ・独自のセレクトによる新しい業態の本屋も増加している。書店の活性化のアイデアとして注目。 ・いろんな基準による文学賞があることは良いことである。文学賞は芥川・直木賞だけではない。ノミネート作品が発表されると、大量発注・大量返却(外れた作品)が発生するが、これは書店にとって悪しき習慣。 ・ベストセラーになるには、読者が「飛びつく」感覚が必要。
0投稿日: 2010.08.24
powered by ブクログわかりやすいです。本を巡る環境は2010年大きく変わると思われるので、そのへんは考慮しないといけないだろうけど。
0投稿日: 2010.05.31
powered by ブクログ「本のニセ金化」、「新刊洪水」など、出版業界の腐った部分がこれでもかって程暴かれている。 旧態依然の構造に囚われている業界の真相を知るにはうってつけの一冊。
0投稿日: 2010.05.03
powered by ブクログ既得権ビジネスは、イノベーションのジレンマでまだまだ苦しむんだろうな。 うちは、親戚みな本が好きで、親は数千冊本を持っている。 本がある環境で育ってきたけど、そういうほうが少ないのかな。 12,35,50,59,75,83,106,135,138,217,219
0投稿日: 2010.03.21
powered by ブクログ若者の活字離れって聞く度にほんとかなって思ってたところ、この本を読んで確信しました。活字離れの背景にはむしろ本をあまりよまなくなった大人による出版会の売れ行き不調が、あたかも本をあまり読まないと思われがちな若者へと向けられたものから起きているものなんだと。むしろ若者は本を読んでいるんだ!
0投稿日: 2010.03.04
powered by ブクログ2009/12/11-12/21 天神 最初の章を読み始めたばかりだが、肝に銘じておく。『日本語人口は減少する』 近隣国と比べても、ユニーク言語の割に出版物点数が多い国だ。文化の成熟度?かとも思ったけど。
0投稿日: 2009.12.11
powered by ブクログ■■■2009.11.26(木)18:30~20:30 永江 朗 《内容紹介 30年で出版点数は4倍になり、 1点あたりの販売金額は半分になった。 本の現場を取材した永江朗の最新刊。 ●2005年~2007年に『図書館の学校』(現『あうる』)で連載された「本はどのように生み出されているのか?」、「本はどのように読まれているのか?」の単行本化。 ●書き下ろし「附記」を収録。 ●ブックディレクター・幅允孝氏インタビューと、著者が現在の出版事情を語るインタビューを特別収録。 内容(「BOOK」データベースより) 30数年で新刊が約4倍に増えた。この「新刊洪水」のからくりを知りたい―そんな動機から取材がはじまった。自費出版事情、ケータイ小説、フリーライターのいま。日本人の読書率。ベストセラーの読み手は…「本の現場」でいまなにが起こっているのか。》
0投稿日: 2009.11.27
powered by ブクログ永江 朗ってけっこう癖があったあんまり読んでいなかったのだけれど、 この本は絶品!!すごく良かったです。 本当に「本の現場」に関わることを網羅的に書いていて(取次に関しても多少コメントは欲しかったけど…)、データもちゃんと掲載されていて読んでいて面白く勉強になりました。 ただ、非再販にするのならばもうちょっと売り方を工夫するべきなのではないかな…バーコードなくすとか。 amazonですら今のところ普通の値段で売っているしね。
0投稿日: 2009.08.01
